良作。
前作から時間が経ち過ぎてすっかりハッピーエンドを迎えていたと思っていたのですが、このテーマでやるならやっぱここまで描かないとダメですよね、ってとこにちゃんと踏み込んだ蛇足じゃないフィナーレ。>>続きを読む
優良作。試写で見せてもらいましたが、親しい人の死にどう向き合っていくのかを、映画尺をたっぷり使って描いた映画。スピリチュアルな雰囲気はありながら、メッセージは真摯でじんと来る。あと私は臼田あさ美さんの>>続きを読む
秀作。
時代劇好きの女の子を中心に映画製作に打ち込む学生たちの半群像劇。大人の視線や学生ならではの生々しい暗い部分を取り除いた、澄んだ青さが気持ち良い。あと一歩を踏み出しあぐねているティーンズが“今こ>>続きを読む
優良作。コロナ以降初の劇場版。前作同様、手遊びや歌を盛り込みながらも、指差しや手拍子など発声させない配慮が成され、ダンスも座りながら。コロナ以前らしきステージイベントの映像やラストのあつこお姉さんの表>>続きを読む
岡田くんが責められて罪を認めたことを、榮倉さんが言いたくないと本人ともめるシーン好き。
秀作!
どう収拾するんだ?と結構後半まで散らかりぶりに不安を感じていたのですが、「ココから着地できるの!?」という見事なまとめ方。『こうあるべき』が飛び交う昨今だからこそ、しんちゃんらしい学園ミステリ>>続きを読む
秀作。
見たことがあるようなもの、そして見たことがないものが沢山詰まっていて、また“変わった”映画を繰り出してきた!顔出しも一般化して匿名性も変化してきた今らしいネットと現実の境界線の引き方で、もはや>>続きを読む
佳作。
声出しNGの状況下にありながら、手拍子や身体を傾けさせたりと行った工夫を凝らしてこれまで同様の参加型の上映形式を実現できているのが見事。3DCGのルックも可愛く上質。私の行った上映回のキッズ達>>続きを読む
佳作。
動物に変身できるクラッカーのはそこまで新鮮味を感じないものの、その不思議アイテムのルール付けや、キャラクターごとの背景・尖った個性が手堅くオススメできる一本。主人公達を邪魔するやつらがとことん>>続きを読む
佳作。
舞台に励む少女たちが卒業していく姿を劇を通して描くメタファー地獄。何コレ?何コレ?となる映像の連続で噛めば噛むほど味が出るのは間違いないんだけど、かなり癖の強い味のガムに仕上がっているのでそも>>続きを読む
佳作。
ガンダムのこと、あまり詳しいわけではないのですが、楽しめました。宇宙でドンパチやる映画かと思いきや、思いの外、人間ドラマを描くパート多め。市街地でMSの足元を逃げ惑う体験は臨場感があって必見で>>続きを読む
佳作。
これ、良かったですよ!原作・アニメ未見でしたが問題なし。ここぞでナメックが少年から青年に変身する場面とか、子供時代のかつての思い出が何度も活きてくる熱いドラマとか最高。舐めてました。
スポー>>続きを読む
佳作。
ミュージカルを経てきた経歴を存分に活かし、しっかり期待通りのギョッとする体験と気持ちよさのある映画に大満足!唯一ひと世代前感のある3DCGの仕上がりは結構もったいないと思ったり。メドレーPVな>>続きを読む
佳作。
東日本大震災に対するずっとおうえんプロジェクトの一環ということで、癒えきらない面と忘却されていく面をバランスよく描いた映画。割とシリアスになりかねない展開で、穏やかな音楽が流れたりと重くなりす>>続きを読む
佳作。
表現下手な二人の恋愛アニメ映画。表現下手と言えども、積極的に好き好きアピールするムゲの感じが面白い。猫の世界にもうちょっと新鮮な体験が欲しかったかな...。
主人公ムゲの親友である深瀬ちゃん>>続きを読む
硬派系未就学児向け映画。前半ではゲストのシンカリオン、そして後半はしっかり映画スケールのラスボス戦が用意されていながらタイトに60分。コンパクトだけど手堅いサービス精神に溢れた優良作。マシンが普通にカ>>続きを読む
おすすめ優良作。男子が赤ランドセルを持つことをおかしくないと言えたり、深海魚の歪な見た目を肯定する様諭したり、随所に良いなぁと思える瞬間が多々。地球保全を生き物じゃないものに訴えさせるやり口はあまり好>>続きを読む
優良作。
殺し屋養成学校の可愛い女の子たちによる活動記狙撃編。舞台が密林なのでカエル食べて生きたり、仲間が命を落とす戦場のリアルと、美少女の凄腕殺し屋達という嘘の混ざり合い具合が面白い。エピソードもひ>>続きを読む
なんというかBLの皮を被ったコロコロコミックかよ、って感じの下品なギャグの乱れ打ち。こういう下ネタ苦手なんで、ちょっとダメでした。短編でも辛い。
苦手なBL案件と知っていたので警戒していたものの、まさかのめっちゃ良い話。人間ドラマの仕上がりがかなりしっかりしているだけに、“行為”自体は蛇足に感じてしまった。ただ、これは恋愛映画の文脈で評価してし>>続きを読む
優良作。
新幹線ケンジやジェットブレイクトーマスなどの斜に構えた面白さはもちろんあるんですが、機関車達が科学の発達で引退を心配する切なさや、犯罪機関車が反省して再起する物語を子供向けに描いていたりと、>>続きを読む
優良作。
恐れ多くもシリーズ完全初見で行ってみたら、一見さんお断り映画で「誰!」「どこ!」「いつ!」と戸惑ったのですが、諸々を割り切ってみると地味ながら人間ドラマ一本で魅せる優しい作品で、人気にも納得>>続きを読む
優良作。
ヘンゼルとグレーテルが主人公のスパイ物(?)。制作スタジオのWizartさんの代表作『雪の女王』シリーズは、他の国の3DCG長編作に比べて見劣りを感じていたのですが、今回は「え、いいじゃん」>>続きを読む
優良作。
日本などで複数回映像化した小説『白牙』の最新アニメ映画版。アラスカを舞台に、ある野生の狼犬の人生を、狼犬自身の目線で描く物語。本作の様に動物が主人公なのに人語を喋らないアニメって逆にレア。硬>>続きを読む
優良作。
シリーズの型が確立していて、割とそれに沿った一本ではありながらも、いつもは悪役側のドキンちゃんをキーパーソンに配する捻りが意外と新鮮。共通の友達は居ながらも互いはそんなに親しくない感じのアン>>続きを読む
優良作。
原作・TVアニメ未見で挑戦。絶望先生などの漫画は読んでいながらも、アニメシリーズをほとんど追っていなかったので、久米田先生の画がそのまま動くような体験が今更ながら新鮮。ブラックユーモアも僅か>>続きを読む
優良作。
経済格差が生まれた幼馴染との再会を夢見る青年と、願いを叶えるランプの精的存在のドラゴンの物語。友情信者vs金に物言わすタイプの両者のぶつかり合いがある点で一転するドラマが良い。近年貧富の差が>>続きを読む
優良作。
ワーナーオールスターの素振りを見せながら、しっかり『スペース・ジャム』の最新現代版。ルーニー・テューンズの“何でもあり”を2021年でフル活用したら、こんなお行儀の悪い素敵エンターテイメント>>続きを読む
優良作。
ウィッチャーの小説・ゲーム・ドラマ、全部ノータッチで臨みましたが問題なし。しっかり本作だけでも起承転結が整っていて楽しめました。それとなく他メディアへの繋がりも仕込まれてて理想的なスピンオフ>>続きを読む
優良作。
静止画で見ると粗めに見えるけど、実際に動いているのを見ると“タッチ”として飲み込める3DCGの仕上がりは以外と悪くなし。投げっぱなし感は拭えないけど、嫌いになれない着地の仕方もまぁ.....>>続きを読む
優良作。
母を亡くした傷がまだ癒えてない少女が、まさかの東京→出雲間の神社経由マラソンに挑む!神様の姿や貢物も多様で、神道に対する興味が湧くという意味でも魅力的。今どこを走っているのかや、どの変の神社>>続きを読む
佳作。
珍妙な姿のキャラクターたちによるミュージカル長編。はみ出し者たちが居場所を見つけていく優しいお話なのですが、何にしても歌がめちゃ良い!BGVとしてしばらく重宝しそう。原盤・吹替のVer.違いで>>続きを読む