田村正和追悼放映にて再鑑賞。いくら瓜二つの双子と言えども、万が一そのトリックがどんなに精緻巧緻であったとしても、流石に騙し果せるものではないだろう。生きてきた中で身についた所作までは取り繕えるものでは>>続きを読む
家族だから長い年月の間には色々なことがあった。ある中年男の死に際して、離れ離れだった家族が一堂に会し、その死を見送る。それぞれの中にある恨みつらみを敢えて語らずに過ごす最期の時間。互いへの憤懣が直ちに>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
中坊の時に原作を読み、1988年の「死海殺人事件」も観ていて、今回で3度目。けれど内容はもう忘却の彼方。翻案されているからなのか終盤まで「こんな話だっけ?」だった。おかげでミステリを楽しめた。ただ人間>>続きを読む