ゴジラ映画を観て恐怖を覚えたシーンというのが2つありまして、ひとつが本作の「もう、お父ちゃまのところに行くのよ・・」のくだりです。
初見は輸入ビデオショップで買ったVHS2本組で、たぶん30分ぐらいカットされたバージョンでした。
全長版(5分間のインターミッションあり)を観たのは30年ぐらい前、東宝60周年記念公開だったかで。>>続きを読む
自分の中で邦画ベスト3に入ってくる一本
押井守が戦争、東京について追及した集大成的映画であり、恐らく彼自身この時以上に強い動機を持って映画を作ってはいないのでは無いかと思われます。
第二小隊の面々>>続きを読む
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これまで岩井俊二の映画は予告編観た印象だけで敬遠してましたが、映画秘宝の記事を読んで興味が湧いたので鑑賞。
残念ながら近くの映画館はスケジュールが合わなくて配信で観ることに。¥1800するんだから視>>続きを読む
監督の中で多分前作「花筐」の時点でも最後かもしれないという意識はあったと思いますが、当然本作においてその思いはさらに強まり、とにかく詰められるだけの情報を詰め込んでやろうという強固な意志が伝わってきま>>続きを読む
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フュリオサが砦から出て、戻ってくるシンプルなストーリー。アクションシーンと静かな会話の場面、緩急のバランスも絶妙。
その日の気分によって何も考えずにゴキゲンなアクションや奇天烈なキャラクターたちを観>>続きを読む
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劇場で観たのはこちらのディレクターズカット。それ以前にテレビ放送やVHSソフトで視聴しておりストーリーは把握していましたが、やはり一度は劇場で鑑賞したいと思い(留年して週に3日だけ大学行ってた時期に)>>続きを読む
カラー版の方が「血と鉄と砂の世界」って感じが強くて好き
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演劇の映像化ということで言うと非常に上手く出来ていると思います(映画秘宝のインタビューを読むとその辺をよく考えて作られているのが分かります)。ただ、「映画化」ということであれば劇場ならではの体験と言え>>続きを読む
最初の殺人シーンのぶっきらぼうな感じが後の北野映画みたいな感じでgood
後半の一家殺害になると殺す方も殺される方もドタバタしていて、そこに犯人の冷めたモノローグがかぶってさらに奇妙な感じを増幅して>>続きを読む
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冷静なレビューを放棄して頭に浮かんだ単語を羅列していきます。
ヒッチハイカー唐突な自傷行為にファッ?
ハンマーパンチ🔨からのガクガク痙攣にヒイッ
鉤刺しにうぁー
暗闇からいきなりのチェーンソー>>続きを読む
倫理的には眉を顰めすぎて頭痛がしてくるぐらいどうかしてると思うし、輸血のくだりとかそこまで堂々とリアリティ無視するかと唖然としてしまいますが・・・
でもブルー萌え映画としては前作に続きサイコー!頼>>続きを読む
突っ込み所は多々あれど(ヤクザの組長なのに護衛つけ無さ過ぎとか、組長車から降りてきたのを見た時点で襲うのやめよって思うやろとか、それだけやとやっぱり証拠不十分やろとか)、ドンソク叔父貴のビンタと笑顔に>>続きを読む
主人公たちのようなイスラエル在住のパレスチナ人についての知識が全くない状態での鑑賞。見終わってからパンフレット読んで補完しましたが、予備知識を必要とする映画でした。
何をやっても長続きしない主人公が>>続きを読む
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光学迷彩スーツはロマンです。とはいえ後半若干機能不全を起こしていてもあんまりそこが反撃のポイントになるわけでもなく、雨が降っている中でもそんなに変化が無いし、見せ方にもう一工夫欲しかったところ。
終>>続きを読む
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ガブリエル、けっきょく冷蔵庫の女かよ
今日びよくこのシナリオ通したなぁ、とある意味感心しますわ。
トラップ作る過程を丁寧に見せて、それが発動するところ全部見せていくのはなかなか楽しかったけど、最後の>>続きを読む
ジャームッシュとゾンビの喰い合わせの悪さ
オフビートなゾンビ映画を作ろうとしたものの単にダラダラした感じになってしまった模様
ショーン・オブ・ザ・デッドを40回観て出直すべし
今まで何となく食わず嫌いしていたギャスパー・ノエ作品に初挑戦。結果は
「ごめん、合わんかったわ」
えーと、これは「ドラッグダメ、絶対!!」っていう啓蒙映画なんでしょうか・・まあそんな訳ないですよねぇ>>続きを読む
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ネトフリでチマチマ真ん中あたりまで観ていたところで近くの劇場でやっているのを知って直行。最初から最後まで通して観るのはこれが初めて。
改めて観てみると結構勢いにまかせて進んでいるところもあるけれどそ>>続きを読む
限られた上映時間の中で見聞きできるのは討論の一部分だけなので、実際には相手を論破する為だけの言葉のやり取りや、細かな挙げ足取りなんかもあったのかなぁとも思いますが、少なくとも映画の中に於いてはお互い真>>続きを読む
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あれだけ派手に乱闘やら撃ち合いやらやってて駆けつけないバットマンって何なん?という疑問はさておいて(どうせなら一方その頃-みたいな説明ショットがあっても良かったかも)
ハーレイのキャラがどうも上手く>>続きを読む
三池監督、バイオレンスアクション映画を多数手掛けてますけど、アクション演習苦手なのかなぁ。ホームセンター内での戦いはもっと工夫して欲しかった(「イコライザー」あたりと比べるとかなり物足りないし、それぞ>>続きを読む
ピーター・ジャクソンのWWⅠマニアっぷりが遺憾無く発揮された一作
ハエやネズミが群がる死体の山にげんなり
これだけ悲惨な戦争しておきながらしばらくするとまたおっぱじめてしまう人類って怖い。まあ、戦後>>続きを読む
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ベタだけどよく出来た話(実話ベースやけどね)。タイトルマッチのところだけ筋書き無しみたいな演出になってたのはなんか違和感強かった。
ヴィンス・ヴォーン演じるコーチとロック様のやりとりがいちいち最高。>>続きを読む
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アリ・アスターの新作ということと、ストーリーのサワリの情報から、こんな展開なんじゃないかと想像して、大体はその通りの話でした。
にもかかわらず見終わった時の満足度(むしろ満腹感と言った方が良いか?)>>続きを読む
本作の目立った欠点としては既にあちこちで指摘されているように、先入観や憶測で人を判断することの危うさについて描いているにもかかわらず、特に女性記者あたりについて、憶測に基づく描写が目立つところでしょう>>続きを読む
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オスカーノミネートも納得の良作
話が動き出すまで(フォード社長がル・マン参加を決意するまで)が若干長すぎるように感じたものの、そこからはグイグイ引き込まれて行ってクライマックスのレースシーンでは手に>>続きを読む
まずは、俳優陣に「お疲れ様でした」。迷走してるストーリーの中でも彼女ら彼らのアンサンブルのおかげで最後まで寝落ちすることなく観ることが出来ました。特に厨二病でかつキャラがブレまくってるカイロ・レンに説>>続きを読む
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モーニングショー観に行くのはかったるいしスルーしようかとも思ったのですが、「いやいや、そうやって『若おかみは小学生』劇場で観なかったの後悔したやないか」と思い直して行きました。
結論から言えば行って>>続きを読む
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1月公開で早くも年間ベスト級の凄まじい映画
近年色々な国で作られてきた「格差社会映画」の中でも頭ひとつ抜けている感じ
「ジョーカー」では貧乏人が一斉蜂起して暴動を起こし、いけ好かない金持ちをブッ殺す>>続きを読む
封切り時に見て以来、33年ぶりの劇場鑑賞。ビデオソフトやテレビ放送では何度か見返したものの、ここ何年かはニコニコでのネタ動画ばかり見ていたもので、久々に頭から最後まで通しで観るのは新鮮な感じでした。>>続きを読む
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まず、入場料以上の値打ちは充分あったということを断ったうえで・・
前作で「ハンスがじつはクズ野郎でした」って言う展開には「そう来たか」と感心したものでしたが、あれから5年経ち、そういったサプライズに>>続きを読む
時間の都合がつかず劇場鑑賞を断念(もし劇場に行ってたら終盤尿意が気になって集中できなかったかもしれませんが)
デニーロがガッツリ演技してる姿って久し振りに観た気がする(「ジョーカー」のアレも良かった>>続きを読む
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ハードルあまり上げずに観に行ったからか、思ってたより大分面白かったですよ。
まあ基本やってる事は1作目のバリエーションに過ぎないし、特に眼を見張るような斬新なアクションがあるわけでもないんですけど、>>続きを読む
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コミック、アニメは未見。ニコ生で白石監督が楽しそうにしてたので観ることに。
残念なところから先に挙げると、まず長編としての構成が上手くいってないという印象。冒頭から地獄送りのシーンが何度も出てくるの>>続きを読む
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前作より30分以上長いけど前作より雑な感じ。原作からの改変が今回あまり上手くいかなかった印象を受けました。
ベヴァリーの夫とビルの妻が最初の方しか出てこないってどうよ、とか(個人的に原作ラストのシル>>続きを読む