のくさんの映画レビュー・感想・評価

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長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

5.0

アクション、ギャグのレベルが高くて、片時も目が離せませんでした!一番笑ったのは、悪役が岩に刺さったエクスカリバーで、岩ごと殴りかかってくるシーンです。笑
悪役に関しては、さり気なくT2のパロディを挟ん
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奥さまは魔女(2005年製作の映画)

4.0

映画の中で過去のドラマをリメイクするという、メタな構成になっている所が面白いです。原作ドラマ未視聴でも楽しめる作品でした。キャストも豪華で楽しく観れました!

ウィル・フェレルは我儘男を演じる事が多い
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恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ(1989年製作の映画)

4.0

ミッシェル・ファイファーの魅力が詰まった作品でした。佇まいも歌声も素敵でした!ブリッジズ兄弟のピアノを弾く姿も格好良くて、トリオのショーをもっと観ていたかったです。

邦題からしっかりめの恋愛映画かな
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カンフー・パンダ3(2016年製作の映画)

4.0

4作目も公開されるので、未見だった本作を鑑賞しました。声優がとても豪華なシリーズですが、本作はブライアン・クランストンとJ・K・シモンズも参加しています。

本作はポーが故郷に帰り、仲間のパンダ達と遊
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バッドガイズ(2022年製作の映画)

5.0

2Dと3Dをミックスしたような独特のタッチが格好良い作品でした。アクション満載で、とても面白かったです!

良い意味で王道のストーリーですが、登場キャラが皆個性的で、やり取りを観ているだけで楽しく、目
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007は二度死ぬ(1967年製作の映画)

5.0

本作は画面に映る全てが独特のセンスに満ちていて、それを日本で描いたというのが嬉しいポイントです。ボンドは日本に着くなり相撲を観戦し、お風呂で背中を流してもらい、しまいには漁師に変装までしてしまいます。>>続きを読む

13時間 ベンガジの秘密の兵士(2016年製作の映画)

4.0

マイケル・ベイのミリタリー演出が今作でも冴えてました。実話ベースなので過去作でお馴染みの、やり過ぎなくらいの爆発や、車の横転は控え目でしたが、敵か味方か分からない状況での銃撃戦はかなりの緊迫感がありま>>続きを読む

生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.0

オリジナルを丁寧にリメイクした印象を受けました。普遍的な物語だから、どこの国でも共感を生むストーリーなのだと思います。

50年代イギリスの街並みやファッションを捉えたフィルムの質感や陰影と、クラシッ
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ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年製作の映画)

5.0

本作がシリーズで一番好きです。

恐竜を保護する人、捕獲して儲けようとする人、無関係な市民達が登場しますが、そんな人間の想いや立場など関係なく、自然の猛威、人間のエゴの代償として襲ってくる恐竜達が素晴
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ザ・マスター(2012年製作の映画)

5.0

アル中で感情の抑制ができないが家族を求めている男(クエル)が、マスター率いる教団と出会い、疑似家族を築き、そして別れを通して自己の抑制を見い出すのが主なストーリーです(疑似家族はPTA監督が良く取り上>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

5.0

学生の頃に鑑賞した時は、単なるサスペンス物としか観れなかったですが、数十年振りに観返して、登場人物の関係性や言葉の裏を考えることで、作品の深みを楽しむことができました。

幼い頃に父を亡くし、子羊の悲
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GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

5.0

先日「ゴジラxコング」を観たので、過去作を再鑑賞しました。

本作の怪獣の見せ方はスモークやシルエットを多用したシーンや、人間目線で巨大な怪獣の一部のみ捉えたカットが多く、なかなか全身が映らないので焦
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スティルウォーター(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

犯罪歴がありキレやすいが愛情深い面もある父親、その父親を疎み冤罪を訴えるが完全に無罪とも言い切れない娘(無罪になるために都合の悪い事は意図的に隠そうとした)を通して、完全に白黒では判断できない現実や人>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

5.0

今作はクリストファー・ノーランの演出の緩急が素晴らしいです。

船底に空いた穴を手で防ぐシーンはシンプルですが、何度見てもハラハラします。緊張が続いた後、ビールを渡されるシーンは、一気に緊張が和らぐ場
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

5.0

画面から溢れる威圧感と、それを増長するヨハン・ヨハンソンのスコアがとても良いですね。

主演3人の演技も素晴らしいです。ベニチオ・デル・トロは凄腕の暗殺者ですが、過去には別の顔もあったと想像させる辺り
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ナインスゲート(1999年製作の映画)

5.0

この映画のジョニー・デップが1番好きです。悪人なんだけど、ちょっと間抜けな所も有り、憎みきれない絶妙なキャラ作りだと思います。

登場人物に寄り添わない突き放した演出が、オカルトホラーでありながら独特
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

5.0

イーストウッド主演、監督作の中でもかなり好きな作品。
サスペンスや派手な要素は抑え目ですが、画面から溢れる優しさがとても心地良いです。
一筋縄ではいかない現実を受け入れて前に進む少年の選択もドラマチッ
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

5.0

ビトーに手を握られて「マイケル、皆にさよならを」のシーンからラストまでの展開が素晴らしいです。

マイケルはこれ以降、本当に皆と心理的にも、物理的にも距離をとってしまいます。
そして映画終盤、マイケル
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ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期(2016年製作の映画)

4.0

波乱の末に結局2人は結婚しなかった、というオープニングスタッフが中々リアルで良いなと思いました。今回も波乱の展開ですが、幸せな終わり方で良かったな〜と思います。

シリーズ通して観ての感想ですが、結局
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ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月(2004年製作の映画)

4.0

関係の変化を描いた前作に対して、心境の変化を描いた今作。
コリン・ファースは「ありのままが良い」という言葉を試される展開で、前作以上に不運続きのブリジットに同情してしまいました。
ラストがちょっと無理
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ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

4.0

モノローグ含めてセリフに、ユーモアと、ちょっとした毒があって面白かったです。
将来を悲観しながら「危険な情事」を一人で観てるシーンは爆笑しました!

昔はブリジットの良さ分かりませんでしたが、今回の鑑
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ルーム(2015年製作の映画)

4.0

部屋から逃げ出す時の展開はかなり緊張感があると同時に、少年が初めて外の世界を見た新鮮さも伝わってきてなかなか良いです。

脱出後の暮らしも幸せな生活とはいかず、世間から様々な目を向けられるところは、主
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ゴジラ(1984年製作の映画)

5.0

本作のゴジラは人智を超えた生物として描かれていて好きです。撃退方法も科学兵器ではなく、生物の本能を逆手にとった方法で、ラストのゴジラの姿には哀愁を感じます。

ゴジラのデザインも好きです。着ぐるみとサ
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駅馬車(1939年製作の映画)

4.0

「フェイブルマンズ」を観て、ジョン・フォード監督作を再鑑賞したくなりました。鑑賞中はつい地平線を追ってしまいました笑

アパッチとのチェイスで、落馬した後、馬車の下をくぐりぬけるシーンは本当にドキッと
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ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

5.0

葉隠れを愛するヒップホップな殺し屋を演じるフォレスト・ウィテカーが最高。
狙撃銃でバードウォッチングをしてしまうシーン、大好きです!

変わってゆく組織の中で、変わらず信念を通す様は、北野映画を彷彿と
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

5.0

無口ですが、心の中は饒舌な暗殺者。独白は全て自我を押し殺して仕事に専念することを自分に言い聞かせているようにも思えます。

暗殺者というと、無機質な人間を想像しますが、マイケル・ファスベンダー演じる主
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アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

5.0

アダム・サンドラーのキレた演技、大好きです。
子どもがそのままキレたみたいな。
今作では完璧にハマってました。
畳み掛けるようなセリフとカット割りで、最後まで見入ってしまいました!
80年代風のサント
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