からあげさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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天国でまた会おう(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

監督、脚本であるアルベール・デュポンテル
氏が帰還兵アルベール役で出演もしている。

こんな切ない物語にもさまざまな愛が深い。

まだ若き兵エドゥアールは
生き埋めになっていた戦友アルベールを助け
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.3

アメリカ、韓国、フランス制作で
なんとも斬新な設定が面白い。
‥ですが、やっぱり韓国らしさも表現されて
斧が出てきたー!(汗)
グロいのは勘弁してくださーい見れないよ。
SF映画にも斧が出てくるなんて
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クーパー家の晩餐会(2015年製作の映画)

3.3

クリスマスがもうすぐやってくる。
ちょっとだけ今年は雰囲気を楽しもうと
決めているので鑑賞してみた。

まず、雪が降る街並みや風景がとっても綺麗
癒されてホッとする感じってありますよね〜

冒頭に出て
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.0

少し前に「愛がなんだ」を鑑賞したときに
少しばかり“愛”の意味を考えたりした。
執着や依存のない身体から湧き出る思いの
愛ってなんだ?を思った。

この作品は人同士の温かい繋がりの中に強い
愛を感じる
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世界にひとつのロマンティック(2015年製作の映画)

3.3

ジェイク・ギレンホールのラブコメだから
これは鑑賞しないとだわ!

クリスマス映画ではないんですが、
目の前に迫ったクリスマスで街が賑やかに
輝いている時期にぴったりな作品。

〈サクッとあらすじ〉
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ワン・サニーデイ One Sunny Day 劇場版(2015年製作の映画)

3.5

ソ・ジゾブとキム・ジウォン
美男美女の物語。
上手く行き過ぎの恋物語だから
映画やテレビの中のことでしかないのかも‥
でも、ひょっとしたら何処かでこんな恋も
世間にはあるのかもしれない。

縁があれば
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.9


オートクチュールの有名仕立て屋レイノルズ
は歳の離れたウェイトレスをしていたアルマ
と出会い恋に落ち、二人は共にお互いを好き
になってしまう。

これを愛と呼ぶのならば随分と苦い愛になる
愛だと誤解
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傷だらけのふたり/恋に落ちた男(2014年製作の映画)

3.9

集金バックを持ち歩くガラの悪い男
制服姿で横を歩く綺麗な女 
二人並んで歩く。

全部観終わったあとに、改めてパッケージ
写真見ると良い作品だったなぁと思える。


ずっと、二人で並んで歩く日々と光へ
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.8

村上春樹原作の短編「納屋を焼く」
を映像化したミステリー作品。

雰囲気、音楽、情景描写が独特で、ポルシェ
に寂れたトラックといった、富と貧の描き方
に暗さと怪しさをもたせているのは上手い。

すべて
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マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり(2015年製作の映画)

3.9

消せないでいるLINEアドレスとトーク
たまに覗きため息ついてみたり‥

別れても気になってあの人のSNSたまに
覗いて、また、ため息ひとつ‥

そんな経験ありませんか、
そんな人たちが世間には結構い
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

“愛”はいろいろな愛が存在している。
ここでいう愛は20代後半の愛だか恋だか
ただの執着を愛だと勘違いしているのか‥
とにかく必死すぎる愛があって。

だけど、憎めない、一生懸命な愛だけど、
ぶっきち
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スケアクロウ(1973年製作の映画)

4.0

1970年代、映し出される風景、街並み、
まっすぐ続く道路、人々の表情、姿にホッと
できてしまう。
アル・パチーノの若き姿と演技に癒され、
時の流れの速さを感じてしまう。
特別、すごく感動するとか、涙
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悪のクロニクル(2015年製作の映画)

3.7

韓国に香港映画は悲哀感の表現が上手い。
ノアールがしみじみと漂い、観終われば
はあぁ〜とため息が出るよな漆黒の気持ち
に一瞬だけ襲われてしまうくらい見応えが
ある。

出世を選ぶか、真実を選ぶのか‥
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ラストレシピ 麒麟の舌の記憶(2017年製作の映画)

4.2

絶対味覚の舌を持つ主人公は高い料金で
“人生最期に食べたい料理“を出張して作り
依頼人からは喜ばれるのだが、
乾いた、満たされていない日々があった。

主人公はある人物の依頼で
70年前満州で“麒麟の
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.9

実際に起きた大富豪の孫誘拐事件を映画化
監督はリドリー・スコット。
個人的にリドリー監督作品は好きなので
どんな世界を見せてくれるのか期待が持てた。

まず、出演者に惹かれてしまった。
「手紙は憶えて
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.8

原作、佐藤泰志の函館四部作目になる。

柄本佑、染谷将太、石橋静河演じる男女3人
の恋人であり、友人であり、ちょっと不思議
な関係の描き方は台詞の1行1行にあるリアル
感が自然でとても好きだ。

最初
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生きてこそ(1993年製作の映画)

4.0

1972年ウルグアイのラグビーチームと
その家族はチリへ遠征試合に向かう。
乗った飛行機がアンデス山脈へ墜落し
てしまう。
45名中生存者は16名だった。

生きて帰ることを諦めなかった彼らの実話
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.0

この作品を観て感じたことはいろいろで‥

人と人の思いやりは、とっても温かい、手を
差し伸べてくれた人をずっと忘れずに大事に
思いたいってこと。

いろいろな環境の変化のなかでも手を差し伸
べてくれた
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デッド・フライト(2007年製作の映画)

3.3

グロいとオバケは観れないんですが、
ゾンビはおまかせください!!

B級映画でも、見応えはあった!

ハラハラ感も結構あって、最初の方はいつ
何処でゾンビが登場してくるのか。。と、
ドキドキだった笑
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シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

-

はじめて評価できない作品に出会って
しまった。

1993年にイタリアシチリア島で実際に
あった事件を元にした物語。

まだ若い13歳の男子と女子の心に芽生え
たパステルピンクのような淡い恋心。
トキ
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重力ピエロ(2009年製作の映画)

4.0

兄の名前は泉水、弟の名前は春
英語ではSpringで2人とも同じになる。

こんなに親の愛を受け育った2人兄弟の
泉水と春と、そして、父、母との深い絆
の物語である。しかし、
幸せだった家庭をある日突
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海炭市叙景(2010年製作の映画)

3.9

「そこのみにて光輝く」
「オーバーフェンス」

そして本作が函館三部作最後の鑑賞作品に
なる。

41歳で逝ってしまった原作者佐藤泰志さん
の世界を少しでも見たい気持ちが強かった。
『なぜに‥』『なん
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.0

“ニール・アームストロング”

1969年アポロ11号で人類初月に降りた人物
で大統領自由勲章などいくつかの賞を受賞
している歴史に残る人物である。

今回、ライアン・ゴズリング主演で実話の
ストーリ
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デイジー(2006年製作の映画)

3.5

香港映画「インファナルアフェア」の監督
であるアンドリュー・ラウ作品。

殺し屋は人を愛してはいけない
太陽の日差しを浴びてはいけない
花を好きにならない
人のためになることをしない
息を殺し生きる日
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オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

3.5

函館三部作でもある「そこのみにて光輝く」
に続き本作が二作目の鑑賞となる。

壊れた女と壊す男
なぜ、壊れた女は壊れた心を修理してくれる
ような相手を愛さないのか
壊す男は壊れない温かみがある層が厚い
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死体が消えた夜(2018年製作の映画)

3.5

「ロストボディ」の韓国版リメイク。
安置所から死体が消えてしまうという予想
もできないようなミステリーサスペンス。
見事な展開のラストが待っている!

大富豪で会社経営の妻がいて教授である夫は
言いな
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そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

4.0

函館の海の近くに住む若者たちの濁りと
純粋を混ぜたような心の動き、光を諦め
たような生活でも、掴みたくて、照らさ
れたくて、もがきながら探していた光に
照らされたとき、ほんとうの自分がそこ
には立って
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人生スイッチ(2014年製作の映画)

3.5

なんとも笑えないブラックコメディで
6つのストーリーが描かれている。

どの話も分からないこともない‥って思えて
しまう共感をちょっとだけ感じてしまう。
でも、普通はしない、まともでありたいから。
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セレステ∞ジェシー(2012年製作の映画)

3.9

これはね〜観てて辛い。
苦しい思いになってしまうかなぁ〜
切なすぎる気がして‥現実っぽい
みんな誰だって生きてりゃ
色恋なんて、いろいろあって、それは
決して楽しい美しい思い出ばかりじゃないけ
ど、み
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映画は映画だ(2008年製作の映画)

4.0

もっとコミカルな感じなのかと思い鑑賞
だった、が、違った。

現役ヤクザが映画に出演するというありえな
い設定の中に黒社会の闇も描かれていて
男のロマンと哀愁が詰まっていた。

男は背中で語る、抱えて
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Be With You 〜いま、会いにゆきます(2018年製作の映画)

3.8

日本版はお恥ずかしいことに観てない、
読んでないです。
だから新鮮といえば新鮮な‥
さてさてどんな物語がはじまるのかワクワク
でした。

これは、男女の恋を超えた愛と家族愛が心を
和ませてくれる。
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ただ君だけ(2011年製作の映画)

4.2

「ある会社員」でソ・ジンブの演技に惹か
れてしまい、他の作品にも興味が湧き鑑賞
です。

”愛“を簡単に語るんじゃなく
その奥にある秘めた強い愛を感じた
名前すらもう名乗れなくても
誰に苦しみを伝える
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ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

これは‥ 唖然となってしまった。
すごい。
深い深い真っ暗な闇の中に入ってしまった
ような感じがした。

なんといってもホアキン・フェニックスが
全身全霊でジョーカーだった。
報われない悲し
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クラウド アトラス(2012年製作の映画)

3.5

「死はただの扉にすぎない 
 閉じたとき次の扉が開く
 天国とは新たな扉が開くこと」

年代も違う6つの物語が1本の映画で同時
進行する。
はっきりと輪廻転生が分かりやすく作られ
てはいないが、ヒント
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ある会社員(2012年製作の映画)

3.9

正面より横からの撮られたときの顔は
まさしく影と色気が漂う、主演俳優は
ソ・ジンブ
多分、ソ・ジンブ作品の鑑賞は初めてだ
と思う。

表向きは普通の会社のはずが、裏は殺人請
負い会社プロの殺し屋が集ま
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

刑務所での強制労働から逃れるために
精神異常を装い、精神病院に入院すること
になった主人公が自由を求め病院で様々な
問題を起こしていく。
自由とは、仲間とは、人間とは‥の物語。

人間の深さを追求して
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