みぞさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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花と蛇(1974年製作の映画)

3.3

最初の浣腸放出時のSEがとんでもない傑作。これといい結婚といい、音楽で遊びまくってて好き。
SMとしての見応えはそんなに……だが呻き声がまだAVナイズドされてないリアル加減で良い。

花と蛇 ZERO(2014年製作の映画)

2.0

前にも観たがどんなんだっけと思って再。
緊縛しか良くないが三方スプラッシュはギャグだろ

ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの(2012年製作の映画)

3.3

前回の好評を受けてもう一本、というところ。今度は前作終盤で決定した50x50プロジェクトが中心となる。邦題がダサい。
(映画の終盤に起こることに向かって)明らかに前作から変化している二人の様子について
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ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人(2008年製作の映画)

3.0

ほぼほぼ良い面だけで構成された、展開も趣もない見応えのないドキュメンタリー

ペーパーボーイ 真夏の引力(2012年製作の映画)

3.4

温度、湿度を感じる画作りがとても良い。
とはいえ、適当でない売り文句を並べ立てた日本の宣伝の悪さのせいも大きいが、展開に意外性も山場も無く、このキャストじゃなきゃ見応えもなかったろうと思う。相対する人
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ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(2014年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

こうなればよかった最強わんわん物語。
(でも犬はだれもしなないで…………)
コントロールできないものに対する剥き出しの恐怖と攻撃性。
ハーゲンの覚醒が些か唐突なのは気になるけど、こんな画が撮れている、
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死の十字路(1956年製作の映画)

3.2

三國連太郎が綺麗で観てしまうがサスペンスとしてはあまり響かなかった

便座・オブ・ザ・デッド(2013年製作の映画)

3.4

今年のクリスマス映画①

ワンシチュエーションの気概がある。
序盤30分がピークの感は否めないが、その後はドラマの展開もオチもきちんとあり、全編通して、期待したよりずっと面白くみた。
(主に血液感染に
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第8日の夜(2021年製作の映画)

3.3

おもしろかったかもしれないのに何ひとつぴんとこないかんじ

わんわん物語(1955年製作の映画)

-

うっすら記憶してたよりセクシーでびっくりした
フリン・ライダーとトップホットマンで張れる

ピノキオ(1940年製作の映画)

-

その場で鳴っている音がそのまま音楽であるタイプ、どうして減ってしまったのか

ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと(2023年製作の映画)

2.6

青いほうの天道輝………
赤楚衛二がかわいいのを観たければ観るといい。
原作とアニメのことはよく知らないが、それらは媒体がゾンビものの主戦場でなくある程度距離があるからこそ"あるある"とそこからの逸脱が
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スクリーム(2022年製作の映画)

3.2

まずオリジナル未見のため内輪ノリについていけず置いてけぼりのきもちを味わった。
過剰なまでの自己言及によって続編はつまらんという批判だけでなく作中で語られるような(確かにあるはずの)美味しさまで封じて
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ヘッド・ショット(2016年製作の映画)

3.2

べちゃべちゃ音の暴力とどす黒い血、キレキレアクションてんこ盛りは良いがストーリーにあまりにも中身がないのでいくらアクションがよかろうともさすがに飽きる。
臨場感あるカメラもところによって良いが真剣にみ
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不死身(2015年製作の映画)

2.9

要素が散らかってるし100分とは思えない間延びっぷり、と思えば突然音楽がイイカンジになることもあり、男が何者であるかの話になった時はやっと心が盛り上がったが、だからどうということもなく終わった。

ゴーストライダー(2007年製作の映画)

2.7

大方はダサいなりの良さがあるのだが、ラストバトルのぱっとしなさ・もた…もた……感は庇いようがない。
レベル・ウィルソンは流石の存在感。

ザ・フライ(1986年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

大昔にテレビで観たはずだけど概ね初めて。ほぼメモ。

昆虫の政治のくだり。
Insects... don't have politics. They're very... brutal. No com
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ミス・シェパードをお手本に(2015年製作の映画)

3.4

不敬邦題案件。もっていきたいところは分かるし最終的に全く違うというほどではないが、そういう装飾はシェパードさんに嫌われそう。

ああ、ラモーナ!(2019年製作の映画)

3.3

よくみるクイーンビーとは違うつくりのヒロインなのがちょっと新鮮でよかったな〜ただ単に好きなタイプなだけとも。
くだらない暗喩に喜んでしまうタチだが一本の中にここまで詰め込まなくても……と思わないでもな
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.7

字幕でみたけど吹替だと小野賢章なんだな
ダニクリが楽しそうでよかったぜ

ホステル2(2007年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

女もエロい女が好きだし愚か〜!なのはいいが、全員印象が薄いままで転換もさして意外ではないし、絵面もおしゃれげでゴアもそんなに……ただし男性器をお持ちの各位は注意だ!いちばん地味なのにいちばん痛そう!>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

霊能力者頂上決戦とかデフォルメされて盛り立てられてるだけでしっかりジャパニーズホラーだったらどうしよ〜!と思っていたが序盤にしっかり何より恐ろしい人間社会が丁寧に描写されててよかった!具合悪くなった!>>続きを読む

Pearl パール(2022年製作の映画)

4.2

ここではないどこかへの希求および抑圧する親への対応Little Mermaid VS Pearl[WIN]〜虹の向こうへ〜

良くも悪くもオリジンストーリー。Xでなぜ"ああなった"かではなく、なぜ彼ら
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レアと私(2019年製作の映画)

3.4

レアと私がつくったレアと私の話に私のボイスオーバーが乗る。主観による振り返りであることを誤魔化さない構成が潔い。
起/結を照応させる芝居がかったナレーションもその一部で、作為性を顕にし物語化することで
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クイーン+アダム・ランバート・ストーリー: ショウ・マスト・ゴー・オン(2019年製作の映画)

3.5

まずタイトルをみて、なるほど歌唱力があってカリスマがあってちょっとお騒がせもしたクィア・スター、他にいないわ、と納得したが、ツアーも回ってればメンバーにこんな愛されているとは知らなかった。
ドキュメン
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マット(2023年製作の映画)

3.7

RRT2023
元姉妹の愛、母親の呪い、父親の受容がブッ刺さらないわけはなく……
トランスであること、それが性格や物の捉え方に影響し人間関係にも広がること、後者を受け入れられないことは前者を受け入れら
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秘密を語る方法(2022年製作の映画)

3.6

RRT2023
"ハイブリッド"ドキュメンタリーを謳うもなるほどの、戯曲に伴う物語とわざとらしい制作過程&インタビューとほんもの(?)の記録とが融合した斬新なつくり。
ドキュメンタリー映画はその演出性
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.7

サスペンスホラーアクション!
終盤の見せ場のダサさが一周してかっこいい!
初っ端から騒々しいな〜と感じた通り音楽が終始とにかく騒々しいが、そのダイナミックさは作品全体のテンションにあっていて、早めにこ
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

全部大好きなのにここだけで完結する話がないのはちょっと…………

閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

3.7

こんなキャスト集めてこれ作れるとは邦画大手捨てたもんじゃなか〜という気持ちの一方、メインビジュアルとサブタイトルとED曲のセンチメンタリズムには辟易。
結局はほぼ"マトモっぽい"人たちだけで話は進んで
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