BACさんの映画レビュー・感想・評価

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怪獣島の決戦 ゴジラの息子(1967年製作の映画)

2.5

・子供の頃、TVで何故か放送されなかったし、ゴジラの目のところが上に伸びてるようで顔がヘンでかっこ悪く「別に観ないでもいいか」でこれまできてしまった作品。

・まだ未見だけど「ゴジラxコング 新たなる
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ゴジラ対メガロ(1973年製作の映画)

2.5

・昭和48年というと特撮ヒーロー爛熟期だろうから、ジェットジャガー登場はそういう時代への目配せだろうし、登場人物も少なく寂しい雰囲気もあり「もうシリーズが終ってしまってもおかしくないな」という匂いも感>>続きを読む

セルラー(2004年製作の映画)

4.0

・ネトフリに来たので久しぶりに観返したけど今観ても面白い。勝手口のドアから誘拐犯が押し入って来るところからラストまで一気。この場面の映画のエンジンが掛かる感じよかったな。そこからスリルが増幅していく。>>続きを読む

トゥルーライズ(1994年製作の映画)

3.6

・トラックから発射され噴煙をたなびかせながら迫るロケット砲を当たる寸前でかわすハリアー。ハリアーから発射されたミサイルが、同じく噴煙をたなびかせ、橋の高さまで高度を落としていき次々に橋に命中する。吹っ>>続きを読む

宇宙のデッドライン(1960年製作の映画)

2.5

・アマプラの解説「軍の試験パイロットが時空を超えて2024年にタイムスリップする」って今年じゃん!と興味を引かれ鑑賞。

・上映時間が75分という短さもあって、「トワイライト・ゾーン」なんかのTVのS
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アマゾン・クルーズ(2014年製作の映画)

1.0

・アマプラでおすすめされたサムネの目に「こっちを見ている…」と気になってつい鑑賞。

・かつて観た「エイリアン・オリジン」と感想同じく、観終わってすぐに記憶の彼方に消え去ってゆく出来。ただし「エイリア
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

・観てる間は「面白ーい!」でもクライマックスには「それじゃいかんだろ…」という感想も抱いたけれども、最後は「でも面白かったぞ!」という気持ちでまとまる。コメディであることを手放さなかった監督の勝利。>>続きを読む

トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

・別に悪い映画じゃないんだが、「ベイ、帰ってきてくれ!ベイ、カムバック!!」と思ってしまった。う〜む。地球上空に大きな何かが出てくるし、オプティマス・プライム(声:玄田哲章)「見せてやる!これがプ>>続きを読む

ルパン三世 風魔一族の陰謀(1987年製作の映画)

3.8

・いい意味で「マンガ映画」のルパン。「カリオストロの城」をフォローしてる作品群の中では面白い一本。

・遮二無二という感じで動かしまくる作画。温泉場に乱入するカーチェイスとか呆れつつもようやると感心す
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終身犯(1962年製作の映画)

4.6

・アマプラでもうじき観れなくなるよと告知され、ジョン・フランケンハイマー作品として観なくちゃと思いつつ観てなくて、自分の中で宿題になってた一本だった。それでもやはり上映時間が2時間47分ともなると、事>>続きを読む

エクソシスト3(1990年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

・映画にもなった遠藤周作の「沈黙」と同じように、こんな酷い事になってるのになんで神様は助けてくれないの?という「神の沈黙」の問題は一作目にもあったし、今作はよりそこを強調してより宗教的な印象がある。「>>続きを読む

イースター・パレード(1948年製作の映画)

5.0

・朗らかに幸せなオーラを発散してる映画だと思う。

・フレッド・アステアの登場場面もただ歩いてるだけだけど「朗らかな幸せのオーラ」を発してる。それがおもちゃ屋の♪drum crazyの場面に繋がり、観
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プロジェクトA(1983年製作の映画)

5.0

・もう「元気のかたまり」としか言いようがない。全編に元気漲る楽しさがある。ジャッキー登場から続く総督にサインを貰いに行くところも別になんてことない場面だけど「元気」。ジャッキーは監督も兼ねているけど演>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

5.0

・演技や演出もあるだろうけど、撮影による画面の雰囲気の魅力と怖さが強烈。出だしのクラリスのランニング場面からして怖い雰囲気がある。冷たく湿った灰色のベールが画面にかかってるというか、怖い波長が全編に流>>続きを読む

アンビュランス(2022年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

・もう自分が古い映画ファンであることが自覚させられる。こういうワンアイデアのB級アクション映画は90分を目安に作ってもらわないと困る。ダラダラと2時間16分もかけるべきではない。

・また救急救命士の
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ロアー(1981年製作の映画)

4.7

・ライオンだってトラだってヒョウだって、みんなネコ科なんだカワイイんだ、じゃれることができたら幸せなんだ、と実感させてくれる映画。その感覚だけは100点満点。

・カワイイとは言えライオンやトラがじゃ
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猛獣大脱走(1983年製作の映画)

1.8

・「同時上映」で付いてくる映画を思い出す。実際ジャッキー・チェンの「プロジェクトA」の同時上映だったらしいし。早くこの時間が終わってくれ!早く本命の作品を観せてくれ!という気持ちが蘇ってくる。そんなこ>>続きを読む

“それ”がいる森(2022年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

・去年タイトルを見た時は「また邦画ホラーの一本か」と思っていたけれど、"それ"の正体が宇宙人だと聞いて俄然興味をそそられる一本になった。見放題に来たので鑑賞。

・「心霊ホラーのような怖がらせのホラー
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宇宙大怪獣ギララ(1967年製作の映画)

2.3

・映画の終盤。

博士「リーザ、佐野に君の本当の気持ちを伝えたのかい?愛には勇気が必要なんだよ」
 リーザ「ええ…そうね…。それをギララが教えてくれました…」

 博士「えっ⁉⁉⁉」

ぶっっっっ(
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炎のデス・ポリス(2021年製作の映画)

3.6

・題名を見るとジェラルド・バトラーがデス・ポリスの無軌道警官大暴れのB級アクションと思ってしまうけれどそんなことはなかった。

・ほぼ舞台が警察署のみということもあるのか、「舞台の映画化か」とか「舞台
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65/シックスティ・ファイブ(2023年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

・宇宙人アダム・ドライバー。だけど外見はいつもと同じだし、人間とは違う面白い習性があるわけでなし別に宇宙人とは思えない。宇宙人である必要なくない?この設定なら人類の発生になにか関与するとかあってもいい>>続きを読む

スーパーマン ディレクターズ・カット版(1978年製作の映画)

5.0

・ヒーローアクション映画ではなく「おとぎ話」で今から観るといろいろと緩い出来ではあるし、技術的には古い感じにはなってしまってるのだけど、様々な魅力的な要素には強力なマジックがかかっているよう。そこは未>>続きを読む

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.6

・面白い!RPGのゲームをプレイした時と同質の楽しさがあったように思う。作り込みに圧迫されず、キャラの良さで緩さもあるけれど風通しの良さで話への集中力が途切れない。話への集中力が途切れないってのはエラ>>続きを読む

ナイト&デイ(2010年製作の映画)

2.8

・アマプラでもうじき観れなくなるよ、と表示されて「ああこれ観てなかったなあ」と思い、せっかくだからと観てみた。公開当時あまり評判が良くなかったけれども、まあしょうがないかなと。

・キャメロン・ディア
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あの胸にもういちど(1968年製作の映画)

5.0

・峰不二子のバイク疾走場面の元ネタとして本作を知ってはいた。上映時間が90分ほどなので観てみたけど、これはなかなかのもの。こういうのをおすすめされるからアマプラは侮れない。

・まずオートバイの疾走場
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おかしなおかしな石器人(1981年製作の映画)

3.3

・昔やってた日清カップヌードルの石器人CMの元ネタ。あれは上手いこといただいてブローアップしてたんだな。そのまんまの感じなところあった。

・太っちょティラノサウルス、角トカゲがかわいくて可笑しい。コ
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トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン(2011年製作の映画)

4.3

・シリーズ初3D映画ということもあるのか画面がとても見やすい。見やすいので、マイケル・ベイの過剰さがより見えてくる。それに2010~2013年頃はCGの技術レベルが一段階アップしたように感じたけど、そ>>続きを読む

コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.7

・これはコミックの映画化である。という意識を持って観たほうが、すんなり世界観や設定が腑に落ちる映画であった。

・公開時もコミックの映画化という話もあるにはあったけどそれは小さく、「マトリックス」に続
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ジェイソンX 13日の金曜日(2001年製作の映画)

2.0

・未来の13日の金曜日、ジェイソン宇宙へ行く話だとは聞いていて、どんなものだ?と興味はあって機会があれば見てみたいとは思っていた。で、ネトフリにあったので見てみた。

・やはりタイトルは FRIDAY
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インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994年製作の映画)

5.0

・吸血鬼ものということもあって、夜の気分が濃厚。夜の闇が溢れるほど。美術の力もあり18世紀末のニューオリンズやパリの劇場など魅力的な雰囲気である。

・それに長命(不死か)の嘆きも相まって、退廃的とか
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長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

4.0

・画面の鮮やかさに目を惹きつけられる。そこだけで一見の価値があるのではないかと思う。

・筆跡を生かした手描きカラーイラストがそのまま動いてるようなキャラや背景の描写に、デフォルメしたパースに集中線も
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自転車泥棒(1948年製作の映画)

4.4

・フェリーニの「道」と並んで、子供のころNHKで放送されたのを観て、そのやるせなさとせつなさがトラウマになっていた。「自転車泥棒」の文字を見るだけでも体が拒否反応を示す感じ。

・アマプラの見放題にあ
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エンブリヨ(1976年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

・見ていなかったけれども、ショッキングではない、エロさやグロさの描写には寄りかからない、まじめにフランケンシュタインのテーマに取り組んでみましたという感じ。

・なら映画の最後。博士「お前も子供も死ね
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トンビルオ! 密林覇王伝説(2017年製作の映画)

3.0

・ビリー・ゼーン主演の「ザ・ファントム」を観たいと思った。でもアマプラでは見放題でなかった。見たいといってもどーしても見たい!という強い衝動ではなかったし、「ザ・ファントム」なら見放題でなきゃヤダ。「>>続きを読む

ドラキュラ(1979年製作の映画)

3.6

・何か甘ったるい外見だな、と思って観ないでいたフランク・ランジェラのドラキュラだけど、アマプラで発見したので観てみた。

・甘ったるい外見だな、という気持ちは変わらないけど、ふてぶてしい色気をものにし
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

3.9

・派手にケレンや見栄を張ってるような画面作りがいい。アル・カポネが根城にしてるホテルや駅の階段なんかも目を惹かれる。なんだか骨太というかゴージャスで厚切りしたような面白さを与えてくれる感じ。

・アカ
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