地球にいる時のテンポがあまり良くないから退屈だったけど、最後の月面着陸のシーンは素晴らしかった。
利己的で未熟だった弟が、旅を通じて精神的に成長した事で、兄の少しの進歩も認め尊重できるようになったのがとても良かった。
相当な観察と研究を重ねたであろう、ダスティン・ホフマンの演技には脱帽。
序盤から漂い続ける不穏な空気に、身構えて観ていたけど、ホラーよりもSF要素がどんどん強くなってビックリした。
あと、AKIRAオマージュ好き。
ハリソン・フォード、カッコよすぎる。
ストーリーは2049より分かりやすかったけど、最後しっかり戦って決着つけて欲しかった。でも、これを80年代に生み出してるのは素直にすごい。
未来人であるが故に精神異常者扱いされ、錯乱しながらも奮闘するのが、ある意味リアルで面白かった。
ケンコバ出ててビックリした。他のキャストもめちゃくちゃ豪華。
ザ・フォーク・クルセダーズの優しいメロディと哀愁たっぷりの歌詞がこの映画とすごくマッチしてて最高。
キドーのメイン武器があくまで刀なのが、カッコいい。
ザ・アメリカ人なのに、日本刀振り回して、カンフーの使い手というアンバランスさが最高にクール。
動物をこんな表情豊かに描けるのは流石ディズニー。
同じ動物なのに、年齢とか性格の違いを感じさせる描き分けが凄い。
計画実行中はスマートだったのに、イレギュラーなことが起きたら、凄い勢いで崩れ始めるのが面白かった。なにより終わり方がイイ。
ひとつの物語で主人公がスイッチするのが、サスペンスとしては新鮮で面白かった。
観たい部分をあえて画角から切る構図に好奇心を掻き立てられ、どんどん映画に入り込んでいけた。
世界各地のタクシー運転手と乗客の会話に、その国の国民性や土地柄が反映されていて面白かった。
ロンドン、東京、香港とかでも観てみたい。
何かを初めたり、やり続る理由なんて単に好きだからとか、楽しいからでいいんだよな。
島から炎が空に上がるシーンがカッコいい。最初の迷宮からスピルバーグ感が爆発してる。
過去の因縁が分かりづらくて、イマイチ入り込めなかった。
オスカー・アイザックのカード捌きはスマートでカッコよかった。
彼の研究に邁進していく姿は、狂気そのものに見えた。しかし、当時の彼は誰よりも正気だった。
愛国者として、科学者として、その苦悩と葛藤を巧みに描いた至高の映像体験。
津雲の怨みと怒りが静かに、それでいて烈しく込み上げてくる描写は圧巻だった。
風が吹き荒ぶ河原での果し合いは、戦乱を生きた武士としての矜持を示した素晴らしいシーン。
悪党じゃないロバート・デニーロが新鮮だった。いつもハンカチは持っておこう。
登場人物の心情が揺れ動く様を表現した圧倒的な演技力、緻密に計算された脚本と構図。まさに完璧な密室会話劇。
不死身の鬼ジジイ。ナチスが皆んな英語喋ってんのがちょっと違和感。
思惑や手法云々は置いといても、動物の肉が食卓に並ぶまでには、残酷な過程を踏んでいるということを忘れてはいけない。感謝して食べよう。
多様性を履き違えた偽善者は滑稽で哀れ。昨今、創作の世界に蔓延する風潮に対しての一つのアンサーだと思う。
東京がまだ日本人のための街だった頃。違いを拒絶するのではなく、享受することで旅に意味が生まれる。
事の顛末よりも、事件や裁判を通して浮き彫りになる、人間の脆さや醜さに焦点を当てているのが良かった。
香港のカオティックな街並みと登場人物達の艶やかな美しさや哀愁がこの映画の魅力的な世界観を形作っている。
核を振り翳しながら平和を謳う人間の姿は、もはやコメディ。
「二枚舌を使えないのか?イギリス人だろ」
最初いい皮肉だなと思ったけど、結局二枚舌どころじゃなかった。
サスペンスだけど、どこか甘い香りのする可愛い映画。鮮やかな色使いとコミカルな演技がいい。
ただスターを集めて歌っただけじゃない、間違いなく世界を変えた奇跡の夜。
この曲が与えてくれる曇りなき安心感は、携わった人たちの思いやり結晶。
突き抜けた狂気が生み出す爆発力と疾走感。洗練された世界観が、この作品の持つ魅力を何倍にも増幅している。
世界観は1、2より突き抜けてて好き。ストーリーは謎が多い。