まっつぁんこさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

まっつぁんこ

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家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。(2018年製作の映画)

4.5

ワニの口の中に頭つっこんで死んだふりをしている絵は映画の冒頭10分ほどで出現する。
この映画で榮倉奈々さんは15変化しているそうだ。(以下敬称略)
終映後の李監督と榮倉奈々登壇のトークショーで、男ばか
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.2

内容知らずに観たのでぶっ飛んだ。
チラシでは、ソン・ガンホが呑気そうに笑っている。
ソン・ガンホがタクシーに乗客乗せて旅をするロードムービーかと思ったのだ。

たしかに、ソン・ガンホは乗客を乗せて長距
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ホース・ソルジャー(2018年製作の映画)

3.3

娯楽映画としては楽しめるがあまり深みはない。
本当は、正義と悪の二項対立で描けるような話ではないのだと思う。

発端はもちろん9.11。
アメリカから見ればテロとしか言いようのない攻撃に、退役が決
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.9

前作 パシフィック・リム からほぼ5年。
基本ストーリーは前作も今回も昔のウルトラマンやウルトラセブンと同じ。

①怪獣の登場
②怪獣とウルトラセブン(イェーガー)の闘い
③苦戦するも最終的には大勝
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

4.0

映画は緊張感が高く最後までテンションが途切れることがない。
さすがはリドリー・スコットという感じがした。
ストーリーは実話ベースだから飛躍はないはず。
ところがすっとこどっこい。
“事実は小説よりも奇
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西遊記 ヒーロー・イズ・バック(2015年製作の映画)

3.0

西遊記というよりは、“斉天大聖覚醒”。
「これから始まる」というところで終わってしまう(^_-)-☆

アニメの描写は今まで観たことがなかった。
慣れてないからとまどった。
目が回ったと言ってもいい。
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エル ELLE(2016年製作の映画)

4.8

なんかすごいの観てしまった。
ひとことでは言い表せない複雑で奥が深い作品で楽しめた。
映画はゲーム会社の社長として働く主人公ミシェルが自宅で覆面の男に襲われる衝撃的な場面から始まる。
物音とそれを聞い
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ダイ・ビューティフル(2016年製作の映画)

4.0

2014年にフィリピンのトランスジェンダーが殺されたジェニファー・ロード事件がきっかけで原案が作られた。
事件後色々な人がソーシャル・メディアで「トランスジェンダーだから死んであたりまえだ」という反
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BLAME!(ブラム)(2017年製作の映画)

2.0

講談社の月刊アフタヌーン1997年3月号から2003年9月号まで6年に渡り連載された弐瓶勉のSFアクション漫画作品だそうだ。
いつも通りそんなことは全く知らずに見た。
世界設定は時代も場所も明らかでな
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人生タクシー(2015年製作の映画)

3.0

ジャファール・パナヒ監督の映画は5年前に「これは映画ではない」を観た。
http://77432090.at.webry.info/201209/article_11.html
あれから5年経ったがイ
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

4.0

映画の描写は3本立てである。
もちろん、中心は現在のクリスチャン・ウルフ。

映画の冒頭は撃ち合いのシーン。
一人の男が事件現場に踏み込んでいく。
そして多数の死体が転がったバーをすすんでいく。
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アシュラ(2016年製作の映画)

4.6

ひとことで表すなら“強烈”
ひときわ強烈なのが、悪の権化みたいなパク・ソンべ。
強烈なキャラクターで圧倒的だが他の面子も負けてはいない。

監督と仲良しだというチョン・ウソンが市長と検事の板挟みに
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エリザのために(2016年製作の映画)

4.0

映画は冒頭から謎が提示される。
白昼突然窓ガラスを割って投げ込まれる石。
ロメオは周辺を探索するが不審人物はいない。
エリザを学校に送ったあと、立ち寄ったアパートには下着の女性がいる。
誰が石を投
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恋妻家宮本(2017年製作の映画)

3.0

正直言って宮本陽平に感情移入はできなかった。
ファミレスの注文決めるくらいのことであれだけ迷う人なんかいるのだろうか?(笑)
暗夜行路からハンコの押された離婚届が出てきたら“なんだこれ”と即座に聞く
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

5.0

久々の★★★★★!
アカデミー賞有力を宣伝文句に使う映画はいっぱいあるが「大本命」の看板に偽りなし。
俺の好みともどんぴしゃ一致で正月で早くも今年のベスト1が決まった感じ。

映画は冒頭から非常に
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相棒 劇場版Ⅳ 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断(2017年製作の映画)

4.0

娘が右京さんの大ファンでいつも相棒は楽しみにしている。
最近のテレビドラマはいまいちだが映画第四弾は面白かった。

映画の冒頭は駐英日本領事館のシーン。
これが相棒かと戸惑うようなセットで幻想的な
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

4.3

例によって先行作の「七人の侍」も「荒野の七人」も観ていない。
観終わって会場の外に出たら正体不明の女子から声をかけられた。
Q“ご感想は?”
A“面白かったヨ”
Q“先行作とくらべてどうでしたか?”
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ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years(2016年製作の映画)

4.5

この映画はアンテナの外だった。
なぜか?
昔のビートルズの映画の再上映と勘違い。
ロン・ハワードによるドキュメンタリーとは知らなかった。

で、このドキュメンタリーであるが60年代初頭のビートルズを
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グリーンルーム(2015年製作の映画)

4.0

アントン・イェルチンとマイ・ファニー・レディのイモージェン・ブーツが主人公の映画。
THE AIN’T RIGHTS というパンクバンドがライブでDEAD KENNEDYS の“Nazi Punks
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ミモザの島に消えた母(2015年製作の映画)

3.9

映画の舞台はノアールムーティエ島。
冬に咲くミモザの花から『ミモザの島』とも呼ばれる。

フランス西部,パリから400キロ。
ロアール河口に近い大西洋岸の島。
1971年本土との間に橋がかかった。
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.2

“君の名は。”も良いが“聲の形”もなかなか。
タイプは違うが日本アニメの底力をみせつけたといったところだろうか。
両作とも少年期から青年期にかけての若者男女が主人公。
“聲の形”ではいじめっこ石田将
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怒り(2016年製作の映画)

3.6

巷の評判は良いようだがいまひとつだった。

森直人氏のように「正真正銘のハイボルテージ、怪作に近い大傑作!
“怒り”というプリズムを通してできる強烈で複雑な光と影を、すべて同時に映していく人間模様の
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高慢と偏見とゾンビ(2016年製作の映画)

3.8

元ネタはいうまでもなくジェーン・オースティンの名作小説。
18世紀末から19世紀初頭のイギリスが舞台。
ベネット5姉妹とダーシー、ビングリーの恋愛模様がストーリーのベースであることに変りはない。
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だれかの木琴(2016年製作の映画)

3.3

この映画の感想は難しい。
なんかよくわからないので井上荒野の原作小説も読んでみた。
そうしたらもっとわからなくなった(笑)

キーワードは“ストーカー”なのだろう。
が、映画をみても原作読んでも、小夜
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真田十勇士(2016年製作の映画)

4.0

お誘いいただき完成披露試写会に行ってきた。
関係者やマスコミだらけで一般招待はそっちのけのイベントでした(笑)
舞台挨拶に登壇したのはなんと14名。
監督の堤幸彦氏が先頭で入場。
あとはお殿様と
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きみがくれた物語(2016年製作の映画)

1.9

これは ダメ だった。

何で駄目だったかと言うとまず第一に映像が悪かったところ。
会場の映像設備が悪いのかメディアが悪いのか画面が暗くてピンぼけ。
エンドロールの文字が全然読めないくらいだったか
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青空エール(2016年製作の映画)

4.5

末娘のゆっけとクソ暑い中参戦してきました。
原作漫画のような少女漫画には食傷気味ということで、やや嫌々ながらついてきました。
そんな調子なので開場後にのんびり到着。
会場内は9割方女子でいっぱいで
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少女(2016年製作の映画)

4.5

8月11日にTwitterに下記感想を投稿した。

『少女』#movie よくできてた(上から目線(^^♪
色々なピースがちゃんとつながってなるほどと思わせられた。
主役のふたり本田翼と山本美月の
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ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

4.5

TOHOシネマズ六本木ヒルズに19時到着。
スクリーンに、東京ミッドタウンで行われたレッド・カーペットイベントの模様が投影されていた。

マット・デイモンの登壇は19時31分。
退場は19時39分だ
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エル・クラン(2015年製作の映画)

3.8

いつも通り事前情報なしで鑑賞。
1980年代前半のアルゼンチンが舞台。

アレハンドロは、サン・イシドロのラグビー強豪チームで活躍。
世界一のニュージーランドに勝ったなどというセリフもあったのでナ
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君の名は。(2016年製作の映画)

4.8

末娘ゆっけは新海誠監督の作品が大好きだ。
特に『言の葉の庭』は、どこでどうやって知ったのかわからないがイチオシ作品で、その影響をうけて私も観劇した。
観ての感想は「雨の平日午前中、新宿御苑で缶ビー
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.8

観劇にあたりキャストを確認。
嫌な予感がしてきた。

長谷川博己
石原さとみ
國村隼
ピエール瀧
松尾諭
三浦貴大

“進撃の巨人”と一緒じゃないか(笑)

この手の映画の失敗パターン。
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AMY エイミー(2015年製作の映画)

4.5

2011年7月23日に27歳の若さで亡くなった歌手エイミー・ワインハウスのドキュメンタリー。
宣伝担当が「エイミー・ワインハウスを知らない人が多くてびっくりした」と言っていたが、そんなことを言うほう
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.5

俺一人で11の空席を作ったのに混雑していた。
開映前にJoe Jacksonの“Steppin’ Out”やホール&オーツの“Maneater”などがBGMで流れていた。
私は懐かしく感傷にひたり
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森山中教習所(2015年製作の映画)

3.8

映画は真造圭伍原作漫画の実写映画化。
いつも通り原作漫画は一度も読んだことなし。

主演のふたり、野村周平と賀来賢人よりむしろ松田さんを演じた岸井ゆきのが印象に残った。
豊島圭介監督が
「この作品
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.7

映画の前半は幸野双葉(宮沢りえ)と安澄(杉咲花)母娘が中心。
学校でいじめられている安澄を叱咤激励する母の厳しい姿が描かれる。
映画「聲の形」のようないじめがテーマかと思って一瞬嫌な気がした。
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