カカオさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

カカオ

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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

2.9

ウツ状態からの回復を目指す。
ダンスに励むヒューマンドラマ。













ジェニファー・ローレンス、
相変わらずスタイリッシュで美しい。


ブラッドリー・クーパー、
精神的に参っている
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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.3

スクリーンで見れるなんてサイコーだ。

そのうち見ようと思っていたら、まさかの最終日。滑り込みの鑑賞となりました。



ところどころで進行を妨げるくだらない話が盛りだくさん。

マドンナの歌詞の意図
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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

バベットの晩餐会

慣れた段取りでバベットがテキパキとこなす。晩餐会のしたくから準備、料理に至る振る舞いが素晴らしく、見ていて気持ちいい。



助手の少年もグッドでした。






宴は解散し、バ
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大脱獄(1975年製作の映画)

2.9

死刑を待つ極寒の刑務所、

集団で脱獄する醜い争い、





束の間の休息、

罠に嵌めた奴らへの復讐、
















きっと忙しかったのでしょう、
菅原文太の出番は途切れ途切れで
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日本侠客伝 花と龍(1969年製作の映画)

3.0

時代は日露戦争後、北九州の若松、戸畑を舞台に石炭を運ぶ生業たちの物語。












硬派な高倉健がカッコいい

星由里子と藤純子のダブルヒロインも良き





定番な3枚目の役割の津川雅
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ヒーローの掟(2015年製作の映画)

3.1

実用的ではない女性ヒーローもんのコスチュームについてツッコむショートムービー


みんな最初は気付いているはず、
その露出が多いコスチュームで大丈夫なのかと



「ワンダーウーマン」、
「セーラーム
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ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.4

人気シリーズのアクション、
安心してハラハラできる作品だ。


俯瞰して魅せられる緊迫感、
音響効果もゾクゾクさせる、
見事です。









マット・デイモン、
久々のシリーズ作品の復帰、ブラ
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KAPPEI カッペイ(2022年製作の映画)

2.4

原作未読、
1999年7の月、
終末に備えられた戦士たち。

結局のところ、終末の兆しがなかったため解散を言われた戦士たちのコメディ作品。

















本作品は劇場の作品予告で少
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キネマの神様(2021年製作の映画)

3.0

山田洋次監督による映画界の人々に捧げる作品。


コロナ禍で亡くなった志村けんが出演する予定だったことでも話題になったことも。


その代役を任されたのは沢田研二。

どこかしらセリフの口調が志村けん
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仕掛人・藤枝梅安2(2023年製作の映画)

3.3

さほど前回から時間が経過することなく上映された続編、藤枝梅安。



互いに尊敬し、信頼している梅安さんと彦さんのコミュニケーションがとても良い。



















美味しい食事を
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MEMORIES(1995年製作の映画)

2.9

3つのエピソードのアニメオムニバス作品。
大友克洋や、今敏の作品として有名。























3つの作品には関連性は無し、
私には合同作品展のように映りました。

素晴ら
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千年女優(2001年製作の映画)

3.1

なかなか取材に応じてくれない往年の映画女優の千代子、その女優のインタビューから始まる。

1000年分の時代、それぞれのシチュエーションで過去を振り返る。

















一体、どゆ
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キネマの天地(1986年製作の映画)

3.2

山田洋次監督が描く作品。
サイレントからトーキーに変わる時代、映画に情熱をかける人々の物語。


映画館の売り子から女優を志す小春、
映画の脚本家を志す助監督が小春を支える。
それぞれの成長が頼もしい
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幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

3.6

刑務所から出所した男、仕事を辞めて東京から北海道にドライブに来た男、傷心旅行中の女の3人。網走から帯広、夕張に向けて車で旅するロードムービー。


ぶっちゃけジャケットの写真が結末をネタバレさせている
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仕掛人・藤枝梅安(2023年製作の映画)

3.4

豊川悦司による藤枝梅安、
チャンバラは少なめの時代劇。


田宮二郎、
緒形拳、
萬屋錦之介
のそれぞれのバージョンを見た上での鑑賞。

少し期待値のハードルが高くなって見てしまいましたが、とても良か
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ボーン・レガシー(2012年製作の映画)

3.1

ボーンシリーズ第4弾、
これまでの主役、マット・デイモン不在で成り立つのかと不安に思っていました。




ジェイソン・ボーンと同じように組織に作られた人間のアナザーストーリー。
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機動戦士ガンダム F91(1991年製作の映画)

2.1

このレビューはネタバレを含みます

本作品が大好きな方には申し訳ない。
酷評となります。


この違いはなんなんでしょう。
ちっとも面白いと思えませんでした。




Zガンダムは良かったのに、
ZZガンダムは面白くなかった。

それに
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機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(1988年製作の映画)

3.3

当時小6だった。一般的に上映されている時期よりもやや遅れて上映された近所の市民センターみたいなところで初鑑賞。



その後、本作品を観たのか覚えていませんが、おそらくその時以来の鑑賞だと思います。あ
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アドリフト 41日間の漂流(2018年製作の映画)

3.2

実話の漂流記

思わぬ展開で豪華なヨットでタヒチからサンディエゴへ航海中、ハリケーンに遭遇し漂流する41日間。



漂流に至るまでのストーリーと、
漂流に至ってからのストーリーを、
交互に進めていく
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プリシラ(1994年製作の映画)

3.1

年齢層や性格が異なるドラァグクイーン3人のロードムービー。シドニーからオーストラリア大陸の中心にある砂漠の町のホテルでショーをするために大型バス「プリシラ号」で向かう3人。




偏見に負けてはいけ
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ダ・ヴィンチ・コード エクステンデッド・エディション(2006年製作の映画)

3.5

原作はだいぶ前に既読、何日もかけて通勤中の電車で読んでいた記憶あり。


本作品が話題になっていた頃、小説を読み終えてから鑑賞した。このたびエクステンデッド版として初鑑賞。



改めて見ても良い脚本
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クレッシェンド 音楽の架け橋(2019年製作の映画)

3.9

紛争が絶えないイスラエルとパレスチナ、対立する双方の人員で構成されるオーケストラ。

平和を祈るコンサート企画を目標に、互いの音を理解する。


紛争が激化する今だからこそ見るべき作品だ。
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海を飛ぶ夢(2004年製作の映画)

3.3

安楽死ではなく尊厳死というキーワードを聞いたのはいつだったであろうか?その尊厳死について考える社会派作品。


長年に渡って四股麻痺障害に悩まされた男が尊厳死を願う希望。彼には死ぬ権利があるのか。
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雄呂血 4Kデジタル修復版(1925年製作の映画)

3.5

時代劇専門チャンネル25周年の特別企画、4Kデジタル修正版にて鑑賞。


活弁士は坂本頼光





約100年以上前の作品、
本当に語り継がれることに相応しい作品だ。










勧善懲悪な
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昭和鉄風伝 日本海(1991年製作の映画)

2.8

ジャケットの写真からして、おそらくハマちゃん御本人は自身の黒歴史だと思っているのでしょうか、、、








物語の面白さはソコソコですが、ハマちゃんの迫力がとても魅力的な作品でした。


よく口
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日本列島生きもの超伝説 劇場版ダーウィンが来た!(2023年製作の映画)

2.8

日本列島の動物に着目したドキュメンタリー作品


日本列島には、まだまだたくさんの野生動物が存在することの驚きと、自然が少ない中で必死に生きている姿への切なさ。


いかにもNHK教育ってノリが苦手で
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秋刀魚の味 デジタル修復版(1962年製作の映画)

3.7

この作品は笠智衆の追悼企画としてテレビで初めて鑑賞した。

平成5年だったので当時は私は高校生の頃だった。

若い「御前さま」と、
とても若い「極道の妻」に驚いた思い出だ。

当時は、本作品の面白さが
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町田くんの世界(2019年製作の映画)

3.3

とてもいい人、町田くん。
困っている人を放っておくことができない。






















風船で飛んでしまう展開はどうよ、と思ったが、クスリと笑えるコメディ作品でした。
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ヴィム・ヴェンダース監督の集大成か

映画と読書が趣味で中年の私にグッと来る。
とても心地の良い作品でした。




渋谷の公衆トイレを清掃する仕事で働く男


決まった時間に目を覚まし、
起きるとす
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妖怪の孫(2023年製作の映画)

2.3

強烈に元首相を批判する作品だなと思いました。しかも殺害されて間もない時期に公開を踏み切る。冒頭から「国葬の参列者が多いことに驚き」という表現はあまりにも失礼だ。

徹底的かつ一方的な意見であり、フェア
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香川1区(2021年製作の映画)

3.2

「なぜ君は総理大臣になれないのか」の続編

2021年、熱くて正直な男、小川淳也の総選挙のドキュメンタリー作品。








小川淳也、
本当にいい人であることがわかる。
そのあたりは共感できる。
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ラッシュアワー(1998年製作の映画)

3.3

特に映画が趣味ではない友人に本作品をオススメされたので、今更ながらの初鑑賞です。


普通に面白かった。


安心して見れるバディ刑事もんのアクションコメディ作品。相変わらずジャッキー・チェンのアクシ
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いちご白書(1970年製作の映画)

2.8

公園の返却を求める学生運動を描く青春物語。


下心を理由に学生運動に参加して、いつの間にやら学生活動にノメリ込む学生。






今では考えられないのではないでしょうか?


日本でも、
アメリカ
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アメリ デジタルリマスター版(2001年製作の映画)

4.8

いやいや本当に名作です。今回、本当に見たかったのに都合が合わず見れなかった。

と思ったら、



まさかの延長で間に合いました。
このミラクルも嬉しい。




贅沢なことに、
劇場で見るのは、これ
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マルタイの女(1997年製作の映画)

3.2

伊丹十三の遺作となってしまった「マルタイの女」


殺害現場を目撃してしまった女優ビワコ。裁判で証言をさせないようとして、あらゆる手段で迫る宗教団体が恐ろしい。



世の中、ビワコのように強い信念を
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スーパーの女(1996年製作の映画)

3.3

伊丹十三作品「スーパーの女」

「正直屋」と「安売り大魔王」の食品スーパーが対立する2店舗の物語。























昔からのルールを変えることに難色を示す古株、職人の機嫌
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