タチアナちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

タチアナちゃん

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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.8

"鹿"殺しをしてしまった主人公が罪滅ぼしの生贄を選ぶという話。

この映画の世界では登場人物みんな合理性を追求していて、喋り方もみんな人工知能が話してるみたいな人間味のなさ。シュールすぎて笑えてくるシ
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

2.5

あらすじだけでみると面白そうで期待していただけにがっかり。マルホランドドライブ的な何かを目指してた雰囲気はある。

それにしても、陰謀論を真に受けている主人公を某Qの陰謀論信者と重ね合わせてみてしまう
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

-

ホラー映画と知らずに夜中にみてしまって後悔。これがPG12…?
キャッチフレーズ通り、"完璧な悪夢"をその夜観ましたよ。
ミッドサマーは(グロいシーンだけ目を瞑れば)好きだったと言える、ホラーではない
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囚われの女(1968年製作の映画)

3.0

久々にこの時代のフランス映画を観た。
昔はフランス映画独特の、すぐ登場人物が死にたがる、或いは本当に自殺するストーリーラインに対して何とも思わなかったし、美しささえ見出していたが、時と共に自分も変わっ
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マグノリア(1999年製作の映画)

-

PTAの映画の中で、ブギーナイツ以外は内容が全く記憶に残っていないことに気がついた。映画が面白い/つまらないとかではなく、自分には合わない監督なんだろうな。

グッド・タイム(2017年製作の映画)

3.0

最初と最後のシーンが良いですね〜
それにしても主人公がentitledなクズ野郎です。こんな奴存在しないだろうと思いたいけどこの国には結構いるんだよな…

CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

-

これに似た実体験があり、観るのはとても勇気がいったけどどうにも気になってしまい、スマホの小さい画面でキツいシーンは早送りしながらの鑑賞。
結果やはりトラウマが掘り返され胃を鷲掴みにされたような吐き気。
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.3

メキシコに住む白人系の裕福な家族と、肌の色が暗い先住民系の主人公達。
最初はいじわるだった家の人たちが様々な出来事ののちクレオと家族のような絆を構築していく…という流れだけども、海で溺れる子供を助ける
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

この映画のキーワードは"ニオイ"である。

映画冒頭で出てくる奴が、先日我が家にも出た。あの角々した緑色のカメムシである。
アジアからやってきた臭い虫なのでアメリカでは文字通り"Asian stink
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BIUTIFUL ビューティフル(2010年製作の映画)

4.2

現実社会でも大体、誰にでも優しい人は自分に優しくできてないよね。

みんなを幸せにしたくて、結果的に自分を破滅に追いやっている主人公。重くて苦しくて、皮肉にも早くウスベルをこの世界から解放してあげてほ
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偽りなき者(2012年製作の映画)

4.8

どこの世界でも、スキャンダルに飢えた田舎者はあることないことでっち上げて恐ろしい。虚言幼女より、大人たちが病的だ。

最後のシーンはメタファーなのだろうけど、その前のパーティーのシーンでも友達たちは、
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夏をゆく人々(2014年製作の映画)

3.8

ラ ストラーダ 同じく、ジェルソミーナという名前は不遇な人生でなくてはいけないルールでもあるのか

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.2

戦争映画はほとんど観ないけど、綺麗な男達、オサレ感のある映像、効果的な音楽が用いられていてとっつきやすかった。

しかしこう言ってしまうと身もふたもないけれど、綺麗な若い男たちがむざむざと殺されてしま
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パターソン(2016年製作の映画)

-

男のポエム、センスなさすぎない…?

ジム ジャームッシュ大好き 且つ、何も起こらない映画愛好家の私が初めて最後まで観続けられなかった映画。。。何がこうも受け付けないのか分析中。

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

-

大絶賛されている映画だから、ハードル上げすぎてたのもあるのだろう。

捻くれ者の私の好みではない映画だった。
そもそも、優等生ではないけど"カリスマ天才キャラ"が出てくる映画が大の苦手。(グッドウィル
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.8

親が売春している間に風呂で時間を潰さされているムーニー。あんなにも苦しくなったシーンは他にない。
そして、あぶく銭もってドラーツリーで爆買いしてるシーンは貧困のすべてを物語っている。

"親になる資格
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マザー!(2017年製作の映画)

4.6

与え続けける"母"と、対照的にその無償の愛を受け取り続けるだけ受け取って貪り破壊する男。
地球(マザーアース)と、人間たちへのメタファーのように感じた。

繰り返しかとように思われた最後のシーン、ジェ
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.5

ラスト最&高!Lust for Lifeのレコードの針を乗せた瞬間に前作の思い出が込み上げてきます。

アイランド(2011年製作の映画)

1.1

久々に酷いものを観た… ホドロフスキーがカメオ出演しているとのことで観てみたが、ホドロフスキーの無駄遣い。
全体的にテンポが悪く、体感は3時間くらいある。
一言でいうと、この映画の全てがpretent
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ストーカー(1979年製作の映画)

3.8

2回目の鑑賞でもこの映画は難解で、3時間近い長さもあり睡魔に襲われてしまった…

中年3人組の、特に何も起こらない水浸しピクニック。

”ゾーン”はこの地球のどこにでもある草原と廃墟で構成されているの
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