moonさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

半世界(2018年製作の映画)

3.7


自分達の見ている世界
それは、いつも自分中心で
目を背けてきた事実と向き合う時
残りの半世界も再びスタートする

3人の男の友情と家族
何気ない日々の喜びも問題も
それぞれの役割を果たし流れていく
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.7


メキシコ麻薬カルテル撲滅の続編

ボスの娘を誘拐し作戦開始
前作同様、命に平等はない

復讐を果たした男は、我が身を危険に晒しながらも少女を守ろうとするが・・・

彼のボーダーラインが
少女の存在に
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そこにいた男(2020年製作の映画)

3.3


なんとも不思議な気分になる
純愛?狂気?
依存度の高さが彼女から溢れ
強い承認欲求が瞳から漏れ出す
名前も知らない男は
本当に"そこ"にいたのかな
彼女の心の中の男以外は
ただ抹消したかっただけなの
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長いお別れ(2019年製作の映画)

4.2

#長いお別れ

真面目で厳格な父が認知症になる

普通なら、
変わってゆく父親の存在に嘆き悲しむ所なのだが

妻と2人の娘
それぞれが優しく、父親の変化を受け止める

悩みを話す娘達
何も語らずして支
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ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!(2020年製作の映画)

3.8

OL試写会
エクセレントでロックな中年オヤジ2人組が帰ってきた!!
世界の危機なんだけど、もう未来の2人の変貌ぶりがたまらない!
最高のバンド結成で、世界は救われるのかぁ〜〜〜
ドタバタ劇の中に音楽と
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この世界に残されて(2019年製作の映画)

3.6


ホロコーストから生き延びた16歳クララと中年医師アルド
待っていたのは希望に満ちた未来ではなく、失った家族への悲しみ
そして、孤立と不安
そんな2人が互いに求め合い、家族愛の微妙な境界線へと辿り着く
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ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

4.0


等身大のジーンに涙が出た
断捨離して新しい私を!
過去と向き合うことが苦手なジーンが、悩みながら言葉を伝える姿は愛おしい。意外にも、物を捨てることで、家族、思い出、切れていた繋がりを呼び戻す。最善な
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葛城事件(2016年製作の映画)

3.3

狂気の塊

この言葉が一番似合う父親

自殺する長男、殺人鬼となる次男
壊れていく妻
次男と獄中結婚する女

不幸しか落ちていない作品だが

父親の狂気は、本当は家族を求めあぐねていたのか?
1人にな
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プラネット・テラー in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.6

いやはやいや
寝る間際に観る作品じゃない🧟‍♂️
岡田准一さん出てるのかと思った😂
ゾンビ倒す注射💉
足から撃ちまくるのもかっこいい!!
肝心のゾンビは
ブツブツ大型ニキビマン?😂
爽快感ありまくりで
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.7


パパのホームスクールで育った子供達
ママが死を選んだことで
均衡が崩れていく

悪気のない過ち
パパの言葉は子供達の胸を抉る
社会との関わりは
どこへ行っても暮らしても
切れることはないもの

子供
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復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

4.0

自分の欲の為なら、誰でも殺す
躊躇いもなく
父は欲望を抑え宗教に生きる
対比する2人の生き方
あんたを殺せばよかった!と叫ぶ
主人公の声が響く
緒方拳かっこいい!!
俳優陣が大物揃い🙄

アマプラで、
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星の子(2020年製作の映画)

3.8

難しいテーマだった。
出生時から両親と共にある宗教を15歳の少女がどう受けとめるのか。
個人的に何を信じるかは自由だと思う。
ただ、両親=宗教という現実がある時、それは肯定しかないのではないのか。
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ババドック 暗闇の魔物(2014年製作の映画)

3.5

絵本を見てから
ママは何だかおかしいよ

大人版エクソシスト💦
悪態、自虐行為、凶暴
息子ちゃんが
ホームアローン並みに賢いが
怪物パパドックからは逃げられない
ママは立ち向かって息子を守り
幸せに…
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冷たい嘘(2018年製作の映画)

3.1

ある日、娘ジェイから
友達を殺したと告白される両親
離婚していた2人は
ジェイの未来を守るため
協力し合うが…

翻弄される大人達
その姿は、ちと滑稽
無邪気さは、1番怖い魔物
我が子のため、本当に?
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.2

オギーは生まれつきの病気
顔を何度も手術する
やっと学校へ行っても、馴染めず…

人は、自分と違う所を認めることに
とても勇気がいる
大変だね、同情する大人とは違い
子供は正直だ
だからこそ、彼を認め
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ゾンビ・リミット(2013年製作の映画)

3.5

ゾンビとの共存生活

感染しても
ワクチン接種で人に戻り
リターンドとなる

母親の死に、トラウマがある医師ケイトは
リターンドの恋人をひたすら隠し守る

ワクチンをめぐり人々の争う姿が
恐ろしく浅は
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記憶の技法(2020年製作の映画)

3.8

華蓮の断片的な記憶は、鮮烈で美しく、禍々しい
点と点が繋がる時、思い出す過去は厳しいものだった。
しかし、彼女は強い
愛に包まれていたからなのか
ラストまで、華蓮のまっすぐな瞳と儚げな姿に、目が離せな
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家なき子 希望の歌声(2018年製作の映画)

3.8

レミの歌声は、人々に優しさと強さを与える
過酷な運命の中にいようとも、レミは彼を支えるヴィタリスと共に乗り越えていく

最初から最後まで、絵本のような世界
心が透き通る
そんな作品でした✨

詩人の恋(2017年製作の映画)

3.8

自分の心に向き合った時、詩人テッキはセユンに恋をしてることに気づく
恋・・・
そばに居たい
そばに居て欲しい

そう願う
ただ、それだけのこと
2人の愛しくも切ない恋を見て欲しいな

ストックホルム・ケース(2018年製作の映画)

3.8

イーサン・ホークだからこそ、ストックホルム症候群が成り立つと言えるほど、チャーミングで魅力的。
追い詰める警察が悪者にすら、見えてる。
あ、私もストックホルム症候群に?!
と思った瞬間があった

異端の鳥(2019年製作の映画)

4.0

1人の子供の成長記録といっていい
無垢な目が、どんどん澱んでいく姿を見続けなければいけない苦痛
少年が、自分の名前を思い出す時、彼がこれから幸せになれることを祈った

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

4.0

とにかく、ツンデレの魔女が圧巻!!
前半、全く想像してなかった展開が、観るものを待ち受ける💦
こういう強い女性を待っていた!!
騙される快感
ラストのセリフが謎すぎて
続編があるよね、と喜んでしまう😆

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.0

絵描きの女と結婚間近な女が出会い、禁断の恋に落ちる。
海とカモメ
静寂の中に、2人の情熱が燃え上がる
振り返る恋、そして過去になる恋
人は、1番の恋は忘れない。
絵画のような世界に、圧倒され
2人の生
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

アリアスター監督が好きなので、音楽と白い世界だけで、不気味😱
ヘレディタリーに比べると、その世界に入ると・・・自分も🐻を差し出すかもしれない!!笑
刺繍の服とお花畑が、インパクト大!!

スパイの妻(2020年製作の映画)

3.5

蒼井優さんの作品といえる程の存在感!!
背中と瞳が印象的。
スパイになる程の事実が,今一歩詳しく作品に出てくれば、尚よかったかな

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.3

感動という言葉だけでは、表せない。
ジェンダー問題は、身近なものだ。
本当の母親になりたい、と願う気持ちが痛々しかった。
赤の色が鮮烈!!

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.8

テレポートの遺伝を持ち、自分の人生をよりいいものにしようと奔走するティム
メアリーとの出会いが、彼を大きく成長させる。
主人公とメアリーの笑顔がかなりチャーミング❤️
メアリーが、ブスのくくりは、あり
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.7

これは、絶対観た方がいい!!
臭いまで漂うような独特の世界観がある✨
映画館を出てから、もう一度観たいと思う作品は、久しぶりだった。
韓国映画は、グレーの色が合う。
金持ちとそれに蔓延るパラサイト
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罪の声(2020年製作の映画)

4.0

小栗さん、星野さんのやり取りが、とてもよかったです。
久しぶりに、考えさせられる作品でした。
子どもの声が罪の声、という衝撃的事実から、目を背けず、自分の過去と立ち向かう姿が印象的です。
人生が狂わさ
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ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

2.0

原作を読んで、ドクターデスの過去を知っていたので、映画はかなり捉え方が変わってしまって、残念だった。
音楽も、少しチープで2時間ドラマみたいで💦
もったいない💦
とても、深刻なテーマの題材なのに😅
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