Mharaさんの映画レビュー・感想・評価

Mhara

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ミッシング(2024年製作の映画)

4.5

地獄のような映画、これがフィクションであることが唯一の救いだ。
石原さとみの演技は凄いを超えて凄まじい。
とんでもない役者になった。

“それ”がいる森(2022年製作の映画)

1.6

出来については言うまでもないが不快感はあまりない作品なので嫌いではない。
映画館で見れた人はむしろ勝ち組。

劇場用再編集版 ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP(2024年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

配信で視聴済の状態で鑑賞。

劇場で公開されてるハイクオリティなアニメ映画と比べると抜いた部分がやや気になったが、十分に高いレベル。
元は30分のアニメ4話分だった物を1本にまとめた点も上手くやってい
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不死身ラヴァーズ(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

佐藤寛太や青木柚など役者は皆良かったがとにかく主演の見上愛が素晴らしい。
とくに圧巻なのはギターを弾いて歌うシーン。
おもわず涙腺が刺激された。

いわゆるネタばらしのシーンが冗長。
なくても良かった
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複製された男(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

かなりの低予算で作られてる映画だと思うが上手く撮られているので気にならないのは見事。

なるほど"役者"というのは上手い設定。
役者なら演技くらいはお手の物だ。
2人が同一人物である伏線は丁寧に仕込ま
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胸騒ぎ(2022年製作の映画)

3.0

ビャアンとルイーセの夫妻が惰弱かつ無能でイライラした。
もっと全力で抵抗しなきゃ

問題のない私たち(2004年製作の映画)

3.5

主人公の黒川芽以
聖母的な存在感を放つ美波
愛嬌と卑劣さを兼ね備えた森絵梨佳
強キャラオーラ全開の沢尻エリカなどなど。

キャスティングがとにかく素晴らしい。
ちょっとチープな感じの映像も逆に彼女たち
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.0

率直な感想として「怖い」。

主人公の巧は本当にそういう人間がいるとしか思えない。
見た目に反して声が可愛らしい感じなのも逆にいそうな感じを強める。

高橋の所作一つ一つを「嫌だなあ…」と思いつつも結
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トラペジウム(2024年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

主人公の東ゆう。
人間としては本当に大嫌いなのだが芸能タレントとしては最高に格好いいと思う。

彼女の決定的な挫折を願いながら見ていたがあの経験を経ても「アイドルになりたい」と言える姿勢には皮肉抜きに
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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ヒロインのアミは全然好きになれなかったが演じた清原果耶は美しかったし、映画そのものは面白かった。
日本台湾各地の風景も美しく、主人公同様に旅をしたくなった。

繰り返しになるが映画は本当に面白かったが
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マリウポリの20日間/実録 マリウポリの20日間(2023年製作の映画)

5.0

上映中、何度も目を背けたくなった。
席を立ちたくなった。
しかし、それはできなかった。

あまりにも辛い映像のため全ての人が見るべきとは言えないが、私はこの映像を決して忘れないだろう。
マリウポリで人
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

コットの一挙手一投足が愛らしい
台詞こそ多くないがコットは雄弁だ。
特に最後の「dad」は千の言葉に勝る。

素晴らしい作品なのだがコットは美少女だし、おとなしく、最初から仕事の手伝いをするとてもよい
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キングオージャーVSキョウリュウジャー(2024年製作の映画)

3.5

キョウリュウジャーのファンにはたまらなかっただろう。
キングオージャーのTV放映話も凄かったがそれを遥かに上回る超豪華な全員集合エピソードだった。

ソウジのかっこよすぎるアクションシーンと落ちぶれて
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水深ゼロメートルから(2024年製作の映画)

4.5

舞台は未観劇で鑑賞。

今年の邦画ではベスト級に好き。
登場人物全員に好感を抱けた。
キミら全員、格好良いよ。

リトル・エッラ(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

原題は『Lill-Zlatan och morbror raring』
つまりズラタン・イブラヒモビッチに憧れる少女の物語だった。
それがわかった映画冒頭からエッラにめちゃくちゃ感情移入してしまい、最
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異人たち(2023年製作の映画)

2.5

父母とのやりとりは良かったが…
幻想的な設定と自分の相性はあまり良くなかったのかノりきれなかった

霧の淵(2023年製作の映画)

2.0

主演の三宅朱莉は魅力的、映画の中の風景も美しかったし映画の中で何度も描かれた食事シーンも毎回良かった。
ただ劇映画としては盛り上がりに欠け、地味だったことは否めない。

シティーハンター(2024年製作の映画)

3.5

原作既読、特にTVアニメ版のファンという立場で視聴。

思った以上に良かった。
特に冴羽獠という最強の主人公の表現は予想以上で役者はもちろん演出の巧みさを感じられた。

最後は例の曲で締めるのだが個人
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

好きか嫌いかで言えば大好きなのだがゴジラ党としては「ケンカ友達のコングの映画にちょっと出ました👍」くらいの扱いなのが物足りない。
一方、コングは非常にチャーミング。
「キング」の名を冠するにふさわしい
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.0

フェラーリ派としては若干言いたいこともあるがエンツォが少ない出番ながらも良い扱いなので満足。

ケン・マイルズのキャラクター造形は、映画にも登場している息子の意見を元にしているのだろう。
彼にとってケ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.9

韓国社会の格差だけではなく東アジアの国際情勢も風刺している皮肉のきいた良作

RRR(2022年製作の映画)

4.0

長い映画だが退屈な時間がまったくない
ひたすらに面白い映画

…なのだがイギリス人のキャラクターの扱いには疑問もある
ジェニーは本当にあれで良かったの?

ターミネーター2(1991年製作の映画)

4.9

1を知らずに鑑賞したこともあり自分にとって「ターミネーター」といえばこれ
父親を知らないジョンに父性の存在を身を以て教えるT-800は最高にカッコいい。

コマンドー ディレクターズ・カット版(1985年製作の映画)

4.8

すべてのセリフが名台詞
すべてのシーンが名シーン

なんの予備知識も必要なく毎回笑って見れる最高にして究極の作品

i ai(2022年製作の映画)

3.0

この映画の発する空気や熱が好きだ。

いわゆる綺麗な上手い映画ではないし、作り手もそれは狙っていない。
だが、本作はそれでいいのだろう。

キャスティングと劇中で使用される楽曲は素晴らしい。
特に本作
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フラ・フラダンス(2021年製作の映画)

4.2

いわゆる「お仕事物アニメ」は数多くあるが、本作が個人的にはベスト。
主人公ら同期のキャラクターも良いし、劇中に登場する会社が正しく人材評価を行っているのも好印象。

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.0

ポンポさんとジーンの恋愛関係ではない唯一無二の男女感が良かった。
クライマックスの編集の場面は胃液が出そうになるほど辛かったが、これこそ映画であり、あるいは人生だと感じる。

アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

4.0

主演をつとめた土屋太鳳が素晴らしい。
大人世代、子世代のキャラクター造形がよい。

ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

3.9

原作の暗い救いがない雰囲気とは大幅に異なった作品で好印象。
キャラクター原案である絵本奈央によってコミカライズもされているがこちらも傑作。

劇場版アルゴナビス 流星のオブリガート(2021年製作の映画)

3.8

TVアニメ総集編映画の佳作。
アニメゲームは勿論、一切の情報を摂取せず、バンドリの男版であるという知識以外、何の予備知識もなく見たがかなり面白かった。

劇場アニメとして見るにはCGのレベルが低いのと
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劇場版 ソードアート・オンライン プログレッシブ 星なき夜のアリア(2021年製作の映画)

3.6

本映画に登場するオリジナルキャラクター、ミトが絶妙。
主人公のアスナにとって、最愛の人であるキリトにも、後に登場する無二の親友ユウキにもなれない感が良い。2人を連想させる属性は付与されているのがちょっ
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信虎(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

こんな戦国史オタク以外誰が見に行くんだよという映画をやってくれたことに戦国史オタクとして感謝。

柳沢吉保が幼い息子伊織に向けて、晩年の武田信虎の話をするという導入だが、劇中で柳沢吉保が誰なのかという
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

3.0

OVA「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 追憶編」の影響を大変に感じる。
かの傑作アニメーションには及ばないもののかなり頑張っている作品。