mgmnさんの映画レビュー・感想・評価

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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

2.0

普段ほとんど洋画は観ないのですが、題材が気になって鑑賞しました。
オーストラリアで実際に起こった、銃乱射事件を元にして作られたそうです。


あまり肌に合わず。
銃販売店のシーンで銃のスペックをやたら
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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.6

ウルトラマンにアンパンマン?
プリキュアに炭治郎?
″絶対負けない正義の味方″は、新宿にもいたんだな。
何も知らずに観ても楽しめるって真のエンターテイメントだ。


Uber eatsでーす!ヤンニョ
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茶飲友達(2022年製作の映画)

3.5

これは紛れもなく『家族の物語』だった。

他人のおかげで作れた居場所を、他人のせいで無くしたマナ。
どれだけ建前上は美しくても、限りなくブラックなグレーなことをしている時点で世間には許されない。
なぜ
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うまれる(2021年製作の映画)

3.8

娘を事故で亡くし、心の落とし所を探しセラピーへ通ったりしながらなんとか生きていこうともがく母親。
だがしかし、娘の同級生の一言で現実は一気に地獄へ、という内容。

ラストが凄惨すぎるあまりフィクション
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みなに幸あれ(2023年製作の映画)

3.0

前提として、自分は本人生でホラーN!G!ですが、どうしても気になってしまって。
おばけが出てこないので全然観れました。

村をあげての奇行オンパレードが繰り広げられる本作。
多かれ少なかれ現代でもおか
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

アマプラにきてました!ありがとう!!
人生初ゴジラでした。
新宿のあそこにいるゴジラしか知らないくらいのゴジラ初心者。

泣くとは思わなかった。
VFX、仕組みはよくわからんけどすごい、すごいぞ!
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蛇の道(1998年製作の映画)

3.3

蛇が這うようにズズ……ズズズ…と不快感が自分を取り囲んでいるような90分だった。
言葉で言い表せないけど、本能で「これはやばい」と思うようなそんな恐怖感。
香川照之に″そういう人″の演技をさせたら、恐
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.5

日岡の敵は上林か、はたまた県警か……
悪いことをする奴は″どんな形であれ″裁きを受けるのだ。
まさに因果応報。


1では『ガミさんと日岡の物語〜ほんのりとヤクザを添えて〜』くらいの感じだったけど、2
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.5

何回観てもおもろ。マジで完璧。

それでも広大出身か!と散々煽られ、最後の最後で頭のキレを活かし、ガミさんを偲んでの復讐とも取れる程の容赦ない行動をする日岡。
ここからの展開に、もう頭の中はビリビリ。
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ストロベリーショートケイクス(2006年製作の映画)

3.8

「神様っていると思う?」


観るのは何度目だろう。
ずっと好きで、年齢を重ねるたびに感じ方が変わる映画って、これからも自分の中で大切にしたい。
守りたい自尊心だとか、報われない片想いだとか、上手くい
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.5

大好きなバレエを踊りながら飛び降りたあの子。
それ以降、劇中で一切触れないところが悔しいほど上手いなと思った。
凪沙や一果以上に彼女にひたすら感情移入してしまって辛かったけど、彼女がきれいなままで終わ
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パーフェクト・レボリューション(2017年製作の映画)

3.0

実話を元に、だそうで。
どこまで実話をベースにしてるのかわからないけど。

愛ってなんだろうね。


冒頭で、女の子のおしりや胸元を舐めるように見つめる車椅子に乗るリリーフランキーで一気に心掴まれて笑
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うらぼんえ(2023年製作の映画)

3.3

今日は暑かった。
そのせいか2時間の映画一本を集中して観るのがちょっとしんどくて、そういう時はこれくらいの短編がありがたい。

『冥婚』をテーマにした作品ってどうしてもホラー寄りになりがちだけど、本作
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そして父になる(2013年製作の映画)

3.4

そりゃ周りはいろいろ好き勝手言うよ。
血の繋がりがあるのは事実。
だけど、家族として過ごしてきた月日もまた事実で。
突然今日から違う人をパパママと呼びなさいなんて、到底無理な話だよ。
「あなたは生まれ
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花腐し(2023年製作の映画)

3.0

原作、実は読みかけで。
3分の2くらいまでは読んでたんだけどなんか難しくって。
聞いたこともない言葉。
読めない漢字。
芥川賞って疲れるんだな〜笑って思って、3ヶ月以上床の上に置きっぱなしにしちゃって
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ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(2024年製作の映画)

-

きたきたきたきたきたきたきたきた


公開嬉しすぎるけど、シリーズとしても″最後″なのかなあ……
伊澤彩織ちゃんに会いたい。
舞台挨拶のために有給全消化する覚悟はできているか─────

みなさん。
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春画先生(2023年製作の映画)

3.2

高校生の頃から浮世絵や春画好きのわたしですが、やっとこさ観れました。

どいつもこいつも女をあんまりナメるなよ!と観ながら思ったけれど、気が強い主人公のおかげでなんとか持ち堪えた。
あのセクハラハゲだ
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アイスクリームフィーバー(2023年製作の映画)

3.9

女の子って本当にかわいい。
彩度が高くて。
まつげが長くて。
髪の毛がサラサラで。

どこを切り取ってもかわいい映像と、画面のアクセントになるタイポグラフィーがとにかく気になって、あとから調べてみたら
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波紋(2023年製作の映画)

3.3

新興宗教ものって好き。
たぶん、怖いもの見たさで惹かれるんだと思う。

原発とか地震とか言っていたし、福島とかその辺りが実は舞台だったりするのだろうか。
そう思うと、この物語に出てくる人達の行動や背景
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あまろっく(2024年製作の映画)

3.5

とりわけこの世界は、年齢差がある夫婦を非難したがる傾向にあるけれど。
近松家なら、このお父ちゃんなら、家族になりたいと思う気持ちもわからんでもない。

知らないところで、町も家族も、ちゃんと守られてい
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ミッシング(2024年製作の映画)

-

試写で!(言ってみたかったやつ)
ありがとうございました。


上映前のキャスト登壇で、舞台に現れるや否や声を震わせながら涙を堪えていた石原さとみちゃんの姿が目に焼きついて離れない。
沙織里とどれだけ
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自殺サークル(2002年製作の映画)

2.0

?????????(^o^)??????

園子温の映画って意味わかんないのが良さだったりする???
「地獄でなぜ悪い」はめちゃくちゃおもしろいのに?


赤信号 みんなで渡ればこわくない
ってか。

ビート・パー・MIZU(2019年製作の映画)

3.3

揺れるブランコ。
サラリーマンの貧乏ゆすり。
なんとなく付き合った男の子とのキス。
全部の音やリズムの″BPM″がわかってしまう女の子が、一目惚れした男の子の水(みず)くんのあとをつけながらこっそり書
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.6

5月のミッシング公開を心待ちにしている一人なので、吉田監督の作品で一番好きな本作を再鑑賞。
ミッシングは試写会も応募済みo(^o^)o当たれ〜



90分でとてもよくできた脚本だと思います。
前半は
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アボカドの固さ(2019年製作の映画)

2.8

アボカドの食べ頃って判断むずいし、熟すの待ってたらあっという間に食べ頃通り越してやわやわなるし、人それぞれそろそろかなって思うタイミング違うよね。


どうやら恋人同士もそうらしい。

Ribbon(2021年製作の映画)

3.3

誰もがコロナ禍で苦しんだ2020年。
多くの卒業制作展が中止になったことを目の当たりにしたのんが、自身で企画・監督・脚本・主演までこなし作り上げたそうです。

1秒も逃すことなく画面のすみずみまでかわ
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はるヲうるひと(2020年製作の映画)

3.0

トクとイブキの兄妹愛だけが光ってた。
それ以外はもう。

一人で喚き泣いているか、テツにいびられているかしかないトク。
終盤で明かされる真実を知った時、これまでトクが一人で抱えてきた壮絶な重さがこちら
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君は永遠にそいつらより若い(2021年製作の映画)

3.4

一見、夢をちゃんと持ってて全力で立ち向かっていて明るくていつも楽しそうな女の子に見えたホリガイだったけど、終盤では見え方が全くもって変わった。
わたしも彼女の表面だけしか見れていなかったんだな。

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わたし達はおとな(2022年製作の映画)

3.0

藤原季節の顔面が見たくなる時、ありますよね。
今日がそれでした。


優実も直哉もどっちもどっち。
おとななら、責任を負いなさい。
タイトルが″大人″ではなく『おとな』としてるのは、大人になりきれない
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恋は光(2022年製作の映画)

3.6

とってもきれいな映画観ちゃったなあ。
今日は天気も良くて、窓からの光がキラッキラしてて、あったかくて、そんな日に観れてよかった。

きれいな言葉
きれいな感情
きれいな風景

「自分が好きって思ったら
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.0

仕事終わりに観てきました。
一生タイトル覚えられないとわたしの中で話題のやつ。

「おやすみプンプン」や「ソラニン」を読んではエモい…とつぶやいていたそんな19歳だったけど、浅野いにおはこんな壮大な漫
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黒い家(1999年製作の映画)

2.5

じつは先週こっそり観てた。

ボウリングの球は投げちゃだめです。
黄色い服の人恐怖症になりそ。

おと・な・り(2009年製作の映画)

4.3

アパートの″おとなり″同士のふたりを繋ぐのは『音、鳴り』

コーヒー豆を挽く音。
フランス語の勉強をする声。
ご機嫌なときの鼻歌。
癖のあるくしゃみ。
鍵がじゃらじゃら鳴る音。
帰ってきたときのドアの
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一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

3.0

バカすぎて途中で難しい言葉出てきた途端に脳が処理しきれなくなった自分に絶望しちゃった。
理解できなかったから1分戻ってくる!(だめ)

少女は卒業しない(2023年製作の映画)

4.8

みんなの声で賑やかな教室。

その賑やかさが遠くに感じるひんやりとした廊下。

音を無くしたように人のいない図書室。

全部が懐かしくて、切なくて、尊くて、羨ましいと思った。
パチパチ弾けるそそぎたて
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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

2.8

人魚ってピンクや青の尾ひれにキラキラのうろこがついてて、虹がかかるきれいな海で優雅に泳いでるものじゃないんですか泣
あんなクソデカヌメヌメ尾ひれは解釈違いですよ。
わたしの中にいる幼女が泣いちゃう。
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