kokonamaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

フード・インク(2008年製作の映画)

3.5

マクドナルドは、飲食業界といいう枠組みの中で、中のシステムに工場の流れ作業のようなオペレーションを導入し利益の最大化を図った。利益の最大化という目的が一つの場合、変数がないのでシンプルに考えられるが、>>続きを読む

スクリーム6(2023年製作の映画)

3.0

リブート版はオリジナル版と対応しているということだと思うのだが、もうなにがなんだがわからん。

スピリッツ・オブ・ジ・エア(1988年製作の映画)

3.9

砂漠のど真ん中に暮らす兄弟。彼らは亡き父の言い付けで2人きりで過ごしている。そんなところに何処からか逃げてくるカラスみたいな男。兄弟たちは南へ行くには壁があり、そこを飛行機で超えなければならないという>>続きを読む

ビリーバーズ(2022年製作の映画)

3.4

無人島に3人で暮らす信者3人組。忠誠なる信仰心で共同生活を送っていた彼らだったが、夢の中の夢精事件をきっかけに3人の関係は揺れ動いていく。

無人島という狭いスケールの中で、ラブロマンスからアクション
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レベル16 服従の少女たち(2018年製作の映画)

3.3

従順、純潔と刑務所のような部屋に軟禁され、管理されている少女たち。レベル16まで上り詰めた彼女たちは、あとわずかで外の世界に出られる。ある少女が不信感を抱いたことにより、事態は急変していくのだった、、>>続きを読む

メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

3.2

穏やかな村で暮らす赤毛のメアリは、退屈な日々に辟易していた。夜、近くの森で青白い光と共に何かが光っている。謎の猫と共に空に浮かぶ魔法学校への冒険が始まった。

この作品が弱い理由は、この作品が持つ要素
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女神の継承(2021年製作の映画)

3.6

呪詛みたいな土地に根付く信仰からくるオカルトよりのホラー。白石さんみたいな雰囲気も感じつつ、最後は犬の宴みたいになっていく。あのエクソシストみたいなゆらゆらした動きが不気味で気持ち悪かった。

ペパーミント・キャンディー 4Kレストア(1999年製作の映画)

3.0

キャンプ場付近、小川が流れる線路の上に仁王立ちし、死にたいと叫ぶ男。彼の人生を時系列で振り返っていく走馬灯のような映画。

エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)

4.6

荘厳と同時におぞましい仏典の中にいるみたいな世界を映像の中に作り上げている。抽象的な生と死のストーリーを直感的に皮膚で感じることができる作品でした。

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.7

銃乱射事件の犯人像を淡々と描写する。浮き上がる犯人のイメージ、銃規制の緩さ、社会はどう向き合うべきかを問い正す。

イツカ波ノ彼方ニ(2005年製作の映画)

3.1

竜宮城のウミガメを題材にした不思議なヒューマンドラマ。沖縄でブタたちを育てている兄と何者かに追われて帰ってきた弟。くすんだ色味と支離滅裂なストーリー展開がちょっぴり面白い映画。

パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

3.5

寒い冬、労働者階級、タバコの匂いみたいなイメージが伝わってくるシンプルなドラマ。時折流れる粋な音楽と衝動的に生きる人たちにスポットが当たっていい感じ。

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

3.5

35歳の女性の死の宣告から始まり、悶々と過ごす日々の中、彼女は子供のお世話の仕事をすることに。幼い少女との出会いが彼女の心に変化を与えていくといったヒューマンドラマ。

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.5

女性のデザインがめっちゃかっこいい。フィンチャーっぽい煙に巻かれたようなストーリーを感じました。

茶飲友達(2022年製作の映画)

4.0

高齢者売春クラブ、茶飲友達。孤独に人生の残りを過ごす老人たち。彼らの目には力がなく、性を通じて心の浄化を図るみたいな映画。とにかく色んな視点から物語が描かれていて、またこの映画が実際の事件から着想を得>>続きを読む

To Leslie トゥ・レスリー(2022年製作の映画)

4.1

宝くじに当選した数年後、バーで悲しそうな顔をしている一人の女性。家賃の延滞の末、彼女は家を追い出されてしまう。彼女が行き着いたのは、離れ離れに住んでいた息子の家。

レスリー視点の世界が広がっていて彼
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

2.9

結婚して家庭を持つ母であるナミが、病院を訪れた際にかつての親友、エリカと再会する。エリカは衰弱気味で余命もあとわずか。そこから当時の仲良しグループのメンバーを探していくのだが、それぞれは全く別の人生を>>続きを読む

アンダードッグ 前編(2020年製作の映画)

2.9

『百円の恋』の監督が描く中年ボクサーの哀愁漂うファイトムービー。ジメジメしていて長く感じた。

YAMAKASI ヤマカシ(2001年製作の映画)

3.2

シンプルな二項対立。街中の屋根をサンタさんみたいに駆け抜ける映画。

隣人-The Neighbors-(2012年製作の映画)

3.1

犯人が割と最初からわかる系のスリラー映画。しかも犯人は明らかに悪そうなやつといった期待を裏切ってこない演出。その上、謎に死体が1週間彷徨い歩くという振り幅。

ほつれる(2023年製作の映画)

3.1

既婚者の女性が恋人を失ったことでの心の消失を描いた静かな映画。呆気なく時が流れていく。

LOVE【3D】(2015年製作の映画)

3.5

穏やかに暮らすある夫婦と幼い娘。彼の記憶には元恋人の記憶がまとわりついていた。蘇ってくる彼女との思い出、ヘロインが彼をトリップさせる。

絡み合うような情熱的な恋愛を描く。生と死みたいな抽象的なメッセ
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スモーク(1995年製作の映画)

3.7

アメリカの何処かの街角にあるたばこ屋さんを起点にして物語が移ろいでいく。街で暮らす人々の息遣いが美しい映画。

アレックス(2002年製作の映画)

3.9

受胎する女性の身体に起きた白昼夢のような鮮烈なイメージを回転するプロペラのように描く目がバシバシする映画。構図や色彩もめちゃくちゃいいんだよね。

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

2.9

世界の終末を描くことが多いシャマラン監督。今回は、ロッジで週末を過ごすゲイのカップルと小さな女の子。そこに訪れる武器を持った4人。縛り上げられた彼らは、逃亡を図ろうとするが、上手くは行かず。彼らが言う>>続きを読む

マンダレイ(2005年製作の映画)

3.4

黒人奴隷を仕切るある白人一家の話。祖母が亡き後、娘は奴隷たちを解放する。彼女に対し感謝の眼差しを向けるものは少数で、ほとんどのものが不安な表情をしている。彼らはどうやって生きたらいいのかわからないのだ>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.7

淡々とタスクをこなしていく殺し屋。内なる声にガイドされ復讐は進行していく。

火口のふたり(2019年製作の映画)

3.0

結婚式を控える女が故郷でかつての恋人と再会し、蛇のようにひたすら絡み合うみたいな映画。

RWBY Volume9(2023年製作の映画)

4.1

爽快感あるアクションと神秘的なストーリーがめちゃくちゃいい。長すぎて前シリーズを忘れつつあるけど。

ダークシティ(1998年製作の映画)

3.1

街の人々の動きが突如としてストップする。動けるのはわずかな人間のみ。記憶はどこかが抜け落ちたような感じがしていて、街は常に暗い。何者かがこの街を影で動かしていた。

マトリックスのような外側の外側みた
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聖地X(2021年製作の映画)

2.9

ホラー映画と期待して観た人は肩透かしをくらうかもしれない。幽霊に象徴されるような映画ではないからだ。かといってびっくりさせるような描写もそんなにあるわけではない。では、本作は何を描いているかというと、>>続きを読む

地下室のヘンな穴(2022年製作の映画)

2.8

ぶっ飛び系映画。夫婦が契約した家には奇妙な穴があり、そこをくぐると少し前の世界にワープする。それを利用して妻は若返りを図っていくのだが、他にもちんちんを改造手術する男が登場する。微妙にワンテンポずれた>>続きを読む

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

4.2

綺麗な映画だった。何が美しいかというと、旅先で出会う男との交流から始まる心の変化である。考古学の勉強をしている彼女は、寝台列車に乗って遺跡を目指している。数日間かかるであろう電車に乗り合わせたのは、悪>>続きを読む