MikiNさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

MikiN

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ウォール・ストリート(2010年製作の映画)

3.7

タイトルに比して、あんまり金融系の話が詳しく出てくるわけではなく、どっちかというとラブサスペンス的なストーリーにプラス親子愛的な要素が入った感じでした。色んなテーマが入っててちょっとブレてる印象だけど>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

笑いのセンスはなんともいえないけど、戦争映画としてはかなり異色のシュールだけど胸にジワーッとくるストーリー。最初はただのブラックユーモア系のおちゃらけ映画なのかと思ったけど最後まで見たらしっかりした映>>続きを読む

ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ(2021年製作の映画)

4.2

ビリー・ホリデイのなんともいえない翻弄された人生が素晴らしい音楽と共に描かれてる映画。ゴリゴリの活動家的な闘い方とは違う、すごい複雑な世界でリアルに生きてる様が生々しく大変良き名画でしたq

眠りの地(2023年製作の映画)

3.9

またまたAmazonオリジナルの社会派実話ベース系裁判映画。おもしろかったし、人種差別についてどんどんいろんな角度から問題が明らかになっていく様子も教育的で良かったです。ウィリーの強烈なキャラもいい。

PIG ピッグ(2021年製作の映画)

3.7

なんか頭から血どろどろのままブラブラしてるののがずっと気になってしまった。もっと自然とともに生きる的なテーマの映画なのかと勝手に思ってたら、どっちかというとサスペンスのような、都会の話でした。あと料理>>続きを読む

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.9

見終わった瞬間、「おお、すごいすごい」となるようなサスペンス。すごくいさぎよくて、最後の方の一気に終わりに向かってく展開が気持ちの良いスピード感とうまい撮り方。KOBAYASHIしばらく頭から離れなそ>>続きを読む

オットーという男(2022年製作の映画)

4.0

トムハンクス流石やんという映画。堅物のクソジジイなんだけど利他的な優しさを実は深いところに秘めている感じがじょじょにわかってきて、コミュニティとか現在のアメリカのハウジング問題も描いていて非常に良い映>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0

面白い!映画作りをこよなく愛する少年の成長物語でありながら普通の家庭が抱えるリアルな混乱と複雑さも描かれています。さすがスピルバーグというか、普通にエンタメ要素が強くてちょっとスピリチュアル部分も入り>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

3.9

ある意味でホラーなんだけど、誰もが将来、経験するかもしれない世界なんですよね、、、めちゃくちゃリアルというか、認知症の人の混乱した世界ってこういう感じなのかなぁとけっこうゾワゾワするし、だからこそ思い>>続きを読む

オー・ブラザー!(2000年製作の映画)

3.8

コーエン兄弟節炸裂だけど割とダークさ少なめ。人生についてのある種の真実を散りばめた、しかし一貫した大きなメッセージがあるというよりもディテールにこだわった作品(この作品に限ったわけじゃないけど笑)。

マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

4.0

今更見たけど最高じゃないですか!こどもたちの視点から回想パターンっていうのも今では良くあるパターンではあるけど、これは特に、非日常的な恋愛とその背後に存在する日常と家族との相互関係が強く見えてとても良>>続きを読む

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

4.0

痛快系といえばそうなのかもだけど環境訴訟系の中ではかなり真面目な方といえばそうかも。登場人物のパーソナリティが良くて、戦う主人公に頑張れ〜ってなります。インド映画よりあたしゃこういうので応援鑑賞したい>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.8

タランティーノワールドはやっぱよくわからない笑 でもなんかすごい映画ってことだけは伝わりました。シュールすぎてついていけないとこがあるんですが、そこが良いのかなぁ。

返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

3.8

台湾の話題作。思いのほかスコア低いけど私はけっこう良いと思いましたよ。実際の検閲の歴史とホラーフィクションの融合で、最後は「おお〜そういうメッセージ、、、か、、、?」となりました。つまり色んな解釈に余>>続きを読む

ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

3.9

これまたイーストウッド的世界炸裂な映画。本人出てなくてもいろんなところから滲み出る。憎しみのや疑念の連鎖を描くのがやっぱうまい。ショーンペンも良いですね、こういうちょいワルな役も板につくんですね。

トゥルー・クライム(1999年製作の映画)

3.8

設定と展開に難ありでイーストウッドにしてはなんか甘い気がしたけどやっぱり黒人の冤罪問題とかを前面に出して訴えたかったんだろうなぁ。あとやっぱ細かいユーモアが良い。

許されざる者(1992年製作の映画)

3.9

イーストウッド節炸裂ですね。静かな正義と激しい悪の表裏一体というか。あと人を殺すことに対する重みとリアリティ。西部劇へのアンチテーゼというのもよくわかる映画でした。

エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)

4.0

実話訴訟系の中ではかなり良かった!「頭は良い」けど学歴とかがないっていうアメリカ的な背景をベースに、公害問題という単一のテーマじゃなくて、エリンの頑張りとか親子とか恋愛とかある程度ソフトなテーマも入り>>続きを読む

ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方(2018年製作の映画)

3.5

多様性を育むことの重要さを描いてるし環境やこれからの農業、人間と動植物双方の健康を考えたらもちろん素晴らしい話なんだけど、多額の資金が投入された背景とか初期の資金調達のプロセスまで知りたいかなぁ。結局>>続きを読む

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.0

#metooの背後にあったジャーナリストたちの奮闘とメディアの可能性をしっかり描いてる希望に満ちた映画。絶望もちらつくんだけど、強い信念とチームワークの団結力に感動します。

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

4.0

語りベースなので最初はよくわからないんだけど、後でどういうことなのかちゃんと説明があるのでじっくり焦らず見ることをおすすめ。すごい映画でした。単なる宗教批判じゃなくて、むしろ信仰の本来のあり方を考えさ>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

3.8

やっと見ました、、、(飛行機で)。長かったしストーリーの展開がすごいし見てて疲れるけど、インド独立運動の歴史とラーマヤーナの知識とか少しでもあると大変興味深い。(逆になんも知らないで植民地史とかの知識>>続きを読む

ジュリー&ジュリア(2009年製作の映画)

4.2

ずっとみたかった映画、飛行機に入ってたのでラッキー✌️大好きな料理系映画の中でもかなり上位!ていうか超有名なmeme(メリル・ストリープが、食べるの大好き!we are so good at it!と>>続きを読む

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.9

ラテンのノリに最初なれるまで謎の違和感があったものの最後の方はミュージカルなのにけっこう入り込めました!(←ミュージカルちょっと苦手な人)ラテン系移民の苦悩と文化的豊かさ、愉しさが描かれた映画。「小さ>>続きを読む

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

4.3

めちゃくちゃ良い。水俣のことは多少知っていてもそもそもなぜ知ってるのか、あの有名な写真を誰が撮ったのかについては正直この映画が出るまで知りませんでした。世界中に存在する企業による公害汚染の被害、改めて>>続きを読む

マイ・バッハ 不屈のピアニスト(2017年製作の映画)

3.9

本当にこんな数奇な人生を送ったピアニストがいたの!?と純粋な驚き。映画を超える現実。速弾きのシーンは気持ちが良いです。

運命の扉(2022年製作の映画)

3.6

きゃわいいラブコメ。そんなにすんごいハラハラすることもなく、サラッと最後まで見れます。

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.0

流石の是枝監督でございました。家族について描く天才ですな。メタファーとしての家族、それが何かわからないからこそいろんな形がありうるんですね。

チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.0

若干エンディングを最初から想像できちゃう感は否めないんですが、その安心感が良いのかも。ストーリー自体は良いんだけど、やっぱバリ文化をかなりエキゾチックかつオリエンタリストの視点から描いている点は目を瞑>>続きを読む

イタリアのシェフ(2017年製作の映画)

3.3

もう少し料理要素が出てきたら良いんだけど!友情と恋愛、親子関係も少し出てくる。ちょっとわかりにくいところは異文化の映画を見ている醍醐味でもありつつ、最後までサラッと見れた感じです。

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.5

華やかで、だけどその裏にちょっとダークさもある世界ってグレートギャツビーも含めてアメリカが好きなタイプの流れなんですかね。ギャツビーと比べちゃダメだけど、普通にほっこり観れる恋愛映画でした。

海賊じいちゃんの贈りもの(2014年製作の映画)

3.6

死との向きあい方という意味ではめちゃくちゃ良いテーマを扱ってるのに、あまり深掘りされずに普通の家族愛的なところ止まりな感がなくもないのが残念。でも翻って、家族のストーリーということだけで見たら良い映画>>続きを読む

きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.0

派手なストーリーじゃないのに色んな仕掛けがあって、その上とてもハートフルなストーリーで大変良かったです。

エニシング・イズ・ポッシブル(2022年製作の映画)

3.9

かわいいハイスクールラブロマンス映画だけど、主人公はMTFの女の子と中東系のルーツを持つ男の子のカップルということで社会的メッセージも込められています。女の子たちのファッションもかわいい。

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.8

定番の恋愛ストーリーだけど、カメラワークが今風でちょっとリアリティーショー風なとこもあり、なかなかハラハライライラ(良い意味で)しました。

ケロッグ博士(1994年製作の映画)

3.4

実話をもとに後半だいぶフィクションも入ってエンターテイメント性高まってるコーンフレーク開発者と彼が運営する健康施設をめぐるストーリー。ちょっとドタバタすぎて芯がない感じがしたかなぁ〜。フォーカスがどこ>>続きを読む