miraさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

特別編 響け!ユーフォニアム アンサンブルコンテスト(2023年製作の映画)

2.5

まず、イメージ図が夏服なのに実際には秋冬服なのなんなん? 派手な話ではないのでしゃーないが絵的にも面白みがかけてた。『誓いのフィナーレ』は無理矢理感を多少感じたが、これはまるくまとまりすぎな気がする。

ナイトビジター(1970年製作の映画)

4.0

さいしょ何も説明なしに雪原に男が走っている姿、意味がわからんと思ったが、それがおもしろい(ショット的には遠景で刑務所らしきものを映しているので説明はしている)。振り子の運動、風の揺れ、時計の揺れ、脱出>>続きを読む

トルテュ島の遭難者たち 4Kレストア(1976年製作の映画)

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面白すぎる。ノーランが『テネット』でびみょうな飛び込みシーンを撮ってたけど、本来飛び込みはこう撮るんだろうなと納得させられる。船からのダイヴから繋ぎで超ロングはぶち上がる。ツアーにブチギレてウエットス>>続きを読む

ブレーキ・ダウン(1997年製作の映画)

4.5

ひょんなことから? いったいこんな事件に巻き込まれるとでも思うだろうか? 『激突』的な映画かと思ってたら見事に裏切られた。凡作なら銀行のシーンで終わりそうだが、がんがん動いていくのでめちゃ面白い。トラ>>続きを読む

不安は魂を食いつくす/不安と魂(1974年製作の映画)

3.5

ダグラスサークのあれはまるで覚えてなかったが普通に楽しめた。が、冒頭ウトウトして気づいたら結婚しよう!ってなってた。テレビ壊すシーンは強烈。

天使の影(1976年製作の映画)

3.5

男が「死ぬのは贅沢だ」っていっていて、たしかにそのままであれば生きていく者を殺すという行為は贅沢なのかもしれない。それをいえば映画内で猫殺しを見る贅沢さ。男同士がキスするのはダメだってボコられるのファ>>続きを読む

劇場版 ほんとにあった!呪いのビデオ100(2023年製作の映画)

4.0

ほとんどギャグ映画めちゃくちゃおもしろい。この前、『忌怪島』をやった清水崇はトレンドを読む力があるというか、基本的にクローズな場でひとりで楽しむ心霊ビデオを上映して共有するということ。心霊ビデオをみん>>続きを読む

マネーモンスター(2016年製作の映画)

3.0

手際がよくて面白かった。説得すると思いきや「あんたはほんとに馬鹿よ!!!それで男のつもり?!わたしとやるときは叫ぶくせに!!」と旦那にブチ切れる妻、さいこうすぎる。スタジオ抜け出して外出るのとかいいよ>>続きを読む

ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

2.0

せいぜいロングからの捕獲シーンくらいか? あとクラゲ大量発生のとこ。さいご謎に死んでて「はあ?」みたいな声出た。コレット=セラでいちばんつまんない。

草の葉(2018年製作の映画)

3.0

みんな誰か死んだ人の話をして「お前のせいだ!」ってブチ切れている。それと愛の話。ツーショットで肩越しショットはなかなか見ないので新鮮。ただ謎にピン送りにトチ狂った劇伴出る謎に謎な映画。いつにも増してキ>>続きを読む

友だちの恋人(1987年製作の映画)

3.0

テニスやっている映画は数あれど試合を観戦する(一瞬だが)映画はあんまないよなとか考えてた。さすがにウィンドウサーフィンのシーンとか普通にうまい(カメラが)そいや、前職の取引先でウィンドウサーフィンのプ>>続きを読む

熱い賭け(1974年製作の映画)

3.0

賭けに負けた大学教授があれこれ試行錯誤するがどん底に落ちていく。ラストの眼、追い詰められた男の表情、賭けがここまでの盛大な振りのように感じる。

仮面の報酬(1949年製作の映画)

4.0

スムーズなアクション繋ぎに惚れ惚れする。鏡の反射は切り返しの工数削減からか? 端正な演出しているから、39分51秒〜の扉開閉ミッチャムへの90度パンに驚きがある。追っかけ/追っかけられが面白い。

猛獣大脱走(1983年製作の映画)

3.5

いま絶対に撮れない映画としての価値がある。ネズミを燃やすところは爽快だし、ゾウが女の顔を潰すシーンはプライスレス。しかし、チーターってあんなに長く走れんのか笑

妻は告白する(1961年製作の映画)

3.5

若尾文子がちょっと悪意ありげな風を装っているかと思いきや、案外真っ直ぐ愛に飢えた女やってておもろい。ちょっとは遊んでたくせにわかりやすく距離をとるカス男好きになるのも大変やねって話。川口浩の露骨な態度>>続きを読む

素顔のままで(1996年製作の映画)

2.5

クソ旦那のせいでFBIをクビになった女がストリップ小屋に転職するもクソ旦那になぜか親権取られて、取り返すって話。ピンクがかった夜のネオンはよかったけど、全体的にゆるくて。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

青鷺が水辺からすーっと飛び立てってそのまま木々の中にはいっていくところまで見れて嬉しくなった。あたりまえにそこまで計算されとる。妖怪みたいな婆さん達を横目に(横からのカットが多かったな/終盤の大叔父が>>続きを読む

Pearl パール(2022年製作の映画)

1.0

扉の開閉からはじまるが、扉の開閉が演出になかなか効いてこない心理オチしている。ドアを叩くこと、開くこと、地下へのドアを閉めること/開くことが、顔芸に昇華されるのがつらかった。前日譚がおもろくないのはし>>続きを読む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.5

典型的アトラクションムービー。扉の開閉で始まる映画として相応しく、シリーズ終わりを告げていてマンゴールドの仕事に満足。『ウルヴァリンSAMURAI』ぶりに(その間に『鬼滅』もあったが)、列車アクション>>続きを読む

東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-(2023年製作の映画)

3.5

人は死ぬ間際に永遠に語らえるのだろうか、というリアリティの命題はさておいてこれぞフィクションの強度だといわんばかりの人の死に際映画だった。贅沢な乱戦が見れてよかった。吉沢亮の顔がよすぎる。ザ・ファース>>続きを読む

忌怪島/きかいじま(2023年製作の映画)

3.5

モニター越しにみんなで心霊ビデオを見る感覚。島シリーズずっと続いて欲しい。ゲロx立ちション音の入り方があまりにもさいこうすぎた。赤い服の女を見て清水崇ここまでがんばってるのに黒沢清なにしてるん?って喧>>続きを読む

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.0

前作より優雅な感じがして悪くない。ただ、あまりにも話が長すぎる。いい加減スパイダーマンは『スパ2』を越えるべき

ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

2.5

肝心の綱渡りシーンがいちばんつまんなってなってしまった。仲間集め〜ビルに綱を設置する、あたりはわりとノレたが。(前半2、中盤3、綱渡り1)

フォー・クリスマス(2008年製作の映画)

4.0

これはめちゃおもろ〜! 結婚しないカップルがひょんなことからクリスマスに1日4組の家族のもとを回ってクリスマスパーティーする。彼らは結婚を否定するが、行くところ行くところで否定されまくる。特に一軒目の>>続きを読む

資金源強奪(1975年製作の映画)

4.0

最初の強奪シーンから冴えてる。ボート乗ってスキューバの格好しながら潜らない。潜らないのがいい。映画の水面は地面だから横か上下(奥行き)にしか動き出さない。潜ったときはそれはもう死ぬとき。裏切って、裏切>>続きを読む

ハロウィン5 ブギーマン逆襲(1989年製作の映画)

2.5

夜の草原を逃げる女を見て奇跡的にめちゃくちゃうまくいけば『都会の女』みたいなかっこよになふのになあとか考えてた。ルーミスはいつ死ぬのだろう。

モンスター上司(2011年製作の映画)

3.0

人が必死に何かやっているところを俯瞰で見るとおもしろい。上司がムカつくので交換殺人を企て、、、がしかしトラブルにという古典的映画。

ドリヴン(2001年製作の映画)

3.0

男2女1の三角関係にシルベスタースタローン導入、という使い古された安い話に金投入しまくっていて景気がいい! 事故シーンのスローモーションからして安いが、チームメイトが見事に吹っ飛ぶシーンをここぞとばか>>続きを読む