maruさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.2

陸海空で時間をずらして描くのがいいなあノーラン。会話が少ないのに考えさせられる。あとやっぱりハンスジマーよ。

ザ・マザー: 母という名の暗殺者(2023年製作の映画)

3.0

救出してから、別れるところのジェニファーの演技と爆竹の音と光ががとても良くて、このひとのこういう演技がみれたことで、この映画はもう満足だなぁなった。
内容は、ね、ウン…

5月の花嫁学校(2020年製作の映画)

3.4

これはフランス史をざっとでも知っていないとわからんだろ〜とおもいました。高コンテキストというかなんというか、おもしろさでカバーされているのでよいんだけど。さいごのミュージカルは笑ってしまった。なかなか>>続きを読む

白い恐怖(1945年製作の映画)

3.5

内容は置いておいて、スキーのシーン笑い転げた🎿

トラフィック/ぼくの伯父さんの交通大戦争(1971年製作の映画)

4.0

さいこうに最高な映画。
おじさんのロードムービー的な。
連鎖事故にキャンピングカー、月面着陸におかしな警察、セリフの少なさと小ボケどれもこれもがジャックタチという感じ 
マリアのファッションと情緒が可
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ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

4.0

トニーレオンの子犬みたいな目とクズ製造機感やばいな…あれはやばい
白黒からカラーになる瞬間、なんだかぞわっとする。白黒のほうが感情的にみえるのなぜだろう。

料理が馬鹿美味しそう。
血の赤、牛の赤、街
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小早川家の秋(1961年製作の映画)

4.3

だいぶ上位にくる好みの小津だった〜!
カラーになると隅々まで目を凝らしてしまうわね.司葉子の可愛らしさやばいわ。

夕なぎ(1972年製作の映画)

4.2

オープニングの音楽がよいな〜ロミーの美しさずっと見てられるな〜ファッション、インテリア最高だな〜と見惚れていたら、序盤〜中盤にかけて徐々にやばくなってくるイヴモンタンの演技にやられてしまった。おそろし>>続きを読む

白い花びら(1998年製作の映画)

4.0

こういうのだめなんだってば…
どストライクすぎちゃう。

赤青黄、白の花、
微妙ないろのアイシャドウ、美味しそうではないハンバーガーと対比してうまそうな煙草。

会話はほとんどなく、表情も乏しい。絶妙
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ブルジョワジーの秘かな愉しみ(1972年製作の映画)

3.8

なかなか食事にありつけず、さいご机の下で頬張るのすごく好きだった。なにあの品のないかんじ。夢か現か妄想かなんなのかわからないけど、何もない道をヒールでお洒落着でこつこつと歩くのいいなぁ。反復

エル プラネタ(2021年製作の映画)

3.9

はじまって5秒でこれ好きな感じ…となった 絶妙にわざとっぽい切り替えや風景の切り取り方、カメラワークは誰かの何かを取り入れたメタファーなのか?と思ったけどわからなかったな。

白黒だから得られる悲壮感
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男はつらいよ 私の寅さん(1973年製作の映画)

3.5

男女の友情はあると思う派です
満男ちゃん初めて話した?かわいいかわいい。電話切っちゃうところなんてあの家で育ったというだけあるわね、という感じ笑

汚れなき祈り(2012年製作の映画)

3.7

淡々と進んでゆくかんじがとても好みだった。撮り方や魅せ方がすきだなあとなる。みんながみんな食い違って超真面目なのがいい。
みんな等しく狂っている。

死んだ後がながいなあとなった。

オリーブの林をぬけて(1994年製作の映画)

4.0

同じシーンをずっと見させられているのに飽きないのは雰囲気ゆえか手腕なのか好みなのか。三部作と知らずこの作品から観てしまった。永遠と愛を乞うのがばからしくてかわいくてうるさくてよかった

太陽の下で 真実の北朝鮮(2015年製作の映画)

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寝ながら作業しながらようやく見終えた…評価しようがないなあ…
まったく無知なので歴史などさらっとしか知らないのだが、知りたくなったな。こういう状況下で育つとなにも疑わなくなるの…?涙の意味は…?バスな
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男はつらいよ 寅次郎忘れな草(1973年製作の映画)

3.7

デリカシカケタ?

歴代のマドンナのなまえがでてきて沸いた。全部振られてるけどねと笑っていえる寅さんいいなぁ。

男はつらいよ 寅次郎夢枕(1972年製作の映画)

3.6

寅さんのはじめてのパターンじゃない…!?となった切ない〜〜

アニー・ホール(1977年製作の映画)

4.0

はじめはなんだこれ……の気持ちで観てたのにだんだんのめり込んでしまって夢か現かわからなくなった。メリーゴーランドのシーンとかテニスのシーンって存在してますか…?
台詞回しが天才的だろうどう考えても。短
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危険なプロット(2012年製作の映画)

3.8

これだよ、これとなるオゾン映画。
クロードのいびつな愛ときたら目の当たりにするとどきどきしちゃう。
「良い結末とは、みなを驚かすこと、これ以外に選択はないと思わせること」
フランス映画要素がふんだんに
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RRR(2022年製作の映画)

4.0

先に観ていた友人が「秒で終わるよ」と言ったのを、んなわけないだろ笑笑 と思っていた時期がわたしにもありました。秒ではないけど30分くらい。
最高のエンターテイメントだわ
散りばめられている神話やインド
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花様年華(2000年製作の映画)

4.0

大人の恋愛よ、
昼顔をみたあとにこれを観たもんだから、対照的すぎて面白かった。わたしはこちらのみえそうで見えないエロスが好みだな。
ぶつ切りカットと小物とドレス。
麻雀とネクタイと吐息と。
ぞくぞくし
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昼顔(1967年製作の映画)

3.5

小説を読んでいないからなんとも。
さいきんおもうことがあって内容が被ってしまったので、ある意味純粋な欲望にとらわれた孤独な女としか解釈ができなかった。

最後はブニュエルらしさがあふれるなあと思ってに
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コロンバス(2017年製作の映画)

4.1

個人的にとても好みな映画になった。
夏の夜に車からでて煙草を吸うシーンが好きすぎて、泣きそうになった。夏の夜、虫の鳴き声や蒸してそうな湿度感を感じられる映画は結構少ない。
曖昧な関係ですすんでゆく人間
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アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

3.4

おもったよりちょっとどう扱っていいのかわからなくて混乱した

人間は説明できない「未知」に対応するために物語を生みだした。化学や科学が発展したいま物語は「ものがたり」としての効力を失いつつあるのではな
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彷徨い(2023年製作の映画)

2.0

これは………これみて何をどう思えばいいのかまるでわからない…

男性だったらありがちなことを女性がやるだけでこんなかんじになりますよ、みたいなこと?笑ってしまった。安直だ……もうそこの時代は通り越しだ
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ライラ/フレンチKISSをあなたと(1999年製作の映画)

2.5

ソフィーマルソーみたいがために観た映画
わんこ好きな人はだめそう

浮き雲(1996年製作の映画)

4.0

どん底なのにあまり表情が変わらないからか淡々とすすんでゆくようにもみえる物語。全額スったとき笑ってしまった。
犬と中年夫婦、愛。
アキカウリスマキ2本めにしてまたドンピシャな作品を得てしまった。こまっ
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すべてうまくいきますように(2021年製作の映画)

3.6

オゾンらしくないなというのが率直な感想。だから逆に途中から物語だけに集中できたのかもしれない。あんまり刺さらなかったな。
シャーロットランプリングはやっぱり上手い。目線のひとつひとつが気持ち悪いくらい
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街のあかり(2006年製作の映画)

4.1

アキカウリスマキはすべてこんな感じの作品つくってる監督なんですか………?ド好みなんですけど……。
みんなの哀れみの目に苦しくなっちゃった。踏んだり蹴ったりなのに、コイスティネンをみててどうも悲壮感がう
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