けんけん3号さんの映画レビュー・感想・評価 - 21ページ目

けんけん3号

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クローズZERO II(2009年製作の映画)

3.2

シリーズ制覇第二弾。続編を鑑賞。
今回はライバル高校との対立、滝谷の成長も描かれ、物語に少し深みが出たと思う。前作同様に楽しめた。やっぱり山田孝之はかっこいい!

クローズZERO(2007年製作の映画)

3.1

当時話題だったのと、面白そうだったので、シリーズ制覇を開始。まずは1作目から鑑賞。小栗旬、山田孝之もカッコ良く、やべきょうすけの裏テーマもあり、物語も普通に楽しめました。
男子はこのタイプの作品は好き
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野獣処刑人ザ・ブロンソン(2018年製作の映画)

2.5

まず、チャールズ・ブロンソンに激似なロバート・ブロンジーにびっくりした。
それ以外はB級〜C級アクションで、残念だった。今後はあまりブロンソンを意識しない脚本で、本格的なアクション映画をロバート・ブロ
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.4

映像が静かで綺麗な作品。今ではノスタルジックって思ってしまう手紙。それがもたらす効果を忘れていた。出す時、貰う時味わう数知れない想い。トキメキ、不安、嬉しさ、喜び、悲しみ等々。それが想い人の手紙なら感>>続きを読む

十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

3.0

予備知識なしに鑑賞。安楽死願望で集まった12人の青年たち。思っていたのと違う感じで肩透かしだった。ホラーよりの激しいサスペンスを期待していたら、あれ?群像劇?死にたいなら、集まったと同時に安楽死すれば>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.5

個人的には完全版の方が断然良かった!
追加されたシーンにより、2人の間に深い繋がりに説得力が出た。心に痛みを持つ2人だから成立している愛の形であって、それが散ってしまうから、皆の心に染みて、深い余韻を
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30年後の同窓会(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ベトナム戦争時、友人同士だったドク、サル、ミューラーの3人が30年ぶりに再会して、ドクの息子の遺体を故郷に運ぶ旅を描くロードムービー。3人が道中時間を取り戻すように元の友人関係に戻っていく様がユーモラ>>続きを読む

世界最速のインディアン(2005年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

勇気と希望を貰える映画。夢を追いかけたスーパー爺さん、バート・ マンロー
の話。バイクのスピードを追い求めて、古いマシンをカスタムしてレースに挑むのだからすごい。しかもレースの申込みもしていない。レー
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焼肉ドラゴン(2018年製作の映画)

3.3

戦後から高度経済成長期の日本で、小さな焼肉屋を営む韓国人一家の話。貧しくても家族想いで、泣いたり笑ったり喧嘩したり、常連客も交えて大騒ぎ。辛くても明日を信じて、日々一生懸命に生きている人間の姿がパワフ>>続きを読む

ザ・フォーリナー/復讐者(2017年製作の映画)

3.3

こんなダークなジャッキー・チェンは初めて見た。娘の復讐をする元特殊部隊を演じているが、アクションが凄かった。
だって年齢を考えたら凄いでしょ!
階段のシーンや森での肉弾戦はなかなかの迫力だったし、痛み
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アリスのままで(2014年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

とても切ない映画。アルツハイマーという記憶を失う残酷な病気。記憶がなくなるということは、生きながら死すこと。こんなに恐ろしい状況はない。大学教授という頭脳を生業としているアリスにとってはショックだし、>>続きを読む

パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.0

前作が素晴らしかったので、期待に胸膨らませ観たのですが、残念な結果でした。監督が変わり、中国資本になったせいで、ダウンライジングになってしまた。アップライジングなのに。ロボットアクションに迫力が前作ほ>>続きを読む

オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

2013年6月28日に落雷によって発生したヤーネルヒル火災。アメリカ史上最悪の山火事の一つになり、地元の消防隊"グラニット・マウンテン・ホットショット"のメンバー19人が死亡した実話の映画化。作品は恋>>続きを読む

ファミリー・ツリー(2011年製作の映画)

3.4

現実とは非情なもので、辛い現実を突きつけてくるものだと思う。自分はそのつもりでも、相手はそうじゃない事がある。ジョージ・クルーニーが悩める父親を好演していた。母親の不貞が許せない娘が見方についてくれて>>続きを読む

アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.6

斉藤和義の「ベリーベリーストロング」という曲が好きで、作詞は伊坂幸太郎。
この歌詞が大好きで、この曲がモチーフの映画ということで鑑賞。原田泰造の財布、世界タイトルマッチ、アンケートのシャンプーのくだり
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影裏(2020年製作の映画)

2.8

独特の雰囲気を持った作品だった。友達の距離感ってこんななの?突然居なくなるって?ゲイのアプローチってあんなんの?松田龍平は綾野剛がゲイだから突然いなくなったの?自分がゲイじゃないのに突然来られたら拒否>>続きを読む

ステップ(2020年製作の映画)

3.5

王道の泣き映画。勝手な感想で申し訳ないが、シングルマザーより、シングルファーザーの方が大変な気がする。よほど育休などに手厚い大企業は別として、現実は子育てに理解のない企業がほとんどだと思うので。有給休>>続きを読む

嘘八百 京町ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.0

前作に続けて鑑賞。前作の軽快な感じを引き継いでおり、安心して楽しめます。前作に比べてテレビ局を巻き込んでの大一番があり、スケールアップして良かったです。相変わらずテレビドラマスペシャルみたいですが、佐>>続きを読む

嘘八百(2017年製作の映画)

2.9

なんにも考えずに見られるコメディ。
中井貴一はどんな役もそつなくこなす。
個人的には三枚目キャラが合っていると思う。そして立ち振る舞いに品があるので、ちょっとくだらない話でも、上質のコメディになってく
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メメント(2000年製作の映画)

2.5

この映画は合う人と合わない人がいるだろう。ごめんなさい。私は合いません。
時間が逆行するので、見ていて混乱するばかり。犯人は○○○だろうと分かったが、自身がなくネットで確認。作り方は斬新だったんでしょ
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JUNO/ジュノ(2007年製作の映画)

3.6

オープニングからラストまでジュノの個性的な考えが乗った早口と心地よい音楽で彩られ、16歳の妊娠という、日本では暗く重たくなりがちなテーマをPOPに描いている。ジュノはしっかりと自分を持っており大人顔負>>続きを読む

喜劇 愛妻物語(2020年製作の映画)

3.9

いやぁ〜面白い作品だった。とにかくチカ役の水川あさみの振り切った演技が最高!オープニングの寝姿から全開である。うだつの上がらない夫に放つ悪態の数々が的を得ていて痛快。ちょっと言い過ぎかと思うが、勢いは>>続きを読む

イン・ハー・シューズ(2005年製作の映画)

3.3

とても楽しい作品。マギー役のキャメロン・ディアスの破天荒ぶりが似合ってたし、個性的な姉、ローズをトニ・コレットが上手く演じていた。祖母、エラを演じたシャーリー・マクレーンの登場で物語に深みが出て、単な>>続きを読む

Red(2020年製作の映画)

3.0

家庭がある女性が不貞をする話。幸せな家庭?他人にはそう見えるだけで、塔子本人は窮屈だったのだろう。旦那は塔子を愛しているが、愛し方を間違えている。塔子の個性を尊重していないし、十分な幸せを与えていると>>続きを読む

ザ・クーリエ(2019年製作の映画)

2.9

オルガ・キュリレンコ主演のアクション映画。運び屋のバイクアクションは頑張っているものの、巨大組織?の敵が弱すぎる。FBIにも仲間がいて、証人を抹殺する組織の攻撃力がこれでは・・・。
B級映画だから仕方
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青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

2.8

う〜ん。自分にはちょっと理解出来ない内容でした。刺さる人には刺さるんだろうなぁ。楓の行動が理解出来ない。
秋好が死んで、秋好の理想とは違う形で大きくなってしまったサークルを、秋好の為にぶっ潰すサスペン
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名前(2018年製作の映画)

3.2

隠れた良作でした。自分の過去を隠して名前を偽る男、突然現れて男の娘だと言う高校生の人生の再生の物語。あまりないストーリーの設定だし、ラストも心地よい。津田寛治の人生につかれた様子から再生していく演技が>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.0

私にはちょっと難しい作品だった。ファーンはノマドの道を自ら選んだのですが、他の人達は自らノマドを選んだのか?選ばざるを得なかったのか?ホームレスではなくハウスレス。社会に適応出来ないのか?高齢労働者の>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.7

公開当時、どうせ中身の無いファッション映画だろ?と思って避けていましたが、勧められて遅ればせながら鑑賞。 
あれっ、超面白い!タイトルと偏見で避けていたことを後悔、そしてバカにしてすみませんでした!
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罪の声(2020年製作の映画)

3.9

重たい作品だった。グリコ森永事件をモチーフにした映画。事件の真相は分からないけど、ここまで話を膨らませる脚本はあっぱれです。事件の全容がだんだんと解明すると同時に事件に関わった人達の末路が描かれていき>>続きを読む

ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)

4.0

なかなかの良作!視点を変えると見方も変わる。結局、個人主義とか、プライバシー保護とか言うけど、古き良き日本のご近所付き合いが、日本人には大事だし、求めているのは、そういう思想なのに、変にアメリカナイズ>>続きを読む

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.2

なんとも掴みどころのない映画だった。
ズーイー・デシャネルのビジュアルで、このタイトルだと、500日かけて恋愛を成就させる、こてこてのラブストーリーかと思っちゃったが、男の視点の珍しい作品だった。惚れ
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに良い恋愛映画でした。カップルになるプロセスから同棲、からの破局まで。どんなカップルでも体験する、あるあるから、どんなカップルでも体験するすれ違い。時代に関係なく共有できる永遠のテーマ。麦君が>>続きを読む

どん底作家の人生に幸あれ!(2019年製作の映画)

3.3

イギリスの世界的文豪ディケンズの半自伝的作品の映画化。主人公のデヴィッド・カッパーフィールドの波瀾万丈な人生をおかしく描いた作品。全編コメディ風なので、実際は大変な苦難だが、そこまで重たく感じないよう>>続きを読む

ナイト・サバイバー(2020年製作の映画)

2.0

ブルース・ウィリス主演というだけで観てしまう。ここ最近当たりのない彼の作品、やっぱり残念な映画でした。
敵の兄弟、特に弟がおバカさんで、どうしようもない。一家にも反撃のチャンスはあったのに、どうしてそ
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私のニューヨーク(2018年製作の映画)

2.0

余命宣告をされてから24時間の話。現実を受け入れられないだろうから、実際は映画のようになるのかなぁ?って思う。心の整理もつかず、物事の順序もぐちゃぐちゃのまま、彷徨いながら、とりあえず関わらなきゃって>>続きを読む