このレビューはネタバレを含みます
夫の死の瞬間を目撃した女性は、人里離れた田舎に心を休めにやって来た。
緑深く美しいその場所だったが、ふと見ると全裸の男が佇んでいて……
二回目鑑賞(映画館で観た時に途中で持病が出てしまい映像と音が半>>続きを読む
Till deathーー“死が二人を分かつまで”
仲の冷えきった夫婦は、結婚記念日に湖畔の小屋に泊まる。
関係修復を期待する妻だったが、目覚めると腕が夫と手錠で繋がれており、そして……
有名な、婚>>続きを読む
“エロイム”は神に、“エッサイム”は悪魔に呼びかける言葉。転じて魔術を実行する呪文。
庭でトカゲの尻尾切りを目撃した幼い息子に
「トカゲは死なないし、切れた尻尾からもトカゲの体が生えてくる」
と出来>>続きを読む
お気に入り作品記録。
初めて観た時の衝撃は忘れられない。
観た事の無かった吹替版を観たので改めて記録。
日系企業に勤めるロバートと兄のジェイソンは、出世と結婚を控えた幸せな兄弟。
仲間達の集まったロ>>続きを読む
調査隊が見つけたのは、伝説の王子・羿と魔族の戦いの痕跡“妖魔塔”だった……。
これまでに何度も映像化されてきた、中国の人気小説が原作との事。
冒頭で羿の遺跡、という台詞があったので敵は神話をなぞって>>続きを読む
昨年正月同様、新年最初は十二支にちなんだ作品を。
幼い頃仲良しだった少年と少女。離ればなれになって10年、少女は華やかなモデルとして活躍していた。
変わらず貧しいまま日々を生きる少年は、少女との再会>>続きを読む
静かに生活に忍び寄り侵食する病態と、突如現れた救いの可能性、そしてーー
一線で活躍するアパレルデザイナーのクリスティーンは、突如見舞われたある不調をきっかけに記憶障害、脱毛、幻覚等様々な症状に悩まさ>>続きを読む
血液を求める妖しく美しい女性・黒川衣良と、思春期に絵画教室で彼女に心奪われた少女・結城真琴。
美大に進んだ真琴は、友人に誘われて訪れた画廊で衣良の作品を見つけ、6年ぶりに衣良との再開を果たすーー
日常>>続きを読む
イーライ・ロス監督最新作。
かつて監督によって予告編映像“だけ”の作られた(映画が存在する「てい」で作成されたフェイク予告)世界観を膨らませた、楽しいはずの感謝祭を舞台に巻き起こる恐ろしくもどこか滑稽>>続きを読む
前作『キャビン・フィーバー』の直後から始まる続編。
キャビン(山小屋)を廃し、キャビンフィーバー(閉鎖的環境での過敏症)の意味合いを継いで、私の大好きなイーライ・ロス監督から、これまた大好きなタイ・ウ>>続きを読む
お気に入り監督作品記録。29日に向けイーライ・ロス作品を再鑑賞。
こちらは初監督作品にして、タランティーノにも感銘を与えた怪作(2016年にリブートもされた)。
山奥の山小屋(キャビン)を訪れた五人>>続きを読む
お気に入り作品記録。
29日に向けてイーライ・ロス作品でクリスマスを。
旅行中に教わった酒池肉林の田舎町を、下心満開で訪れた男性達。
美女と酒とクスリを楽しむ彼らを襲う突然の惨劇と、裏の顔を隠すおぞ>>続きを読む
29日にそなえてイーライ・ロス監督作品を。こちらは再々々鑑賞くらい。
前作の直後から始まる続編。
イタリアの大学に通うしっかり者のベスと、パリピのホイットニー。
仲良しの二人は、故郷に帰りたいという>>続きを読む
夢のチョコレート工場を作り上げた最高のショコラティエ、ウィリー・ウォンカのオリジンであり軌跡。
※『チャーリーとチョコレート工場』でジョニー・デップ氏が演じたウォンカとは無関係な作品です。
大きな希>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
お気に入り作品記録。
ディズニー100周年に寄せて。
両親を亡くし、おばと兄と生きてきた少年ヒロ。
ロボットを戦わせる遊びに夢中で機械いじりが大好きな彼の憧れであり、理解者であった兄が、突如帰らぬ人>>続きを読む
お気に入り作品記録。
ディズニー100周年に寄せて。
絶望により他者を信じる心を失い、分断と争いに満ちた5つの国。
かつて世界を守っていたという“龍”の伝説とその力の宿る石を巡って、石の守護一族の末>>続きを読む
母の死に傷つき周囲からも浮いていた高校生ミア。
親友カップルと一緒に出掛けたパーティの場で、陽キャデビューしたさに皆の前で流行りの降霊術チャレンジに名乗りを上げた。
手の置物を握り語りかける……そして>>続きを読む
SFとゴアとバトルとロックフェスが一度に来たような気合いの入ったホラー!!
火星に人類が移住した未来都市。
帰還した無人列車の中に唯一乗っていた女性警官の「証言」により、火星に起きている異変が明らか>>続きを読む
映画の存在は知っていたが、韓国ホラーのリメイクだったのはU-NEXTのキャプション読むまで知らなかった。
心に傷を抱えた元刑事の男が苛まれる“鏡”の異変。
これは己の病理なのか、いや確実に何かある信>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ディズニー100周年おめでとうございます。
ディズニースタジオがこれまで掲げてきた“夢と魔法”で「願うことと希望」を包み込んだポジティブな空気と、完成度の高いミュージカルシーンはさすがディズニー!と感>>続きを読む
さらわれて目を覚まし、わけも分からぬまま逃げ惑う女性達と、それを追う殺人鬼達。
二人の殺人鬼に同時に遭遇し絶望した時、不可解な事が……
再鑑賞。
謎を明らかにしていく見せ方の上手い理不尽系サバイバル>>続きを読む
日本でも五月人形で知られる、聖なる鬼神であり己もかつて自殺者であった「鍾馗」と、彼を祀り力を授かる道士を主人公にした、首吊り事件にまつわるホラーシリーズ。
前作までを継ぎ、映像も表現もパワーアップし>>続きを読む
怪獣×和風時代劇×人形劇。
舞台は明治時代。
産みの親のいるという山あいの村へ“帰郷”した青年が出会ったのは、蔵の中でひっそり生きる盲目の少女。
青年は真夜中、少女が不思議な謎の巨獣と心を通わせる様を>>続きを読む
ドラキュラに懐柔され不老不死にされて数十年、悪事や世話にこき使われてきた下僕の青年レンフィールド。
奴隷メンタルに折り合いをつけようと町の集団カウンセリングに通う日々だったが、ある出来事が彼を決意させ>>続きを読む
航空トラブル×幽霊!なタイホラー。
昔、松本人志さんが
「怖いものと怖いもの合わせたら倍怖いとは限らない、ヤクザと一緒にジェットコースター乗ったら二倍怖くなるのか(そんなはずないだろう)!?」
って言>>続きを読む
かつて神への謀叛の末、大天使ミカエルに敗れ地獄に堕ちたルシファー。
時は現代、その“悪魔”を崇める者達がいた。
彼らが狙うキリストの血痕の残る聖骸布、カルトが擁するクローンベビーの技術者、それらが示す>>続きを読む
『ヘル・レイザー』のリブート。
ストーリーラインからセノバイトまで全て刷新、現代ナイズされており、
「従来のヘルレイザーファン」と「初めてヘルレイザーを観る人(特に現代の若者)」とでかなり評価が分かれ>>続きを読む
夫ラリーとともに、以前夫の兄フランクが使っていたという空き家へ引っ越した妻ジュリア。
実は、ジュリアはかつて密かにフランクと不倫関係にあった。
情熱的な時間を思い出す彼女だったが、その家に異形の者が現>>続きを読む
時代劇×ゾンビパンデミック×アクション!
進んだ大国・清で楽しく暮らし、国や統治にまったく興味のない第二王子が朝鮮に帰国。
そこで彼は、民を脅かす恐ろしい“疫病”の存在を目にする。
『新 感染』が>>続きを読む
上映期間中シネマカリテに駆けつけられなかったのを配信で。
何度前科を重ねても改心しない性悪女カイリーは、更正のため母の住む実家へ戻される事に。
しかしその家では……
という導入なのだが、これキャッ>>続きを読む
下ネタラップの不謹慎系配信者アニーは、窮屈なロックダウンに耐えられずイギリスへ。
そこでもコロナや予防をバカにしてやりたい放題していたところ、くすねた仲間のスマホに届いたデリバリー依頼に面白半分で向か>>続きを読む
お気に入り作品記録。
何だろう、姉弟の行動はガタガタだし襲ってくる奴もつかみどころないのに、「猟奇殺人鬼み・魔物み・変質者み」を兼ね備えて私の記憶に残り続けるのやめてもらっていいですか(ほめてる)?>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
伝説的第一作『エクソシスト』との接点を強固に見せ、同じ世界観の中で雰囲気や描写を踏襲した正統なアフターストーリー。
医療ではお手上げの悪魔憑き、という展開含め「語らない所」と「明らかにする所」もぴた>>続きを読む
厄年で災難続きの青年と、友達のオネエ二人は揃って出家する事に。
しかし入門した寺には、出家を阻む恐ろしい伝説があって……
おバカなドタバタに、寺院や儀式の華やかさ、自然の熱気等、タイらしさ満載の楽し>>続きを読む
新作にそなえて再鑑賞(シリーズは一応『ドミニオン』含め全て観ている)。
悪魔祓いホラーの起源にして、世の中に広く「悪魔憑依(ポゼッション)」や「悪魔祓い(エクソシズム)」を認知させたとされる他、冷房や>>続きを読む
これから観る人には、あらすじに触れるかわりに
「どこまでのドッキリなら引っかけられて許せる?」
「どこまでのドッキリなら見ていて笑える?」
と聞いてみる。
共感性周知とかじゃなく、単純にドッキリ番組>>続きを読む