neokamakiriさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

4.0

これもおそらく2回目の鑑賞。いきなりの落下2丁拳銃のカッコ良さと、モロー初登場のクールさに引き込まれる。監獄シーンへの切り替えで面食らうのは前作に同じ。
クレムリン大爆発の映像の凄さに目が覚めて、そこ
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ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

4.0

J・J・エイブラムス監督作品、2回目の鑑賞。監禁状態からはじまる謎冒頭こそ何か見逃した?と混乱も、シナリオはしっかりしておりテンポも良い。ラテンチックな2とは一線を画すが、本作の安定感の方がしっくり。>>続きを読む

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

3.0

(鑑賞当時のレビュー再現)
X-FILEよろしくの第1作の倉庫から始まり、SF色を前面に押し出す意外性。シリーズの懐の深さは感じるものの、その線で突っ走るのは求めていたものと異なり、やや拍子抜け。ただ
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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

4.5

シリーズ第3弾。B級テイストたっぷりの前作を、良い意味で何も無かったかのように方向転換し、大作アクションに仕上げた快作。

1番大きいポイントは、シナリオがしっかりしている点。語られなかった少年時代か
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東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

単なる不良映画と異なる魅力がタイムリープの今作にあって、冒頭の一度しか起こらないのがまず物足りない。またラストの今後封印する宣言は力強く本作の名シーンである反面、最高の武器を自ら手放すのは、自らヒナを>>続きを読む

インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

3.0

こちらもおそらく2回目の鑑賞。
意味わからない歌とドタバタ喜劇からのスタート、アジア色満載で攻めきる古き良きアクション活劇+グロ。
しかし全然覚えていないもんだと思ったら、猿だけは覚えていた。そして多
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.0

シリーズ第1作。おそらく2回目の鑑賞。
古き良きアクション活劇。
何も考えずに見られるが、得るものも何も無い。

トラックの下を通るシーン他アクションは頑張っているが、決闘シーンはスローなのがほほえま
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

何といっても上田誠の脚本が巧い。きっかり2分戻るという、極めて限定的な設定だけをやり切る勇気のもと、違和感の無いありとあらゆる設定を詰め込み、最後まで飽きさせない点が秀逸。小気味良い人物紹介と設定の説>>続きを読む

水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)

2.0

前田哲監督作品。「そして、バトンは渡された」は良かったので、同水準を求めたんですが、うーん。

果たして何を撮りたいのか、最後までよくわからず。演技も広瀬すずこそ良いものの、他はベテラン勢も含めていか
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.5

スパイダーマン スパイダーバース(劇場で鑑賞できず)の続編。子供との鑑賞なので、ひとまず吹替版での鑑賞でしたが、これが正解か。

マルチバース初心者ですが、前作は奇想天外な世界観を勢いとその独創性(ス
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

2.5

あー、また…ついていけない作品。。アカデミー脚色賞作品なのに。。最低限のあらすじ、もしくは予告編を見てからの鑑賞をすべきでした。40分くらいで退席された観客に共感できるレベルのためこの評価。

以下、
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波紋(2023年製作の映画)

4.0

荻上作品としてはストレートな表現が多く、ふわふわした演出や楽曲(宗教ダンスぐらい)をあてにすると、肩透かしを喰らう作品。
題材はユニークながら、むしろ普遍的な日常を映し出している点が、コロナ後のこの時
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怪物(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

是枝裕和×坂元裕二×坂本龍一の共演という期待しかない必見作でしたが、カンヌ脚本賞受賞も納得の紛れもない傑作!
今年の日本の賞レースは総なめでしょう。

「羅生門」を彷彿とさせる、各人各様の視点から紡ぐ
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クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

2.5

何とか2まで追い付いての3。
スタローンが登場しないこと、主演兼の初監督と、不安要素しかなかったが。

うん、ひどい…
ラジー賞ワースト続編賞ノミネートクラス。

特段良いところが見つからない脚本に−
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.5

予告を一度観たのみで、ほぼ情報無しでの鑑賞。謎の機械音とクレジットから始まるオープニングは、怪作「TAR」のそれを思い出したが、さらに謎のストロボシーンと細切れの映像が私の理解を煙に巻く。畳み掛けるベ>>続きを読む

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.5

原作は未読も、JoJoシリーズはスティルボールランまではリアルタイムでジャンプとコミック購入していた荒木ファン。ドラマ版を最近何とか全視聴しての感想。

JoJoの爽快さとは異なる、スッキリ終わらせて
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最後まで行く(2023年製作の映画)

3.5

藤井道人監督作品。「ヴィレッジ」とは違い、とてもわかりやすい娯楽作。原作の韓国映画は未見のため、原作との比較なしでの感想。

冒頭の日付表示から怒涛の展開が立て続けに起こり、ノンストップとはまさにこの
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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.0

ジョン・ウー監督作品。当時以来の2回目の鑑賞も、バイクと鳩ぐらいしか記憶に残っていない。
とにかくトム・クルーズのカッコ良さ押しのアクション大作。近年のボンドシリーズに近く、前作と大きくテイストが異な
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.0

劇場では見逃していたので、今回が初鑑賞。とにかくドルフ・ラングレンのカッコ良さ、これに尽きる(偏見)。ラジー賞ノミネートで有名なロッキー4、個人的には若さ故か嫌いでなく(多分、高1ぐらいで初鑑賞)、む>>続きを読む

クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

4.5

シリーズ最新作の鑑賞用に、公開当時から久しぶりの鑑賞(星は当時の点数)。シリーズ全作見ているファンとしての評価。

ニワトリから小さな恋、大挙してのバイクウィリー、亀に美術館前階段、生卵は無い朝食、そ
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TAR/ター(2022年製作の映画)

2.5

あら??。「セッション」のような ドSな作品かと想定していたのですが、全く違う非常に難解な作品でした。。アカデミー作品賞ノミネート作品でこの評価をつけるとは。。脚本や演出に何がしかの明確な意図はあるは>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.5

遅ればせながら、スーパーマリオシアターにて、子供と吹替版を鑑賞。マリオとルイージに迎えられ、幕前のマリオ曲とキノピオシートに包まれ、テンション上がりながらでの鑑賞。
聖闘士星矢と比べるのはどうかと思い
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.5

もはや古典の部類に入りつつあるシリーズ第1作。27年前。。当時、試写会に見行ったことをかすかに思い出す。
当時はストーリー展開に振り回された記憶があるが、大まかな認識があり振り回されない今、ちゃんと楽
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不思議の国の数学者(2022年製作の映画)

3.0

妻につれられ前情報ゼロで鑑賞。韓国映画は年に1、2本しか見ないので、タイトルに字幕入らないところや、ふつーに脱北の話が入ってくるところも新鮮。
主人公は男子学生と思っていたら、そちらなんですね。。ジャ
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せかいのおきく(2023年製作の映画)

2.0

阪本順治監督、黒木華主演ということで、予告につられて鑑賞。おぉぉ、そういう作品なのね…という開始早々のテロップとファーストカットから、ぞわぞわするシーンが続く。ややもすると直視しない人もいるかもしれな>>続きを読む

聖闘士星矢 The Beginning(2023年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

私的ジャンプ黄金期作品で、かつ大ファンだったものとしては鑑賞せざるをえない作品。悩んだものの字幕版にて鑑賞。DRAGONBALL EVOLUTIONしかり、トホホ作品が続く中、期待値はしっかり下げて鑑>>続きを読む

東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-(2023年製作の映画)

3.0

前作がきっちり面白かったので鑑賞。世界観は丁寧に作られていて、安心して見られる。俳優陣は引き続き豪華で、ギャラが多いものの前作は見たばかりなので混乱無し。ドラケンが引き続き画面を引き締めるが、今作は半>>続きを読む

東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

4.0

続編2作続くので一応鑑賞と思い、今さらながらの初見でしたが、おー、思ってた映画と全く違う。
GANTZかと見紛うオープニングからの、タイムリープ。クローズZEROのようなヤンキーものも嫌いじゃないのに
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

練りに練られた脚本で、オリジナルでのここまでの作りこみは素晴らしい。役者陣の演技の細やかさと温度感、長回しの揉みくちゃシーンをはじめとする演出、救われないストーリーまで。日本のどこかにある村という虚構>>続きを読む

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.0

ブレンダン・フレイザーのまさに白鯨たる作り込みっぷりが、やはりスゴい。これだけで芸術とも言える。アカデミー男優賞とメイクアップ賞受賞は当然。
メイクアップあってこそとは言いながら、主人公へのなりきり具
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わたしの幸せな結婚(2023年製作の映画)

3.5

ドラマ演出では外れがない塚原あゆ子監督作品。「コーヒーが冷めないうちに」は未見。
入る劇場間違えた?と思う冒頭の重厚な映像とナレーションから、タイトルと予告から想像していた内容とは全く異なり、そこに入
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RRR(2022年製作の映画)

4.5

公開早々に観て以来、家族と約半年ぶり2度目の鑑賞(同じ作品を二度観るのははたしていつ以来か)。
初回も興奮まみれでしたが、終盤トイレに耐えるのが辛かったことと汗、顔の見分けがつかないシーンが少しあった
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

2.5

M・ナイト・シャマラン監督作品。
前作「オールド」はまずまずだったのと、予告は惹きつけられたのだけども。。

うーん、何も残らない。
前半から子供は決して見られないシーンを繰り返すのはいいとして、不可
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CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

2.0

原作は見ていますが、かなり昔のことで鮮明には記憶になく。ただ柄本時生が出てきた瞬間に、それとなく思い出してニヤリ。とは言え、そこが最高潮。

原作の衝撃に比べて劣るのはやむなしとしても、過去を思い出す
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.0

恥ずかしながら、原作は未見。ビル・ナイの風貌もあり、主人公が何歳かという設定がわかりにくくはありますが、私はもちろんいつかは誰しもに訪れる、その日と向き合わせてくれる作品。

服装や街並みはもちろん、
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ロストケア(2023年製作の映画)

4.0

「PLAN75」に近い題材ながら、より現実的かつ普遍的で胸に迫るストーリー。主演二人の対峙シーンも目を見張るものがありますが、何と言えども柄本明の演技が圧巻。今さらと言うと申し訳ないですが、これだけの>>続きを読む