Netflixの厭ドキュメンタリー。コメントで教えてもらって観ました。
結局犯人の正確な動機とかがわからないのも、厭さが増す。『人生、ブラボー!』や、リメイクのヴィンス・ヴォーンの『人生、サイコー!』>>続きを読む
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ななまがりの、老婆が「あの若者と、ヤリたいのう」っていうコントを思い出してしまった。
丁寧で生真面目なスプラッター。テレビ画面を入れる編集も律儀。若者集団が、きちんと一人ずつ夜に外出して、一人ずつ違っ>>続きを読む
いま、ホン・サンス作品は過渡期にあるのだと感じる。中年後期の女性が主人公で、もはや色恋ではなく、命や今日を生きることに目を据える。微笑ましさは醸し出せない、違う世界線に移行していく途上。
トッド・ヘインズの新作。配信のみ。
『チェルシー・ガールズ』に則って、二分割の画面から始まる。でもアーカイブ映像や訳の分からない実験映画の断片らしきものや、ジョナス・メカスが映っていても、きちんと時>>続きを読む
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人間のもっとも醜悪な行為である戦争をテーマにしつつ、この監督は人間の優しさを信じている。たぶん現状で、ウクライナにこういった人間の機微を見据えた映画が登場するのは、とても善い出来事だと感じた。
映画>>続きを読む
ウクライナ映画。心の京浜工業地帯が反応してしまう映画。夜空にたなびく煙突の煙、工場内のオレンジ色の炎の光芒、入り組んだ使途不明な鉄骨という、監督の意外なフェティシズムがのぞく。
2025年の戦争直後の>>続きを読む
だるい…。大事なものを手に入れる→こそ泥に盗られる→返せ!とひと騒動が6~7回あった感じ。
Netflixお得意のサイコパス実録もの。『真実に潜む闇』『くすぐり』『消えた16mmフィルム』『白昼の誘拐劇』『FYRE: 夢に終わった史上最高のパーティー』の系列。他にもNetflixのサイコパス>>続きを読む
純粋につまらない。冒頭でネタバレしてるのもどういうつもりなんだろう。
これを1回観るより『エクソシスト』を10回観たほうが勉強になる。
南北のいがみ合いは当然ありつつも、あまり深い会話にはならず、リュ・スンワンなので猛烈にアクションに舵を切っている。政治劇として見るより、スペクタクルと思った方が良い。
夜のシーンが長く続くあたり、日本>>続きを読む
最初は『ダウントン・アビー』のような印象で始まりつつ、孤児院で生まれ育った貧しい女性が、しがない女中から書店員、作家へと自分の理想を追求していく生涯の物語。
貴族の令嬢との結婚を控えた、上級階級の青年>>続きを読む
『マーサ、あるいはマーシー・メイ』のショーン・ダーキンが9年ぶりに監督した作品。
見栄から身分不相応な豪邸に引っ越しを決める父親。そこから家族はそれぞれに問題を抱え始め、静かに崩壊していく。経済問題>>続きを読む
もう大好き。可愛いよ~。畳み掛けるミステリーと、推理小説好きなおきゃんな美少女と、純朴な騎士タイプの青年。
新東宝時代の石井輝男監督の映画みたい。パンパンにネタを詰め込んだスラップスティックなスリラー>>続きを読む
監督のジャスティン・カーゼルは『マクベス』がとても好きだったのに、そのあと『アサシン・クリード』を撮って驚かされた人だけど、これを観る限り『マクベス』が本筋のタイプなんだなと。
個人的に、この主人公>>続きを読む
わかりにくい展開が、本能的なものではない。そういう映画をミステリアスと思っている狙いを感じて冷めてしまう。
父親への反発とかまったくない人なんだな、と思う。そのぶん、『クライム・オブ・ザ・フューチャー>>続きを読む
20年くらい前、一番観たかった時期は権利関係で全然手に入らず、そのうちそんなことも忘れていたらU-NEXTで観られる良い時代になっていた。
でも、それが面白さとは関係ないのはわかってるんですが。バー>>続きを読む
ロシア映画。ウクライナ侵攻という時期のため公開は考慮されたが、プロデューサーがウクライナ人であり、監督がロシア国内で反戦表明を出しているということで公開。
にしてもこの監督兼俳優、チェルノブイリの消>>続きを読む
(劇場で観るとおなかが鳴りそうだからな~)と思って見送って、やっと今更観た。
音を立てたら無理な世界なんて、人類は死滅しかないだろう。ちょっと貪欲な人たちが一年や二年生き延びようと、しょせん人類なんて>>続きを読む
「語りすぎない」は度を超えると「浅い」と同じ意味になる。深層に至る道標がないのか、残せないのか。語りすぎないようにして道標がない映画は、本当に解釈のしようがない。そうなると「うーん、悪魔の仕業かな」み>>続きを読む
ロックオペラの形態なので、歌詞で主人公の人生を語ったりする。それが、現代の若い人に合うスピードなのかが心配。本当にtiktokに慣れてる世代だと、緩慢に感じてしまうのではないかと。
同じサイエンスSA>>続きを読む
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なんの資料も見もせずに試写を鑑賞し始めて、後半で(ミシェル・フランコの『父の秘密』みたいな雰囲気だなー)と思っていたら、本当に監督がミシェル・フランコでビックリした。厭映画のマエストロであり偏執狂。フ>>続きを読む
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ナ・ホンジン原案&プロデュース。
タイの映画はどれを観ても、なぜこんなに時間がかかるのだろうと不思議になる。冗長とも微妙に違い、語りたい与太話が多いというか。
巫女の家系の若い女性に現れた奇怪な症状は>>続きを読む