MikiNさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

MikiN

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愛は霧のかなたに(1988年製作の映画)

4.0

意外と低評価なのが驚いた。シガニー・ウィーバーの演技もやっぱ迫力あるし、霊長類学黎明期を支えたともいえるダイアン・フォッシーを世に知らせるにはとても良い映画だと思いました。どこまで史実に忠実なのかは知>>続きを読む

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

4.0

めっちゃ良い映画!なんて美しく、一途で切ない恋愛ストーリー!!全然期待しないで見たからかめっちゃ感動しました。プロセスもラストも素晴らしい。自然と若くたくましい男たちの描写もやらしくなく、同性愛を描い>>続きを読む

ニセモノ彼氏(2022年製作の映画)

3.3

若干、SFとしては展開に無理があるような気もするけど、まあまあ笑える良いストーリーでした。設定自体はポリコレ意識しすぎな気もしなくもないけどこういうのも気にならなくなってきたのは良い傾向なのかも。

カムバック!(2014年製作の映画)

3.6

サルサ好きにはたまらないけど、イギリスジョークのダーティーさみたいのがちょっといただけない笑 ストーリーは可愛いです。

ブラック・ボックス(2020年製作の映画)

3.8

ホラーが超苦手なもんで、途中から「えっホラー!?」と思ったらちょうど良いくらいのホラー要素で、SFとしてもミステリーとしてもちょうど良い感じの映画でした。

シルヴィ〜恋のメロディ〜(2020年製作の映画)

3.5

キュートな恋愛ストーリー。男ってまったく!と思いつつも女もそうなんですよね〜としみじみ。

フランクおじさん(2020年製作の映画)

4.0

またまたAmazonオリジナルと思って油断してみたら思わぬ名作。フランクおじさんが主人公なんですね。途中からストーリーの展開がガラッと思ってた感じから変わったので意外性も感じられました。

ウイスキーと2人の花嫁(2016年製作の映画)

3.8

酒というか、ウィスキーという一つの嗜好品の社会文化的な側面を素晴らしくよく描き出してる作品です。戦争というバックグラウンドはうっすら出てくる程度ですが、ヨーロッパの田舎の僻地に意外な形でやってくる影響>>続きを読む

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.2

今さらながらこの歳になって初めて見ました。史実として色々議論はあるのかもしれませんが、とても美しい話だし、人間の複雑さが描かれてる素晴らしい映画でした。ユダヤ人虐殺の悲惨さだけでなく、ヘイトの根幹みた>>続きを読む

オン・ザ・ロード(2012年製作の映画)

3.5

ラストまでしっかり見てほしいストーリー展開。ディーンの自由さに憧れながらも、どこかシラフに見てしまう部分もありつつ、だけどあの突拍子もなさとか危険な匂いにまた誘い出され、、、みたいな男同士の「友情」と>>続きを読む

最高の人生のつくり方/最高の人生の描き方(2014年製作の映画)

3.6

カタブツジジイと素敵な女性が孫を通して特別なつながりを見出していくストーリー。ユーモアもあるし、暖かく、最初から最後までそんなにやきもきせずに安心して見られる映画。

鉄道運転士の花束(2016年製作の映画)

4.0

あまり知られていないけどトラウマという概念は鉄道事故の誕生によって生まれた概念。本作でも中心的なテーマになってるもののとっても意外な流れで大変面白かったです。血のつながりを超えた、非常にわかりにくい愛>>続きを読む

そして人生はつづく(1992年製作の映画)

4.0

これまたすごい。『友だちのうちはどこ?』のその後、地震が襲ったイランを舞台に主人公の少年を訪ねに行く親子の旅。時に失礼とも思えるストレートな質問などからは文化の違いや彼らの世界における震災経験の捉え方>>続きを読む

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.0

すごい映画。コンパクトな空間のなかにいろんな要素が詰まってる。子どもならではのつたなさや正義感と彼らの目に映る大人たちの見え方が道中いろんな角度から描写されています。そして子どもの演技がとても自然で表>>続きを読む

グンダーマン 優しき裏切り者の歌(2018年製作の映画)

3.4

けっこう描写が飛ぶから文脈わかってないとよくわからないかも笑 とはいえ冷戦期の東ドイツのリアルな状況と人々の価値観や生活感が垣間見れて興味深い作品でした。

スクール・デイズ(2011年製作の映画)

3.6

割とありきたりな構成のストーリーと思われるかも知れないけど、しっかりジワる。アメリカの色んなイシューがふんわり詰め込まれた感じです。

キッズ・オールライト(2010年製作の映画)

3.8

見方によって家族の枠組みをいろいろ考えることができる映画。レズビアンカップルと二人の子供たちの話だけど、その時点で家族の在り方は無限大♾みたいに思えるんだけど、ストーリーが必ずしもそんな単純じゃなくて>>続きを読む

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.9

Amazonもなかなかやるじゃないですか。そしてティモシー・シャラメはやっぱりすごい!この役ぴったりすぎて心配になります。父親の葛藤と依存症の怖さ、本人とその周囲の苦悩がよく描かれています。

僕を育ててくれたテンダー・バー(2021年製作の映画)

3.8

Amazon意外とやるじゃないか!こういうこどもの模範となる大人、あるいは大人と子供の関係って今はもう懐かしい過去のものとなってしまった感じがしますね。こんなおじさん(おばさん)になりたい。

ステージ・マザー(2020年製作の映画)

3.9

ドラアグクイーンをはじめLGBTQが主題の映画だからって暗&重である必要はないといつも思ってたのですが、この映画は思った以上に軽快なストーリーで、でも深みもあって、親子の関係や中高年の恋愛などなどフィ>>続きを読む

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.9

現実と劇中で読まれる小説の世界を往復するメタ構造の映画。悲しみの表情がとにかく二人ともすごくて引き込まれます。始まりもラストも、えーーーって感じで最後まで良い映画でした。

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.0

まーこういう感じですよね、という鑑賞後の感覚。リアルとバーチャルの関係をこういう風に捉えてるうちは、どっぷりバーチャルの世界を生きる人を理解することはできないかなぁ。単なる青春の恋愛とジャスティスのス>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.9

ろう者ということで特殊なんじゃなくて、多くの家族にも共通する色んなしがらみや葛藤や愛の形が描かれてました。見終わった後めっちゃ良い気持ちになれます。

天空の結婚式(2018年製作の映画)

3.8

とってもキュートなイタリアンのゲイカップルのドタバタ結婚式ドラマでした🤵‍♂️🤵‍♂️。ミュージカル仕立てになる部分は、一瞬、んん?となったけどバックグラウンドを考えたら、Si!となりました。凝った作>>続きを読む

ベイビーティース(2019年製作の映画)

3.9

甘酸っぱい!!ストリートの少年とお嬢様だけど闘病中の少女のラブストーリーという説明だけではシンプルすぎる、複雑で、リアリティに溢れた映画。

幸せは、ここにある(2021年製作の映画)

4.0

面白い!コメディ作家の設定だけあっていちいち会話が笑えるけどストーリー自体はとてもヒューマンでめっちゃ良い映画でした。ティファニーのスタンドアップが元々好きなこともありこの役柄も良かった!

スイング・ステート(2020年製作の映画)

4.0

面白い!!アメリカのポリティクスとカネの世界と多様さを存分に楽しめるしテーマもストーリー設定もよくできてる。一番最後の最後まで良い!

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.9

コンセプトがすごい。面白いし、めっちゃハラハラする。途中で希望を持つんだけどそう簡単にはいかなくて、そっからラストまでの展開がすごい。

インサイド・マン(2006年製作の映画)

3.5

銀行強盗という本作内で中心となる事件の設定自体がよくできていて、間伸びした感じが一切なく、エンタメとして良質。ただデンゼル・ワシントンの警官の役柄がどこか愛せない笑

プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.9

展開の仕方がすごい!ラストまですごい!よく作り込まれた映画でした。パニック状態の人間の倫理の脆さとかも描かれてます。

すべてが変わった日(2020年製作の映画)

3.7

家族に多様化とか最近よく言うけど、そもそも一様だと思う前提がおかしいし、そう信じていた時代にも色んな家族があったと思う。暴力で結びつく家族と、情動で結びつく家族。家族について思いを巡らす映画でした。

ザ・インタープリター(2005年製作の映画)

3.6

けっこう面白かったと思ったんだけど意外とここでの評価が低くてビックリ。言葉を操る人というのはいつどんな文脈でもカッコいいもんですね。

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.4

キャストは良いんだけどちょっとドタバタが過ぎるような気も。端々に見られるユーモアのセンスはなかなか良いです。

トップガン(1986年製作の映画)

3.7

レディガガに釣られてとりあえずオリジナル版を見てみた。男の子ー!って感じだけど、これだけの内容なのにポリティカルさゼロなのがすごい。

テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.9

えー!実話!?知らなかった、、、ザックの新しい一面を見たような感じもします。なかなか衝撃の、感情が追いつかない、非常に良い映画でした。

アナザー・ハッピー・デイ ふぞろいな家族たち(2011年製作の映画)

3.5

評価けっこう低めだけどなんか良かった。アメリカの心理主義っぽさを素でいってるのかと思いきや、アイロニカルに描いてるのだと思う。