【「ディック・ロングはなぜ死んだのか?」をなぜ撮ったのか?】
それが謎だった。
死体のダニエル・ラドクリフがこく屁を利用して無人島を脱出するぶっ飛びすぎた映画「スイス・アーミー・マン」で信じられな>>続きを読む
...。
「漫画読んでねぇで部長も働け」としか思えない。。。
一週間が何回もタイムループしてる事に気付いても尚、職場に行き続ける選択肢が最優先の社畜大国日本に息苦しさを感じて観ていて辛かった。>>続きを読む
笑いの無い「おとなのけんか」。
「おとなのけんか」に比べ"笑う"なんて余地が無い分、到達した"赦す"という解脱。
「おとなのけんか」も大好きだが甲乙つけ難い別の到達点に達している。
低予算で限られた>>続きを読む
『カランコエの花』の中川駿監督の新作。
『カランコエの花』ほど「学校が描けている」と感じた映画もそうない。
2010年代、『カランコエの花』にたどり着くために映画を見漁っていたと言っても過言ではないく>>続きを読む
三笘の一ミリ
→ボールがラインを割ったという根拠がないため神となる
ベネデッタが聖痕を受ける
→自傷である根拠がないため神となる
ベネデッタにもVARチェックを望みます
このレビューはネタバレを含みます
このアツさに「悲劇の物語」は必要ですかと思ってしまった。
So Blue支配人も演奏前に「諸事情で」と隠すのではなく「昨日、ピアノの子が事故に遭いました」と、この場にいない理由を客席にわざわざ伝える>>続きを読む
落ちてこないみかん。応答しないトランシーバー。
いつからか、カテゴライズが好きではなくなったんだけど、机上の空論(=傍観者として映画を観るだけ)で片付けかけている自分に突き付ける直視したくない生物(>>続きを読む
これが映画後進国、日本のリアル。
菅田将暉は少なくない割合で大ハズレなキャスティングを引き受ける。どうなってるんだろう。映画を選んでいるのは事務所なのか本人なのか。
一度入ったら、最後。
菅田将暉>>続きを読む
アントマンの予習でマッキー見返しました。
「バーフバリってそんな凄いの?え?ハエの映画の監督じゃん」
「RRRが傑作?あ、ハエの映画の監督だ」
と、ラージャマウリ監督は未だにハエの人という認識でいる>>続きを読む
移動しながらの演技・撮影が秀逸。時は止まらないってか。
現代と過去の構成がバーフバリみたい。(バーフバリも異端な構成だと思ってる)
AIの企画が頓挫したが、そのAIが物哀しく冷たく見える。感情は勝手だ>>続きを読む
気持ち悪すぎる。気持ち悪すぎる。もう一回言っとこう。気持ち悪すぎる。
「もし自分だったら」なんて比較対象にできない当事者の吐き気がある。
このレビューはネタバレを含みます
合わなかった。
転勤社員のコミュニケーション不得意描写も、知的障害を持つ子の母親がサーカス不採用理由を詰め寄るシーンも、常盤貴子の関西弁も(関西人じゃないのでナチュラルかどうかの聞き分けはつかないが)>>続きを読む
「意味の無い濡れ場」、はたまた「濡れ場は無意味」という言説もあるが、この映画を観るに「意味のある濡れ場」は存在する。
ハイブランドな服を着飾り虚勢を張る主人公、浩輔が服を脱ぎ体当たりに龍太と絡み合う事>>続きを読む
貧困親子の久しぶりの贅沢なすき焼きに土足で入り込んできて許可なく食い散らかす隣人がいる生活に僕は「シアワセ」を感じられません...。
1988年ドイツで実際に起きた人質事件。人質をとって逃亡中の犯人にマスコミが路上で囲み取材する「どゆこと!?」なシーンが見られるドキュメンタリー。
緊迫感と怠惰さが織り交ぜになっていて、いっそフィクシ>>続きを読む
高橋ヨシキ監督作。
遅咲きの初監督作であり引き出しや描きたい物は山のようにあるはずながら、過去への懐古ではなくスマホが多用される「現代」を描いた事に挑戦と意義を感じた。
「イカれた男がムショにぶち込>>続きを読む
「12歳かよ」はもっと後半まで引っ張ってから言った方が痛烈になるんじゃないかと思った。
エヴァの「気持ち悪い」くらい切れ味するどかった。
ずっと一緒に一人でいられたらいいのにね。
大切な映画です。
「『アナと雪の女王』のエルサは異性とくっつかないからレズビアンに違いない、エルサにガールフレンドを。」とする主張・解釈にゾッとした事を思>>続きを読む
「アニメである理由」が「登場人物のプライバシーを守る為」である稀有な例。
アニメの存在意義を拡張させる表現方法だと感じた。
『戦場でワルツを』や、『アクト・オブ・キリング』を連想した。
(ただしもっ>>続きを読む
流行りのフェイクドキュメント形式の先駆者であり火付け役の白石晃士監督作。
フェイクドキュメントは、トンデモ状況に対して「なんでカメラ回してんの?」と疑問が生まれる事が多々あるが、この映画は「傑作を撮り>>続きを読む
アニメで実写ハリウッド映画を作る「映画大好きポンポさん」。
実写でテレビアニメを作る「ハケンアニメ!」。
「桐島、部活やめるってよ」の映画部で前田の相方(前野朋哉)は高校卒業してアニメ会社勤めてた。
「キャラ」や「設定」といったワードが観ている間、微塵も浮かばないナチュラルさ。
障害はあるがそこに大きくフォーカスして過度にエモーショナルにするでもなく。
良い映画を観ているという至福の瞬間に度々静>>続きを読む
とんでも設定の割にのどかすぎる景色やスピード感。
黒人奴隷と優遇される黒人の構図を思い出した。(そんな意図ないだろうけど)
「ムーンライト」のバリー・ジェンキンス監督のアマゾンプライムドラマ「地下鉄>>続きを読む
壊れかけのボロボロの車を洗車する時に、子供がイタズラで窓を開けて車内も洗浄され、笑って空気が和む。その姿に「疑似家族」という是枝監督のテーマがふと浮かぶ。壊れかけでも手放さないしまだ前に進む。
同情も突き放しもさせない、怒りも許しもさせない非常にバランスに気を遣った出来だと思った。
バランスの中で突出した物は主演のケイレブ・ランドリー・ジョーンズの怪演で、カンヌ国際映画祭主演男優賞は納得。>>続きを読む
芦田愛菜足速い。
BLの話を気軽にする同級生に嫉妬して、BLを恥じている自分を恥じているところが好きでした。
目刺しからの鍬でちょい刺しに笑った。
上空から真下を見下ろす形で水辺のワニが追っかけてくるカットが好きでした。
おばあに少し切なさも感じる。
「イット・フォローズ」ぽさもあり。
あとななまがりの性欲お>>続きを読む