はなればなれのマチルダさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

はなればなれのマチルダ

はなればなれのマチルダ

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マーズ・アタック!(1996年製作の映画)

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ウェス・アンダーソンなんかより全然可愛い。それよりピニャコラーダソングやめてww

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

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カメラワークがたまに意味不明、しばし奇想天外すぎるし、線対称が代名詞のウェスが心地悪すぎる非対称のフレーミングを取ってるし色々突っ込みたいところは多いけど、取り敢えずこれは字幕欲しかった。

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

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デニス・ホッパーという名前に優美な筆記体が似合わな過ぎて冒頭のクレジットで笑ってしまった。加えて、ラストシーンのファーストカットが耳の超クローズアップなのが阿呆らしくてまた笑ってしまった。

Margrete: Queen of the North(英題)(2021年製作の映画)

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明日学校にこれのプロデューサー来るから観させられたけど少しも良さを見出せなかった。因みにデンマーク史上最大予算のプロジェクトらしい。

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

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この世にはとんでもない生き方をする人がいるな、と改めて思います。

ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

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今専攻している、プロデューシング/プロダクションマネジメントの授業で、嫌というほど動物を使うことの大変さを実感しているので、2秒のために犬を使うプロ世界に唸ったことはさて置き…。

本当にリンチが撮っ
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バービー(2023年製作の映画)

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ストーリーオブマイライフの時も思ったけど、グレタ・ガーヴィグは主題のポテンシャルを見出す天才だと思う。
私は冒頭のパロディ好きでしたよ。
感想は後ほど。


あと数日前に、目も当てられないほど酷いドキ
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三人の女(1977年製作の映画)

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ホンサンスのズームはあまり好きじゃ無いけど、アルトマンのズームは好き。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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前半は、さすがはプロの映画だなと規模間諸々感心していたけれど、ラスト1時間の会話劇がつまらな過ぎる。誰かも言っていたように、ノーランは年々言葉で語り過ぎる傾向が強まっている。
オッペンハイマーが原爆を
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吸血鬼ノスフェラトゥ(1922年製作の映画)

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オブジェクトが必ずオフスクリーンから侵入してきたり、オフスクリーンの存在を影で見せたりとフレーミングが楽しすぎる。インサートも何とも言えない面白みがあるし、さすがはムルナウの代表作だと言われているだけ>>続きを読む

2046 4Kレストア版(2004年製作の映画)

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昔観た時には気が付かなかったけれど、映画という物語が物語中の物語と交錯していくこと、ウォンカーワァイという映画作家の1つの物語が着実に繋がっていくこと、全てが審美的で、この作家の映画に魅了されずにはい>>続きを読む

壊された5つのカメラ パレスチナ・ビリンの叫び(2011年製作の映画)

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確かに壊れたカメラは5つだったけど、6つ目のカメラあるじゃ無いですか…。Five broken cameras と言い切るのはナンセンスなのでは…。
ジャーナリストであり、カメラが生きがいなのかもしれ
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映画はアリスから始まった(2018年製作の映画)

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プロット甘いし、サウンドうるさ過ぎるし、何より編集ゴミ過ぎでドキュメンタリーとしての出来栄えは最悪だけど、アリス・ギーの功績を全地球人が知るべきだと思うので観る価値はあります。

Itsy Bitsy(原題)(2019年製作の映画)

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久しぶりに衝撃を受けた。この学校に来て観た映画の中で暫定トップ。(他の生徒もそう言っている人が何人もいた)エディティングとシネマトグラフィーが抜群に良いと思ったら、クレジットでエディティングは私のチー>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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まさかのチンチン映画だった。ミッドサマーよりマシではあった。

天使のたまご(1985年製作の映画)

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普通に分からなかったしみんなも分かってなかった

トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

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直前に学生のショートフィルム観てたから、いかに編集が適度に合理的でカメラが安定しているかが際立つ。やはりタラちゃんは面白い。
ヨーロッパ人と映画観ると普段ならフッぐらいのところを大笑いしてくれるから清
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リビング・イン・オブリビオン/悪夢の撮影日誌(1995年製作の映画)

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私の映画学生人生最初の映画となりました。スティーブブシュミってまじで良い。劇中劇テイク重ね過ぎてて可哀想、見てるだけでクタクタになる。

ぼくたちの哲学教室(2021年製作の映画)

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ややフィクションチックな演出が前半は良いなと思っていましたが、それが仇となって少しヤラセとか出来レース感が出てしまっていたのが勿体無いかなと。校長がキャラクタライズされ過ぎているのも気になりました。そ>>続きを読む

アデュー・フィリピーヌ(1962年製作の映画)

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ありがたいことにほぼ全てのロジエDVDを頂きまして…。ようやく観られた訳です。奇しくもみんなのジャック・ロジエ中でしたが。
ブルー・ジーンズのような空気を想像していたら妙に真面目で面白かった。一周して
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悲しみよこんにちは(1957年製作の映画)

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ジーン・セバーグが可愛い過ぎること以外に何ら面白みのない映画。あの夏以降、私の人生は色を失ってしまいました的な演出自体は良かったけれど。

お早よう(1959年製作の映画)

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狭苦しく建ち並ぶ集合住宅の隙間小道を、襖の開いた平屋の部屋と同じようなフレーミングにして相変わらずの奥行き効果を見せていて、カラーの喜劇であれどもやはり小津の小津調映画でした。
個人的には、世紀の名台
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彼岸花(1958年製作の映画)

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相対性理論映画というべきか、因果応報映画というべきか。
「女は強くてなハハハハ」なんて言ってるとしっかりしてやられるし、「会社なんて行かなくてよろしい」と選択の余地無しに決定が下されますし。

にして
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麦秋(1951年製作の映画)

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泣けるほど良い、こんな傑作はない。
「心配」という漢字は心を配ると書きますが、それを相互にやり合う茶の間に泣かされ、風に揺られた静かな風景に泣かされました。
原節子は勿論、淡島千景も三宅邦子も驚くほど
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晩春(1949年製作の映画)

4.8

爽やかな笑顔で自転車を漕ぐ原節子は国宝です。

今も変わらず私の一番は溝口ですが、少しそれが揺るぐほどに久しぶりに観た小津が面白過ぎて、満を持して蓮實重彦の小津安二郎を買ってしまいました。
にしてもラ
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お茶漬の味(1952年製作の映画)

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久しぶりに小津を観てみたら、驚くほど面白くて驚いています。成長したのか、歳をとったのか。

特に前半、相当前屈みに切り返すのにたまに切り返さないでオフスクリーンから流すもんだから以降それが気になって仕
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お遊さま(1951年製作の映画)

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初手の画作りから、これは私の好きな溝口だぞと思ったらそのはず、撮影は宮川一夫でした。あれだけ自己主張をせずにモノクロフィルムに自分が居るカメラマンはこの人しかいないのではないでしょうか。

悲壮感漂う
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北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)

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流石にこれはショーン・コネリー時代の007過ぎて笑った。ボンドの下敷きがこのケーリー・グラントだと思うと感慨深いです。

フィルムアートにも参照されていた、ハイアングルのフレーミングがセオリー通りの意
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灰とダイヤモンド(1957年製作の映画)

4.8

ポーランド映画史上最も重要な作品、という言葉では余るほど恐ろしく素晴らしい作品だった。
ちょっと暫く考えたい…

レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う(1994年製作の映画)

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さすがはモーゼ、水の上を歩いていました。
奴がプールに踏み込むが早いか、私がそれに続く光景を予期するが早いか、独りで「うぉー」と声を出してしまいました。アキにしてやられた。


何故、レニングラード
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小説家の映画(2022年製作の映画)

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ホン・サンスって観た気になってたけれどほとんど観ていないことに気が付きまして、映画館に赴いた次第です。
感想は後ほど。

好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

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ようやく観た。思いの外とても良い映画だった。これはフライヤーが良くないな。