みりょうさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

みりょう

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地球の静止する日(1951年製作の映画)

4.0

純度100%のSF。テンポも良く文句なしの面白さ。教訓もあってよい。シンプルすぎるっちゃシンプルすぎるのでこの点数。

CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

4.0

最小限のBGMと最大限に使われる空白が良かった。ただの美しい少年たちの恋模様かと思ってたのに、あんなに泣かされるとは。ストーリーはたいしたことないのに、その中であんなに作り込めるのはすごい。

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.9

こんな作品初めて見たかも。作りあげられた世界観と価値観。ビジュアルと音が良い。ずっとこの世界をのぞいてたくなるような新鮮さがあった。

イノセンツ(2021年製作の映画)

4.2

無邪気という鬼たちの数日間。誰も悪者がいない気がした。忘れそうだが、音楽と映像(色彩、構図)が美しい。至高のサイコホラーだったけど、個人的にはもうちょっと子どもたちの心に寄り添う描写も欲しかったような>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.6

思ったより楽しめた。わからないところを楽しむ映画。これ仮説だけど、宮崎駿が宇宙人で、世のことわりを教える映画だったんじゃないかな(真顔)。宇宙が授けたエネルギーで世界は動いてて、人間がひとり世界の秩序>>続きを読む

ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.6

前半のおどろおどろしい雰囲気は良かった。全体的に映像がかっこいい。役者の演技もGOOD。見ていて気持ち悪い部分がなかった。反面、後半のストーリーが無難。良くも悪くも後味がサラリとしていて、もう一味コク>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

【誰も怪物じゃない】

映画の途中で「あ、こういう映画ね」となる。ギミック系の映画で、"怪物"探しを色んな視点でしていくのねって。"怪物"がわかった状態でもう一回見たいー!とかみんな言うやつねって。で
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少年と犬(1975年製作の映画)

3.5

おもったより寓話的で良くも悪くも浅めの話。個人的な好みで言うと、2つの世界をもっと掘り下げてみてほしかった。少年と犬の友情というか、家族愛というか、持ちつ持たれつの無くてはならないドライでウェットな相>>続きを読む

決戦は日曜日(2022年製作の映画)

3.3

友達と飲みながら再生しておく映画としてはまあまあ楽しめました。

千年女優(2001年製作の映画)

3.5

映画というより「映像作品」という感じ。片思いを大袈裟に描いているが、最後のセリフで見せられてきたその大袈裟もなんだか腑に落ちる気がした。

ハンニバル(2001年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

うーん、見なくてよかったかなぁ。薬で眠らせたり武器使ったり期待してたレクター博士じゃなかったし、翻訳が下手なのか字幕を追えない場面が何箇所もあったし、なんでフィレンツェ警察がイタリア語使ってなかったの>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

見ている間も見終わった後もいろいろ推測を楽しめる映画。前半のテンポも良くて、退屈しなかった。檻からレクターが出るシーンがピークで面白く、そこからは個人的には盛り下がり気味。主人公とレクターの絡みをもっ>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

3.3

退屈で眠気との戦いだった。最後の方の展開だけ好き。そこまでは単調だし、ずっと画面が暗い。

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.2

面白い。とにかく酒が飲みたくなる。なんだかシリアスに描かれている展開が「そりゃそうだろ」と馬鹿馬鹿しくて笑える。飲酒を推奨しているようで、過剰飲酒防止啓発映画?と思いきや、結果、最終的には、酒って最高>>続きを読む

成れの果て(2021年製作の映画)

3.3

プライムビデオに復活したから嬉々として見たらとんだ期待はずれ。制作陣のことはよく知らないが、すべてが二流で見てて恥ずかしい気持ちになった。描きたいものは良さそうなのに技術が追いついていない感じ。木口健>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

3.8

いろんな登場人物が出てきたことやその関係性によってワクワク感が前作よりも倍増。ただ戦うだけの映画ではなくなった。

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.0

正直長い。でも最後の方は心惹かれる。シンドラーがなんだかんだずっといいやつ。最後のシーンは本当に素晴らしい。ありがとうシンドラーさん。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.5

アニメは見てたから、さすがに普通。敵が来てやっつけるだけ。文字通り序章的な作品として理解。

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.2

変に教訓めいてないところが好き。主人公がイタいくてクレイジーなところも面白い。物語もテンポ良く、見ていて飽きない。問題提起して結論を出さない終わり方も好感。

トップガン(1986年製作の映画)

3.2

衝撃のつまらなさ。面白いポイントが1つもなかった。とにかく飛行シーンが退屈。何が起きてるかよくわからず、息を呑むような迫力もない。あと、意外とロマンスが話の軸にある。その割に、浅い。名作だと思ってたの>>続きを読む

イノセンス(2004年製作の映画)

3.0

無駄なシーンと無駄なセリフが多い作品。この無駄を楽しめる教養は自分にはなかった。難しい… SFはやはり解説者(世界に染まってない人)が物語の中に欲しい。

茶飲友達(2022年製作の映画)

4.6

半年(?)くらい前からテーマに惹かれてずっと観たかった作品を鑑賞。期待通り、期待以上に良い作品だった。
ドキュメンタリーを見ているような、でも、しっかり魅せる展開もあり、テーマで「出落ち」ということも
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.5

普通だったけど読後感的には悪くない。まあでも薄っぺらい作品。

タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター(2023年製作の映画)

5.0

恥ずかしながら見たことなかったタイタニック。この日のために見ていなかったのではないかと歓喜する、ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター!映画館で見られたこと幸運すぎる。
これぞ、映画。映画という
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

3.6

よくできたお話という印象。名作扱いされすぎのような。個人的にはあまり得るものはなかった。ビールがピーク。ジワタネーホ。でも、ブルックス周りは良かった。

怒り(2016年製作の映画)

3.5

うーん。期待はずれ。最後の方だけ面白かったけど、それ以外は見にくい。途中から「ほれ?おもろいだろ?」とバカにされてる感じがしてくる。こんな技巧なかんじじゃなく、せっかく役者がいいんだから普通のストーリ>>続きを読む

アイランド(2005年製作の映画)

4.5

え、なんでこんな低評価なの?SF好きの自分には陳腐だけど刺さる設定で、その陳腐さも乗り越えてくれるアクションとディティールの楽しさ。爽快でしたわ。後日譚が気になる。

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.7

マチルダ色気すごすぎん?この演技と美貌だけでも見る価値ある。どのシーンも美しくて、あたたかくて、切ない。個人的には水鉄砲みたいな描写がもっと多かったら、さらに2人の愛を知れたなぁと感じた。

アド・アストラ(2019年製作の映画)

2.8

注意!長時間の無駄映画!見ないことを推奨します。典型的なつまらない宇宙もの。ノーラン的な時空間の話もなければ、ハラハラドキドキ場面も少ない。お金の無駄遣い。時間返せ!宇宙レベルの怒りを覚えている。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

最高の素材が最適な形で料理されていて、エンタメ性の高い作品だった。一方で、試合シーンは良かったけど、試合が盛り上がってるところに回想シーンがちょくちょく挟まってきて、せっかくの美味しい素材が変な味付け>>続きを読む

ペルシャン・レッスン 戦場の教室(2020年製作の映画)

4.0

ペルシャ語を勉強したい収容所の偉い人に嘘のペルシャ語を教えることで殺されずに生き残る囚人の話。偽物と知らず勉強し続ける偉い人のピュアなところがかわいい。教える側は生きるのに必死。バレて殺される以外の結>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.5

噂通り最高映画!笑いあり涙あり歌ありダンスありアクションありロマンスあり友情あり…THEエンタメ。ストーリーも王道でわかりやすいけど、3時間長編なので歴史物を見ているかのような壮大さと重厚感がある。シ>>続きを読む

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.8

名シーンがいくつもある。みんな演技が良かったけど、たけしとロレンスの日本語を聞き取るのが最初大変だった。

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

映画はまあアニメと同じくらいには面白い程度。乙骨がひとりだけシャーマンキング感あって面白かった。里香のメンヘラ彼女感も笑えた。特に最後の方の乙骨と里香が一緒に逝くところ声出して笑いました。この映画の内>>続きを読む

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.8

好きだった!でももっと深さと広がりが欲しかったかも。シーンも劇場だけだったのが、良いような悪いような。意外とシーンシーンが薄くて、ぴょんぴょん展開していくから、見やすい反面、考えさせる時間がなかった。>>続きを読む