本作は『不思議惑星キン・ザ・ザ』(86)を、ゲオルギー・ダネリア監督自からの手で、アニメーションとしてリメイクしたもの。設定、ストーリーはオリジナル版のままで、釣り鐘のような宇宙船まで同じデザインなの>>続きを読む
癌になったコビト症のイケダが、自分が存在していたことを示すために、自分を撮ることに。しかし、セックスしているところに執着する。風俗嬢とのセックス。そして毛利悟巳嬢に、愛とは何かを語る。それはどこか空疎>>続きを読む
ライカ犬が、霊となってモスクワの街角を彷徨っている、という設定の、犬の目線で野良犬の生態と、ソ連のライカ犬による宇宙開発計画のアーカイブを織り交ぜたドキュメンタリー。犬がカメラの存在を気にすることなく>>続きを読む
新種のバラ開発を巡る犯罪コメディ。
薔薇育種家(ローズメイカー)エヴのバラ園は経営困窮に陥っていた。そんな時、職業訓練所から3人を雇うことに。前科者や人とのコミュニケーションがうまく取れない女性などだ>>続きを読む
これは酷い。本当に橋本一が監督したのか。良いところのない、無残な出来。いくら壊れた無線機で未来と交信できるというバカな設定だとしても、クライマックスの緊張感を遮断する説明ショットを頻繁に挿入したり、登>>続きを読む
おせっかいで、自分からトラブルを背負い込む辻一路。現状逃避を繰り返し、人に迷惑をかけ、自ら泥沼に入り込む浮世。愛していないのに惰性で付き合っている二人の女。愛していないのに妻を追い回す浮世の夫。忍成の>>続きを読む
本作は、2014年より拉致被害者救出を目的とし、政府主催で上演されてきた演劇『めぐみへの誓い―奪還』を、民間人の支援(クラウドファンディング)で映画化し、人々の心を揺り動かし、拉致者奪還への行動を起こ>>続きを読む
アンソニー・マンの代表作の1本。フランス革命でなくとも成立する設定だが、1949年作品であることを考えると、1945年に崩壊したナチスドイツを反映した独裁者の狡猾さを描きたかったのだろう。
食についてのドキュメンタリー。遺伝子組み換え、表記なしのゲノム編集食品の流通。規制を緩和する日本。アメリカのモンタリオ裁判の原告インタビュー。韓国で普及するオーガニック給食など、製作兼インタビュアーの>>続きを読む
カナダ製のパンデミック・ホラー。出産間近の釈は相手の男を見限り、独りで産む決意でホテルにいる。人妻のカロライナ・バルトチャクは幼い娘がいるが。夫は怒りを抑えられないDV野郎。このように、男はワルで頼り>>続きを読む
第二次スーダン内戦難民でディンカ族出身であるグオルは、マラソンのオリンピック選手として2012年ロンドン五輪出場条件のタイムをクリアするが、南スーダンには国内オリンピック委員会がなく、出場が危ぶまれる>>続きを読む
偽札の原版を散り戻そうとする偽札づくりが、刑務所から出所される条件としてアンダーカバーと行動を共にすることになる。原版を所有するギャングが用心深い奴で、カネを支払う段になってもなかなか原版を渡さない。>>続きを読む
子供たちの乗った小型機が森林に遭難。父親が捜索に出る。子供たちは勝手にサバイバル。
父親は元妻と現妻に挟まれている。現妻は操縦資格を持っており、父親より巧いと思って、彼を機に乗せまいと邪魔をする。この>>続きを読む
ジョセフ・H・ルイスのスリラー。妻の亡霊(実は生きている)を見ると夢遊病の殺人鬼になるという設定がアホらしくて、これはコメディとして観るべきかもしれないが、冤罪で死刑判決を受ける青年が、救われることな>>続きを読む
オリヴェイラの85年、上映時間7時間に及ぶ作品。ほとんどクローデルの戯曲通りで、オリヴェイラは脚本ではなく翻案である。台詞は詩のように美しく、役者は視線を合わすことがほとんどない。従ってカメラの切り返>>続きを読む
サウジアラビアのアニメ制作会社「マンガプロダクションズ」と東映アニメーションの合作作品(基本構成とコンセプトはサウジ、映像化を東映アニメ)。古代アラビア半島を舞台に、侵略者アブラハに立ち向かうメッカの>>続きを読む