ムーミーコロコロさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ムーミーコロコロ

ムーミーコロコロ

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追いつめられて(1987年製作の映画)

3.9

見始めたときは恋愛ものかと思ってたら、いやいや全く別方向へ。
そして、ケビン・コスナーが追い詰められる。でも、追い詰めてもいるかな。
そして、最後の最後にどんでん返し。
結末がどこに収まるか、なかなか
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ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)

3.9

ジェイク・ギレンホールがかっこよすぎて、強すぎて…。もうそれに尽きる。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.6

なんて言ったらいいのかな。不思議な世界観。それぞれのセリフや動きが絶妙なタイミングで行われる。
セリフの中で心に残るものがいくつかあったけど、どうしてそこにそのセリフなのかがわからなかったりする。
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処刑人(1999年製作の映画)

3.9

神の啓示を受けた兄弟。法で裁けない悪人たちをメッタメッタと処刑していく。
ふたりともカッコいいわ。

そして、ウィレム・デフォーも今までにないキャラを出していてビックリ。彼って、本当はこういう人だった
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真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

3.8

フェルメールの中では一番良く知っている絵。
びっくりした〜!スカーレット・ヨハンソンがあまりにも似ていたから。
スカーレット・ヨハンソンはいろんな役をこなしてしまう。脱帽。

作品全体が絵画を見ている
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異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

3.6

鬼刑事から音楽隊へ。上司はつくづくいやらしい。
自分の場所だと思ってたところを一瞬にして奪われて、全く畑違いのところに配属されたら、やっぱりやる気も失せるよな。成瀬はちょっと極端かもしれないけど、その
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フローレス(1999年製作の映画)

3.6

デ・ニーロ作品、細かにチェックしてると思ってたが、こんなところに掘り出し物が転がってた。

英雄から障害者に変わってしまったウォルト。以前からバカにしていたゲイのラフティの世話にならなければいけなくな
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8 1/2(1963年製作の映画)

3.5

薦められて観たものの、正直内容消化不良のまま終わった。
監督の葛藤や苦悩を描いてるんだろうなとは思うんだけど、どこまでが現実でどこからが妄想かが進めば進むほど分からなくなって、最後の方は半分やけになっ
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1秒先の彼(2023年製作の映画)

3.6

時間が1日分なくなる話と、女の子に騙される話、幼い頃からつながってる二人の話……などなど、いろいろな要素が相まって1つのストーリーが出来上がっている。

岡田将生の関西弁がちょっと気になるけど、まあそ
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.0

同じ場所で、延々と話しまくる。
エアコンがきかない場所で汗を流しながら…。やけにリアリティがある。
はじめは何となくの流れから有罪だと考えていた人が殆どだったが、一つ一つ疑問を解き明かしていくと、みん
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.2

フォードが社運をかけてフェラーリに挑む。
それを任されたのが、シェルビーとケン・マイルズ。ケンの速さへのこだわりがスゴい。車の些細な不具合もわかってしまう。正に天才!
でも、あの副社長、腹立つわー。こ
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ハンニバル(2001年製作の映画)

3.8

「羊たちの沈黙」の続編。
クラリスがジュリアン・ムーアに変わってたのが残念。本人は全然嫌いなわけじゃないんだけど…。
ヴァージャーの顔が…。復習するためにイノシシまで育てているとは…。あらゆる手を尽く
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羅生門(1950年製作の映画)

4.0

黒澤明恐るべし!深い!
少ない登場人物。場も少ない。なのに、どんどん訴えかけてくる。
多襄丸と真砂、武弘…。それぞれの証言は、全て自分が殺したと。自分を犯人にしてまで守りたかったものは…。プライド?自
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シンデレラマン(2005年製作の映画)

4.0

大恐慌のあとの今日食うにも困るようなギリギリの生活をしている人々。ブラドッグの家族もその煽りを受けている。働こうにも働き口がない。家族がばらばらになってしまう危険もあった。
でも、ブラドッグは息子との
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ことりのロビン(2021年製作の映画)

3.7

ネズミに育てられたことりのロビン。めちゃくちゃ可愛い!ネズミの家族がロビンを大切に思っていることがよく伝わってくる。
ネズミのようにコソコソはできないけど、小鳥の特性をうまく使って、ちゃ~んと家族のた
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STAND BY ME ドラえもん(2014年製作の映画)

3.6

久しぶりのドラえもん。
深く考えず、子どもの頃の心に戻って見る。
楽しい!
画像にはちょっと慣れないけれど、そこは気にしないことにしよう。
どら焼き大好きなドラえもんが好き!

しずかちゃんのお父さん
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市子(2023年製作の映画)

4.0

見終わったあと、悲しくなる作品だった。
人並みの人生を送りたい市子。でも、それは叶わぬこと。どうあがいたって、この社会ではひずみが生じる。
家族に障害をもつ者がいる大変さ。市子がしたことは許されること
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.0

ずっと見たかった作品。アマプラ開いたら、偶然に見つけた。いつから無料配信避れてたんだろう。ということで、飛びつきました。
一言で言えば、狂気に走ってる。アンソニー・ホプキンスの出る作品は、気になってよ
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ダムゼル/運命を拓きし者(2024年製作の映画)

3.8

結局、ドラゴンも姫も騙されてたってわけだ!一番の悪はあいつら。
騙されて生贄にされたとあっちゃたまったもんじゃない。衣装を一枚一枚削ぎ落とすたびに強くなっていった気がする。顔つきもたくましくなって…。
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ひまわり(1970年製作の映画)

4.0

映画なんて全くと言っていいほど見なかった子供の頃、なぜか「ひまわり」だけはテレビで何度か見た。今回アマプラに配信されて、懐かしく思い、視聴。子どもの頃に見るには重いテーマ。いったいどこまで理解してみて>>続きを読む

ミケランジェロ・プロジェクト(2013年製作の映画)

3.6

戦争中に、ナチスから美術品を取り戻すために結成されたチーム。全体的に年齢高めのメンバーなので、派手さはない。でも、美術品を愛する気持ちはよく伝わってくる。
こういう戦いもあったのかと、驚いた。ナチスに
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.0

ずっと観たかった!
想像してた展開とだいぶ違ってたけど、見応えがあった。
誰もが憧れるプリマドンナに抜擢され、喜びを感じる反面、役作りの難しさに次第に潰されていく。どこまでが現実で、どこまでが妄想か。
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スペースマン(2024年製作の映画)

3.3

宇宙に独りぼっち。家で独りぼっち。どちらも愛を求めてるのにすれ違い。お互いもう少し我慢できたら言うことないのだけど。事態はそんなに単純なものではない。
宇宙船に侵入してきたタコ型宇宙生物。次第にかれに
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ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

4.0

誕生日記念視聴作品。
ひたすら感動した。はじめは一風変わった作風だなと思っていたけれど、クリスチャンとサティーンが恋に落ちてからは、引き込まれる引き込まれる。
ショーの中の話と現実の話とが実にうまく重
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アグネスと幸せのパズル(2018年製作の映画)

3.5

今まで家族のためだけに生きてきた妻。古いしきたりに縛られ、それを良しとしていた。それが、ジグソーパズルに出会ったことで、少しずつ世界を広げていく。でも、それは決して楽なことではない。
今まで良しとして
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ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

3.8

若い時に、以前の作品のリバイバル上映を見た。オリビア・ハッセーが清楚で美しくて、こんなにきれいな人がいるんだと感動しまくった記憶がある。話の内容自体はだいぶ薄れてたけど、今回見て、結構思い出した。もち>>続きを読む

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.0

知らずに見たけど、後でタランティーノのデビュー作だと知った。デビュー作にしてこれか?驚き!
普通、ギャングものって、忍び込んで、格闘して、逃げるといった一連のシーンがあるけど、この作品はそこはあんまり
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パレード(2024年製作の映画)

4.0

見始めた時、これは長いって正直思った。でも、全部見てよかった!
あの世とこの世の狭間は、静かだけれど、温かい。みんなが助け合い、思い残したことを解決するために協力する。それは、生きているうちは味わえな
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.7

キリスト教は身近なものではないので、真の気持ちみたいなものを十分には理解できないけれど、悪魔に立ち向かおうとする強い信念のようなものを感じることができた。
神父と悪魔の闘いは凄まじい。悪魔は、人間の弱
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トールガール(2019年製作の映画)

3.3

背が高いことへのコンプレックスかぁ。確かに、何をしても目立ってしまうよな。でも、それが元でイジメられるのかな(可能性はあるけど)。私は背が高いことへの自己否定の気持ちが、いじめを引き寄せてしまってるよ>>続きを読む

ミアの事件簿: 疑惑のアーティスト(2024年製作の映画)

3.0

敏腕弁護士が検事を相手取って難解な事件を解決するのかと思いきや、あらぬ方向に向かいはじめ、最後はこれってホラー?と想わせる展開。
はじめ期待してただけに残念です。
それにしても、この家族、恐ろしいね〜
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テーラー 人生の仕立て屋(2020年製作の映画)

3.5

いくら腕が良くても硬すぎては商売には向かない。生きることに不器用な感じがする。
大きな山もなく、淡々と話は進んていく。そこが彼の生き方とよく似ている。

南極料理人(2009年製作の映画)

4.0

極寒の南極で生活する8人の個性豊かな男たち。閉ざされた空間の中に2年間も入れられたら、頭もちょっとおかしくなりそう。仕事と言ってもそうたくさんないだろうし、他に楽しみもそうあるわけじゃない。
そんな中
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.0

はるか昔、リバイバル上映を見に行って、至極感動して帰った。早速サントラ盤(レコード)を買って、何度も何度も聞いた覚えがあります。マリアの兄役のジョージ・チャキリスが大好きになって、暫くの間ずっとハマっ>>続きを読む

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.0

元気をもらえる作品。
出演も豪華で、はじめから最後まで、どんどん引き込まれていく。
バーナムは超前向きな思考で、不可能を可能にしていく。見ていてスッキリする。
家族を幸せを目標に頑張る彼。でも、人間っ
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恋は光(2022年製作の映画)

4.0

久々に美しい言葉を聞いたような気がする。とても耳に心地良い。
そして、純な心に癒やされる。
恋の定義なんて、今まで考えたこともなかったけれど、改めてそういう事かもしれないと考えさせられた。
崇高な心、
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