ひさんの映画レビュー・感想・評価

ひ

  • List view
  • Grid view

関心領域(2023年製作の映画)

3.5

不気味すぎる映画No.1

定点カメラなのマジで怖過ぎる。
終始不気味な雰囲気なのに役者の表情が見えない。感情が見えない。ただ観察させられてる感。あなたの関心はどこなの。

ナチス映画は数あれど、新た
>>続きを読む

ブラフマーストラ(2022年製作の映画)

3.4

映像美が凄いよ〜!
CGが過ぎるんだが現実世界とマッチングしていて昨今の映像技術は素晴らしい。

あとみんな書いてるけどアーリヤー・バットが可愛過ぎる。
この映画キッカケで結婚したんだっけ?惚れちゃう
>>続きを読む

ペルシャン・レッスン 戦場の教室(2020年製作の映画)

3.8

嘘の架空の言葉で自分の命を繋ぐ。
他のナチス映画とは一味違う緊張感がある。

大尉の「コイツ最高!」という歪な友情と、ジルの何ともいえぬ絶壁の対比が良き。
特定の人からだけの知識って怖いなと改めて実感
>>続きを読む

シティーハンター(2024年製作の映画)

3.5

冴羽リョウがめっっっちゃ冴羽リョウ!

鈴木亮平すごい。素晴らしい。
声ですら神谷明に聞こえてくる。

ただ、香や冴子さんの色気がなぁ…これが実写化の難しいところ。

完全なる鈴木亮平のための映画。
>>続きを読む

アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~(2024年製作の映画)

3.4

アン・ハサウェイ素敵だな〜
でも20代と並べばやっぱり老けてて現実味が凄い。

大人の恋がテーマだけど、中年女性ならではの葛藤は少なめ。
結構イケイケな感じで、そこ行っちゃうんだ!?ってポイント多かっ
>>続きを読む

ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)

3.2

ずっとやり過ぎの喧嘩してるなぁと思えばサクッと殺しちゃうからビックリ。
海がめちゃめちゃ綺麗でリゾート感味わえます。

バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.0

おじさんが想像以上に屈強!笑
1人だけ眼光鋭すぎてアホ設定とか無理じゃない?って舐めてたけど最後普通に泣いてしまった…。
ほのぼのストーリーかと思いきや異教徒とか国境間の問題が刺さる。
日本人には理解
>>続きを読む

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

3.7

ダスティン・ホフマンめっちゃ良い。
パパクレイマーのダメなところが映らないぶん良さが引き立つ。
そこまでジョアンナを追い込んだのか。

しかしジョアンナが出て行ってからの子煩悩さやビリーへの愛を見れば
>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

観た後の感情が複雑で、表現することがとても難しいな。

トリニティ実験の衝撃が凄く、一瞬で心臓が掴まれた。
閃光の中で青く透き通った瞳が脳裏から離れない。
感じるはずのない揺れと騒音と光に侵食されてい
>>続きを読む

エリザベート 1878(2022年製作の映画)

3.3

女は幾つになっても好きな格好して好きな髪型して好きなもん食って自由に生きてたら良いんだよっていう映画。
活き活きしている女が一番美しい。
40歳だろうが60歳だろうが、自由を謳歌して美しく生きような。
>>続きを読む

縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

3.8

しんど。
子供に教えられない事をしているという自覚と、教えなければいけない現実を見る目が足りない。

臭い物に蓋をすると結末がどうなるのか。
我が身で学習するには犠牲が大きいな。
でもお前らがしてるこ
>>続きを読む

イージー★ライダー(1969年製作の映画)

2.6

全然意味わからんし終始ラリってる。
保守的なアメリカはバイオレンスすぎて嫌い。
すぐ殺せばええと思ってんのか?

ジャック・ニコルソンはマジで脇役。

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.8

最高のロードムービー!大好き!

今の時代こそ、女が見るべき。
自分の身は自分で守って、人を見極める力が必要。
そして自分を大切にしてくれる親友を何より大切に。
このクソッタレな世界だけど強く生きよう
>>続きを読む

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.4

爺がSISUすぎる…
これはフィンランドのジョン・ウィック
80年代風のタイトルロゴで「第6章 皆殺し」は渋いて。

犬は死にません。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

疑念の中に〈落ちて〉いく…
キャッチコピーのまんま、まじで疑念だらけ。
何が真実なのか語られることはないまま「真実は心で決めるしかない」緊迫感が堪らん。

信じるフリをするのと、心に決めるのと。
似て
>>続きを読む

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.7

ポスターに騙された!
サム・ロックウェルそこかよ!!最高!!!

と、ノリ良くて普通に楽しめる娯楽映画。
1番盛り上がるアクションシーンで、変な踊りと変なラブが無かったらもっと面白かったなーと思う。
>>続きを読む

エノーラ・ホームズの事件簿2(2022年製作の映画)

3.2

シャーロック役のヘンリー・カヴィルを観るためだけに。
もはや主役じゃん。

カード・カウンター(2021年製作の映画)

3.0

題材が良いしシブいな〜とは思うが、めちゃ中途半端だった。

カードカウンターである必要性あったか?
カウントするの1回だけだし、あとはずっとポーカー。
視聴者にギャンブルのワクワクさを感じさせずに淡々
>>続きを読む

私、オルガ・ヘプナロヴァー(2016年製作の映画)

3.3

白黒でセリフが少なすぎるが故に異様な空気感に存在する私、オルガ・ヘプナロヴァー。

セリフぎゅっと短縮したら10分もないのでは?というくらい。
無言で「オルガ」がどんな子なのかを訴えてくる105分。
>>続きを読む

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.8

前作は夢のような…御伽噺のように甘くて自由だったのに対して、今作は現実を突きつけたリアリティのある大人の世界。

フレッシュだった2人は大人になって、世界を知って、妥協して今を生きている。
恋心や淡い
>>続きを読む

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.3

なんちゅう可愛い映画よ。
イーサン・ホーク演じるジェシーに惚れる!!と思えば、セリーヌのキュートさが異常でビックリ。
2人ともキャラが良くて知的で、とにかく魅力的。

あんな言葉で説得させられたらそり
>>続きを読む

伯爵(2023年製作の映画)

3.2

風刺がキレッキレな独特の世界観を持つ白黒映画。

途中まで吸血鬼の設定がわからんし睡魔に襲われたけど、マーガレットが出てきてから面白くなってきた!

吸血鬼×人間の子供は吸血鬼ではないんか?
設定どう
>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

4.0

最後のどっちやねん!!!って終わり方が大好き。

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.9

やっと見れたヴァチクソ!
スクーターに乗ってウイスキー煽る神父めっちゃ良い。

トマース絶対クソキャラと思ったのに芯ありすぎて…いい奴じゃん。

世界観といいヴァチカンといい、ダークでありながらも美し
>>続きを読む

アウトフィット(2022年製作の映画)

3.5

仕立て屋の室内だけで繰り広げられる会話劇。
二転三転する内容に真実が見えない。

イギリス人の裁断師という名前しかない爺が曲者である。
そして淡々とした静かなスリリングさに惹きつけられる。
なんか…わ
>>続きを読む

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.8

ネジぶっ飛んでて破天荒すぎる。
この人生で得たものも多いが無くしたものも多いだろう。
こういうのは映画で知る世界で充分だな。

この世界に身を投じたいクレイジーは、とことんウルフまでぶっ飛べ。

疑惑の影(1942年製作の映画)

3.3

同じ名前「チャーリー」の叔父に恋をしたかのように目を輝かせ、貴方のことは何でも伝わると言い、双子のような存在と表現した。
そんな普通の女の子が突如豹変して穢らわしいモノを見る目で叔父を睨みつける。
>>続きを読む

月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.5

サム・ロックウェル最高だな。
ほぼ1人演出で演技力が爆発してる。

非人道的な最低最悪のクソ喰らえだけど、近未来でしかなくてこの世の終了を実感する。
あと半世紀かからないんじゃないかな。
嫌な世の中に
>>続きを読む

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.6

この界隈でいうところの男になれなかったヘンリー。
ヤクに堕ちる奴は何してもアカン。

仲間を売るな。
決して口を割るな。

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.1

結局マーティンは何をしたのさ!?
という後味悪い消化不良。

登場人物みんな腹の底が見えなくて、本当にそれでいいんか?と問いかけたい。

スパゲティの食い方がキモいと評定のあるバリー・コーガンがどうし
>>続きを読む

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.7

金持ちはケチだとよく聞くが、ゲティ王は「類まれなケチ」

世界一の金持ちがルームサービスが勿体無いと言って自分で洗濯したり、家に客用の公衆電話を置いたり。
最終的には孫の身代金で税金対策…。

マジも
>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.6

前半モノクロパートのカメラアングルが最高。
超広角レンズで動く世界の不気味さと謎の躍動感。
そして観客が“御伽話“を覗いているかのような感覚に陥る視覚的アプローチに没頭させられた。

正直…ベラのキャ
>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.4

宮殿や衣装が煌びやかで目が離せない。

女同士の“意地の悪さ“が全開でいつの時代も変わらないんだなぁと。
でも悪が足らん。ヌルい。
癇癪持ちの女王は最高だった。

ウサギは踏んじゃいかんだろ。
そして
>>続きを読む

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

3.4

初アラン・ドロンは眩しかった。

フィリップを殺すところまでは良いが、殺した後も未練がましく街に残り、全てを手に入れようとする強欲さ故に身を滅ぼトム。
スクリューの呪いは怖いんだぜ。

原作では同性愛
>>続きを読む

お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

4.0

ビリー・ワイルダーのコメディの中でトップ争いするくらい大好き。

ダフネ最高!
子供のように声出してケラケラ笑ってしまった。
表情や仕草、間の取り方まで完璧。

禁酒法の時代にウイスキーを珈琲と偽って
>>続きを読む

黒蘭の女(1938年製作の映画)

3.7

ジュリーの衣装の華やかさと、それを着こなすベティ・ディビスが美しすぎる…。
白いレースのドレスが最高に素敵。

そんな白いドレスがきっかけで話は展開していく。
「風と共に去りぬ」と比較されることが多い
>>続きを読む