Monisanさんの映画レビュー・感想・評価

Monisan

Monisan

映画(580)
ドラマ(13)
アニメ(0)

劇場版ブルーロック –EPISODE 凪(2024年製作の映画)

3.7

観た。

少し話題になっていたのと、設定が気になっていた。
観終わって知ったのは、この凪とレオは本篇の主役じゃないという事。それくらい予備知識が薄い状態だった。

でも面白い。
日本サッカー界になかな
>>続きを読む

チート(1915年製作の映画)

3.7

観た。

早川雪洲って誰だったかな、と思い鑑賞してみた。著作権の切れた映画なのでYouTubeで観られる。

ビルマの象牙王と、若き投資家とその奔放な妻との話。とてもシンプルだけど、最後の裁判のシーン
>>続きを読む

シーズ・ガッタ・ハヴ・イット(1985年製作の映画)

4.0

観た。

これ面白いし、好き。
ノーラを巡る3人の男とその他の人々。
ドキュメンタリー風というか、メタフィクション的な構成。
わりと隙間があるので、自分はどの立ち位置かな、と考えながら観る事も出来た。
>>続きを読む

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.3

観た。

映像の見せ方とか、音とかはそれなりに怖いんだけど。登場人物が軽薄というか、誰も魅力的で無いので、お話に興味が湧かなかった。

トークトゥミーも映像ギミックは面白いんだけど、深みが無いんだよな
>>続きを読む

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

観た。

そんなのあり得ないんだけど、出てくる人達が自発的にそこにいて、その行動をしているかのように見える。
どうやったらこんな芝居がつけられて、こんな台詞が書けるんだろう。凄まじい演出力。

冒頭の
>>続きを読む

変な家(2024年製作の映画)

3.3

観た。

YouTubeでチラッと変な間取りの動画は見て面白い視点だな、と。この映画としても丁寧に作られていて、そこは好感ではあるんだけど。

肝心のお話があまり面白く無い…
左手供養とか言われても、
>>続きを読む

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.6

観た。

予習として「から紅〜」を観ておいて本当に良かった。そうじゃなければ、全然コナン映画知らないものとして、訳わからなかい内容だったかと。

映画館で観るコナン自体の良さはあるんだけど、去年初めて
>>続きを読む

名探偵コナン から紅の恋歌(2017年製作の映画)

3.6

新作の予習になるとの事で観た。

コナンの映画ってなんか照れ臭くなる、というかキュンキュンするというか。でも観て良かった、となる。なんでだろう。

カルタってちゃんと大会とか見たら面白そう。事件はわり
>>続きを読む

シティーハンター(2024年製作の映画)

3.8

観た。

鈴木亮平がとても良い。
アクションシーンの途中にふとアニメの冴羽獠の顔が空目する程、ハマっていた。
最初の方、激しい殺陣をこなしながらコミカルな表情をしたり、SNSで話題になっている裸芸も、
>>続きを読む

オオカミの家(2018年製作の映画)

4.1

観た。

少し観て…驚いた。これはどれだけの手間暇をかけて制作されたんだろう。
手作りで時間をかけて作り出された世界に目が離せなくなる。AIに絶対に侵食されない映像の一つの正解でもあるんだろうな。
>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.2

IMAXで観た。

観ている最中、終わってすぐの感想としては、「怖い」という感情。

途中で台詞に日本というワードが出てきて以降、途端に我が事になり。悲しいし、悔しいし、恐ろしくなる。

映画としては
>>続きを読む

蛇の道(1998年製作の映画)

3.8

観た。

セルフリメイクが公開されるとの事で、U-NEXTで観られるように。

余計な導入が無く、不穏な車道と車内の会話からいきなり本題が始まるの好き。
そこからはとにかく理不尽な2人の凶行に何が本当
>>続きを読む

ブルックリンでオペラを(2023年製作の映画)

3.6

観た。

凝りまくっている脚本を102分によくまとめられていると思うし、ちゃんと面白い。
だけど、流石に情報多過ぎるかな。エピソードも盛り盛りだし、演出もやりたい事入れ過ぎ、というか。

アメリカ人な
>>続きを読む

ペナルティループ(2024年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

観た。

設定は知っていたので、どういう展開をしていくのか、楽しみに観始めた。
思っていたより早く本題に入るんだけど、最初の方の編集のテンポが合わなかったな。勿論、これから重ねていくので狙いとしてだろ
>>続きを読む

不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

3.8

途中離脱だったのを観終えた。

クー!
これもある意味、砂の惑星だな。
リンチ版のDUNEの2年後の公開というのもまた味わい深い。

冒頭、独特のテーマ曲のかかるオープニングクレジットから良い。不思議
>>続きを読む

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.3

観た。

これは面白い…
まず編集のテンポがとても好き。時折入るジャズも心地良いし、グレーディングの頃合いが流行りの過度な感じが無く、目に優しくて自然な色合いで良い。

映画のわりと前半なのに、リサの
>>続きを読む

砂の惑星(1984年製作の映画)

3.8

観た。

こっちを最初に観ておくべきだったかな。
136分に収められているから、若干駆け足の部分はあるけど、物語が分かりやすく頭に入ってくる。

その上でドゥニ・ヴィルヌーヴ版を観たら、その映像の進化
>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.7

観た。

IMAXで観る価値は大いにある素晴らしい映像、ハンス・ジマーの壮大な音楽。

冒頭のハルコンネン軍かな、砂虫を避ける為にフッと浮いて岩場に登るシーンは美しい。
砂虫の畏怖感というか、太刀打ち
>>続きを読む

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

4.5

久しぶりに観た。

やっぱり映画って忘れてしまうものなんだな、と痛感した。
前半のハートマン軍曹の訓練シーンはわりと記憶通りだったし、今観ると更に面白い。
今、「不適切にも程がある」というドラマが流行
>>続きを読む

リゾートバイト(2023年製作の映画)

1.5

観た。

いやぁ参った…
Filmarksであんま嫌な事を書きたくないんだけど。もうこのチームに、洒落怖の名作シリーズを映画化させるの辞めた方がいいんじゃないかな。

脚本も、カメラも、ロケーションも
>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.8

観た。
パート2が話題なので。

1965年に発表された世界で最も売れたとされるSF小説が原作の映画。
今作が公開される辺りで、なんと無くそんな作品あるのね、くらいだったし。デイヴィッド・リンチの映画
>>続きを読む

女神の継承(2021年製作の映画)

3.7

観た。

正直、前半はなんでモキュメンタリーの手法にしたんだろう、と疑問がずっとありつつ観ていた。
普通にドキュメンタリー映像班が帯同している劇映画でも良いのに。アングルやカット割り的に無理ある気もし
>>続きを読む

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.5

観た。

キングスマン、好きだったから期待しての鑑賞。
うん、なんだろうな。面白いは面白いんだけど、率直に言うと主人公にあまり魅力を感じなかった。
エリーは、スパイものの作家としては猫好きの小太りの独
>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

観た。

久しぶりに映画が始まる前に緊張した。
アリ・アスターだし、ホアキン・フェニックスだし、179分あるのに、評判いまいちっぽいし…。

でも観て良かった。これ劇場で観ないと一気見出来ない奴かも。
>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.9

観た。

評判が良さそうだったので。何も情報を入れずに観た。

客観的で淡々と事実だけを、観ている我々も知っていく事になる展開はドキュメンタリーのようでもある。
なので興味は途切れる事なく、152分も
>>続きを読む

デッドマン(1995年製作の映画)

3.7

観た。

冒頭の汽車の客室にいるジョニー・デップがいきなり格好良い。本当綺麗なお顔。

会計士の職をあてにきたマシンという町で、仕事はおろか出会った女との痴情話に巻き込まれ、殺人犯として逃亡する羽目に
>>続きを読む

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

3.9

観た。

アメリカの感動系映画の教科書的なお話。問題を抱える主人公を通して、実は周囲の一見まともに生活している人、何ならエリートが逆にその主人公から学んで、各々の問題点と向き合っていく。周りが皆んな幸
>>続きを読む

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

観た。

邦題が良くないシリーズの一つかも。
原題は「The Quiet Girl」この方がしっくりくる。

冒頭は台詞の音量や言い方、物音のSEもきつくて、ざわざわする。ギスギスした家族の演出なんだ
>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.8

観た。

映像がとにかく美しい。
最初のカットでいきなりで掴まれた。油絵のような優しい光と、豪華な美術、衣裳、メイク。あとはサブキャストまでも整ったお顔立ちで、絵作りのセンスの良さに惹かれる。
監督ら
>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

観た。

やっぱり嫌い、ヨルゴス・ランティモス。
でもこれも強い映画だな…

なんかあまり長く書きたくないけど。
とにかく父親(コリン・ファレル)の最後の選択方法が最悪。これをさせるか?

冒頭もいき
>>続きを読む

ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

4.4

観た。

凄い。これがたった2000円で映画館で観られる事が幸せだと思う。
89分と映画としては長い方では無いけど、劇場内でこのバンドが本当に演奏してくれているかのような没入感をたっぷり堪能できる。一
>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

観た。
再開、1本目。

ヨルゴス・ランティモス、やっぱりこの監督はあまり好きじゃない。相変わらず動物に対する敬意が無いというか、残酷に扱う表現するし。鶏イヌとか。生命そのものに対しても、悪意があるよ
>>続きを読む

祇園囃子(1953年製作の映画)

4.4

観た。

当時の祇園での芸妓・舞妓の文化を観られるというだけでも貴重なフィルム。
小説が原作の映画を観ているんだけど、ドキュメンタリーのような臨場感というか、没入感かな。この姉妹の生活を近くにいさせて
>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.9

観た。

やりようによっては世界中の都市を飛び回っての大アクション映画にもなりそうな所を、とにかく主人公の内面との向き合いに焦点をあてているので、わりとストイックな仕上がり。

丁寧に準備をして待ち、
>>続きを読む

東京物語(1953年製作の映画)

4.3

観た。

去年の正月明けから一念発起して、1日1本映画を観ようと。その後、1週間で7本と目標を下方修正したけれど、無事に達成してこの1年で366本目の映画。
最後はこの東京物語にしようと決めていた。そ
>>続きを読む

祇園の姉妹(1936年製作の映画)

4.3

観た。

こりゃ面白いな。
商売女に翻弄される阿呆な男どもの姿は普遍的で現代にも通ずるものがありまくる。

商売に失敗した古沢は、かつてお世話をしていた芸妓・梅吉の住処に居候する事に。同居する妹のおも
>>続きを読む

>|