モさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.7

ウォンカ公開に向けて初視聴。原作を知らずにこれなのでなんとも言えないけどストーリー自体は王道をいく形で毒っ気スパイスにジョニーデップという大物を起用したってところ?私利私欲にまみれた子どもや大人はいわ>>続きを読む

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

追いついたの今年の話だからシリーズ3作目にして初劇場鑑賞なんだよね私。メインキャスト以外の役どころそういえば全然追っかけてなくて、李牧様、え……小栗旬ぅ?!?!なのよちょっと想像より年齢いってる?感あ>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.8

「映画館で観るべき作品です」という最高の映画人トムのことを信じきっているので観る以外の選択肢がない。M:Iシリーズは私の中では友情物語と化していて、今作も間違いなくそうだった(てかみんなはどんな作品だ>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

なんかちょっとしばらく「この作品を観た」ということに浸っていたくて、この映画以外のなんの情報も入れたくないようなそんな心境だった。"知ってる"が散りばめられていた。初めて出逢った作品なのに小さい頃のア>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

4.0

通報センターの一画という狭いエリアで毎日それぞれ繰り広げられている戦いの話。出てくるエリアと人物といえば、主人公とその職場で働く数人、廊下、トイレ、向かいの小部屋のみ。あとはすべて「声」のみで感情、表>>続きを読む

レッド・ノーティス(2021年製作の映画)

3.7

朝イチに観たので後半戦にちょうど良い睡魔が‥というハプニング(?)はありつつも、それを差し引いても面白かった。ライアンレイノルズはあの小気味良い芝居が良いリズムを作り出してくれるのか作品全体のテンポを>>続きを読む

シークレット・ジョブ(2019年製作の映画)

3.5

思ったよりかなり社会派の作品だからエクストリームジョブのぶっ飛び具合までは求めすぎかなと思いつつも、ある程度小気味良く進んではくれるので意外と中弛みせずに観れる。俳優陣の演技に助けられてる部分も大きい>>続きを読む

ザ・ビーチ(2000年製作の映画)

3.7

筏で生きて帰れるレオが見れる。理想郷をテーマにした作品だとつい最近観たOLD、ミッドサマーなどなど今や割とよくあるテーマになりつつあるけどここが駆け出しだったのかなぁ。どんどん醜くなっていく現実世界か>>続きを読む

ヒーズ・オール・ザット(2021年製作の映画)

4.0

プロム文化もパーティー文化も「高校生なんて皆何かしら偽って生きてる」そんな言葉さえも眩しく見える要素になっている。学園の枠を超えて世界をときめかせるインフルエンサーが、同じく注目を集める彼氏と別れてリ>>続きを読む

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

4.0

レストランでは、提供された料理を純粋にたのしみ、素直に美味しくいただく。これが我々客としての礼儀だしシェフが求めるもの、ここに尽きるのかなぁと思った(なにかしらの着地点を探してしまうのよ)。このお店、>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

4.0

プリスカ役がファントムスレッドだったのでこれはヤバい作品かもしれないって変に勘繰った。意外と面白く観れたじゃん… 前半の立て続けの死者続出、何より島から出られない恐怖というスリラー展開にコワッの思いだ>>続きを読む

スピード(1994年製作の映画)

4.4

乗るものすべてのスピードに振り回されるキアヌリーブスが見られます。当時低予算で作られた作品だったらしいけど、そんなの物ともしないほどの爆発シーンの迫力、ハイウェイシーンの臨場感が待っているのでそこはご>>続きを読む

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.1

9割アクション。常に銃撃戦。ながらも、戦い方の厚みみたいなものが広がっていて(馬、バイク、刀など…)キアヌリーブス無双回。孤独に戦ってきたジョンが、かつて誓印を交わしたソフィアやウィンストンたちと共闘>>続きを読む

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

4.1

ゴツくて正確な銃を好むジョン。主席連合との戦いを機に物語は一気にワールドワイドの展開を見せていく。我々の日常のすぐ近く、裏側でうごめく社会の窓みたいな武器屋、仕立て屋で次の戦いに備える様がキングスマン>>続きを読む

マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

4.2

2作目の何処か陰鬱な雰囲気を吹き飛ばすようなイメージで帰ってきたソー!題材としてはアスガルドの民に起こる預言であるラグナロクだけどベースが明るいのでシリアスになりすぎずに観れる(これ邦題も同じじゃダメ>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.1

とうとうDisney+短期集中チャレンジ開始!曲のチョイスもユーモアさの交え方も加えてエンドクレジットまで可愛くて、私の中での好感度が不動のものに。かねてより"家族"の定義に血の繋がりほど心底どうでも>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.3

これで観るの左右されるひと絶対いるのでまず言わせて、犬が酷い目に遭う。けど、救われる犬もいる。愛に出逢い、稼業から手を引いた男が悲しい運命によりまた道を辿っていく物語のプロローグに位置付けられる本作。>>続きを読む

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.8

この作品を背負うのはどこからどう見てもピューちゃん。ミッドサマー然り、こちらも圧倒的に昼の作品であろう本作だけどここも同じくアリスが口ずさみトリガーとなっている曲を含んだBGMがこの世界の不安定さを駆>>続きを読む

スパイダーヘッド(2022年製作の映画)

1.0

コシンスキーとクリヘム、マイルズテラーってキャスティングに惹かれて観たものの序盤で断念。えー導入のヘリまでは良かったのに(いや序盤も序盤)2023、しれっと40作品め。

最後まで行く(2014年製作の映画)

4.0

日本版を観るかは置いといてまずはこっち。ひき逃げ隠蔽にはじまり、当事者まさかの刑事、轢かれたのは殺人犯、加えて刑事属するチームの隠蔽もあり、この件で強請ってくるのはまたもや刑事というどっか抜き出したら>>続きを読む

ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

3.8

海外の、当たり前にカウンセラーがいて頼れる距離感にいる感じ、日本にも定着するといいのになーと思った(自分が今必要としているかは別として)。前作はインターポールは絡みつつも登場人物にややこしさがなかった>>続きを読む

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.6

この人の登場で、MCUますますなんでもあり状態に突入。時空を歪ませ、自然の摂理を侵す。この力が今後どうアベンジャーズに影響してくるのかは興味あり。元々医者ならではの救う者としての定義の違いに混乱する場>>続きを読む

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.2

も〜できることなら1番見たくない回来てしまった… でもこれだけの大作シリーズ、通らなくてはならない道なのもわかる。ので心して見る。"正義"とは、はじまりこそ人々のために、平和のために、それこそピーター>>続きを読む

ジャックは一体何をした?(2017年製作の映画)

1.0

一体、何をした…………?(聞くな)(のかは視聴した私にも謎)加害者との対話という状況へのメッセージなのか(凶悪犯罪の加害者との対応における話の噛み合わなさ、意思疎通の困難さなど?)リンチ自身の作風が実>>続きを読む

ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

4.0

ほんとNetflix作品には今のところハズレがない… ドタバタバディものはテンポの良いものが多い印象だけど個人的にこれは中でもかなり上位にランクイン。大枠は前大統領の再投を阻止するための証人を限られた>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.2

重厚で美しい世界が広がっていた。なんと美しい作品か。ほんとこんな「美しい」ということばが似合う1本があるのか。また、ティミーがこの圧巻の映像美に負けないことよ。今まではどの作品に出てもどこか静止画のよ>>続きを読む

非常宣言(2020年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

なんとしても映画館で観たかった作品…!無念。もし世界を脅かすような飛行機テロが起きたならこれは最たる例だろう。あらすじを読んで巻き込まれたテロからどう切り抜けるかという筋なのかと思っていたけど、さすが>>続きを読む

SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.3

親の思想は無垢な子の心へ無意識に無抵抗で流れ込む。今回はレイシストであるということだから、子としてみれば「黒人」だということだけで十分すぎる理由になってしまうんだね、どうかもうひとりの彼はそうではない>>続きを読む

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

4.1

gw締めくくりの1本はこれで。4年ほど実現していない推しグルのコンサートを眺める感覚を思い出すなどした。ずっと切れ目がないイメージ。ただキャラの個性が上手く立つのはこのあたりまでな感じするのでここらで>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

3.9

gwの勢いのままにいけるとこまでMCU作戦。これDisney+1か月短スパン勝負に出た方がいいんじゃないか?というのは置いといて(加入したときに限って結局見られないパターン多いので)。なんせスターウォ>>続きを読む

キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

4.1

そう、見てるときの一つひとつの展開がもう少年漫画なのよわかる…… 味方組織の中に巣食って勢力が肥大した悪党ヒドラの残党との対決は観ながら「ヒーローものは大体こんな感じよね」と思いながらも観ちゃうわよね>>続きを読む

リベンジ・スワップ(2022年製作の映画)

3.9

ティーンものを描く上で特に米国ではスクールカーストという構図は欠かせないほどの社会構造?なのだなと強く思う。学園の頂点からあっという間に転落した子とマイノリティを傷つけられた子がリベンジを果たしていく>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

世界中の誰もが知る大スターのことを突然自分以外の周囲の人がほぼ知らない世界になってしまったら?冒頭で大オチに触れるようですみませんが、ジャック以外にも彼らを恋しく思う人たちがいたシーンですこし胸が詰ま>>続きを読む

キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.8

やっと67巻までたどり着いた… すっかり配信産業にお世話になる身なのでレンタルなんて数億年ぶりに。前回よりも戦とは何か、将軍とは何かということが物語としても図としても明確に示された作品だったように思う>>続きを読む

17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

4.2

ものすごくリアルだった。17歳の身に起きたことの大きさと彼女が考えて考えて出した答えの結末までのたった数日間がこんなにも重い。オータム目線で見た父の姿への違和感とカウンセラーとの話でオータムの身に起き>>続きを読む

オールド・ガード(2020年製作の映画)

4.6

人が強くなるのは人がいるからだけど、人を不幸にするのはまた人なんだな。不死の力を持つ戦士たちが世のために実は飛躍してたって話だけど、アンディが言うように現代になればなるほど「悪意が多く」なり、放っては>>続きを読む