ユウトさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ユウト

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見知らぬ隣人(2022年製作の映画)

2.5

30才越えても就職浪人。
借金だらけで酒乱。
良いところがない主人公。
トホホの人生。
作品自体は主人公に味方する形なので観客としても主人公を同情しましたが、最後の最後まで、
トホホ
とは。

(主人
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ハウス・バウンド(2014年製作の映画)

3.5

「M3GAN/ミーガン」のジェラルド・ジョンストン監督の長編デビュー作品。
このユーモア。
間が抜けているのかドン臭いのか。
この間が演出の効果になっている。
ポルターガイスト現象から始まり心霊を疑い
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シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

2.5

この映画、面白い、のかなぁ。
面白い映画、なのかなぁ。
(困っている様子の表現。)

俳優の皆さんは的確な演技なので説得力がある映画なのはわかりました。
騙し騙され、コンゲームの名作は数あるので、本作
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97ミニッツ フォールアウト(2023年製作の映画)

2.5

ジョナサン・リース=マイヤーズとアレック・ボールドウィンの名を見て久しぶりに思いレンタルした。
ジョナサン・リース=マイヤーズといえばウディ・アレン『マッチポイント』が美しくて最高だったけれど、そのあ
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母の聖戦/市民(2021年製作の映画)

3.0

メキシコ北部の町。
シングルマザーのシエロがひとり娘である十代のラウラの誘拐を知り、探し闘う。
ってめちゃくちゃミシェル・フランコ監督が撮りそうな題材じゃんと調べたらプロデューサーだった。
本作はモデ
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赦し(2022年製作の映画)

2.0

本作を赦せるかと問われたら
(すみません胸クソ悪くて許せません)
という思いしかありません。
殺人だけならまだしも虐めについても何も解決していない。
勿論、人の心は解決するものでもない。
ただイタズラ
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.5

KAWAI I
50回は自然と呟いた。
日本のゲームがこんなに可愛くなるなんてなんというファンタジー!!
1秒たりともムダがないクオリティの高いアニメーションはクリエーター皆さんの愛情の賜物か。
任天
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アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

3.0

監督ジョージ・ミラーによるラヴロマンス。
まさか魔人ジンの愛する思いを観せられるとは。
てっきりジョージ・ミラーだからスペクタクルなアクション活劇かと思いきや、愛に彷徨っていたジンを語るとは。

ビジ
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.0

森達也監督のドキュメンタリーは観る機会がなく、今回初めて拝見した。
ムリに拳を上げるのではなく、淡々と人間をみつめる演出と脚本。
無条理過ぎる終盤は呆気に取られて、馬鹿な日本人をあからさまにされ恥ずか
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ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

3.5

私はブラムハウスファンであるがプロットを見た限りホラー映画なのか疑問で劇場公開ではスルー。
女性集団ヒステリーはこのみではない。
でもファンとしてはチェックしないのもブラムハウスを語れないとレンタルし
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スクロール(2023年製作の映画)

3.0

こういうヒューマンドラマ、映画で撮りたくなっちゃう気持、わかる。
大学卒業して、やりたい仕事に就いたのか分からなくて。
上司に罵倒されてばかり。パワハラ?
大学一緒だった仲もそんなだけど自殺したヤツい
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ダークグラス(2021年製作の映画)

3.5

ダリオ・アルジェント新作がレンタル開始。
本作は劇場公開時初日に観ました。
『スリープレス』以降ダリオ・アルジェント監督作は期待を裏切られて落胆して帰途につくのが定番になっていた。
(ファンとしては哀
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こんにちは、母さん(2023年製作の映画)

3.0

この息子はずっと
「こんにちは、母さん」
なんだろう。

いつまで経ってもガサツなマザコン中年息子。
(大学生から精神年齢が育っていないような様子。
自分の家事もコップ一つしか洗うシーンがない。
でも
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アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

5.0

ニッショーホール(旧ヤクルトホール)での試写会にて。
岡田麿里脚本監督は2作目も成功とみた。
岡田さんが描く思春期の青春群像劇をもっと観たいという製作側の情熱が満ちる。
スタッフや声優さん演者にも恵ま
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スイート・マイホーム(2023年製作の映画)

3.0

不幸な主人公の人生なのか。
主人公と関わった人達が不幸になるのか。
主人公が招くのか。
不穏が漂うのは何故か。

齊藤工監督の映画愛はわかる。
手堅い。
無理のある撮影や音楽は使わず、高断熱住宅が壊さ
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MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

3.5

もうジェイソン・ステイサムが居てくれたら安心安心。
一生ジェイソン・ステイサムに付いていきます。
それ位ジェイソン・ステイサムのヒーロームービー。
製作にも名を連ねたジェイソン・ステイサムだが中国資本
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春に散る(2023年製作の映画)

4.0

瀬々敬久監督だからあからさまに人間の人生が滲んでいる演出に見応えはある。
ただ類型的な再生ドラマなので新鮮な切り口はない。
同じような話を俳優だけ替えて観た感覚。
(それでも僕は瀬々敬久監督のファンな
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金の国 水の国(2023年製作の映画)

4.5

自分でも驚くくらい集中、退屈せず感動して観た。
童話アニメーション。
直球、ど真ん中。
優しさというのは思いやりだと何度も心が震える。
世の中、単純でいいのだ。
世界の戦争がこのアニメーションを観て思
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ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ(2021年製作の映画)

3.5

可愛い猫たちとルイス・ウェインのささやかな愛情。
撮影と音楽、ベネディクト・カンバーバッチの存在や演技と衣装を楽しんだ。
ルイス・ウェインの伝記映画だから精神を病む描写は仕方ないが、ソフトなメルヘン調
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.0

このシリーズのファン向けですね。
長いなぁと退屈していたら上映時間は141分。

前半は笑って観られました。
後半は呆れて飽きて寝落ち2回。
自分はホトホトこのシリーズには合わないと痛感した。

この
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Gメン(2023年製作の映画)

5.0

評価は全て岸くんと仲間たちへ。
岸優太さんはTVのバラエティを見る度
『おさるのジョージ』
を実写で見ているみたいで私の中では
岸くん=リアルジョージ
として応援している。
可愛いくて憎めないキャラ。
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ビバリウム(2019年製作の映画)

3.0

アート志向の風刺映画。
テレビ『世にも奇妙な物語』だったら30分ぐらいでまとめられそう。
M・ナイト・シャマランだったら、もっと血が流れそう。
そんなタイプです。

子供は親を見て育つ。
子は親の行い
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そして僕は途方に暮れる(2022年製作の映画)

2.0

私には褒めるところがほぼない、珍しい邦画であった。
そもそも本作の脚本・監督の作品で楽しんだ覚えがない。
嫌悪感の方が記憶にある。
本作で関心したところは(雨降らせ)が完璧だった点。
(この雨は石井隆
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クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

4.0

デヴィッド・クローネンバーグの未来はやはり内臓、なんですね(ニヤリ)。
僕はスキャナーズから新作公開時は劇場へ足を運ぶファンです。
戦慄の絆やクラッシュ等の悩めるヒューマンドラマ系より
ザ・ブルード/
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ミンナのウタ(2023年製作の映画)

4.0

清水崇監督はどっぷり『呪怨』の人である。
『呪怨』のビデオバージョンと劇場版の演出が全てである。
それだけにもかかわらずハリウッドで大ヒット作を撮れた幸運の持ち主である点も才能として認めたい。
本作は
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バービー(2023年製作の映画)

3.0

ピンクカラーのファンタジーかと思ったが、こんなにつまらない映画も珍しい。
酷い脚本を一体誰が書いたのかと調べた。
グレタ・ガーウィグとノア・バームバック。
納得した。
この監督さんは期待していないし、
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リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

3.5

綾瀬はるかさん目当てで映画館へ行きました。
笑わない綾瀬はるか。
もう殺しはしない、急所は外すリボルバー・リリー。
って高倉健さんの役みたいな東映映画。
綾瀬はるかさんが高倉健さんみたいに見えました。
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セフレの品格(プライド) 決意(2023年製作の映画)

4.0

城定秀夫監督は青春映画・不器用な純情映画が得意である事の証明のような作品。
俳優から引き出したベストアクトを捉えるのも見事。
さすがです。
髙石あかりさんの演技に驚かされ、石橋侑大さん(石橋保さんの御
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

3.5

群像劇はバランスが難しい。
本作原作者『桐島、部活やめるってよ』の映画化は成功していた。
『チア男子』も微笑ましい作品。
本作は男性からの視点で美化された高校卒業女子が描かれているセンチメンタリズム。
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さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

4.0

もうすぐ脚本監督2作目が公開予定の岡田麿里さんの初劇場アニメーション。
ビックリした。
大河ドラマの総集編のような情報量だが的確な演出力。
素敵な心。
もうその言葉しか表現できない。
素敵な心は尊い。
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炎のデス・ポリス(2021年製作の映画)

3.0

ジェラルド・バトラーとフランク・グリロが製作主演したアクションスリラー。
劇場公開よりDVDスルーされるような映画。
本作の脚本監督はフランク・グリロと『コンティニュー』という傑作で組んでいる。
せっ
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君だけが知らない(2021年製作の映画)

3.0

ラストシーンと音楽が美しい。
これは悲劇のヒロインをかばうため。
悲劇のヒロインは自分にも酔いしれる。
それで納得できるのならスンナリ観られるが、
ちょっと待って!
このヒロインと接する男性は不幸にな
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

5.0

涙からなる水の魂、カンシャクが教える炎の魂。
ふたりだから起きる化学反応、ふたりだからこそ起こせる愛。
ディズニーピクサーのアニメーションは観る度やはりダイスキだと安心する。
愛おしくてずっと抱きしめ
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ロストケア(2023年製作の映画)

4.0

本作は何をしたかったのか。
『救済』と言い42人もの高齢者を殺した訪問介護士と対峙する検事。
その2人は、何を見つめたかったのか。

(私は介護保険制度が開始された2000年からホームヘルパー2級の資
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死霊のはらわた ライジング(2023年製作の映画)

3.5

いくらなんでも残酷描写やり過ぎである。
過剰が必ずしも成功するとは限らない。
プロデューサーにサム・ライミやブルース・キャンベルの初期チームがいるのにアドバイスできなかったか?
それとも欲求不満が過ぎ
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.0

CGに驚きCGに退屈した。
CGに頼りすぎるのはどうなんだろうか。
このゲームのファンやCG冒険活劇ファンタジーがすきなひとにはたまらないのだろうか?
正直、私は本作のような映画はニガテだがコメディタ
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