好きなテレビシリーズなので、特別編にスピンオフまで全て見直しての参戦。が、とっ散らかったなぁという印象。敢えてこのタイミングで映画化するからには、何がしか欲しいところだが、それほどインパクトは無い。>>続きを読む
「ロストケア」に通ずるところがあるが、評価するのが難しい作品(汗。もう一つのテーマがより刺さる点で、「ロストケア」の方が見やすく感じる。
優生思想を軸に、知的障害者や出生前診断という重く答えが無いテ>>続きを読む
スワロウテイル、リリイ・シシュも見ていない、なぜかご縁が無い岩井俊二監督作品。岩井印と予告でかかる主題歌に期待を膨らませすぎた気はする。
女子二人、特にルカに焦点をあてる前半は、二人の成長譚であり、>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「人をわかるってどういうことですか」というリリーの言葉が刺さる。冒頭に提示されるタイトルの意味、これが全編通じてのしかかる。
他人のことをわかっているのか。そもそも自分をわかっているのか。そもそもわ>>続きを読む
きっと誰かに愛を伝えたくなる、家族に優しくなれる、草食系男子には刺さる作品。純度の高いラブストーリーに、年甲斐もなく落涙しそうになる。
恋の駆け引きを求める方には向かないが、丁寧で真面目な作調に心洗わ>>続きを読む
シリーズ最終作?。アクションを期待していた者としては肩透かしを喰らう。冒頭と終盤こそアクションがある。が、その他は、まったりした日常生活と、サブキャラによるバイオレンスシーン。また肝心のデンゼルのアク>>続きを読む
前作に続いての鑑賞。
誘拐から救い出すコスプレの冒頭から、話の滑り出しは快調。そこからいきなりやってくる悲劇は明確であり、前作に比べて主人公の行動原理は理解しやすい。
その反面、ストーリーの単純さ加>>続きを読む
前作の勢い冷めやらぬまま鑑賞。前作と対照的に、荒木広報部長が取り上げられるのはほんの一握りで、今作の中心は各地での抑圧された現実。
前作同様、集団心理の恐ろしさが一貫して描かれる。特に地域住民との対>>続きを読む
「福田村事件」を鑑賞し、前からずっと気になっていた森達也監督デビュー作をようやく鑑賞。オウム事件は、高校生時代ながら深く心に残る。
今作は、事件自体の詳細を描くのではなく、教団の内側からから事件後の事>>続きを読む
見慣れた街並みが映し出されるタイトルまでの序盤は、大阪出身者として少しテンションが上がったのは事実。ただ、テーマ的にザラついた感じを表現したいのは理解するが、西成界隈、倉庫しかり特にバッドランズが、ど>>続きを読む
ドラマ版ファンで、原作は未読。
勝手ながら本シリーズにはポップなテイストを期待していたものの、少年探偵団的な古めかしい世界観が展開される今作。これが私にはしっくり入ってこず、この評価。
本シリーズの>>続きを読む
結論、流石に169分は長い。トイレに行く人がこんなに多い作品は初めて笑
前作もそうだが、キアヌ以外のキャラが動き回るのは、基本興味が無いのにそれが長い。前作終盤のシャロンしかり一緒に戦うならまだしも>>続きを読む
デンゼル・ワシントンのいぶし銀シリーズ、新作公開に向けて初鑑賞。
ジョン・ウィックにかぶるが、何でもない日々の描写が丁寧かつ静かに描かれる。溜めて溜めてからの爆発と、日常との落差を上手く印象づける。>>続きを読む
それほど期待してなかったのもあるが、予想を遥かに上回る名作。文句無し。レースムービーの金字塔の一つとして後世に残る水準。
事実は全く知らないし、スーパーカーやF1への憧れも全くない。が、eスポーツユー>>続きを読む
ようやく第3作。端的にいうと、やや見飽きたというのもあるが、パワーダウンが否めない。
冒頭から肉弾戦の割合が多いからか、キアヌのアクションのキレが前作より劣る。蹴りより早く構えるシーンしかり、ガラス>>続きを読む
ようやくの鑑賞。本作が劇映画初となる森達也監督、恥ずかしながらドキュメンタリーは未見だが、凝縮された136分に引き込まれる。
怒涛の終盤の畳み掛け。震災直後の混乱の最中かつ国が扇動した部分もあるとは>>続きを読む
恥ずかしながらアイヒマンという人も、その最期も知らなかった人間としては、イスラエル映画というのも含めてもの珍しかった(オープニングロゴの多さ)。
事実をベースとする点、ラストシーンのメッセージも悪くな>>続きを読む
ヒットシリーズ第2作。冒頭のカーチェイスというか、ぶつかり稽古な無茶苦茶なアクションから、まさにアクセル全開。あんな防弾服が作れるなら、防弾マスクさえ作れたら無敵確定と思いながら、見取り図まで揃えてく>>続きを読む
キアヌの当たりシリーズ。全く鑑賞したことがなかったための鑑賞。
序盤に捻りはあるものの、復讐モードに入ってからのストーリーはどシンプル。やりすぎ感満載なところはあるが、映画なので冷静になっても仕方な>>続きを読む
劇場のほとんどを占めた60歳超の方なら、おそらく純粋に楽しめる佳作。前作「キネマの神様」しかり、いかにも年寄りくさい作品が近年多い山田洋次監督(御年92歳なので、やむなしだが)。
取り立てて新しいこ>>続きを読む
BL映画ではないもののBLという響きだけで、劇場スルーにしてしまったことを悔やむ快作。大切なものを大切にすることを純粋に説く点は、打算的な考えに縛られがちな中年には刺さる。後半の心温まるシーンの数々に>>続きを読む
作家性が強いのは理解するが、個人としては得るものは何ら無かったという意味で、「クライムズ・オブ・ザ・フューチャー」と同じ点数。少しは期待していたものとして、正直、残念。
劇中劇中劇という、よくわから>>続きを読む
とにもかくにも横浜流星の熱演が故にこの評価。
これだけでも劇場で観る価値はある。
さすが中学時代の空手世界大会優勝歴かつ、プロテスト合格だけあって、本当のボクサーとしての抜群の存在感。とにかく前を向>>続きを読む
クローネンバーグ監督、
好きでもなんでもないが、たまには色モノ見たさに鑑賞。
わからん。という点で、期待通りと言える。
造形の不快さ、現代社会への警鐘、性的倒錯、だからどうかと。
期待通りのレア・>>続きを読む
ふとしたきっかけから、あれやこれやと展開するストーリーが、ロードムービーとして唯一無二で面白い。同世代ということもあるが、いつ自分がこうなっていてもおかしくなかった設定と語り口に共感。ヒッチハイクしよ>>続きを読む
単なるイケイケの色物ムービーかと思いきや、目から鱗の良質ファンタジー。冒頭の2001年宇宙の旅オマージュから始まり、意外や社会批判と個の自立を中心に描く。ただ愉快でハッピーな物語と表面的に受け流すこと>>続きを読む
綾瀬はるかのコスプレをめでるための作品。それだけ。
冒頭こそ雰囲気を醸し出し、ハードバイオレンスかと思わせるも、それ以上が続かない。唯一、セット(やCG)は頑張っている。
ツッコミどころしかないスト>>続きを読む
13歳の繊細な少年の心を、優しく静かに映し出す良作。安易に感傷的にならず、むしろ観客を拒絶する反抗期的なトーン故に落涙とはならないものの、その分心の痛さが染み入ります。同じ年頃の子を持つ親として、改め>>続きを読む
珍しくドキュメンタリー(Filmarksでこんな鑑賞者少ない作品も珍しや)。英会話の先生にジンバブエ出身の方がいるので、興味があり鑑賞。彼は自国を卑下して語ることが多いが、その理由が良く理解できた。国>>続きを読む
不条理しかない戦時下での、3家族を取り巻く悲劇を、真摯かつ丁寧に描ききった良作。特にウクライナ侵攻が長引く今、戦争に巻き込まれた何の罪もない人々の存在と、戦争がもたらす悲しさを胸に刻む作品として、今見>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
前2作は鑑賞済、原作は未読(2作までの部分のみ読了)。第1作はビデオ鑑賞のため、第2作は強く印象に残り、☆×4.5の作品。戦闘シーンのスケールのデカさが、邦画には中々ないという意味で、良作のシリーズと>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
前6作を気合いで見たおしての最新作。IMAX鑑賞。
監督共通の前2作を鑑賞していないと、ついていけないこと必死ですが、見ていてもついて行きづらいのが、どうしたものかというのが総評。
土屋アンナよろし>>続きを読む
記憶に無かったので、今さらながら初鑑賞。
冒頭の度肝を抜く飛行機アクションシーンから始まり(やりすぎやろう笑)、いつも通りアクション盛りだくさん。従来のメンバーの活躍に加えて新たなキャラクターの登場>>続きを読む
山下敦弘監督・クドカン脚本とくれば、見ないわけにはいかないわけで。原作は未見でしたが、なるほどそういう展開かと。
オーバーアクトなキャスティングと演出(羽野晶紀・故笑瓶の二役・しみけん、ラジオ)、岡>>続きを読む
ちゃんと前情報ゼロで挑んだ。
作家性に富む作品ではあるのは事実だが、それ以外の何物でもなかった。
一緒に見た嫁と子供は相応に楽しんだようで本当に良かったが、私的には語ることがない。
おそらく今まで>>続きを読む
過去作鑑賞に時間がかかり、ようやく鑑賞。一切情報を入れなかったおかげで楽しめた部分はありますが、最後の30分を除いてひたすら長かった〜というのが正直な感想。シリーズを締めくくる作品として、果たしてこれ>>続きを読む