けんちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年製作の映画)

4.8

「今日という日を忘れるな」
キャプテン・ジャック・スパロウの自由な生き方が最高に格好良い。

海賊映画の金字塔であり、演出・BGM全てが男のロマン過ぎる。名言が多いのがこれまた良い。「男にとって大切な
>>続きを読む

レインマン(1988年製作の映画)

4.7

主人公チャーリーは父の死後、自閉症の兄が居ることを知らされる。最初は遺産相続目的であったが、兄弟水入らずの旅をする内に本物の兄弟愛に気づいていく、、。

こんなに面白いトムクルーズ初めて見た。「パンツ
>>続きを読む

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.7

ついに観てしまったインド映画の金字塔
学歴競争の激しい大学ICEに通うランチョー・ファルハーン・ラージューの3人によるはちゃめちゃな大学生活を描いた話。

ハードルを優に超える面白さだった。青春・友情
>>続きを読む

さらば青春の光(1979年製作の映画)

4.6

1960年代のロンドン。若者のファッション"モッズ"と"ロッカーズ"全盛の時代。愛用のスクーターとモッズコートに身を包んだ主人公ジミーの青春を描いた話。

ブライトンでの「ロッカーズ対モッズの抗争」が
>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.9

「夜明け前がいちばん暗い」

PMSを抱える藤沢さんと、その同僚でありパニック障害に悩まされる山添くん。それぞれの悩みを抱える2人の恋人でも友達でもない、でもどこか通じ合う不思議な関係を描いた話。
>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.6

砂の惑星「DUNE(デューン)」での壮大な物語の第一章。宇宙を制する皇帝から命令を受けたアトレイデス家は、強大な資源である"香料"を求めデューンへ降り立つ。その任務は皇帝の仕向けた罠であり、一族は壊滅>>続きを読む

リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

4.7

真面目な兄ノーマンと対照的な弟ポール、2人を繋ぐのは父から教わったフライフィッシング。ふたりの人生を描いたヒューマンドラマ。

のどかな映画。音楽や背景の大自然も相まって。加えて作中の語りや音楽がどこ
>>続きを読む

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.7

「不死身の杉元だぁぁぁ」
戦死した幼馴染との約束を果たすため北海道へ来た杉元。旅の途中で出会ったアイヌの少女アシリパと共に、アイヌの地に眠る膨大な金塊を追い求める。行手を阻むのは"新撰組 鬼の副長 土
>>続きを読む

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

4.5

やさぐれた永野芽郁のタバコを吸う姿が美しい映画。
親友であるマリコの自殺をニュースで知る主人公。幼き頃からマリコを虐待していた父の元から遺骨を奪い、そのまま遺骨と旅をする話。

ぶっちゃけ中身があるよ
>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.8

「カラオケ行こ。」
組長主催のカラオケ大会でビリ欠になるまいと、合唱部部長の中学生(岡聡実)に教えを乞うヤクザ(成田狂児)。中学生とヤクザ、一風変わった関係性のふたりの話。

待ちに待った映画。予告で
>>続きを読む

レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.9

このOPを超える映画をまだ知らない。

色の名を付けられた6人によるダイヤモンド強盗の話。1度観ているので話はすんなり入ってきた。と言っても作中のほとんどが会話劇で内容も何もない。ジョークと掛け合いだ
>>続きを読む

転々(2007年製作の映画)

4.7

訳あり大学生(文哉)と借金取り(福原さん)の2人が霞ヶ関まで東京の街をただただ歩くだけのロードムービー。

血が繋がってなくても、食卓のシーンはどこか暖かく家族の温もりを感じる。この映画のゆるーい作風
>>続きを読む

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

4.3

そこまで悪くなかったかなー
ミステリーとして見たら緊張感やキャラの掘り下げが足りなかったり、もう1つ2つ展開があっても良かったかなーって思う。けど結局は舞台な訳で、ある意味観客へのトリックもこの作品の
>>続きを読む

(2023年製作の映画)

4.5

「月」障害者施設での殺傷事件を題材にした話。テーマがテーマだけにすごく重たい。実際の事件としても話題になり、賛否が分かれる話だが、何よりも役を引き受けた演者達に感銘。

観ながらずっと考えていたのだが
>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

4.9

「INCEPTION(インセプション)」

夢と現実を織りまぜるというアイデア、それを映像として作り出す技術、両方が完璧。流石はクリストファー・ノーラン。以前観た「ダンケルク」では時系列、「インセプシ
>>続きを読む

オブリビオン(2013年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

エイリアンの侵略により"人類は勝利したものの地球を失った"そんな世界で人類は土星の月「タイタン」への移住を進め、タイタンまでの仮の住まいテッドで暮らしていた。主人公ジャックは監視員として、地球に住む最>>続きを読む

阪急電車 片道15分の奇跡(2011年製作の映画)

4.7

「阪急電車 片道15分の奇跡」タイトル通り宝塚〜西宮北口間の約15分で起こる大小様々な悩みを持つ乗客たちの話。大小がほんとに様々で、誰もが悩むようなことから、昼ドラにできそうな重たい悩みまで。それぞれ>>続きを読む

笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

4.5

まさに笑いの怪物"ツチヤタカユキ"
どんな時も紙とペンを肌身離さず、ひたすらネタを書き続ける笑いに取り憑かれた男の話。

どこまでがリアルなのかは分からないが、作中はずっと混沌としていた。最初は不器用
>>続きを読む

ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

4.4

年金を貰えなくなった3人の爺さんが銀行強盗をする話。まともな銀行じゃなかったし、観終えた後はスカッとした。アリバイの種明かしが意外に凝ってたり、ストーリーも割と面白い。コメディ要素強めで、ハリウッドの>>続きを読む

エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

4.2

ステイサムとスタローンを映画館で観れただけで満足!
2人以外のエクスペンダブルズが迫力なさすぎたのとCGが雑っぽかたのは、ツッコミどころとして、総じて悪くは無かったかな

1つ言うとしたら最近のジェイ
>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.7

実際に起きた「ダンケルクの戦い(奇跡)」を描いた話。
第二次世界大戦中、英仏軍の総勢40万の兵士は、独軍からの猛攻により海辺の街ダンケルクに追い詰められていた。本土決戦を覚悟していたイギリスは、「ダイ
>>続きを読む

アド・アストラ(2019年製作の映画)

4.5

「アドアステラ(ラテン語で"星の彼方へ")」

太陽系全体に発生した謎のエネルギー波(サージ)。原因は、知的生命体を追い求め海王星付近で消息不明となった父親の宇宙船によるものだった。父親の真相を知るべ
>>続きを読む

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.5

「俺は、何者でもない(nobody)」

火曜日はゴミ当番。愛車は路線バス。普通の日々、いやむしろ少しダメくらいの日々を送る主人公ハッチ。ある事件をきっかけに閉ざされた扉が開き、目醒める。実は最強のお
>>続きを読む

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.5

高速で飛んでくるスペースデブリがISSに衝突し破滅的状況に、、。生き残った2人の宇宙飛行士が宇宙空間を彷徨いながら地球に帰還しようとする話。

宇宙の"静けさ"と"恐怖"を圧倒的な映像技術により体感で
>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.3

「ダークナイト」シリーズと比較するとだいぶシリアスめ。よりダークヒーロー感が強い。加えて主人公や作品の雰囲気がどこか哀愁を感じさせ、ゴッサムの街全体が重く暗かった。

一方でバットマンの戦闘スタイルや
>>続きを読む

ライフ(2017年製作の映画)

4.6

良い終わり方してくれるやん!
内容はどシンプルにエイリアン物、個人的にはオチがめちゃ好き。

終始ヒューに対して、余計な事すんなよって思いっぱなしだったけど、まあやらないと物語が始まらないわけで、、笑
>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.8

無口なドライバーと爽快なカーチェイス。それに合わせた音楽が最高に洒落てる

他に言う事なし、それだけで充分面白い。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.7

ホアキン・フェニックスに魅せられっぱなしの2時間

生まれるべくして生まれた"ジョーカー"っていう印象。アーサーじゃなくても誰かしらが"ジョーカー"になってしまうような社会。そんな環境の中で、コメディ
>>続きを読む

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.4

「弧狼の血」の続編。3年後の物語。暴力団界隈も日岡の暗躍により静寂さを見せていた頃、上林組の若頭である上林が出所する。上林の起こしたとある事件から暴力団抗争が再燃する。

清潔感のあった若手刑事から短
>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.8

昭和63年の広島にて、暴力団抗争が激化する中で奮闘する2人の刑事による任侠映画。
1人は堅気を守る為なら進んで泥を被る刑事大上、もう1人は法による正義を信じる若手刑事日岡。

見どころは、真反対のふた
>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.8

「こんなふうに生きていけたらな」

ほうきで掃く音に目が覚め、植物に水をやる。自販機でコーヒーを買って、お気に入りのカセットを聴きながら仕事に出る。帰りは決まって銭湯により、行きつけの飲み屋に行く日も
>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

5.0

「ショーシャンクの空に」
一言で言うなら"希望"の物語

人生最高の作品の一本。
少し前に午前十時の映画祭にて字幕版で鑑賞した。今回は吹き替えで。新年一発目に相応しい映画だった。これからも何度も観るこ
>>続きを読む

翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

1よりもパワーアップしてて、久しぶりに映画館で声出して笑った。たこ焼き食べさせられて関西人化したGACKTが1番面白かったな、あの声と顔まじで最高!アレのためだけにもう一回行きたい笑
個人的にはつい最
>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

4.3

翔んで埼玉2の予習。
東京が天下の世界。他県のほとんどはコケにされ、埼玉は特に酷い迫害を受けていた、、。
埼玉バカにしすぎててめっちゃ笑った
関西編の2がすごく楽しみ!

劇場版SPEC~結~ 爻ノ篇(2013年製作の映画)

4.5

ようやく一周、とんでもない超大作
途中ぐだってたけど、終わりよければ全てよし。

瀬文焚流 = save me , take loop
最後に当麻の腕を掴んだ瀬文、名シーンだった。これだけで大満足
>>続きを読む