Noahさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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フランケンシュタイン(1931年製作の映画)

3.7

90年経った今でも代表的なモンスターの映画。

フランケンシュタイン博士の傲慢さによって生み出された生き物が、コントロールを失い人を殺し脅威となった事で、退治される話。

ただこれをシンプルなモンスタ
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あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

4.3

2人の優しさではどうしようもない世界。
立ち向かう余地すら与えられない世界。

差別されていない側がどれだけ気にしないと言っても、その個人間は良くても、当事者にとっては、“世界”が許してくれないのだ。
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こんにちは、私のお母さん(2021年製作の映画)

3.9

「なんだ、定番の過去に帰って親の人生を好転させよう系か。割とBTtFとかドラえもんとかでやり尽くされてるジャンルだしな」と思って観てたら、最後に良い意味で裏切られて、一気に手のひら返ししました。

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エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に(2015年製作の映画)

3.8

「出来事に意味があるかどうかは自分次第」

リンクレイター監督らしく一見垂れた流しのように感じる会話劇の中に、さりげなく入る金言にハッとさせられる。

「これから素敵な日々が始まる」という空気感を味わ
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ブギーナイツ(1997年製作の映画)

3.7

とても歪で、少し羨ましいと思ったらそう思わなかったり。

けど結局そこに居場所を求める人たちはそれ以外の世界から理解されない悲しさを抱えている。

ポルノを誇りを持って製作していてもマスかきに消費され
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在りし日の歌(2019年製作の映画)

4.2

文化大革命の混乱を引きずりながらも改革を進める時代。混乱と忍耐の時代の中でも主人公家族とその親友の家族は兄弟のように仲良く暮らしていた。その息子達の1人が死ぬまでは…。

死んでしまった子の両親と、死
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ウェディング・シンガー(1998年製作の映画)

3.8

ストーリーやキャラ付けは定番。
冴えない歌手と、健気なウェイトレスの女の子が、お互い惹かれあっているのにすれ違う話。

定番ラブコメでキュンとさせてくれる。ただコメの部分の主張がだいぶ激しくシュールで
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クレールの膝(1970年製作の映画)

3.7

恋愛に発展するのは、運命の力か意志による選択の力か。

エリックロメールの恋愛劇はつくづくマンスプレイニングな男をシニカルに描く気持ちよさがある。男からしたら複雑な気もするけど笑

別荘地が美しすぎる
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天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

4.1

素晴らしい…身も心もバルスされました…良い意味で…

ブラインドスポッティング(2018年製作の映画)

3.9

過去に重犯罪を犯して保護観察中の黒人主人公と、彼の昔からの白人親友。
普通ならここで人種は関係ないけど、本作はこの2人の“見えない”違いを感じるのがキモになる。

黒人というだけで乱暴者や無法者という
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潜水服は蝶の夢を見る(2007年製作の映画)

3.7

生きることに希望を持てると同時に、“生きる”とは何かを考えさせられる。

なんでこの人の周りにはこんな美人ばっかなんだ!!と邪念が浮かばなくもない。

ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

4.0

10年前の大ヒット作以来、全く筆が進まない小説家の男。兄から女との付き合いを勧められるも失恋と経験の少なさでイマイチ。
そんな中夢の中に出てきたことをきっかけに小説に綴った“理想の女性”が実際に現実世
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狩人の夜(1955年製作の映画)

4.0

この世で1番美しく残酷な童話。

どこかで見たことのあるLOVEとHATEはここから来てるのか。にしてもハリーパウエル怖すぎ。最近の凝ったスリラー系に引けをとらんくらい惹きつけられる。

子どもだけで
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パリ13区(2021年製作の映画)

4.0

観終わって3週間。いまだに心に残っている。描写がR18並にどぎつかったのもあるけど、この作品ごと脳裏にこべりつく感覚は一体なんなのか。

セックスを通して、恋人関係を通して、一時は安定を感じるけど、一
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.9

フェーズ4の大きな流れである「次世代への継承」が、顕著に表れている作品。

今までのマーベル作品の中で、ある意味1番子どもに夢を与える作品なんじゃないかな。

タイカワイティティの手によってソーがどん
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