けんけん3号さんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

けんけん3号

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バベル(2006年製作の映画)

3.5

かなり前から気になっていた作品をようやく鑑賞。ほんの軽い気持ちでライフルを撃ったことから始まる悲劇。モロッコ、メキシコ、アメリカ、日本での事が見えない糸で繋がっていたという物語。こんな偶然はなかなかな>>続きを読む

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.2

相変わらずガル・ガドットの美しさ爆発なんだが、今作はストーリーがいまいちだった気がする。スティーブにそこまで溺れてたイメージがなかったので、禁断の願いを叶えてパワーを失う行動に疑問かな?作品も少し長く>>続きを読む

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.6

主演のガル・ガドットの魅力爆発な作品。人間界に来て色々やらかしちゃうのもチャーミング。戦士になるまでが丁寧に描かれている印象。あんなコスチュームで大丈夫なんかな?とも思ったが、そんなことも忘れて夢中。>>続きを読む

(2020年製作の映画)

3.0

中島みゆきの糸を原案、菅田将暉、小松菜奈の壮大なラブストーリーということで期待したが、期待し過ぎちゃったかな。展開もご都合主義で…。3夜連続のテレビドラマスペシャルにして、もう少し丁寧に描いた方が良か>>続きを読む

ヒトラーに盗られたうさぎ(2019年製作の映画)

3.5

どんな状況下にあっても、前を向いて進んでいくポジティブシンキング、家族の絆の大切さを再認識した作品。ナチスが支配を強める中、亡命した家族の物語。その家族がいかに仲が良く、愛情に溢れて絆が深いかが伺え、>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.2

ず〜と観たかった作品をようやく鑑賞。反戦映画だけど、まるで絵本を見てるかのような演出。コメディ?性根は優しいジョジョ。彼のちょっぴりの成長が心地よい。子供が男子になるくらいの話だけど、純粋な分染みるん>>続きを読む

ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜(2011年製作の映画)

3.5

グリーンブックに続いて鑑賞。こちらも、黒人差別の作品。雇い主の白人女性が黒人のお手伝いさんを差別する話なので、日常生活の差別が描かれている分、直接的で辛い。具体的にはトイレのくだり。さらに、雇い主の子>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.7

これは素晴らしい作品!もっと早く観ればよかった~!1960年代黒人差別が酷い頃の二人の男のロードムービー。白人のトニーと黒人ピアニストのドクター・シャーリーは性格、教養など全く立場が違う。そんな二人が>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

キャッチコピーに惹かれて鑑賞。設定は凄く面白いと思うが、ちょっと無理があり過ぎ。島の謎をメインにすることにとらわれすぎたせいで、細かい設定がめちゃくちゃ。歳はとるけど、経験値まで上がってて、中身まで成>>続きを読む

追憶(1973年製作の映画)

3.1

続けて有名な名作を初鑑賞。理想主義的で左翼の思想に傾倒し活動しているケイティと、政治的主義にとらわれない、自由でハンサムな人気者のハベル。正反対の二人が惹かれあっての、美しいラブストーリーかと思ったら>>続きを読む

ひまわり(1970年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

有名な名作を初鑑賞。物語自体はよくある話だと思うが、特に音楽が素晴らしい。映画の最初にある一面ひまわり畑の映像と流れるテーマ曲が切なくて心に染みた。最近、こういう美しい音楽と美しいシーンのある映画が少>>続きを読む

ゴールデンスランバー(2009年製作の映画)

3.7

ずっと観たかった作品をようやく鑑賞。事前情報がほぼなかったが、エンターテインメント作品として非常に面白かった。豪華キャスト陣も良かった。ちょっとご都合主義で、結局犯人は何の組織なのか?など謎もあるが、>>続きを読む

おもかげ(2019年製作の映画)

3.1

作品タイトルからは想像出来ないほど、オープニングの緊迫感が凄い。こちらが手を出せない状況で、自分の人生をかけても守りたい子供を奪われてしまう…。
こんなに辛いことはない。その後の10年はただ生きていた
>>続きを読む

マイ・ダディ(2021年製作の映画)

3.0

ムロツヨシの演技の力入り過ぎちゃった感が気になってしまった。全体的には良かったと思うが、例えば、娘と血の繋がりがないと知った時の演技はいいのに、病院での出産と娘の治療の時の表情がいっしょだったり…。後>>続きを読む

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.6

う〜ん!悪人の出てこない映画はいいですね。優子を取り囲む人々が善人ばかりで、清々しい気持ちになる。永野芽郁が育ちのいい、可愛らしい女性を自然体で演じていたし、森宮さん役の田中圭も娘想いの父親を爽やかに>>続きを読む

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

尾野真千子、和田庵、片山友希らの演技も良く、ストーリーも予想外の展開、見応えのある作品で面白かった。不条理のオンパレードで切ないが、若干のコメディ要素もあり、ただ暗くて重いだけの作品にならなかったのが>>続きを読む

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

3.5

なんとも不思議な余韻が残る作品。若さゆえの何も考えず前進出来る強さと、正直な残酷さが生々しく描かれており、それを妻夫木聡が活き活きと演じていて、その全てを池脇千鶴が抜群の演技で受け止めている。ジョゼは>>続きを読む

イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.4

キャッチコピー通り、2度観たくなる作品。80年代を懐かしめる楽しみもあり、飽きさせない。色んな場面ごとに流れるBGMにもニヤニヤさせられる。答え合わせと80年代の文化の紹介も面白い演出。前田敦子の小悪>>続きを読む

アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

3.8

アメイジング・ スパイダーマンの続編をやっと鑑賞。パート1同様に映像がスタイリッシュでアクションも大迫力だった。エレクトロ、ハリー、グウェン、ピーターの両親、ピーターの葛藤まで盛り沢山の割りに、上手い>>続きを読む

あん(2015年製作の映画)

4.0

素直に心にストンと入ってきた良い作品だった。差別により、虐げられ、隔離までされた人間、過ちを犯した人間、心の拠り所を求めただけなのに、それすら、世間によって許されない不条理な世の中。それが、淡々と映し>>続きを読む

ジェームズ・ボンドとして(2021年製作の映画)

3.5

ダニエル・クレイグ版ボンドを全て鑑賞後にこの作品を鑑賞。映画の鑑賞後すぐだったので、なんだか感慨深かった。
ダニエル・クレイグがボンドになるのに、あんなに批判的だったなんて知らなかったので、正直驚いた
>>続きを読む

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.3

ついにダニエル・クレイグ版ボンドのラスト作品を鑑賞。163分という長さも気にならずのめり込んでしまった。マドレーヌの過去、最初のアクションからマドレーヌとの別れ。それから時を経て依頼受諾からの新人女ス>>続きを読む

007 スペクター(2015年製作の映画)

3.9

ダニエル・クレイグ版ボンド4作目を鑑賞。前作の続きから始まり、オープニングテーマから過去のキャラクターが写り、どんなストーリーになるのか期待が膨らんだ。今回はある意味007シリーズらしい作品。ハイテク>>続きを読む

007 スカイフォール(2012年製作の映画)

4.3

ダニエル・クレイグ版ボンド3作目を鑑賞。今作はさらに面白い!監督がサム・メンデスになり、人間ドラマとアクションの両方が良く描かれており、長めの作品時間だが、あっという間に観られた。世代交代の葛藤の中、>>続きを読む

007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.6

カジノ・ロワイヤルからの続編。オープニングから短いながらも迫力のあるカーチェイス、そこからのジャック・ホワイトとアリシア・キーズのアナザー・ウェイ・トゥ・ダイになだれ込み、曲と映像のカッコよさにやられ>>続きを読む

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

4.0

ノー・タイム・トゥ・ ダイを鑑賞する前にダニエル・クレイグ版ボンドをはじめから鑑賞。今までのボンドとは一線を画すボンドになっており、非常に面白かった。00の地位になったばかりのボンドを描く、想像もしな>>続きを読む

エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)

3.4

続けてパート3を鑑賞。今作のマイクは身体を蝕まれ引退を考えているところ、罠にかけられ重大な犯人にされてしまう。逃亡しながら黒幕を追い詰める、定番のストーリーで、黒幕の予想も簡単だが、アクションは相変わ>>続きを読む

エンド・オブ・キングダム(2016年製作の映画)

3.5

続けてパート2を鑑賞。今回は各国の首脳まで犠牲になるテロ。日本の総理大臣が出てきてニヤリ。ロンドンの街が破壊されていく様は圧巻。大統領を守るマイク・バニングの無双っぷりが最高です!車に刺さったバイカー>>続きを読む

おとなの事情(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

日本版の鑑賞後に続けて鑑賞。イタリア映画はあまり観ないが、違和感なく観られた。日本版に比べてオリジナルの方が面白かった。オリジナルの方が状況、外国特有の即決断、即決別のシビアさが表れていたと思う。大人>>続きを読む

おとなの事情 スマホをのぞいたら(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

少しの事前情報で日本版から鑑賞。スマホを見せあって会話もオープンにするゲームでその場の人達が慌てふためく作品。途中まで上質なコメディな感じで良かった。まるで小劇場で粋な芝居を観てるようで良かった。スマ>>続きを読む

フロッグ(2019年製作の映画)

3.5

事前情報なしで鑑賞。大正解!掘り出し物で、なかなか面白かった。伏線の回収が気持ちいい作品。前半は謎が多いが、後半はまるで、カセットテープがA面からB面に変わったような感じで変化して、スルスルと理解出来>>続きを読む

エンド・オブ・ホワイトハウス(2013年製作の映画)

3.5

主演のジェラルド・バトラーが強くてかっこいい。シークレットサービスらしく、清潔感もあり、インテリジェンスも感じられて良かった。ホワイトハウスが実際に陥落することはないだろうが、映画のように実践すれば、>>続きを読む

新宿スワンII(2016年製作の映画)

2.9

パート1 に続いて鑑賞。新宿のスカウトが横浜に進出する話。続編だから豪華キャストも続投だが、出番が少なくて勿体ない感じがした。作品全体のトーンも前作のようなヒリヒリした空気がなく残念。浅野忠信は良かっ>>続きを読む

新宿スワン(2015年製作の映画)

3.1

原作は未読。事前情報なしで鑑賞。新宿のスカウトの話。キャストも豪華で、皆役にピッタリだった。話もテンポ良く進み楽しめた。園子温監督の作品だが、
園子温らしさは影を潜めた感じだった。なんにも考えずに楽し
>>続きを読む

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.5

なかなか面白い切り口の映画。権力争いや、組同士の抗争がメインじゃないヤクザ映画は初めてだったので、大変面白かった。暴対法前のヤクザにとって良き時代、暴対法後、ヤクザとして生きていくことの大変さ。5年ル>>続きを読む

ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

3.4

シリーズを復習して、ついにラストを初見。4作目が思ったよりも良く、ラストも期待して鑑賞したが、個人的には少し残念だった。このシリーズの中で一番怒りに震え、復讐の鬼になったランボーだったし、トンネルの戦>>続きを読む