みりょうさんの映画レビュー・感想・評価

みりょう

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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.5

最高にハッピーな気持ちになれる映画。しかも泣ける。こういう作品を、好きな映画に挙げられる人は素敵だ。マイアミ行ってみたい。食も人も音楽も、ラテンアメリカ文化は幸せな気持ちにさせてくれそう。出てくる登場>>続きを読む

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.2

終始最高の映像だっただけに、終わらせ方が残念すぎたぁ…あと1時間くらい見ていたかった。
大自然の美しさ、強さ、恐さ。それを邪魔しない俳優たちの訥々とした演技。カメラワーク。音響効果ではない、自然と生活
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.0

マーティンが不気味&不可思議な存在すぎて設定を理解するのが少し遅れてしまった。説明のない不可解な展開も多く、立ち止まりたくもなるが、話はどんどん流れていく。理解した時には、もう引き込まれている感覚。考>>続きを読む

海がきこえる(1993年製作の映画)

4.0

最近「見心地の良い映画」が好きになってきている。波乱の展開があるわけではないけれど、退屈もしない。見ていて、世界に入って、映画館やテレビの前という空間にいて、居心地の良さを覚える多幸感。そんな気持ちに>>続きを読む

ロブスター(2015年製作の映画)

3.8

世界観はめちゃくちゃ好き。カップル礼賛講座とかお尻スリスリとかギター前イチャイチャとかシュール名場面多い。終わり方も独特。終始奇妙で好きな雰囲気なのだけど、何段階か面白いところまで不足してる。惜しい感>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

月並みだけど原爆開発の背景にはこんなストーリーがあったんだ〜と感じた。というか、正直月並みなことしか言ってない作品な気もした。開発者の苦悩、罪悪感、それだけ。3時間と長い割に楽しめたが、最後の政治めい>>続きを読む

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

4.0

安定の面白さ。しかし、それ以上でも以下でもない。亡くなった2人に関する描写があったのはアツかった。

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.3

最後の方の引き込まれ具合エグかった。食い入るように見てしまった。この宗教的な恐怖はアリアスターの魅力なのかな。クライマックスはうひょーってなりました。最高。

百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.8

見てて心地よい映画。昔の蒼井優が本当に可愛い。

ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

3.5

シリーズ全作見てみよう!と思い、1作目を鑑賞。過去に見たことがあったのと、どうしても子ども向けのきらいを感じてしまい退屈。なんとなく流してるだけで終了。こうしてシリーズ全作見る夢は途絶えた。

瞳をとじて(2023年製作の映画)

3.9

観る人任せの映画。上級者ではないと楽しめなそう。みんな良く解釈しててエライ。映画で映画を挟む構造は新鮮で面白かったし、映画の中の映画も引き込まれる中身と演技で、序盤からすんなり世界に入り込めた。スペイ>>続きを読む

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.5

この類の映画の中で最高に良かった。純度100%の優しく温かい話。文句のつけどころが無いのでは!良い話だけどストーリーにも映像にも演出にも嫌味がない。丁寧に育てた素材の味を壊さずに丁寧に調理して提供され>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.9

ドタバタ踏んだり蹴ったりストーリーがじとじとと続く。かと思ったら最後に面白そうな展開があったが、面白そうなまま終わった。見え方って人それぞれで、答えがなくて、その人が見てるものはその人しかわからない。>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

可笑しくて哀れな寓話大作。ちょっと長い。セックスシーンが体感30分くらいあって退屈にさえ感じるように。登場人物のキャラが立ってて、ところどころ声を上げて笑ってしまう。面白い。不思議な世界観。それをつく>>続きを読む

スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.7

バケモノ映画すぎない?世界観にどっぷり浸かってしまう2時間半。終わってみると何の話だったんだろうという感じだけど、オシャレで過激でカッコよくてキュートでどこを切り取って名シーン。最高だったぁ。全員愛お>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.6

数日の物語を描いたというよりも、とある一日一日を切り取ったような映画。良いことがあったり、嫌なことがあったり、一日一日何かが起きて、でもそれが何かにつながっていくわけでもなくて、そんな毎日の繰り返しが>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.9

頑張って作ったね、と思ってしまう作品。ドタバタ劇や後半のシュールなバースに筒井康隆みを感じた。途中までの少年漫画感はつまらなかったが、終盤にかけてまとまっていき面白くなってきた。結果悪くない読後感!

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

4.4

エンターテインメントとしてかなり洗練されてなかった?コワイだけじゃなくて、話の進み方とか映像とか音響とか、総合的にめちゃくちゃ楽しめた。最後のオチも想定内だけど心地よかった。コワイの大丈夫な人は是非見>>続きを読む

最後まで行く(2023年製作の映画)

4.5

疾走感半端ないし、細かい演出やカメラワークが好き。邦画には珍しくテンポ感があって見てて全く飽きなかった。綾野剛と岡田准一の演技は言うまでもなく強い。終盤にかけて萎んでいって、オチが若干弱かったのが残念>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

The映画!わかりやすいストーリーと爽快な映像演出。そしてサウンド!特に熱線の静まり返る恐ろしさは異常。本当にその場にいるように、空気がそこに吸い込まれていくような感覚。なんだろう、もう1時間くらいあ>>続きを読む

朝がくるとむなしくなる(2022年製作の映画)

3.7

ちょっと評価に悩んだ。でも、たしかに、なんてことのない映画なんだけど、世の中に必要な映画だと、最終的には感じた。一番良いなと思ったのは、電話越しのお母さんの演技。つらくなって母親に電話したり、自分も経>>続きを読む

正欲(2023年製作の映画)

3.5

浅い浅い浅い浅い浅い浅いぞ朝井リョウ。というかこれは監督のせいか。小説ならこのくらいの余白でいいけど、映画舐めるな。描写してくれ。つくってる人たちが当事者側じゃないのがわかるよ。…と途中までは思ってた>>続きを読む

ガタカ(1997年製作の映画)

3.8

若干中盤がだらだらしてた印象。もっと主人公の努力や、友情・恋愛など、人間的な心理描写にもフォーカスを当てることで、そうでない部分(この作品の面白いところ)がより際立つのに…と思った。

マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

4.5

マルコビッチマルコビッチマルコビッチ!マルコビッチマルコビッチ、マルコビッチマルコビッチマルコビッチ。マルコビッチ… マルコビッチマルコビッチマルコビッチ、マルコビッチマルコビッチ。

コメディであり
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.9

よくもわるくも非のつけどころがない映画。あのお父さんとのシーンは胸に来る。一生懸命娘を理解しよう、感じようとする父親の姿に心打たれる。もちろん、オーディションもいいね。

福田村事件(2023年製作の映画)

4.9

こんなに見たあと頭が痛くなった映画は初めて。みんなに見てほしいと同時に、誰にでも気軽に勧めていいのかわからないくらい、衝撃的で胸が苦しくなる内容。無駄なシーン、無駄な役者がいない、最高であり、最低な映>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.4

心清らかな物語で、自分は汚れてるなと感じてしまうほど。ジェニー周りは本当泣ける。登場人物がみんな素敵です。良い人生を送りたくなる。

SAND LAND(2023年製作の映画)

3.7

久しぶりに心を無にして見れるアニメ映画見たけど、清らかな気持ちになれました。エンドロールの「ユートピア」(imase)という歌でもっと気持ちが透き通りました。ありがとう。

覚醒シーンはもっと覚醒させ
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地球最後の日(1951年製作の映画)

3.2

さすがに映像技術が足りなすぎる。なのに撮ろうとしたのすごい。最後は笑った。

Two(2021年製作の映画)

3.2

あらすじ以上のワクワクは特にない。見て損までは言わないけど、普通です。

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

3.7

題材がいいからこそもっともっとって欲しくなっちゃったなぁ。ぶっちゃけ刺激レベルは予告編を超えてきてくれなかった。一方でちゃんとストーリー性があってテンション上がったけど、その分、展開に期待して裏切られ>>続きを読む

地球の静止する日(1951年製作の映画)

4.0

純度100%のSF。テンポも良く文句なしの面白さ。教訓もあってよい。シンプルすぎるっちゃシンプルすぎるのでこの点数。

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