Netflix配信作品を劇場試写会で。
ガル・ガドット好きにはたまらない、彼女の魅力が詰まりまくった作品。完全に、”女版イーサン・ハント”な展開で、ド派手カーチェイス、ハイテクスパイ機器を使ったアクシ>>続きを読む
ゴダールマラソン。
イギリスの政治切りをした「ブリティッシュサウンズ」、プラハの春を題材にした「プラウダ」ときて、イタリアに触れた今作。「プラウダ」と同様に、地元(イタリア)のテレビ局から制作資金を得>>続きを読む
ジャック・リヴェットマラソン。
ゴダール作品の印象が強いアンナ・カリーナだけど、このジャケットのビジュアルワークも含めて、これまで観てきた彼女の印象とは全く違う役柄。
修道院や当時の貴族社会の闇を描い>>続きを読む
ブラジルの青年たちの恋愛模様を描いた作品で、ブラジル一色のプロットが当時としては貴重だったという。
終始、サンバ調のリズムが流れ続けていて、ほぼ音楽が止まることがない。ブラジル色を偏って出しすぎて、批>>続きを読む
ル・シネマのファスビンダー特集、初日鑑賞。
一見不釣り合いに見えるカップル(初老の清掃員の女性と出稼ぎのモロッコ人)の恋愛ドラマだが、これが強烈な純愛でメロドラマだった。周囲からの厳しい視線や細かい差>>続きを読む
トッド・ヘインズの初期作。
原因不明の喘息、倦怠感、目眩、などの症状が発症した主婦。
原因はアレルギーなのか、化学物質による汚染なのか、思い込みによる精神疾患なのか、じわじわと謎が謎を呼ぶ展開。化学物>>続きを読む
ゴダールマラソン。
政治映画期のかなり実験的な作品。
ストイックな思想の語りが続くスタイルではなく、ゴダールらしい映像コラージュ、サウンドカット、言語のコラージュを織り交ぜた構成。特に、映像の重ね方、>>続きを読む
当時、デンマークで起こっていた映画運動”ドグマ95”の作品。トリアーの「イディオッツ」などもそれにあたるが、だいぶ気持ち悪い感覚でいて、インテリ臭を漂わせてくる作品だったが、今作は同様の気持ち悪さはあ>>続きを読む
イランの名匠マフマルバフ監督の96年作。
「カンダハール」に次いで、2作目の鑑賞。
キアロスタミよりももっと寓話的で、幻想的な世界観。ちょっとポエトリーすぎて、自分の受け皿からこぼれ落ちていくものが多>>続きを読む
試写会にて鑑賞。
A24製作、LGBTQをテーマにした作品。
海兵隊の過酷な状況と、複雑な親子関係、親子の微妙な距離感を、「ムーンライト」を彷彿とさせるような、A24らしいテンションのずっしりとしたド>>続きを読む
ゴダールマラソン。
ジガ・ヴェルドフ集団期の69年の長編。
ドキュメンタリー構成のストイックな政治映画が続いていたが、今作は少しだけ映像に動きがあった。とはいえ、基本的な組み立ては変わらず、政治思想>>続きを読む
ゴダールマラソン。
ジガ・ヴェルドフ集団期の政治思想作品が続く。
「ブリティッシュサウンズ」のあとは、”プラハの春”以降のチェコに赴いたゴダールが旅行で記録した映像を繋ぎ合わせたようなプロパガンダ映画>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
公開初日に鑑賞。
「風立ちぬ」公開時に発売されたCUTの”宮崎駿はなぜ、はじめて自分の映画で泣いたのか“の3万字インタビューを読んで臨んだ。10年前の当時はもうファンタジーはやらない、と言っていたけ>>続きを読む
もう公開から10年経ってた。後回しになってたこちらを新作公開前に鑑賞。
新作鑑賞直前(まさに劇場で書いてる)にレビューをまとめた。
いやぁ、もっと早く観ておけばよかった。すごいよかった。宮崎駿が辿り>>続きを読む
試写会鑑賞。
1994年が舞台で、過去シリーズの前日譚。「バンブルビー」よりもあとの時代。
ちょうどその時代にぴったりのミドルスクールのヒップホップがかかりまくっててアガッた。
ストーリー自体は安定の>>続きを読む
トランスフォーマーシリーズのスピンオフ作品。試写会前の予習として。
どんどん詰め込み型になっていった本家シリーズの進化を止めて、バンブルビーが地球に初めてやってきたエピソードを、少女の成長していく姿>>続きを読む
Filmarks試写会参加。TSUTAYA CREATOR’S PROGRAMの脚本賞を受賞した脚本の映画化。
菊地凛子の圧巻の演技。まずもって、彼女の存在がこの作品の大きな中核なのは間違いない。>>続きを読む
シャブロルマラソン。
77年作。文豪エド・マクベインの刑事キャレラ 87分署シリーズを原作に、シャブロルが映画化。シャブロル監督自身もお気に入りとのことで、確かに70年代の空気感をまとったロリコン・サ>>続きを読む
トランスフォーマーシリーズ5作目。
冒頭、リドリー・スコットの伝記映画かと思った。イギリスのアーサー王と騎士を混ぜながら、人類の歴史の裏側にいたオートボッドの話。これは最新作に繋がる感じなの?!
前作>>続きを読む
ジョン・ヒューストンの72年作。
ボクシングの試合がメインでないボクサーの映画。ステイシー・キーチ演じる落ちぶれたボクサーの哀愁がすごい映画。30歳手前?そんな若者に見えない哀愁ぶり。哀愁のある音楽が>>続きを読む
「今を生きる」、「トゥルーマン・ショー」のピーター・ウィアー監督。
ただただ幻想的な世界観で、はっきりと何かがわからない妖しいストーリー展開。不思議な世界観にハマれれば、ふわふわと楽しめるかも。少女た>>続きを読む
新作”ビースト覚醒”の試写会が当選したため、見逃し作品を鑑賞。シリーズ4作目。マイケル・ベイか自らメガホンを取る。
キャストも一新されて、マーク・ウォルバーグが主演。
165分!を感じさせない、さすが>>続きを読む
ゴダールマラソン再開。
商業映画から一線を引き、ジガ・ヴェルトフ集団期の極めて政治的な活動期の作品。
若き毛沢東主義者のジャン=アンリ・ロジェとの共作。前作の「ワンプラスワン」に続いて、英国での撮影。>>続きを読む
ドライヤー監督の遺作。
過去作の宗教や神話、迷信的なテーマと比較すると、平凡なテーマで地味な印象を受けるが、個人的には激刺さりした。
妻と夫のすれ違い、男女の愛について、ドライヤー監督ならではのシン>>続きを読む
ドライヤー監督、1943年作。
「裁かるるジャンヌ」、「奇跡」などと同様で、物語の構成、緊張感やカット割が素晴らしく、全く古さを感じさせない。
鑑賞した前述した2作は“宗教”をテーマにしていたが、今作>>続きを読む
初めてファスビンダー作品を鑑賞。
今作は先にオゾンのリメイク版を観てからの鑑賞だったが、オゾンのリメイク版が噂通り、かなり忠実に再現をしているのがわかった。
一方でファスビンダー版は、ストイックな構>>続きを読む
カール・テオドア・ドライヤーの54年作。
まずもって、映像の美しさに目を奪われる。そして、ほとんどをボーオン家の部屋の中のやり取りで展開されていくが、会話と物音の音の密度がすごい。インガーの苦悶の叫>>続きを読む
シャブロル99年作。これもDVD廃盤。渋谷蔦屋のVHSで。
主演のサンドリーヌ・ボネールはアニエス・ヴァルダの「冬の旅」の女優か。
教え子の少女が森で遺体で発見され、重要参考人となったのは、画家で絵>>続きを読む
シャブロル87年作。
主人公はまともそうに見えて、すぐにある主婦を庭から覗いているやばいやつだということが序盤でわかる。そんな主人公と並ぶかそれ以上の異常な登場人物がいっぱい出てきて笑った。
明らかに>>続きを読む
「ブラックアダム」のあと、「シャザム」は飛ばしてのDCユニバース。前情報なしで鑑賞。
傑作だった「ジャスティスリーグ スナイダーカット」でもフラッシュはそこまで人物の深掘りはされてなかったけど、今作は>>続きを読む
シャブロルマラソン。59年作の初期作品。初めてのカラー作品とのこと。VHS鑑賞。
ブルジョワ一家の関係性に歪みが起きていくプロセスを皮肉も込めつつ、気色の悪い空気感で物語は進行。
隣人と公然と不倫す>>続きを読む
色々な変遷を経て、ポール•ヴァーホーベンが大好きになった今、30周年の4K上映がやるということで、再鑑賞するしかないと劇場へ。ちゃんと全編を観るのは25 年ぶりくらい。当時は10代で性に多感だったから>>続きを読む
ホン•サンス監督の試写会。
上映後のトークイベントゲストに、筒井真理子さんも登壇。
ホン•サンスはそんなに観てないけど、ホン•サンス空気感の92分のコンパクトで余韻のある作品。それにしても淡々と小刻>>続きを読む
待ちに待った続編。IMAXで。
前作も“新次元の映像体験”だったが、それをさらに上回る、超革新的な映像体験だった。すごいっ!!!
自分はマルチバースの世界観は大好きだったけど、もうここまで来ると自由>>続きを読む
フランスのサスペンスの巨匠シャブロルマラソンを緩やかに開始。
何となく、ジャケットが気になってた68年作をチョイス。VHSにて。
シャブロル作品は「石の微笑」に次いで2作目だが、気持ち悪い空気感がた>>続きを読む
ゴダールマラソン。
68年、ゴダールが撮った、ローリング・ストーンズのドキュメンタリー。ということだが、ドキュメンタリーのシーンがあるだけで、ゴダールの政治映画じゃん。
スタジオのシーンから切り替え>>続きを読む