むんむさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

むんむ

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神回(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

冒頭はなかった方が良かったかな。
ちょっと後半飽きてしまったけど、主人公が良い感じに気持ち悪くて良かった。
あんな爺さんになって最期に想うのが、在りもしない初恋相手の彼女との時間で、しかも何度も何度も
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北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)

4.2

こんなに長い(自分的に120分越えは長いとしてる)のに主人公がどんどん巻き込まれてくのがテンポ良くて飽きない。
やっぱ凄いなヒッチコック。

ポルトガル、夏の終わり(2019年製作の映画)

3.1

お、お、お、おもんな~~~!
バカンス感あんまり無くて残念。

ローラ(1981年製作の映画)

3.5

これまで観てきたファスビンダー作品の中で1番微妙。
脚本に他2人携わってるからかしらね。ダンスのシーンはらしいわ~って感じだったし、渋谷哲也さんの翻訳も流石です。
素敵な豚野郎。

メゾン ある娼館の記憶(2011年製作の映画)

4.5

20世紀初頭のパリの高級娼館が舞台。
美しく華やかな娼婦達の不安や孤独、苦悩を描いた群像劇。
豪華な娼館や退廃的な娼婦達の絵画のように美しい世界観が見もの。
全裸のシーンが凄く多いのに全くいやらしくな
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アンティークの祝祭(2019年製作の映画)

4.1

カトリーヌ・ドヌーヴ版『ファーザー』。
フランスのアンティークが好きだから、観ていてずっと眼福だったけど、自分もいつか…と思うとなんとも言えない気持ちになる。
起伏を抑えた私好みの話運びであったが、ま
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しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜(2023年製作の映画)

3.0

なるほど、私が苦手なやつだ。
後半ね。頑張れ、頑張れ、ってやつ。
クレしん映画初めて観たけど子供向けならこんなもんだろって感じなのかな、ラスト雑。
ジョーカーに頑張れって言って終わり。
え???

悪なき殺人(2019年製作の映画)

4.3

行方不明の女性をめぐり、男女数人の一人称視点で物語が進む不幸の連鎖が楽しいサスペンスコメディ。
どっかの誰かが“脚本バカリズム”みたいな事書いてたけど確かにw
こういうの気持ち良くて好きなのよ~。良い
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隣人X 疑惑の彼女(2023年製作の映画)

3.0

うーん。
差別や偏見がテーマなのは分かるけど、設定が活かしきれてなくてイマイチ盛り上がらない。
ミステリ要素とヒューマンドラマ要素がぼんやり中途半端な印象。
林遣都がいつもに増して激しい。

ダゲール街の人々(1976年製作の映画)

4.5

アニエス・ヴァルダが夫ジャック・ドゥミと長年暮らした下町パリ14区に住む人々を捉えた彼女の代表作。

香水屋の仲良し老夫婦、手際の良い肉屋の店主、チャーミングなパン屋の夫婦、魔術師…消して華やかではな
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市子(2023年製作の映画)

3.0

ずっしり重苦しくなるのを期待してたのに全然乗れず。
杉咲花の演技は良いのに退屈だったのは、多分話運びが野暮ったいから。先が気になるハラハラドキドキは皆無だし私のあらゆる感情、感性がオネム状態グースカピ
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街をぶっ飛ばせ(1968年製作の映画)

4.5

気狂いピエロを観て「自分も撮ろう!」と思ったらしいアケルマンのデビュー作。
たった12分なのにめちゃくちゃ怖い。
何の情報もなく観始めて初っ端から不安でゾワゾワした。
しかも割と自分もこういうトコある
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ヨーヨー(1965年製作の映画)

3.7

序盤のダンスんとこは椎名林檎がライブパフォーマンスでやってそう。後半に出てきた鼻の頭光らすオジサンは霜降りせいや。

天使の影(1976年製作の映画)

4.4

ファスビンダーの戯曲が元なだけあって、舞台的な台詞や演出。
私が舞台人だったら是非演ってみたいと思ってしまった、勿論娼婦の主人公を。
敢えて感情移入をさせないような意図的に俯瞰で魅せるようなショットは
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マリア・ブラウンの結婚(1978年製作の映画)

4.5

50年近く経った現代人の私でも、どうやったってこんな生き方は出来そうにないし、当時は相当斬新だっただろう。愛には向かない時代と言い切り、愛人関係で主導権を握る美しいハンナ・シグラが色気ムンムン。
冒頭
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