オーウェンさんの映画レビュー・感想・評価 - 193ページ目

オーウェン

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モンスター: その瞳の奥に(2018年製作の映画)

2.8

突然捕まった17歳のスティーヴ。
スーパーで起きた強盗殺人に関わっていたというが、その是非を巡り裁判へと向かっていく。

時代を反映させるように黒人には不利な裁判の進み方。
明らかに裁判員は白人だらけ
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プラクティカル・マジック(1998年製作の映画)

1.6

サンドラ・ブロックにニコール・キッドマン。
魅力的な二人の女優の共演はあろうことか、お互いをつぶしあう結果になってしまった。

別に魔法を隠して普段どおりの生活を望んでいるなんてのは分かるが、肝心の魔
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マクマホン・ファイル(2020年製作の映画)

2.5

前半の情報収集から中盤の自身が狙われていく描写。
そして後半残り30分ぐらいの失速がまあすごい。

レーガン政権時代の横流しされていた武器の所在を求めて、マクマホンが奔走する件。
概要が非常に分かりづ
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シャンハイ・ナイト(2003年製作の映画)

3.3

前作よりも説明のいらない分軽快に見れる要素が満載。
ジャッキーとオーウェンのコンビも息が合っており、やり取りは手馴れたもの。

ハリウッドのジャッキーもやり方を心得たのか。
香港時代の焼き直しを敢えて
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ブレイド(1998年製作の映画)

3.3

アメコミが元とはいえスナイプスを想定したかのような似合いぶりだ。

ヴァンパイアと人間の混血が、ヴァンパイアを撲滅すべく戦う。

銃やカンフーに刀と何でもありだが、やはり日本人としては刀の扱い方が一番
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ロング・キス・グッドナイト(1996年製作の映画)

2.7

記憶を失った女戦士。
どこかで聞いたような話と爆発がやたらと多いアクション。
すぐにレニー・ハーリン監督作品と感付いた(笑)

大してジーナ・デイビスは印象に残らなかったが、脇で印象に残るサミュエルが
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タイタン(2018年製作の映画)

2.8

住めなくなった地球に代わり、土星の衛星タイタンへの移住が検討される。
そこで被験者を集め人体実験を施すが、中尉のリックは体に異常が起き始める。

実験の首謀者がトム・ウィルキンソンなので明らかに怪しい
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闇はささやく(2021年製作の映画)

1.8

一応ホラー作品と銘打っているはずだが、どこを怖がればいいのやら。

引越しした家が実は呪いがみたいな設定であり、それが夫婦の秘密と向き合うことという、よくある中身。

アマンダ・セイフライドがキャステ
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ドラゴン・キングダム(2008年製作の映画)

3.6

ジャッキーとジェット。この二人の共演は20年以上から待望されていた。

とはいえこの年齢まで待つ必要性があったのか。
そしてなぜハリウッドで共演しなければならなかったのか。
この2点が非常に気になった
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活きる(1994年製作の映画)

4.1

日本も戦争のときは色々理不尽だったが、中国は今もそうだけど、理不尽すぎる時代に生きた一家のドラマ。

賭博に明け暮れ家も妻も失った福貴だが、真っ当に生活をはじめ子供が産まれた妻も帰ってくる。
だが国が
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エボリューション(2001年製作の映画)

3.4

アイバン・ライトマンがやろうとしたのは間違いなく第2の「ゴースト・バスターズ」。
とはいえ2番煎じにもなりかねない内容だったとも言える。

コメディとホラーのバランスが最高だったゴーストと比べると、幾
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トータル・リコール(1990年製作の映画)

3.9

シュワちゃん作品では意外にも面白い分野のほうであるかと。

SFの設定だが、元の記憶が消され別の人格が突然のごとく命を狙われる。
この設定はいいのだがしょせんはシュワちゃん映画。
結局は力ずくでの展開
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リトル・シングス(2021年製作の映画)

3.1

大物役者が出ているのに劇場スルーになったこの作品だが、ラストのモヤモヤする余韻にはしょうがないのかなあと。

保安官のディーコンは連続する売春婦殺害事件の調査のため、バクスター刑事とコンビを組むことに
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ファザーフッド(2021年製作の映画)

3.3

マシューは赤ちゃんが産まれて幸せ一杯のはずだったが、出産直後に妻が死亡。
娘のマディをマシューは1人で子育てすることに。

大きく分けてパートが2つ。
前半は子育てに奮闘し、後半は娘がある程度の年齢に
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デス・レース2000年(1975年製作の映画)

3.4

リメイク作品もあるが、こちらは車で人殺しが得点になるというきわめてシンプルな物語。
5体のレーサーが人を殺しまくる展開はB級の極みだ。

デビッド・キャラダインにスタローンなど有名どころが出演している
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ジュラシック・パーク III(2001年製作の映画)

3.3

さすがに3作目ともなると新鮮な驚きはなくなったが、それでも恐竜たちとの再開は喜ばしい。

とはいえ物語がもはや強引な展開としか思えない。
たまたまな理由が島に行かせるため。
まあそうしなきゃ映画になり
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カンフー・パンダ(2007年製作の映画)

4.2

今までありそうでなかったアニメのカンフー映画。
それをあの体型のパンダがやるのだからこれはもう面白くなりそうなのは受け合い。

「信じることが大事」というシンプルなメッセージと、本格的なカンフーを見せ
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ラスト・アクション・ヒーロー(1993年製作の映画)

2.8

映画の中のヒーローをシュワちゃんが演じるのだからそりゃあ強くて当然だ(笑)

夢のチケットを持てば映画の中に入り込める。
子供心に溢れた映画だが、いかんせん物語が幼稚であり、中途半端。

映画の世界と
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ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

4.6

ジャームッシュは大好きな監督であり、この独特な雰囲気は彼でしか作れない。

特に刑務所に閉じ込められた辺りから話は活気付く。

最初から中の悪いウェイツとルーリー。
次第に共感していきいい感じになった
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オーバー・ザ・トップ(1987年製作の映画)

3.2

スタローンが息子のために腕相撲に賭ける。
物語のあらすじはこの一言で充分(笑)

トラックの中に乗っていても腕力を鍛えるトレーニングぶりが恐ろしい。

ロッキーのようなシーンが最後にはおとずれるのだが
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YESデー ~ダメって言っちゃダメな日~(2021年製作の映画)

2.8

家族にNOということが多い母親のアリソン。
鬱屈していた3人の子供が教師に直訴したため、両親はYESデーという拒否できない1日を体験する羽目に。

3人の子供が楽しむ1日のはずだが、結果的に親が中身に
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.5

予告編で面白そうだったのでチョイスしたが、良くも悪くも大味なB級SFアクションという感じ。
ただ違うのは大金を掛けていること。

30年後の未来が危機的状況であり、そこで現代から兵士を派遣する。
スカ
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.7

当時のアメリカ情勢が窺い知れる作品。
時代の変遷がこの映画を作らせたとでもいえそうだが、ウーマンリブや養育権など小さくない問題点が散りばめられている。

10代の頃に見たときは普通の家族ドラマだなとい
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いちごの唄(2019年製作の映画)

3.4

天然でちょっと痛々しいコウタが七夕に偶然出会った千日。
また来年会おうと約束して再び七夕の日がやってくる。

過去の青春が今になって蘇るのだが、千日にはちょっと後ろめたい過去が。
そこを前向きなコウタ
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スーパーサイズ・ミー(2004年製作の映画)

3.9

マックに30日間。聞いただけでも体に悪いことは分かる。

ところが見えてくるものは食生活だけに止まらない。
アメリカ中がファーストフード地獄にまみれているとはね。

スパーロック自身も食べていくうちに
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ウエディング・クラッシャーズ/ウエディング・クラッシャーズ 結婚式でハメハメ(2005年製作の映画)

3.8

結婚式に出向いて飲んで歌って食べて女をお持ち帰り。
どう観てもうらやましい(笑)
アメリカの結婚式は自由なのか、見ず知らずの他人が潜入できるのだから恐ろしい国だ(笑)

オーウェンとヴィンスがいつもの
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映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!(2019年製作の映画)

4.2

定期的にショーンは見ているが、今作は宇宙人が牧場にやってきたという話。

紛れ込んだ宇宙人のルーラを何とかUFOで帰そうとショーンが同行するが、そこにビッツァーを宇宙人と勘違いした調査団が現れ大混乱に
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EMMA エマ(2020年製作の映画)

3.8

グウィネス・パルトロウのバージョンを見たことはあったが、それをより現代的に解釈したラブストーリー。

エマのキャラ自体は変わってなくて、恋のキューピッドを務めることが幸せであり、親友とくっつきそうな男
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ジム・キャリーINハイ・ストラング(1994年製作の映画)

1.2

こいつは危険な映画だ。
ジム・キャリーの名前を出しておいて主役でもなんでもなく、最後の数分出演するだけのたちの悪い映画。

役柄もあるがいつもの顔芸は存分に見せるものの、時間が短すぎる。

内容も一人
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ウエストワールド(1973年製作の映画)

4.0

まるで現代のジュラシックパークのような世界観と、ターミネーター的キャラといいSFとしての設定は中々に面白い。

もちろん細かく言えば荒も見えるのだが、それを吹き飛ばす後半の逃亡劇が見物。

何しろあの
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フォー・ブラザーズ/狼たちの誓い(2005年製作の映画)

3.1

4兄弟が殺された祖母のため復讐に立ち上がる。
一昔前にあったような展開だが、ヒップホップテイストが違いを作り出すのが面白い。

4兄弟が人種がバラバラなのもある意味新鮮だが、家に居座る女の存在が流れを
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ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌(2008年製作の映画)

3.1

1作目はさほど印象に残る出来ではなかったが、キャストの紹介がいらないため2作目はすんなり中身に入っていけた。

今作では寺島しのぶがやたらとリアルな世界観をもっているため、ひとり場違い的な感じがあった
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ゲゲゲの鬼太郎(2007年製作の映画)

2.4

2日前に見たのにほとんど内容を覚えていない(笑)
まあその位の軽い内容だったのかとも思いますが。

鬼太郎の実写化というのはキャスティングが相当重要だと思うのだが、一番は間寛平の子泣き爺で間違いなし。
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ハプニング(2008年製作の映画)

2.6

前作が大コケしたため製作すら危ぶまれたが、やっぱりシャマランはいつもの作品を送り込んできた(笑)

見えない敵が忍び寄ってくるというテーマは、相変わらずこちらの興味を惹きつけるのに充分だ。
実際の映像
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.3

ハロプロなんてモー娘や松浦亜弥ぐらいしか知らないけど、それにハマったオタクたちの青春物語。

推しになった人なら共感できるのだろうが、それ以外はかなり狭い世界のような雰囲気。
女性アイドルが目的ではあ
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.9

30分程度の短編だが、込められた想いは充分すぎるほど伝わる中身。

黒人のカーターが恋人の家から自分の家に帰ろうとするが、アパートから出た際に白人警官に理不尽な取り調べで首を絞められて殺される。
とこ
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