しゅりさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ラース・フォン・トリアーの5つの挑戦(2003年製作の映画)

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全然関係ないけどラースフォントリアーの親指って外側にグニャリと曲がるタイプの指なんだなあ〜!このタイプの指の人、個人的にすごい好き
途中の条件に出てくる「世界で一番悲惨な場所」ってどこだろう?と思った
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ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ワンカットで撮ってんのすごくてそれだけで見入ってたんだけど、ただの尖った思想から実際に犯行に至るまで繋がっていることを示唆して...?って気付いた瞬間テンション上がった!すごーい!面白かった!
日本の
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ノクターン(1980年製作の映画)

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映画学校在学中にトリアーが撮った映画!
中味はずっとぐったりとした感じだった とにかく色が綺麗だったなあ 光に対する不快感や嫌な感じをこれでもかと映像で表現している感じだった 厭らしさが出てて良かった

エレメント・オブ・クライム(1984年製作の映画)

4.0

セピア調 様式美 ラースフォントリアーも若い頃はこんな映像美をバチバチに意識して撮ったりしてたんだな〜画角とかライトとかかっこつけすぎじゃん?でも実際かっこいいし好きだわ ふふ って思いながら見てた>>続きを読む

キングダム エクソダス〈脱出〉(2022年製作の映画)

3.8

I、II、エクソダス、計15時間、劇場で一気に観ることができて本当によかった!そのことに満足!けどやっぱ元々考えられてたラストの構想が気になるよ〜〜どんなだったんだろ

なんか物語よりトリアーの靴と「
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アウステルリッツ(2016年製作の映画)

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一番最初の映画と言われてる「工場の出口」と似たように、ただ出てくる人々を映してるだけの10分間くらいがあったけど映す出口が元強制収容所だとこんなにも違う感情になる そりゃ当然だけど
笑顔の人がいたり写
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ボス・オブ・イット・オール(2006年製作の映画)

3.6

コメディだった!変な空気の映画だった!
デンマーク人をこきおろす人が出てくるのはラースフォントリアーのお家芸的なやつなの?
カットがちょいちょいぶつ切りっぽくなって変な感じなの私はわりと好き 違和感す
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キングダム II 第3章/第4章(1997年製作の映画)

3.8

クソ野郎ヘルマーがだんだん可愛く見えてくる現象に誰か名前つけて
生まれたてのおっさんは本当に気持ち悪すぎて出てくるたびににやにやしちゃう もはや身体どうなってんだよ

ここで終わるの!?ってなったけど
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キングダム(1994年製作の映画)

4.4

1話終わるごとに「善も悪もあることを心得よ」って言いに出てくるラース・フォン・トリアー愛おしい
劇場内ちょいちょい笑いが起きてた ホラーといえど霊は全然怖くない でも独特の奇妙さとエグみがある 自然療
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対峙(2021年製作の映画)

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箱がなくて「大丈夫、抱えていきます」のところがものすごく心に残った 傷も思い出も何もかも胸に抱えて生きていく それは赦すこととは別のことだなと思った
暗喩というには分かりやすくて示唆するに近いのかな
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ぼくたちの哲学教室(2021年製作の映画)

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校長先生の喋り方を見ていて、無闇に笑顔を振り撒いて話したりはしないのに包容力があると感じた 常にニコニコ笑顔で高音で話すよりも、普段のトーンでかつポイントで笑顔を出しつつ意見を肯定し更に思考することを>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.7

こういう混沌とした作品は最後までよくわからなかったなってなってそれが楽しかったりするんだけどこの映画はめっちゃ説明してくれたなあ 厳密にいうと説明というより解説に近いヒントを小出しにしまくってる そこ>>続きを読む

ウェルカム トゥ ダリ(2022年製作の映画)

3.6

ダリの顔ファンなので大好きな俳優エズラミラーが好きな画家の若い頃の役をやってくれて本当に幸せでした ありがとうありがとう あんまり出てこなかったけど ベンキングズレーのダリも可愛かったのでおっけーです>>続きを読む

赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

3.7

2人、唐突に惹かれあい始めた印象があったけど愛って語るもんじゃなくて感じるもんだもんなと思った ハッピーになれた

ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

ジュディ・デンチ最初から最後までずっとかっこよおおおおおお
構図もかっこいい ラストの方の家族並んだ下からのカットにゾクゾクした 全てが手堅い感じ 表情をアップで長く映して気持ちの良いところで画面が変
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(2021年製作の映画)

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チリの歴史に詳しくないからちょっと間違ってるかもだけど、少女が魔術で蘇らせた2人は実在した人物(ディエゴ・ポルタレスとハイメ・グスマン)だったこと、少女も実在のモデルがいること(コンスタンサ・ノルデン>>続きを読む

オオカミの家(2018年製作の映画)

4.9

不気味でザワザワしてずっと不穏 でも妙に心地よかった なんだこれは映画?映...画...?というより芸術、美術体験だった なんか、気付いたら映像の中にいた、世界観に巻き込まれた、引っ張られて体験させら>>続きを読む

オレの獲物はビンラディン(2016年製作の映画)

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小学生の頃、ビン・ラディン捕まえたいよねって話を友達とめっちゃしてた
完全に統失やんけと思って見てたけど、ゲイリーは誰にでもある謎の使命感(?)を持ったまま大人になったただの純粋な心の持ち主(?)なの
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ウツル(2022年製作の映画)

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11歳がiPadで作った映画というのがすごい、でもそれ以外の感想は特に無いかも

エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

5.0

すごい好き 映写機とフィルム映画への愛がすごい、刺さりまくった ニューシネマパラダイスは刺さらなかったからインド版ニューシネマパラダイスと言われているこの作品はどうかなと思ったけど、超良かった
行動力
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

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これこのラストシーンやりたいがためだけに作られた映画だろ さすがに使い古された焼き増し表現すぎる気が
カニバリズム設定があんま生かされてない気がした 違う設定でも似たような物語作れてしまうのでは...
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映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

今回も満足度高かった、いろんな映画のオマージュ多くて(忍たま乱太郎はあからさますぎてコラボレベルだろと思ったけど)見ていて本当に楽しいしワクワクする 今回はみさえの母っぷりが光ってた気がした

しんち
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.7

面白かった!漫画っぽい!
夜中にくだらな面白い映画を見たくなったらこれが良いと言われて、まさにそのテンションで見たので最高だった 意外とクオリティ高くてめっちゃくちゃ面白いよ〜!とか言われて昼間に見て
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権利への階段(2017年製作の映画)

3.3

いやもうヘレナボナムカーターの素晴らしい演技を堪能できるというだけで見る価値がある映画だこれは 主演は安定のヒラリースワンクだし
映画は芸術だけど、この作品は演技単体だけで芸術といっていいレベル 本編
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アフタースクール(原題)(2008年製作の映画)

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性癖拗らせ思春期エズラミラー とても良い
斜と陰でしかない役のエズラってなんか珍しい気がした もう一段階トンでて壊れてしまいそうな役の方が多い印象
性描写が激しくなく生々しくてわりと好きだなと思った(
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

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これアス観た時と全く同じなんだけど、観終わって考察読んで意味が繋がってなるほどすごい凝ってるな〜となる でも観賞中に楽しめたか?と考えるとそうでもないんだよなあ
考察読まないと意味が全然わからない自分
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

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大画面でエズラ・ミラーを見たくて観賞
陽エズラと陰エズラが同時に映し出されたスクリーンは眼福でしかなかった エズラとエズラに挟まれたい
エズラ・ミラーのフラッシュくんを映画館で見ることができる世界線に
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ: 手彫りの映画、その舞台裏(2022年製作の映画)

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代替品で作り物で周囲から浮いてるよそ物(むしろ化け物)であるピノキオの存在や設定そのものがダークファンタジーと親和性が高いから、デルトロのピノキオの物語は全てが馴染んだ作品になっていたのかもと思った >>続きを読む

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

3.6

デルトロのピノキオなんて絶対気持ち悪い生き物いっぱい出てくると思ってたし原作に近いエグさがあるかと思ってたけどそうでもなくメルヘンとリアルのバランスが良い可愛くて丁寧な物語だった
というか、ディズニー
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ピノキオ(1940年製作の映画)

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鼻伸びる描写あんなちょっとしかなかったっけ?妖精がマリリンモンローみたいで美しかった 「あなたがピノキオの良心になる?」って台詞なんか痺れた そこまでの、つまり導入部分までは面白かったけど、その後はピ>>続きを読む

グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

3.4

相変わらずジェイコブくんかわいい〜!!!!
すごく小学生だった、大人みたいなこと言ったりやったりしてるけどやっぱみんなどうしようもなくガキで、衝動的で、ずっと本気で全力で、懐かしい気持ちになる
下ネタ
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ソムニア 悪夢の少年(2016年製作の映画)

3.7

ホラーファンタジーということで期待通りの美しい世界観だった、んだけどしっかり怖かった...虫も怖いよぉ...
ただ怖がらせてくるのではなく原因があってそれを解明していって、そこに優しさや切なさと愛があ
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僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

3.8

統合失調症で入院した友達を思い出した
挙動がまじでこのままで、世界がこんな風に見えてたんかな...と思った その子も薬勝手にやめたりしてて「なんで飲まないの?」って聞いたら「もういらないから」としか言
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オーシャンズ(2009年製作の映画)

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職場で流れてたからゆるっと見た
かわいい金髪の少年が最初と最後に出てきた
クラゲの映像が超綺麗だった、ウェディングドレスみたい

ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

不意についてしまった嘘が原因でとんでもない展開になる映画は見ていてハラハラするし早く白状したらいいのにとイライラするんだけど、エヴァンにはそうならなかった なぜなら序盤はなんて不器用なんだ...と思っ>>続きを読む

SKIN/スキン(2019年製作の映画)

4.0

ブライオン実在してたのか なんか良かったなと思った ダリルとの関係性の構築をもうちょっと見たかったな
組織の非人道的な感じや恐怖と愛憎で支配されてるから裏切りづらい感じとか、若松孝二の実録連合赤軍の映
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