meganekidsさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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草の響き(2021年製作の映画)

3.0

奈緒みたいな怒り方が一番こわい。
座ってたり走ってる姿がこんなに美しいのすごいな。

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.0

そういえば、エアジョーダンは履いたことないな。中学校の頃、友達が6の黒を履いててものすごく羨ましかったのを思い出した。

Winny(2023年製作の映画)

3.0

P2Pソフトが流行っていた2000年代はじめ頃、我が家にもインターネットが引かれた。Mac版がなかったWinnyは使っていなかったけど、国産のソフトとして名前は知っていたし、開発者の金子さんが有罪にな>>続きを読む

ちひろさん(2023年製作の映画)

3.0

ちひろさんが浅瀬に足をつけていて、オカジが真似するシーンで、素足に脱いだ靴下の跡がついていたのよかった。あと、リリー・フランキーがちひろさんを起こさないように半ドアで車から離れるのもよかった。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

二回目はドルビーシネマの大きなスクリーンで鑑賞。見終わったあと脇や背中が汗ばんでいた。映画を見ながら汗をかくのは、はじめての体験だった。後半、湘北メンバーの名前を叫びそうになったのは、湘北ベンチの一年>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

3.0

10代の終わりごろ、冬のスキー場で住み込みのアルバイトをしてたことがあった。ひと部屋に2段ベッドが2つ、4人の相部屋。ほとんどが友達どうしで来ていて、ひとりなのは僕くらいだった。同部屋でも担当する仕事>>続きを読む

四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

4.0

いいな、サマータイムマシン・ブルースのいいところ全部出てる。四畳半神話大系を知ってたらもっと楽しめたのかと思うとおそろしい作品だ。
サマータイムマシン・ブルースの脚本はもはや古典だと思うので、かたちを
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.0

ちゃんと言葉で言ってもらうこと、どうしてほしいか自分で伝えること。
問題は解決しないかもしれないし、伝わるかもわからないけど、自分の中に変化を起こすことはできるかも。

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.0

アイデアは本当に面白い。ただ映画としてはいまいち乗り切れなかった。ワンカットのテンポがよくなかったのか、前評判が良くて期待値が上がりすぎていたのか。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.0

朝8時台の回で観た。銀座にほど近い映画館でもちらほらとちびっこの姿が。近くの席にも4才くらいの男児がいた。親が好きなのか、ウルトラマンというワードだけで観に来たのかわからないが後者である可能性は高い。>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.0

大人も子供も同じ目線で撮られていて、ドキュメンタリーのようだった。英語が聴き取れるなら、目をつぶってもう一度観たい。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.0

あえて相手が気持ち良くなることを言うなどして、好意のやりとりから形成された信頼を土台にコミュニケーションを取るのは誰もがやってることだと思う。信頼をより深めてから投げ出すのは明確に幼稚な悪だと思うけど>>続きを読む

映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

3.0

オッドタクシーの一番の魅力は会話だと思ってるので、そこの魅力が伝わりづらかったのは残念でした。
劇場版というより総集編で、総集編の編集としてはよかったけど、初見ではストーリーはギリ追えるくらいでわから
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.0

冒頭の雨で煙ってる夜の東京タワーに見覚えがあって、それがいつなのか、誰とタクシーに乗っていたのかしばらく思い出せなかった。

君が世界のはじまり(2020年製作の映画)

3.0

隣に住んでる人のことなんて何も知らないし、たまに見かけるコンビニ店員が何を考えてるか全くわからない。それと同じように、近くにいて、いつも話している相手のことだって何も知らないし何を考えてるか全くわから>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

4.0

青とイハの長い会話がとてもよかった。このシーンだけで2時間いける。
なんてことのない会話だけど、この雰囲気やこの間には覚えがあって、気持ちがわるいくらいニヤニヤしたり、恥気恥ずかしくて目を背けたくなっ
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空白(2021年製作の映画)

3.0

寺島しのぶ良かった。ただヤバいひとなのかと思いきや、勢いで店長に自分の欲望をぶつけるところが人間臭くてたまらない。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

音がとても印象的だった。撮り方は全然違うけど、静けさ具合は「トニー滝谷」を思い出した。

車の前後で会話するときの響き方。
感情的な手話の音。
無音という音。

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.0

ちゃんとふざけてるし、笑い飛ばす強さがある。年のはじめに観てよかった。

浅草キッド(2021年製作の映画)

4.0

舞台に上がるときには階段を踏み外し、スタンドマイクがあればおでこをぶつけ、滑稽だと思われようとも笑わせようとしているのは師匠の教えだったのか。

いい映画だった。
地味ではあるが「ふかみ」がある。

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

4.0

年齢、仕事、行動範囲が主人公とほぼ同じなので物語を追う時間よりも当時を思い出す時間のほうが長かった。
それでも、マンションの下の公園で時間を潰してた主人公に抱きついたSUMIREの頬の温かさ、伊藤沙莉
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ひとよ(2019年製作の映画)

3.0

冒頭、田中裕子の存在感にゾッとした。こんなに疲れ果てられるものなのか。

ガタカ(1997年製作の映画)

3.0

以前、子供が生まれた友人が物心ついたら知能テストをして、もしIQが低かったらスポーツかアートの方向に行かせると話していた。人の家のことだし、教育の考え方はそれぞれだからなにも言わなかったけど、あのとき>>続きを読む

映画:フィッシュマンズ(2021年製作の映画)

4.0

たくさんの言葉から佐藤伸治というひとの輪郭をいくらかくっきりさせるシンプルなドキュメンタリーだった。わかった気にさせたり、結論めいたことを言わない、淡々とした構成が心地良い。
佐藤伸治について知る方法
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音楽(2019年製作の映画)

4.0

「長いMVみたい」というのはスタイリッシュで中身のない映画を揶揄するときに使われるけど、この作品は、特に最後の数分は、音楽史に残る最高の映像体験であり、映画史に残る最高の音楽体験だと思う。

なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

3.0

志が高く、明確なビジョンを持っていても、わかりやすいインパクトを残すのは難しい世界なんだな。

青葉家のテーブル(2021年製作の映画)

4.0

日々の暮らしには、心の揺れがあって、よい揺れもあれば、目を背けたい揺れだってある。自分でも見逃してしまうような小さな心の揺れの連続が暮らしには必要で、自分の世界に大きな広がりをもたらしてくれる。

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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.0

まったく予定はないけど、映画を一本撮ることになったら、青春映画と決めている。
青春映画の一般的な定義はわからないけど、走ること、叫ぶことが条件だと思ってる。
佐々木は走るし叫ぶし脱ぐ。「青春に似た男」
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ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

3.0

以前、たいせつにしていた手紙を捨てたことがある。内容の断片は記憶にあるものの、手紙そのものは永遠に失われてしまったし、いつかは記憶からもなくなるだろう。
手紙だけじゃなく、これまでにたくさんの、たいせ
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.0

ヤクザ(の生きづらさ)と家族(の在り方)の話だった。とにかくキャストが良い。特に舘ひろしのかっこよさが際立ってて、命かけて守りたくなるのもわかる気がした。