Kaiさんの映画レビュー・感想・評価

Kai

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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

おもしろかった!

復讐か踏襲か、その二択を目の前に据えられた人間はすでに囚われている。
俺たちは抜け出すことはできない。
悲しみは永遠に続く…。

よくよく考えれば、マッドマックス一作目はこういう話
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ロボコップ(2014年製作の映画)

3.0

おもしろかった。
しかし、軽い気持ちで再生したら、とんだ胸糞成分を含む映画であったので注意である。

ゲイリーオールドマン、マイケルキートン、サミュエルLジャクソンって、脇役がオーバーパワー過ぎる
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

5.0

最高すぎる!!!
友と殴り合うオッサン!
情けなく泣きじゃくるオッサン!
なんだこの映画のパッションはw

たかがレース、されどレース
一番にフィニッシュラインを超えるというたったそれだけの遊びに全力
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サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

4.0

映像が美しすぎる
フィルムの持つ無骨さとがむしろ柔らかさを強調したり、デジタルほど鮮明でないことがむしろ作り手の表現したいことがダイレクトに伝わってくるような。
それでいて、現代の技術で復元されていて
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.0

「つまらない」じゃなく「嫌い」なときは、大抵語らせられる映画であることが多い。
嫌いということは、自分の反対意見だからね。
僕は新海誠の映画はたいてい嫌いだwすみません。
今までで一番見入ったかもしれ
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ゴジラ-1.0/C(2023年製作の映画)

4.0

直感でいきなりモノクロ版から見たが正解。
恐ろしいほどの没入感と迫力と恐怖。
これぞ映画、これぞゴジラ。

生きている意味を見出せず、鬱屈とした雰囲気が現代にリンクしているようで、戦後の話にもかかわら
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

5.0

なんなんだこれは…
戦争とか、そこそこ分かりやすいものかと思えば、とんでもない芸術作品だった。
全然分からないけど、気づけば何故か涙が流れていた。
あまりにも死の描き方がリアルというか。

■日本人の
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そして父になる(2013年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

語る余地がありすぎて到底書ききれない。
タイトル通り父親に見てほしい映画。

■そもっそも・・・
私的意見。
この映画のような問題が発生する大きい原因が2つあると思ってる。
・子供を血のつながった両親
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天才たちの頭の中~世界を面白くする107のヒント~(2019年製作の映画)

3.0

創造性はあればあるほど良いという風に何となく考えていたし、この監督もその前提でこれを撮っているのだろうね。
だけど、なるほど、そんなことはない…。
創造性が溢れる人たちにインタビューするからこそ、「創
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Winny(2023年製作の映画)

3.0

うわぁ…
何ていうんだこの気持ちは…
最初は演技クサァって思ってたけど、逆にそうでなきゃ最後まで見れない内容であった。

■警察ひどい…で終わりたかった。
恐いのは、この映画が実話であるということと、
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ラッシュ/プライドと友情(2013年製作の映画)

4.0

自伝あるあるの死んだ人を丁重に扱い過ぎて神聖化するパターンがこわかったけど、完全に杞憂であった。
等身大で描かれてる感じがあって、めちゃくちゃ良かった。
車の再現度もすごいけど、2人ともそっくり過ぎな
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伝説のF1チャンピオン ニキ・ラウダ/プライドをかけた33日間の死闘(2014年製作の映画)

4.0

「顔面大火傷したが自殺するか、耐え凌ぐか、答えは簡単だった」
「神父は死にかけてる俺に一言もかけなかった。絶対生き抜いてやると思ったね」
「F1は盛り上がりすぎてる。イカれた20人がグルグル走ってるだ
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

5.0

グランツーリスモも実車レースも好きな人間にとっちゃ最高!!
馬力足りねー!とかそんなことしたら反則で負けちゃうよ!とか平気で犯すけど全ては大衆にとっておもしろい映画のためだから許される!
音がたまらね
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃカッケェ…

御託はいいから俺たちのジャズを聴いてくれ!を映画そのものでやっちゃう。
しばらくサントラとジャズ聴くことになるやつです…

目指せ海賊王みたいな夢物語にリアリティを持たせてし
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リアル・スティール(2011年製作の映画)

4.0

圧倒的な安心感とおもしろさ!
こういうのでいいんだよ、こういうので!
小難しい要素はいらん!
起伏を持たせたいからと
やたらと絶望させるシーンも必要もなし!

二ノ国(2019年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

つまらない!
ツッコミどころ満載の異世界転生もの

■現実逃避、そして現実逃避
階段のくだりの後、コトナとハルのことを思い、俺がイライラしてるのは別のところかーという描写から、ユウはコトナを好き、だけ
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ゴジラVSビオランテ(1989年製作の映画)

3.0

薬は注射より飲むのに限るぜ!ゴジラサァン!

ゴジラシリーズで特に好き。
今見ると、昔って日本もこんなにすごい映画作ってたんだと感心。
実写アクションがすごい。スケールがでかい・・・
音楽も好き。
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レイジング・ブル(1980年製作の映画)

3.0

史実の方は知らない。

人を好きなだけなんだ…
まっすぐなだけなんだよ…

勝つことだけにまっしぐらな人間なのかと思ったら、自分が認めてる人間に八百長をやれと言われれば、やるしかないかーとなる。
そう
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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

3.0

おもしろい!
泥棒なのに最初からお金をばら撒いて姫を助ける。
結局ルパンは何がしたかったんだー、だがそれでいい。
エンタメ大作なのに、大仰な演出で締めないやさしい終わり方も好き。

・めっちゃラピュタ
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.0

良い!!!
前作のストーリーは媚びすぎてた!
役所が見れないのは残念だけど、こっちの方が好きかもしれない。

バトルランナー(1987年製作の映画)

2.0

メディアに踊らされる群衆
人の命なんて何とも思っちゃいない
昭和のエンタメアクションなのに、現代に通ずる描写とのギャップに気持ち悪さがあった

スーパーサイズ・ミー: ホーリーチキン !(2017年製作の映画)

4.0

「問題が何か知るには、問題の一部になる」
なんという信念…店まで作るか普通…
ふざけてるけど、あまりにも生々しい現実。

グラサンかけた大男の目に涙…辛すぎる…
これがフィクション映画ならよかったのに
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.0

泥臭い!バイオレンス!最高!!
ノーラン版と比べるな!
ノーラン版がエンタメ映画ならこっちはヤクザ映画なんだから!w

リドラーの殺人にアヴェマリア、バットマンの鬱屈にニルヴァーナ…最高の選曲。
わざ
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.0

おもしろい!!
エンタメとしては稀に見る傑作!

主要キャラのはずのヨッシーはスマブラの必殺パロディだけで終わった!

パプリカ(2006年製作の映画)

4.0

すごい!
高尚。官能的。まさに90分の夢を見ているよう…。
どれだけ哲学を突き詰めたらこんなものが描けるんだって思っちゃいました…。

■夢とは
夢は、期待通りのものが現れたり、恐れていることが起こっ
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.0

ジュラシックパーク1のパロディ特盛。
オマージュではなく完全にパロディw
せっかくマルコムがいるんだからここまで来たらロストワールドネタも入れてほしかった。あった?

恐竜映画である意味は皆無で、モン
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

4.0

真の仮面ライダー!

昔、なんかの番組で見た。
老舗の飲食店経営者が「変わらない味を守るために変えてるんです」と言っていたが、まさにそれ!

変身して気持ち悪い敵とかカッコいい
敵と戦う!
久々に仮面
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

心地良い世界で群れてればラクだ。
それでもキケンだと言われる塔に行く。
そこに真実がある気がするから。
アオサギのせいで行くことになったけど
本当は自分も望んでいた。

表現がすごい。
描きたい表現の
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デスノート Light up the NEW world(2016年製作の映画)

2.0

以前の戦いに死神大王が大喜びしてデスノートをばら撒いた──
早速心配になる冒頭の説明文…。
ツッコミどころが満載だ!

・ライトがキラ
キラの正体が夜神月だったことは公表されていなかった(キラに殺され
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DEATH NOTE デスノート the Last name(2006年製作の映画)

4.0

おもしれー!!!

後半の脚本が天才すぎる。
マンガ版読者にしか分からない、いや、むしろマンガ版読者へ向けた巧妙すぎるミスリード。
そして最終巻に繋がる…。

コンタクト(1997年製作の映画)

4.0

これは泣いちゃう。

人間はなぜ宇宙に惹かれるのか。
宇宙に惹かれる人間とはなんなのか。
神を信仰する人と、宇宙を探究する科学者の違いはなんなのか。

ヘルドッグス(2022年製作の映画)

4.0

「やれよォ!!!」

こりゃたまらねぇぜ…。
岡田のスタントと原田監督こだわりの暴力描写が生々しさを掛け算していく。
ヒゲ、スーツ、サングラスみたいなヤクザ映画の基本を平気で壊してくるのがむしろリアル
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図書館戦争(2013年製作の映画)

3.0

PM-9いいねぇ…。
あとシールドに手榴弾がすごく効きそうだった。

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