ルカ・グァダニーノ版H2、めちゃくちゃおもれえっ!!
三角関係meetsスポ根で適度な悪意と傲慢さを振り掛けながら競技そのもの、スポーツカタルシスで着地する離れ業、堪能いたしました。
編集やカット>>続きを読む
前日譚て結局各キャラどうなるか予想つくし話も辻褄合わせ以上にはならんのであんま興味湧かんのよね…と言いながら見たら面白かった!!となるパターンを期待していたが全然ハマれなかった。
アクションシーンは>>続きを読む
タイトルとかテーマ・内容からして176分ぐらいあるんじゃないかと怯んでいたが全然長くなかった。
誰でも子供の頃に特撮ヒーロー物の悪役だとか、歴史上悪虐行為とされる出来事の当事者たちはどういう神経の持>>続きを読む
猫がおしっこした!っつってタオルで拭くか?ティッシュとかトイレットペーパーだろ?というオープニングで不安になってしまった。
限界中年男性なので、最近はさまざまな性愛関係において浮き彫りにされる心情の>>続きを読む
まだ実際の事件が頭に浮かんじゃう時期に、すごく繊細にバランスが考えられた作品だったと思う。
でも監督の意図がどうあれ、やはり石原さとみは市井にいることが不自然レベルのルックスなので、どんな演技をして>>続きを読む
好評っぽいので見てみたが、冒頭から「ついに突き止めたぞお、都市伝説うんちゃらかんちゃら」「うちの雑誌も今月で廃刊だからうんちゃらかんちゃら」と1人で説明しまくるキャラが出てきてその時点でノれなそう…と>>続きを読む
濱口竜介版なめとこ山の熊だったような気がしないでもない…ようなないような…
いやーさすが良かった。主人公と他の人の演技のモードが違いすぎて面食らったり割とわかりやすい悪が存在してるじゃーんという前半>>続きを読む
むかーしテレビでやってたときに見た異人たちとの夏はええ話やなあと思って見てたら終盤冗談みたいなホラーになってズッコケた記憶があるんだが、こちらはさすがにスマートでした。
結局人生の基盤となるのは親か>>続きを読む
毎回「時代劇とか史実映画嫌いやねん」と言っては「そう言ってたのに良かった!」と言ってる俺ですが例によってめちゃくちゃ良かったです。
長丁場も序盤の細かくテンポの良い編集から実験の息を呑む緊張感へのメ>>続きを読む
預言だの決闘だの血統だの血糖(ハルコンネン)だので古典すぎる。ほんとに古典なんだからしゃーないし改編してベネ・ゲセリットの普段の会話はおにぎりの具にしろとも言えんけど、だからっつってストーリーに面白み>>続きを読む
多様性やウォーク的なものを茶化してるみたいなとこが話題になってたんで見たんだけどミスリードとまでは言わずともそういう社会批評的なとこを期待すると肩透かしかもしれん。
絵的にも話的にも映画というより気>>続きを読む
スカッとというよりモヤッとを残して終わるところがヨーロッパの映画って感じで良かった。娯楽的な起伏はないけどひとつひとつ丁寧に見せてくれるので長丁場でも耐えられた。
ってか息子がしんどすぎると思うけど>>続きを読む
30年近く前に「心理学系大学院を目指す人たちで論文の原著を読む勉強会」てのに参加してて、「男性器と女性器の名称の数の差が、そのままタブーを表している」みたいな本を読んだのを思い出した。その本を読むこと>>続きを読む
愛なのにを見てから中島歩さんの存在感にハマってしまってたところに教えてもらって見てきました。
コントっぽい会話劇というか会話劇っぽいコントというかで中島歩さん目当てには満足の一本だった。なんだろなー>>続きを読む
徹底的に胸クソ悪い話を作ってやろうという厨二病的悪意の発露なのか、社会批評的な観点から辿り着いた話なのかわかんないけどヘレデタリーやミッドサマーよりいいのでは。
ながーいモノローグによる冒頭や、メンタルヘルスイシューがわかりやすく提示される序盤で一瞬警戒したが、さすがそんな安易なドラマに流れたりすることはなかった。
社会批判的な問題提起でも情緒に訴え生きづら>>続きを読む
意図的なのか無自覚なのかわからんが、発達障害的特性由来の言動からくる孤立を所謂子供の純真さ(大人が失った美しさ)として描きたがっているようなところに時折抵抗を感じてしまった。いやそこを分けろと言いたい>>続きを読む
説明もないし集中してないと(してても)それぞれの関係性やストーリーを見出せないんだけど、おそらくそのどちらもあまり重要ではなくて「その先」みたいなものの予感を色々残す映画という感じがとても良かった。あ>>続きを読む
所謂Retardにいろんな「なぜ?」を突きつけさせる聖人化手法、正直あんま好きじゃないんよな…と思いながらの序盤だったが、ベラはRetardではなかったし、「学ぶ」こと、「考えること」によって主体性を>>続きを読む
残虐なだけであんま怖くはなかった。インセル的な皮肉も込めようとしてんのか?みたいのもあったが皮肉じゃなくてそのまんまだった。
ストーリー自体はブルーバレンタインメソッドに忠実な出会いと別れを時系列ミックスで見せるという老人には1mmも興味が沸かない話なんだけど、やはりその解像度のエグさがヤバい。昔テレビのデジタル放送が開始さ>>続きを読む
あーあー不倫モノねーそういうストーリーにはもう興味持てないし没入なんかできないのよねーおじいちゃんだから!とやや上から見始めたんですけどもなんなんですかこの嫌な感じ解像度の高さは。会話が4Kいや8Kな>>続きを読む
テレビは無くネカフェ的なのは出てくるがスマホはなく、音楽や映画のポスターも徹底的に時代性を排しているのはウクライナの戦争のニュースを際立たせるためなのか、普遍的なラブストーリーを描きたかったからか。>>続きを読む
あ、もうそっから始まるんだ…てのは良かったが、絶望的状況下での人間の排他性みたいのはありきたりすぎてもう少しツイストしてくれえと思ってしまった。
イ・ビョンホンは時々遠藤憲一になっていたがさすがの迫>>続きを読む
メイン二人が役としてノってきてるのがわかるのが良かった。ここからはシリーズとしてフォーマット化しないでいて欲しい。
主役になるとどんな役でも役所広司-The Movie-になってしまう役所広司が高齢のトイレ清掃員役ということでケン・ローチ的な話かと思ったが、貧困によって医療保険に入れなくて適切な治療を受けられなくて>>続きを読む
普通ってなにとか子供を作るのが当たり前に対する疑問であったり、それを男性の老人に言わせたりするのは手垢がつきすぎというか、大事なことだとわかっていてもややお腹いっぱいだなと思ったりもするが、発達障害的>>続きを読む
ノック 終末の訪問者を見た後だからストーリーにはシャマランぽさを、そしてジュリア・ロバーツにケビン・ベーコン、イーサン・ホークというキャストにはフラットライナーズっぽさを感じてしまった。イーサンホーク>>続きを読む
さあて、予定のない休日に杉咲花 -The Movie-でも見るかーと気軽に家を出た俺を待ち受けていたのは…
いやいやいやコレは… 愛した女は何者だったのか系ミステリーみたいなエンタメ作品とは一線を画>>続きを読む
メッセージやステイトメントがあるわけではなく、あるのはヴィーガンへの悪意だけという潔さ。テンポも良く短くて良かった。
経営うまくいってなくても家は素敵なんだなと思いました。
俺の大好きな「無音カフェ」映画だっ!あんな無音なカフェ居心地悪すぎるだろっ!
その後二人がどのように心を通わせたとしても、「帰りたくない」という初対面の小学生に「うち来る?」という大人は完全アウトジ>>続きを読む
「原作読んでるとイマイチと言うならば、そのイマイチさを確かめるぞ!」と意気込んで見てきました。前半は「あれ?これ寺島しのぶ?違う?あれ?」と目を凝らしながら。
別に原作に忠実かどうかを求めているわけ>>続きを読む
久々にシャマラン映画を見た。
ホームランではなくかと言って三振でもなく、飛んだコースによってはヒットになるかな…という感じ。でもバウティスタの存在感は不条理さに説得力を持たせてたし最後まで「えー」と>>続きを読む
俺の大好きな、「自然に囲まれた田舎で古民家改修!スローライフ!でも地元民とうまくいかなくなり撤収!」みたいなTwitterやYouTubeでよく見るやつだと思って見にきました。前半はまさにそういう話だ>>続きを読む
時間も短くライトに楽しめて、なんかこうシャザムとかに通ずる「本来ヒーロー映画ってこんな感じだったよな」という楽しさでした。
まあそうは言ってもぼくちゃんももう大人なので猫の動きってCGで再現するの難>>続きを読む
ほ、ほねぶとっ!
かなりシンドイローパーな話で、演出と演技も自然さの中でクサさが際立たないギリギリんとこで踏ん張ってた。天秤の傾きが逆転する話と逆転する仕掛けがありそうというかあってくれと願ってしま>>続きを読む