ペコさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.8

映画界で起きた性的暴行を告発した女性記者たちの姿を描いた物語。#MeToo運動のキッカケとなった話が描かれています。#MeToo運動、ワードは聞いたことがあったが詳しいことは知りませんでした。本作を観>>続きを読む

ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.1

父を殺した叔父への復讐のため、さらわれた母を救うため、旅に出る王子の物語。アニャ・テイラージョイ、ビョーク、イーサン・フォーク、ニコール・キッドマンと、なかなかの豪華キャスト。壮大なストーリーなのは伝>>続きを読む

最後まで行く(2023年製作の映画)

4.0

韓国映画「最後まで行く」を観たのは8年前かぁ…時の流れは速い…
Filmarks試写会にて鑑賞。リメイクということで不安はありましたがスピード感がありドキドキ感もあり、藤井ワールド全開でした!アクショ
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.9

世界中で大ヒットしているアニメーション作品。マリオのゲームをしたことがある人にとっては、まるで自分がゲームの世界に入り込んだ気分で楽しめると思います。とにかく登場するキャラクターたちが皆かわいい!!「>>続きを読む

ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.4

DCコミックスのアンチヒーロー、ブラックアダムが活躍するアクション大作。MARVELばかり注目されがちですが、DCにだってスーパーマンやバットマンがいるんですよー!全体的には安定のアクションで王道の展>>続きを読む

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.1

試写会にて鑑賞。159分という長丁場。試写会で配られたアンケート用紙に「この映画はハッピーエンドか?バッドエンドか?」という問いがありました。観終わった後で考えても明確な答えは出ませんでしたが、僕はハ>>続きを読む

チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.4

娘の結婚を阻止するために奮闘する元夫婦の姿を描いたコメディ。ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツが元夫婦役を演じていて、二人の存在感が凄い!相手の御両親がこの2人だったら…もう緊張して結婚式どころ>>続きを読む

ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.7

とある田舎の集落で生きる人々の闇を描いた作品。環境問題、貧困、格差社会…閉鎖的な村で起きる嫉妬や憎悪。逃げたくても逃げられない。苦しくても吐き出せない。村八分。想像以上に救いが訪れないジメジメした空気>>続きを読む

“それ”がいる森(2022年製作の映画)

1.7

奇妙な現象が起きる森に足を踏み入れた人々の恐怖を描いたホラー作品。それ…それって何だろうと思ってましたが、まさかの“それ”とはあれでした。かなり序盤でそれの正体が判明してしまうのでドキドキ感も無い。い>>続きを読む

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.8

口コミで話題になった『search/サーチ』の続編。旅行先で行方不明になった母親をSNSを駆使して捜す娘の1話完結型の物語。前作ほどの面白さまではいかないものの、今回も画面上だけで話が進む展開は新鮮で>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

3.6

さかなクンの自伝を映画化した本作。やっぱり“のん”の演技は好きだ。事務所とゴタゴタがあって改名したり干されてた時期もあったみたいだけど、またスクリーンで彼女の演技をたくさん観たい。
子供にも安心して見
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スマイル(2022年製作の映画)

3.8

全米2週連続1位なのに、日本ではまさかの配信スルー。いやっ、これは映画館で観たら相当ビクっとなっていたと思う(笑)予告編にも出てくる気味悪いスマイルが強烈なインパクトを与えてくれます。
主人公の精神科
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.8

衝撃的だった前作「エスター」の前日譚を描いた本作。1作目を観たのが2010年…あれから13年も経ったことが驚き。本作のためにもう一度1作目を復習しました。
今回もエスター役を演じたイザベル・ファーマン
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

3.5

水墨画と出会った青年の葛藤と成長を描いた作品。水墨画について全くの無知な僕ですが、劇中で見れる墨の黒一色で描かれる迫力ある画とその表現力の高さに驚かされました。本番一発勝負の白い紙に筆を当てる職人技は>>続きを読む

アフター・ヤン(2021年製作の映画)

3.1

近未来を舞台に、ある家族と人間型ロボットの生活の日々を描いた本作。突然動かなくなってしまったヤンを直そうとジェイクは奮闘するが…ヤンには貴重なパーツが組み込まれていた。人は外見ではない。家族のカタチは>>続きを読む

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.9

湿地帯で育った少女が殺人事件の容疑者となり、壮絶な人生が明らかになっていくミステリー作品。ミステリー作品というよりは法廷劇。法廷で裁判が進むにつれて、主人公のカイアと生い立ちと事件までの流れが明らかに>>続きを読む

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.6

キノフィルムズの試写会にて鑑賞。「ハムナプトラ」シリーズのブレンダン・フレイザーが巨漢の男性を演じ、本年度アカデミー賞では見事に主演男優賞とメイク・ヘアスタイリング賞を受賞した本作。体重270キロの特>>続きを読む

元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件(2020年製作の映画)

3.4

結婚式に向かうためにセスナ機に乗った元カップルが緊急事態に見舞われるサバイバル映画。タイトルからして、ふざけた映画なのかと思いましたが、わりと真面目で王道なサバイバルアクションでした。期待してなかった>>続きを読む

生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.8

東宝試写室にて鑑賞。黒澤明監督の「生きる」のリメイク作品。オリジナル版は観ておりません。
仕事一筋で生きてきた男に宣告された余命。残された時間をどう生きるかが描かれています。御涙頂戴の演出があるわけで
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今夜、世界からこの恋が消えても(2022年製作の映画)

3.7

記憶を失ってしまう難病「前向性健忘」を患うヒロインと、彼女を支える主人公が織り成す恋を描いたラブストーリー。よくある記憶を無くす系のお話。だけど美男美女の切ない展開がとても良かったです。水族館でのシー>>続きを読む

三姉妹(2020年製作の映画)

3.6

波乱万丈な3姉妹の日々を描いた本作。みんな色々と“ふり”をしながら生きている。完璧なふり…大丈夫なふり…酔ってないふり…。この三姉妹のような壮絶な人生を送ったことはないけれど、“ふり”をしたことはたく>>続きを読む

アイ・アム まきもと(2022年製作の映画)

3.1

役所で「おみおくり係」として働く男が、亡くなった無縁仏の人々のために奔走する物語。バカ真面目で几帳面で空気が読めない牧本の言動は、牧本だから許されるのであって、阿部サダヲだから許されること。実際にこん>>続きを読む

異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

3.2

サル♪ゴリラ♪チンパンジー♪
現場一筋の鬼刑事の主人公が、警察音楽隊に異動することになる奮闘を描いた作品。アポ電強盗事件が多発しているという、最近よくニュースで耳にするタイムリーなネタでした。皆さん警
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耳をすませば(2022年製作の映画)

3.2

言わずと知れたスタジオジブリの名作「耳をすませば」。10年後を描こうと決めた映画関係者の勇気をまず褒めたい。以前に観た実写版「魔女の宅急便」の完成度の酷さに衝撃を受けたせいか、本作は期待値ほぼゼロで鑑>>続きを読む

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.1

理想の夫婦、理想の暮らし…だったはずの周囲で奇妙な現象が起きるスリラー。フローレンス・ピューが主演のせいか、同じく主演した「ミッドサマー」にどことなく雰囲気が似ている。ジェシー・アイゼンバーグ出演の「>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.8

巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督の自伝的作品。映画と出会い、映画監督の夢を叶えた自身の半生を基に描かれています。両親に連れてこられた主人公のサムが初めて劇場で観た「地上最大のショウ」。そこからサムは>>続きを読む

ちひろさん(2023年製作の映画)

3.4

海辺の町で働く元風俗嬢の女性・ちひろが、傷付いた人々の心を癒していく物語。ほんわかした作品でした。幸せの度合いって人それぞれだし、孤独の度合いも人それぞれ。一方的に自分の価値観を押し付けてしまうと、相>>続きを読む

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.3

豪華客船が沈没し、無人島に流れ着いた乗員乗客たち。サバイバル生活が始まり思わぬ逆転現象が起きていくお話。予告編を観て面白そうと思いましたし、本年度アカデミー賞でも主要部門にノミネートされています。
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.3

90分間のワンシーンワンカットの作品。クリスマスのディナータイムのレストランで巻き起こる騒動を描いた本作。限られた人間関係と空間の中で次々と起こる人間ドラマがワンシーンワンカットのためか、緊張感が増し>>続きを読む

アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.4

シリーズの第3弾。マーベル作品の中では短めの2時間5分!これくらいの上映時間がいいのよ!膀胱に優しいマーベル作品。
アントマンさんちの娘さん、いつのまにか大人になってましたね。事故によって量子世界に引
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.7

試写会にて鑑賞。本年度アカデミー賞最有力とも言われている本作。
マルチバースに飛ばされた経営者の女性が超人的な能力を手に入れて、人類を救う戦いを繰り広げるお話。
なるほどー。これは好き嫌いが分かれそう
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シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

3.7

松竹試写室にて試写会鑑賞。金と欲に塗れた人間たちの騙し合いがとても面白かったです。銀行の内部って普段は見ることは出来ないが、こういうドロドロしたドラマあるのかと思うと…いやっ実際はこんな事は無いだろう>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

3.6

ハリウッド黄金時代の表と裏を描いた豪華絢爛なドラマ。本年度アカデミー賞では主要部門にノミネートされなかったのは意外でしたが、本作を観ると「ん~、たしかに期待していた程じゃないのかな」というのが個人的な>>続きを読む

エゴイスト(2023年製作の映画)

4.2

同性愛の話なのに、途中からその事を忘れてしまうほど“愛するとは何か”“愛とエゴの境界線とは”を考えることに没頭していました。誰かを愛するとき、誰かを想うとき。誰もがエゴイストになってしまうのかもしれな>>続きを読む

ビースト(2022年製作の映画)

3.2

凶暴なライオンとの死闘を繰り広げるサバイバルアクション。こういう野獣パニック映画は個人的には好きなジャンルなのですが、ツッコミどころが多めのB級映画に仕上がっていました。とりあえず主人公一家の空気の読>>続きを読む

ザ・コントラクター(2022年製作の映画)

3.0

クリス・パイン、相変わらずカッコいいなぁと終始思いながら鑑賞してました。笑わないクリス・パインもカッコええです。
危険に任務に就いた元特殊部隊のジェームスが、仲間に裏切られ独り熾烈な戦いに挑んでいく本
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