荒野の狼さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

荒野の狼

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日本統一7(2014年製作の映画)

3.0

「日本統一7」は、大阪に本宮泰風と山口祥行が進出する話で、前者が知的戦略で、後者は力で勢力を広げていく。見どころは山口が路上の闘いで、打点の高い後ろ回し蹴りを、かがんだ状態からの‐モーションで繰り出し>>続きを読む

ホビット 決戦のゆくえ(2014年製作の映画)

3.0

ホビット三部作の映画の最後の作品。先の二編を視聴した一年後に鑑賞してみた。試聴の際に、第二部を見た後、もうほとんど結末が予想できたため2時間25分もかけて語るものがあるのかという不安はあった。実際、龍>>続きを読む

ホビット 竜に奪われた王国(2013年製作の映画)

4.0

映画ホビットシリーズの第2作で、第一作で概要がつかめなかったストーリーが説明されていき、かつ前作に比べスピード感があり、アクション満載の展開。逆に、この映画のラスト付近になると、今後の展開が、おおむね>>続きを読む

ホビット 思いがけない冒険(2012年製作の映画)

3.0

映画『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』3部作の原作の小説JであるR・R・トールキンの小説『指輪物語』の前日譚『ホビットの冒険』を三部作として映画化した第一作。原作を比べると『ホビットの冒険』は、『指>>続きを読む

日本統一6(2014年製作の映画)

2.0

「日本統一6」は、山口祥行が出所し、久々に本宮泰風と再会・対峙し、双方が異なる道を歩み、所属団体は大阪進出を狙うという話。シリーズの新しい展開をはかるための設定作りの回であり、アクションも特筆すべきも>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

5.0

2022年のインド映画。複数の現在と過去のストーリーが巧みに盛り込まれ、徐々に謎が明らかにされていく展開。巧みなのは二人の主人公のうちのひとりビーマの物語は時系列に明らかにされていくのに対し、もう一人>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

4.0

「海街diary」は、映画の冒頭で亡くなった父親の葬式に山形県まで行く場面があるが、ロケ地に使われたのは岩手県花巻市の鉛温泉「藤三(ふじさん)旅館」。同旅館のロビーに行くと、色紙に「藤三旅館様」と書か>>続きを読む

日本統一5(2014年製作の映画)

3.0

本シリーズの魅力は、各回の内容が連続ドラマの1回分にみたないくらいの軽さと、反社会組織が舞台であるにも関わらず、抗争が暴力団の中だけで一般市民は巻き込まれず、アクションシーンも陰惨なものが少ないという>>続きを読む

(1985年製作の映画)

4.0

櫂(かい)は、宮尾登美子原作の小説を1985年に映画化したもの。高知市を訪れる機会があり、高知出身の宮尾は自伝的小説四部作『櫂』『春燈』『朱夏』『仁淀川』を地元を舞台に書いたことを知った。そこで旅の思>>続きを読む

釣りバカ日誌14 お遍路大パニック!(2003年製作の映画)

4.0

『釣りバカ日誌14 お遍路大パニック!』は、2003年公開の116分の作品。高知に旅行に行く機会があったので、本作が高知ロケと知り鑑賞した。私は「釣りバカ日誌」のシリーズは初見であるが、予備知識なく楽>>続きを読む

仮面ライダーV3対デストロン怪人(1973年製作の映画)

4.0

『仮面ライダーV3対デストロン怪人』は、1973年公開された東映の32分の映画作品。仮面ライダー1号・2号が登場するが、藤岡弘と佐々木剛が声のみを担当し、素顔での出演はない。私は2023年に四国旅行を>>続きを読む

世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)

5.0

2004年公開の映画で、主演は大沢たかおと柴咲コウとなっているが、実際は、柴咲の出演場面は短く、大沢、長澤まさみ、森山未來の三人が主演といってよい。遠い過去に亡くした愛する人を忘れなれない大沢が切なく>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎の縁談(1993年製作の映画)

5.0

「男はつらいよ 寅次郎の縁談」は1993年シリーズ第46作で香川県が舞台。1995年の第48作でシリーズは終わるが、本作はシリーズの最終盤だが、マドンナの松坂慶子が、寅さんの人間的良さに魅かれ、いつも>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

5.0

2021年公開の121分のアニメ映画。舞台は高知県の越知町の浅尾沈下橋を中心とする地域。周辺を2023年に5月に訪れたため映画を視聴した。越知町の横倉山自然の森博物館の三階展望ロビーには、「竜とそばか>>続きを読む

猛獣大脱走(1983年製作の映画)

2.0

本作では、まずドブネズミの集団がカップルを襲う事件が発生するが、この時に主人公の獣医は狂犬病を疑っている。狂犬病の感染動物にネズミはない(設定をコウモリ、イヌ、アライグマなどにすればOKだったが)、こ>>続きを読む

日本統一4(2014年製作の映画)

3.0

「日本統一3」で、主だった3人の出演者、本宮泰風、山口祥行、哀川翔がすべて殺人で刑務所入りしたので、現実の世界であれば、3人とも何十年と出所できないので、このドラマはここで終わりになるところ。ところが>>続きを読む

プラトーン(1986年製作の映画)

5.0

1986年のアメリカ映画で、ベトナム戦争の米兵の行動を批判的に描いた最初期の映画であり、この映画自体が歴史といえる作品。アメリカがベトナムから撤退したのが1973年であるから、アメリカで、こうした作品>>続きを読む

仮面ライダーリバイス(2021年製作の映画)

3.0

2021年のTVシリーズ「仮面ライダーリバイス」の放送開始2カ月前に、劇場版として公開された23分の作品。主要な設定と、ユニークなアクション・変身パターンが含まれており、シリーズのよい紹介になっている>>続きを読む

日本統一3(2013年製作の映画)

2.0

「日本統一3」は、冒頭から3/4ほどが山口祥行が敵対するヤクザのトップの暗殺をはかる話で、最終版に本宮泰風が抗争に終止符を打つという展開。二人とも芝居の部分では存在感を見せるがアクションは、拳銃を数発>>続きを読む

エージェント・マロリー(2011年製作の映画)

3.0

総合格闘家のジーナ・カラーノが主演した2012年公開のアメリカ映画。94分の内容だがスピード感はあり、ストーリーはやや凝り過ぎていてわかりにくいが、展開が読めてしまうような脚本ではなく、この点は評価し>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

5.0

『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』な2017年のアメリカ映画。ベトナム戦争の最高機密文書「ペンタゴン・ペーパーズ」の内容が、1971年に、ニューヨークタイムスとワシントン・ポストで公表されるに及>>続きを読む

仮面ライダーセイバー 深罪の三重奏(2022年製作の映画)

4.0

『仮面ライダーセイバー 深罪の三重奏』は、TVシリーズ『仮面ライダーセイバー』の2022年のオリジナルビデオ作品。シリーズ終了から1年以内に作られた作品なのでテレビのレギュラーメンバーが短い時間ながら>>続きを読む

日本統一2(2013年製作の映画)

2.0

「日本統一」の第二作。第一作の豪華出演陣に比較して、本作ではこれらのゲストの出演場面は第一作の回想シーンなどを含めた数分と短い(千葉真一と梅宮辰夫は数秒の出演)。第一作の復習のシーンが長く、本作自体の>>続きを読む

宮本武蔵 一乗寺の決斗(1964年製作の映画)

4.0

『宮本武蔵 一乗寺の決斗』は、吉川英治の小説『宮本武蔵』を原作とした、「内田監督・中村錦之助主演の『宮本武蔵』シリーズ」全5部作の第4作。ちなみに吉川英治文庫で「宮本武蔵」は全8巻であるが、本映画の冒>>続きを読む

日本統一(2013年製作の映画)

3.0

「日本統一」シリーズの第一作で2013年制作の作品。出所する山口祥行を本宮泰風(もとみや やすかぜ)らが出迎えるシーンから始まり、ここから8年前に話は遡って、二人が横浜の不良から関西のヤクザになるまで>>続きを読む

シャークネード(2013年製作の映画)

3.0

2013年の85分のアメリカのテレビ用に作られた映画。「シャークネード」には、この後、5本の続編が作られ、2018年の第6作で完結している。本作と第2作『シャークネード カテゴリー2』は、アメリカでの>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎と殿様(1977年製作の映画)

3.0

『男はつらいよ 寅次郎と殿様』は、1977年公開の『男はつらいよ』シリーズの19作目。マドンナの真野響子は1952年生まれで当時20代で、亡き夫の思い出を大切にする未亡人という設定には若すぎる印象。寅>>続きを読む

劇場版 ルパンの娘(2021年製作の映画)

2.0

TVシリーズ「ルパンの娘」の劇場版で2021年の作品。私はTVシリーズは未見だが、独立して視聴できる内容。タイムマシンまで登場させ、ヨーロッパを舞台(ロケは和歌山県のポルトヨーロッパなど)とするなどし>>続きを読む

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

4.0

2018年公開の『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は、『ジュラシック・ワールド』の続編で、映画「ジュラシック・パーク」シリーズの第5作目。第4作は』は独立した作品として楽しめる内容であったが、本作は>>続きを読む

ナイト・オブ・シャドー 魔法拳(2019年製作の映画)

4.0

『ナイト・オブ・シャドー 魔法拳』(-まほうけん、原題:神探蒲松齢、英語題The Knight of Shadows:Between Yin and Yang)は、2019年に公開されたジャッキー・チ>>続きを読む

彫る 棟方志功の世界(1975年製作の映画)

5.0

青森県青森市を訪れる機会があり、本作は、棟方志功が滞在した宿「椿館」にて鑑賞。椿館は、温泉宿であるが館内に志功の作品が多数展示されており、志功が滞在した部屋も現存する。
本作は志功が死亡した1975年
>>続きを読む

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

3.0

2015年公開の「ジュラシックパーク」シリーズの第四作目で125分の作品。本作では、過去にあったことが軽く触れられる程度であるので、独立した作品として、シリーズの他の作品を見なくても楽しめる内容。ただ>>続きを読む

斜陽のおもかげ(1967年製作の映画)

4.0

太宰治の娘太田治子(映画の役名は木田町子)が1967年に刊行した『手記(十七歳のノート)』をもとに同年、制作された映画。治子は1947年生まれで、太宰は翌年に自殺している。公開当時は、治子は20歳で、>>続きを読む

片腕カンフー対空とぶギロチン(1975年製作の映画)

3.0

主演のジミー ウォングは所詮、やくざの親分ですから、クンフーアクションに切れはないです。敵役の怪僧の役者カム・カンはジャッキーチェンとかとも共演してますが、足技ではなく、手わざに長けているため、見た目>>続きを読む

女淫地獄絵巻(1994年製作の映画)

1.0

英語題名は「A Chinese Torture Chamber Story」で、1994年の香港映画。私がアメリカのユタ州に住んでいた時に、このクンフーのエログロ拷問映画が何を間違ったのか、一般向けに>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(1980年製作の映画)

3.0

『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』は、1980年に公開された『男はつらいよ』シリーズの第25作目。マドンナは、第11作(『寅次郎忘れな草』)・第15作(『寅次郎相合い傘』)に続き3度目の出演とな>>続きを読む