だめだ、分かろうとしたが分からなかった。ただこの時代にこの発想力はすごいと思う。
ゴダールのメッセージがセリフになり、強い思想を感じる。アルジェリアの事は分かりにくい。
戦争で間違っている事が正しいと狂わせる。俳優さんではないたどたどしい演技がいい感じ。
窓から徐々に朝日が差し込む始まり方が芸術的。父の弱さを娘が感じとる複雑さ。
訳も分からず引き込まれる、聴覚と視覚。フランス人女性の魅力が溢れる。
感情を止められず暴走する少年。根は子供らしく優しいのに。お人よしすぎる警察官。
今回はかなりのシュールさが際立つ。これでカウリスマキの作品をほぼコンプリート。
この監督やっぱり変わってる。ただユダヤ人の移民がカメラ目線で語る物語は聞き入ってしまう。
知り合いが敵になるが助けようとはしない。どういう心情なのか理解できない。
護られなければいけない人達。一生懸命に生きてきたプライドは大きい。
何が正解かというのはなくて、ただ幸せだったらいいと思わせる。フランシスの行動は正解。
悲しいけど笑いもありでちょっと詰め込みすぎでした。ただ悲しい所はとても悲しい。
日本の家族の寂しい一面がリアル。義理の娘が一番優しい。小津安二郎の大傑作。
知らなかったジーンセバーグの人生。もっといろんないい作品で演じてほしかった。
どちらにもイライラするし、不幸になるのは目に見えてる。目の大きい子の絵も好きだけど自画像の絵の方がいい。
ああいう行動をリアルに演技出来てるので素直に感情移入できる。甥っ子にそっくりなので苛立ちがよく分かる。けどかわいい。
こんな映画があるのか。船から遠ざかるニューヨークの摩天楼が圧巻。