このレビューはネタバレを含みます
真実と事実、そして理解。
協会のシーンは本当によかった。台詞はなくとも観る人は、心で感じることができる。ルーカスの瞳、呼吸、まとう雰囲気、すべての要素があのシーンに詰め込まれている。それを観れただけ>>続きを読む
一番好きなカップル
彼らが仲良くしてるシーンは、ほとんどない。二人とも衝突しては離れ、また互いを求めあう。その繰り返し。
印象的なのが離れている時の二人。どこか虚しく辛そうである。
そんな二人の作り>>続きを読む
メメントの主人公は、興味深く好きなキャラクターの一人。
恐ろしくも哀れで愚かだが、彼にとってあの選択は幸せなのでしょう。
物語を紐解いていくあの感覚が堪らない。
終始目が離せなく、メメントの虜になっ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ポールニューマンの笑顔はいつだって輝いてる。それは何年たっても変わらない。
どんな苦難も困難も笑って乗り越えようとする。その姿に多くのファンが惚れ込んだことでしょう。私もその一人です。
この作品も、>>続きを読む
なんと美しい映画か
荒々しい海、濡れた浜辺、深く濃い木々。これらを特有の空気と音楽がつつむ。
目に写り込む、さまざまな要素が独特で美しく、思わず息をのみます。
スクリーンから目が離せない。
是非>>続きを読む
ラストのキリアン・マーフィの表情が頭から離れない。
映像と音響が逸品な作品。観たもの、聴いたものは、この作品でしか体験できないものです。
台詞は知的で詩的なものでした。キャスト陣の台詞の掛け合いは>>続きを読む
言葉で語れないそんな素敵な人に会える。
こんなに魅力的な人に会うのは久々です。特筆すべきは平山さんでしょう。
彼に対して我々は様々なことを思うでしょう。残念ながら私はどんな言葉を使っても、彼を表す>>続きを読む
真実や事実のない世界に生きる者たち
特徴的なのは物語で飛び交う台詞。
空気には緊張感が走り、言葉には勢いがある。観ている者を不安にさせ、スクリーンから目を離せなくする。掴んで揺さぶり離さない、そんな>>続きを読む
離れがたい夏のような映画
登場人物の内面の声が、観ているこちらに聞こえてくるそんな映画。
コットと老夫婦の関係は本当に素敵なものでした。それはこの映画に出会った皆が思っていることでしょう。だから、三>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
まさに「悪鬼」その言葉がふさわしい男。
極悪非道な彼が振るう刀は観る価値あり。
シチュエーションがよい。
雨の降る夜、雪の降る夜、炎と煙を背景に斬りあう侍、名シーンの連続です。
仲代達矢さんのあの>>続きを読む
燦々と照らされた町と広がる美しい海。そこで絶世の美男子が黒々しい犯罪を行う。全ての要素がアランドロンを引き立たせる名作映画。
特筆すべきはアランドロン演じるリプリー。彼の見え隠れする「悪意」「欲」は>>続きを読む
純然たる悪に会える。
この映画でオーソン・ウェルズを知り、「会えてよかった」とそう思った。一番好きな悪役(かも‥)です。
彼の動機は単純明快。だがそれ故に非道で醜悪。だから強烈な印象放ち、私たちの>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
人生を精一杯「謳歌」する者たち
方法は愚かかもしれない。だが精一杯生きようと努力する彼らを、私は素敵だと思えるし、尊敬します。
生きることに不安になってしまいがちな昨今、彼らの姿は私たちへのエールな>>続きを読む
冒頭から異様な雰囲気に呑まれます。
なにか鬼気迫る空気感、不安にさせるカット。
そこに間髪いれず様々な要素を入れてくる。それは人間の心理だったり、目を疑う光景、得体のしれないもの、ハプニング、これらが>>続きを読む