sawady6さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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UFO真相検証ファイル Part1 戦慄!宇宙人拉致事件の真実(2018年製作の映画)

1.7

ウィキペディアのUFO情報は偏っているという訴えをウィキペディアを参照して唱え、2,3個のインタビューを新録して資料映像と組み合わせるだけの最先端インスタント映画

初期トカナ配給作品だけどなんてもの
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息子の面影(2020年製作の映画)

4.4

雄大な南米大陸の景観の中行われる陰惨極まる人の所業を目の当りにできてしまう映画
バスに乗るという日常的な行為から始まる悲劇にわしの中の常識が侵され壊れるのを感じ恐怖を覚えた
あの顛末は母親にとって救い
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ウォーハント 魔界戦線(2022年製作の映画)

2.9

B.ウィリスの近年の映画群よろしくVOD向け作品のミッキー・ローク差替え版かと思いきや、それらよりは画作りもしっかりとしてるのに王道のB級を行き過ぎて特に特徴が無く展開にも抑揚が無く眠い
ポスターに映
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.1

試写にて
初めこそ前作の焼き増し感を感じてしまったが、中盤以降はその不安を払拭し気持ちが良いまでのお手本のような続編を見せてくれるので大変満足できる
トム・クルーズがトム・クルーズの見せ方を熟知してる
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MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

4.0

ひたすら引きの止め絵で幻聴の原因を探し求めるティルダスウィントンを眺めるだけなのだがそれが存外魅力的
只、疲労と緩やかな時間経過が相まって魚の切り身のシーン辺りから恐らく突拍子の無いラストシーンまで寝
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ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年製作の映画)

3.7

人間が武器を持出すもんだから捕食者と餌のバランスが崩れ狩るもの狩られるものが掻き乱されるのが特徴だけど、これによってごく普遍的な内容に
何回見てもあんまし話の流れを覚えられないが、豊富なショッキングシ
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ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

5.0

何時もTV放送の途中からのことが多いので改めて通しで見たがやっぱ何度見ても反則級に面白い
わしの宇宙に1本だけ持っていくならの映画筆頭だぞw
子役二人が災難過ぎるが本当にいい味出してるよなあ、ラプトル
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エルヴィス(2022年製作の映画)

3.7

プレスリーの伝記物というよりは興業視点の裏側サスペンスといった感じ
常に何かしらの劇半が流れてるのに加え演出も煌びやかなので面白いんだけど尺がとりあえず長い
戦後アメリカ40年史をプレスリーと軽く振り
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Pure Japanese(2022年製作の映画)

4.0

日本人としての戦闘技術を研鑽し自らの日本人度に恍惚する変態でしかもサイコな男が暴れまくる素っ頓狂なこれをディーンフジオカ本人が企画してるんだからそりゃ面白い

可笑しさが目立つ作品だけど日本人らしさと
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海上48hours ―悪夢のバカンス―(2022年製作の映画)

3.8

映画一番最初の字幕が「春休みだ!」の時点でもう9割方の展開を明かしたのと同義なんだよなあw
実際殆どその通りに進行してくれるバカ正直さが素晴らしいシネコン配給型のサメ映画でした

炎のデス・ポリス(2021年製作の映画)

4.1

田舎の警察署というワンシチュエーションに曲者5人の乱闘騒ぎの一夜を描く
警官もクズ野郎も各々の確固たる信条を抱いてるもんだからそれぞれなりに真っすぐ正直なのが面白い
熱い展開も外連味ある演出もあり、こ
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エヴェレスト 神々の山嶺(2016年製作の映画)

2.8

説得力と山への熱量を全く感じず淡々と脚本通りこなしてるイメージが強く出ている一本
原作未読だから何とも言えんが羽生の恋人枠は取り敢えず要らないと思うぞw
現地で撮ってるらしいベースキャンプ周りはら
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神々の山嶺(2021年製作の映画)

4.1

原作未読だけれども恐らくに必要部分をしっかりと纏め上げた仏アニメ版
山という魔性の存在を相手する男とその男のまた魔性の部分に惹かれる男の熱が十分に伝わり満足
片手の指3本でメキメキと垂直の壁を駆け
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マーベラス(2021年製作の映画)

3.8

とってもコテコテの殺し屋映画でちゃんとした見応えあるアクションにウイットに富んだ英国風ジョーク、
気になる謎からの盛り上がらない伏線回収と全く気を張らずに見れる仕事帰りにピッタリの作品
こういう作品は
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.5

劣等感を感じている人物に唯一のアイデンティティが奪われたかのように感じる時や、いざ本番で上手くいかず仕舞いの吐き気を催す挫折感等の"好き"に伴う鬱屈とした感情表現が巧みで、
それでも尚続ける理由足り得
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ジャバーウォッキー 4Kレストア版(1977年製作の映画)

3.5

ギリアム処女作を遂に目にしたわけだが衣装やセットは非常に豪華で中世再現への意気込みを感じるが、話が緩やか過ぎて率直に言うと刺激が足りない
めっちゃ作るの大変そうなのでメイキングの方が見てみたいしそっ
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ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.4

コメディ部分はこてこてのくだらなさ、そこに豪華俳優陣なのでちゃんとまあまあの面白さ
偶にはこういうどうでもいい映画も乙なものと思わせてくれる、そういう映画だったぞw

個人的お目当てのラドクリフの派手
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.1

ゴアも残酷描写も容赦なく強烈且つ鮮烈で瞬間的な厭さは抜群なのだが
わざとなのか妙にテンポや演出が間延びしてる箇所があってそこで厭さが途切れるのが勿体ない気がした
コロナ禍演出がモロに入ってるので今の
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呪詛(2022年製作の映画)

3.0

観る側に呪文を唱えさせたり祈らせたりする没入感への試みは面白いけど、
見えない物を信じて怖がっている癖に行動が軽率すぎる主人公と多すぎるカメラの台数と画角で気が散って乗れず
ノロイをばら撒いてる役を受
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ノロイ(2005年製作の映画)

4.7

じっとりとしたタッチで怪現象を束ねる「かぐたば」の真相に迫るモキュメンタリ
他の監督作にある所謂遊びの部分が殆ど無く真に迫るものがあり見ごたえ有り
合間合間に挟まる資料映像の出来映えや家屋のセットの美
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オカルトの森へようこそ THE MOVIE(2022年製作の映画)

3.3

よりポップに動的にした「カルト」をベースに手癖を詰め込んだような白石監督総集編が如き作品
従来作よりも気軽に霊体ミミズや江野さんや暴力と被暴力の逆転を楽しめるのがミソ

しかしあくまで総集編に近しい造
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カルト(2012年製作の映画)

4.2

母娘に取り憑くヤバい何かの危険度をこれでもかと高めることで、後半の霊能者ネオの登場からの霊能バトルを自然な流れに見せるのが面白い
白石監督ホラーの中では恐怖度が高めで何回か見てるけど尚面白くてすきだ
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殺人ワークショップ(2012年製作の映画)

3.5

掴み所の無い怪人・江野祥平に殺人を叩き込まれ実行に移すわけだが、
登場人物の殺し殺されの関係に仕方なさがあるのでどこか牧歌的にすら見えてしまうのが非常に危険に思える作品
最期の殺人も大きなカタルシスは
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女神の継承(2021年製作の映画)

2.6

コクソンを直前に見たせいで期待していた底の見えない不気味さが無く至極普通のPOVモキュメンタリで肩透かし
所々シャープな画はあるものの人並みの恐怖演出がくどく終盤は退屈にさえ思えてしまう
小道具と
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.2

往年のジャッロらしいスタイリッシュな赤色の使い方だとかサスペンスの造りは上手いが、
性を求めて群がる男供の描写が結構長めで一男としてかなり疲れてしまった
どう考えても顎の形でマット・スミスの見分けは付
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ジュラシック・パーク III(2001年製作の映画)

4.0

ナンバリングではあるもののシリーズのスピンオフという立ち位置が順当で、
そのポジションを踏まえメッセージ性よりもアトラクション性を優先、
しっかりと新たな恐竜の魅せ方を工夫した上で恐竜至上主義を貫
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オカルト(2008年製作の映画)

4.6

見てはいけない様な危なっかしい超自然的な映像から反社会的に変遷し、最後は見ている側も共犯の目線に仕立ててしまう流れは流石に上手い
江野祥平の生活感やその危なかしさによる実在感も抜群でこういう奴が居ても
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.5

一途で何かを好きでいることの楽しさだけでなく、
環境による継続の難しさとその弊害をきっちり描く分生生しさもあるので、そこを補えるのんの配役はベスト
だらりと見てられるトボけたテンポが心地よく、
君はこ
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ザ・ディープ・ハウス(2021年製作の映画)

3.3

水中撮影が殆どの撮影工程は気になるがホラーとしての中身がもし水中であっても無くても印象が変わらない様な月並みで陳腐な出来
折角なんだからもっと息苦しさや圧迫感を出してくれよな!

でっかくなっちゃった赤い子犬 僕はクリフォード(2021年製作の映画)

3.2

ホントだ、こりゃ赤い!
アマプラセール前回は期限切れて2回目でようやく視聴
対象年齢層に向けての相応の面白さで予想外のことこそ無いが手堅さ重視の作品
ジョン・クリーズも出てたり

リーサル・ストーム(2020年製作の映画)

2.0

全く謎でもない展開の引き延ばしに全く面白くないセリフとセンスが壊滅的でこれはきつい
アメリカのアパートには虎を飼ってる住人と武器を取り揃える住人、ナチの財宝を隠す大家がいるという雑な設定の大盤振る舞い
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カリガリ博士(1920年製作の映画)

4.5

1919年の作品とは思えないほど魅惑的で、古い映画だと多少は我慢がいる場合があるがこの映画にはそれがなくどちらかといえば新鮮ささえ感じる
怪奇サスペンスとしての造りやどんでん返しの構造は今日のお約束的
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人質 韓国トップスター誘拐事件(2021年製作の映画)

4.1

ファン・ジョンミン本人が誘拐されたらという設定の切り口こそは目新しいが、中身はthe韓国映画
酷く汗まみれながら立ち振る舞うファン・ジョンミンvs容赦なき冷酷なゴロツキ共の構図は手に汗握る

真面目に
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デストイレ(2018年製作の映画)

1.1

B級やZ級作品と呼ばれるモノは低予算と拙い技術を駆使してできる範囲内で映画を作ろうとするから可愛げがあるのであって、
端から作る気のない悪ふざけは見てる側を馬鹿にしていてただ不愉快なだけ
制作側も見る
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セミマゲドン(2018年製作の映画)

3.4

必殺!恐竜神父とペア発売だったので期待してなかったが、見た目こそちゃっちいながら筋書き自体はアニマルパニックの王道で、 できる範囲でちゃんと作ろうとする意志を感じ悪い気は起こらず楽しめたぞw
ビル群
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