スタッフの方々が皆賢明で堂々としていて、その言動が内面の情熱から来ているようでそこに感銘を受けた。そして詩人ユーセフ・コマンヤーカ氏の言葉は特に印象的だった。
環境音に始まり環境音に終わるのがお決ま>>続きを読む
鑑賞記録。
ろーりんぐすとーんずのことを歌うJ-POPはたまに耳にすることがあるけど本家は聴いたことがない。ただ(訳あって)チャーリーワッツがドラム叩いてるの観たかったので鑑賞。組み合わせが奇天烈な>>続きを読む
"この世は恐ろしいよ
誰にでも'言い分'がある"
ジャン・ルノワールの小劇場へようこそ!
ブルジョワの館に集まった貴族とそこに仕える労働階級の人々の破茶滅茶な恋模様を描いた群像劇。
欲望の対象が>>続きを読む
真っ白うさぎの耳がもげそうだよ少年。
カメラワーク、構図、配色、小物のチョイスとその配置。写るもの全てが計算され尽くされ、その美がほとんど完璧。
リゴレットの父と子の悲劇。タラの町は幻か。暗殺され>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
'最強少女、覚醒'とのキャッチコピー。
いや、ほんと、その通りなんだよ。
…だけどそれだけなんだよおお😣
少年ジャンプ的な世界観にスロモとCG駆使したアクションシーンがハイライト。ここの展開は良か>>続きを読む
ジャンヌ・モローのアップから始まった時点でもう引き込まれた。彼女のメタ的存在はカメラ目線やモノローグで表されるけど、道路を横切るシーンはその最たる描写だと思う。
フィルムノワールという主旋律からの唐突>>続きを読む
空気感が良かったです。セットの感じが懐かしのシットコムっぽくて、'セント・エルモス・バー'がチアーズのバー'チアーズ'やフレンズの'セントラル・パーク'カフェ的な存在なのかと思いました。(劇中ではそこ>>続きを読む
舞台はナチ占領下のフランスの田舎町。無神論者でかつてコミュニストの闘志だったバルニーは娘の洗礼式をきっかけに教会に興味を持ちはじめる。ある日、からかい半分で告解室に入るが、そこで出会ったモラン神父とカ>>続きを読む
2022.3.6
点数は控えます。
再鑑賞
'言葉なんか覚えるんじゃなかった'
感情だけが最後に残る。
田村隆一の帰途に出会って、すぐに詩集を購入したことを思い出して本棚を漁った。
観始めてなんだこれは、となり、コントの連続すぎて少し不安になったけど風のシーンでは声出して笑いました。しっちゃかめっちゃかなシーンが多かったけど妙にわくわくして、ラストも幸せな気分になれました。
牧>>続きを読む
1982年テレビやビデオが台頭し始め、それによって映画が滅びてゆくのではないかと疑念を抱いたヴェンダースは同年のカンヌ映画祭で15人の映画監督にインタビューを行う。ゴダール、アントニオーニ、ファスビン>>続きを読む
何十回目かの鑑賞。今更感。
やっぱり未来少年コナンが原型だよね?
だけどドーラの若い頃ってシータに似てる。シータ将来ほんとにドーラみたいになるかも🤭
姉妹の微妙な関係性、憧れと嫉妬が混ざった複雑な感情、姉に近づきたくて背伸びしたり、恋心から妄想を抱く思春期の心のありようがリアルに描かれていた。
事態を見守るステラの真っ直ぐな眼差しと健全さが印象的>>続きを読む
80年代初頭NYブロンクスを中心に広がったストリート文化、グラフィティの黎明期を捉えたドキュメンタリー。
'貧困層'地区出身の青年たちによるグラフィティがNYCサブウェイの車体をボミング(グラフィテ>>続きを読む
数年前にゲリン特集上映で観たけど記憶があいまいなので再鑑賞。当時の印象を思い出しつつ感想をここに。
現代におけるミューズ像を探るため、ピント教授はバルセロナ大学で「ミューズ・アカデミー」を開講する。>>続きを読む
監督 トム・ムーア
製作 アイルランド、フランス、ベルギー 2009
原題 The Secret of Kells
'世界一美しい本'と言われるアイルランドの装飾手写本、国宝'ケルズの書'。
聖な>>続きを読む
多くの人に観て欲しい。
39分と短い物語の中に、ジェンダーマイノリティの理解に役立つ'感覚'がすごく細やかに描かれている。
教師、クラスメイト、友達それぞれが持つ当事者への理解と偏見。どの言動が当>>続きを読む
『ナチュラル・ウーマン』のセバスチャン・レリオ監督作品。
グロリア58歳。12年前に夫と離婚。子供達が独立して家を出た後は独り身の生活を送っている。仕事も順調で経済的にも自立したキャリアウーマンだけ>>続きを読む
ワクワクした。20年も30年も誇りを持って楽しそうに働けるのすごい
ベーメルマンス・バーの可愛らしいウォールペイント。自分のイニシャルが刺繍されたピローケース。セントラルパークビュー。Woooow!
色鮮やかな大きいポピーの花柄、<ウニッコ>を代表とするデザインで有名なフィンランドのテキスタイルブランド、マリメッコ。本作はその創業者、アルミ・ラティアの伝記映画。
オフブロードウェイのような演劇を>>続きを読む
監督 たむらしげる
製作 日本 1993
原作 銀河の魚 著 たむらしげる
天文学者の祖父と湖に浮かぶ島で暮らすユーリ。人里離れたその場所は空気がきれいで星が良く見える。湖で釣った魚のくんせい、温室>>続きを読む
監督 フレデリック・バック
製作 カナダ(モントリオール)1987
原題 L'HOMME QUI PLANTAIT DES ARBRES
原作はフランスの同名短編小説。
この物語に初めて触れたのは>>続きを読む
監督 加藤久仁生
製作 日本 2003
原題 或る旅人の日記
足の長いラクダみたいな豚にまたがり、コウモリとプテラノドンの間の子みたいな鳥を仰ぎ見ながら、砂漠のような風が吹く青緑の草原を南へ向かう。>>続きを読む
監督 加藤久仁生
製作 日本 2008
仏題 La maison en petits cubes
※ナレーション無しで鑑賞
レンガを丁寧に積み重ね、一つ、また一つと家<Home>を建てる。ある時振>>続きを読む
父親のお葬式に集まることになる娘、息子と、継母の連れ子。亡き父が昔よく作ってくれた料理で食卓を囲み、バラバラになった家族がまたひとつになるー。
父が墓まで持っていこうとしていたはずの秘密を子供に打ち>>続きを読む
下女(メイド)が幸せな家庭を崩壊させていくという話。
映画パラサイトの元ネタと聞いて鑑賞。インスパイアされたというのは見て取れるけどまた違うこわさ🥶
前半笑える箇所もあって(息子が'まことちゃん'み>>続きを読む
再鑑賞
首都マドリードの中心地の邸宅で暮らす9歳のアナは、母(ジェラルディン・チャップリン)を病気で亡くした三姉妹の真ん中っ子。母親の死が支配的な父親のせいだと思っていたアナは毒薬(だと思っている)>>続きを読む
祇園の季節。夏の京都。小学生6年生のレン(レンコ)は、両親が別居することになり父が家を出、母と二人で暮らすことになる。レンにとって”別居”は文字通り別居で、父はいつか戻ると思っていた。しかし母が準備し>>続きを読む
ホラーはかなり苦手ですが本作はその要素が少ないと聞いていたので鑑賞。ディレクターズカット版です。
あらすじ
スウェーデンの夏至祭に行くため、主人公ダニーと彼氏クリスチャン、とその友達一行(ジョシュ、>>続きを読む
監督 トム・ムーア
製作 アイルランド 2014年
原題 Song of the Sea
2016年に日本で公開されたアイルランドの長編アニメ。
アイルランドといえば妖精というイメージがありますが、>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
監督 クロード・バラス
製作 スイス 2016
原題 My life as Zucchini
虐待を受けていた主人公ズッキーニが母の死後、保護施設へ預けられ、そこで複雑な家庭事情を持つ心に傷をおった>>続きを読む
再鑑賞
ママみたいなマリーと娼婦みたいなヴェロニカ。2人の女性の間を行ったり来たりのアレクサンドル。
70年代パリを舞台に、男女3人の恋愛模様を描いたポスト・ヌーヴェルバーグの傑作。3時間という長>>続きを読む
近年の酒文化を代表する女性達:広島の酒蔵今田酒造を受け継いだ杜氏、酒とフードペアリングで斬新なアプローチに挑戦し続ける若きフードソムリエ、ニュージーランド出身の日本酒コンサルタント、3人にスポットをあ>>続きを読む
監督 ウェス・アンダーソン
製作 アメリカ/ドイツ 2018
原題 Isle of Dogs
ウェスのフェチが溢れてる。
細部まで綺麗に整ったビジュアル、完璧な世界観だけど物語に隙が無くて画一的な感>>続きを読む
監督:ワジム・クリュチェフスキー
1966年制作のロシアの人形アニメーション。
花を愛する醜く青いワニが可憐な白い子牛に恋する物語。周りから美女と野獣あつかいされるも花々に囲まれ愛を育む二匹。しかし>>続きを読む
監督 イジー・トルンカ
製作 旧チェコスロバキア 1965
原題 Ruka (英題 The hand)
再鑑賞
チェコ人形アニメの巨匠イジー・トルンカの遺作。
陶芸(植木鉢作り)を愛するピエロと>>続きを読む